曹牙的BASARA世界設定
序説
まず、何故こんなものを書く気になったかと言うと、BASARAキャラがあまりに全員化け物だから。
普通の人間はどんなに鍛えても槍や丸太で空を飛べない。攻撃のたびに炎やら氷やら出ない。パンチで空や大地が割れたり、振り回した武器で起きた竜巻で人が宙を舞わない。腕組したまま馬で断崖絶壁を駆け下りたら死ぬ。
これら身体能力をとっても彼らは『常人』では有り得ない。
このことから彼らは『突然変異種』あるいは人の亜種なのではないかと考察。(X−MENからパクリ)
さらに彼らの年齢。
BASARAに史実を持ち出す野暮とは思うが、年長組み(下手したら最年長?)のはずのオクラが素晴らしく若々しい。信長や秀吉のほうが明らかに年上。可愛そうに19歳の政宗のほうが老けているようにすら見える。その政宗は政宗で、史実では生まれてくるのが遅すぎたと悔やんでいたのが、バッチリ乱世に間に合ってガチンコ。しかも19の若さで。
このことから、BASARA世界はこの地球の日本の戦国時代とよく似た異なる世界の物語だということにする。
それがパラレルワールドなのか、どこか別の星の話なのかは各人の想像にお任せする。
よって曹牙の創作の中では史実を引用する部分もあれば、思いっきり違う部分も出てくることと思う。
そもそも元親で天下取れたり軍師の半兵衛が胸に肺病持ちながら鞭モドキを振り回す世界で史実にこだわるのは無理だ。というか無意味故、都合良くイイトコ取りする。
そして曹牙的に一番の問題。
オクラの息子もアニキの息子も、どう見ても父親と同年代に見えるのですが??
オクラなんか父親が異常に若く見えるから息子のほうが年上に見えるし、アニキはアニキであんなはっちゃけたナリで乳首出してるから息子のほうがなんぼか大人びている。
このことからかなり大胆な仮説を立ててみた。
彼らの寿命は『常人』とはスパンが違う。
つまりどういうことかというと、『常人』の寿命が人生50年の世界で、『彼ら』は100〜150年程度を普通に生きるのである。(FSSからパクリ)出生時から二十歳前後までは『常人』とほぼ変わらぬ速度で成長し、そこからの老化が極端に遅い。戦うことを遺伝子レベルで刻まれている戦闘民族故に、青年期=戦闘可能な時間が長いのだ。(DBらパクリ)
しかし、突然変異種である『彼ら』には、本人や血族すら把握できない遺伝子爆弾とでも言うべきものが備わってもいる。
それまで『彼ら』の中ですら極端に若いままであった者がある時を境に急激に老化したり、怪我はすぐに治るが病原菌にたいして極端に弱かったり、逆に病気は寄せ付けないものの出血に弱かったりとそれなりに弱点もある。そして強すぎる力の反動か、※まれに心身に障害を持つ者も出る。『彼ら』はあくまである能力が特化しただけの人の亜種であって、神ではないのだ。
また寿命の長さと生命力の強さを同一視しすぎて早死にする者も多い。
『彼ら』が生きている時間のわりに少子なのは、強すぎる生命が同時代に増えすぎぬための神の措置かもしれない。
とまぁこんな具合で。
これで一応息子との年齢さの説明は無理やりだけどついたとする。
※例を挙げると
信長:紙一重。頭はいいが人として欠けている。
光秀:イってる。己の力に取り憑かれた。
元親:少年期のトランスセクシュアル。潜在的二重人格。
元就:感情の欠落。
小太郎:先天的失語症。難読症。
程度の差こそあれ、『彼ら』の血の濃い者=強い物ほど何かしらの欠落を持ちやすい。