はじめて描いたドクトリン・ダークことオルガーくん。
かなりの美青年なんだけど、説明書の目ぇひん剥いてるイメージが強くてこんなんなった。
色素の薄い金髪に紺碧の瞳にガスマスクにフィットしたボディスーツで情緒不安手。
・・・・・美味しいよな、うん。
こんな妄想しがいのあるキャラを紹介してくれてありがとうしゅーまさん。
バルログが美人さんならこの子はカワイコちゃんだと思う。
なぜかこの子、曹牙のなかでは情緒不安定⇒記憶混濁の幼児退行君になった。
オフィシャルからして情緒不安定。
仲間がロレントの部隊に虐殺されて性格が一片。ロレントのみならずガイルまで激しく恨みつらむ。理由は
『ガイルが自分を鍛えてくれなかったから』
・・・・逆恨みだよ。
でも、逆に考えると一変する前の彼はかなり可愛かったんじゃないか?
可愛かったと妄想しよう。
極普通の明るく楽しく暖かな中の上くらいの家庭で育った聡明で運動神経の良い子供。
後にドクトリンを名乗るくらいだから、正式な軍医じゃなくても医療知識・技術があって仲間からふざけて『ドク』なんて呼ばれてて。
最年少にして最優秀な兵士でありながら、その心根はすれてなくて純情で童貞くさくてやたら可愛い。だから部隊のみんなからマスコット扱いされる弟ポジション。
男クサイ職場でキツイ仕事だけれど、充実した日々を男として尊敬するガイルの下で過ごすオルガー。(お金はあったけど母子家庭で父親の逞しい背中に憧れがあったとかでもいい)
ナッシュの敵討ち、ベガへの復讐で頭がイッパイなガイルの心を汲みながらも、目の前にいる自分を見てくれないガイル=父性の象徴に鬱屈した気持ちも少しづつ溜まっていく。(本人的には無意識。意識上ではせいぜい「ガイル軍曹、もっと僕にいろいろ教えてくれたらいいのに・・・」くらい)
そして運命の日。
部隊全滅。(ガイルは留守)
一人だけ生き残った彼の心と身体には大きな傷跡が残る。
黄金色だった髪は白金に。ピンク色だった頬は青白く。生き生きとした瞳は虚ろに見開かれ、希望ではなく闇と絶望と狂気を映す。ドクトリン・ダークの誕生だ。
ダークになってからの彼は、他人とまともにコミにケーションを取らない。取れない。EDで「闇が天井を覆う・・・」と言っていたことから、暗所恐怖症・・・・もしくは暗所嗜好症?
そこから好んで暗所に篭るくせに、突如として「闇がぁぁぁぁぁぁ」と大騒ぎするパニック障害系で過呼吸おこしちゃう子に自分の中で固まる。通常戦闘時に、普通に考えたら呼吸の妨げになって不利としか思えないガスマスクしてるのも、自身が火薬を扱うことだけでなく、過呼吸発作の制御(半分は自己暗示)とかだったらわかる気がするし。