みんな大好き触手プレイ!
曹牙も好き。
で、サイレントヒルのせかいなら、設定的にもむりはない!これはもう描くしかねーべ?!
と深夜(明け方か)にスカイプしながら作成。
くすんだ色調の中、金髪だけが映える・・・ってのをやりたかったんだけどさぁ・・・画力たんないのさ。仕方ね。
表情も幼くなりすぎた。もっと疲れてやさぐれた感じにがウォルターなんだけどなぁ。少なくとも曹牙の中では。
触手のキモさは結構いいかもと思う。もっと怒張させるべきだったか。

ちなみに、曹牙はまだSH4クリアしてない。てか、まだ本編でウォルターさんにあってすらいない。
だって、アクション苦手なんだもん。五部ゲーも買ったけど未プレイ。
まじ時間ないんだよ。
仕事して、絵描いて、文章書いて、動画見て、スポーツクラブいって、兎の世話して、漫画喫茶行って、マッサージ行って、カラオケ行って、メッセとかスカイプとかエチャとか妄想してると。

小咄 〜罪と罰〜

全裸の青年が一人、闇の中その身を拘束されていた。それもただの拘束ではない。
彼を絡めとり身動きを封じているのはおぞましき触手であった。赤黒く滑り蟲を思わせる動きで蠢くそれは、まともな神経のものならば吐き気を催すほどに醜悪だ。

「ふ・・・ぐぅ」
青年の口から苦悶の呻きが漏れた。身を捩り絶叫したいほどの痛みに苛まれながらも、彼には悲鳴を上げる自由すらなかった。喉の奥から食道、胃にまで到達する触手が彼から声を奪っているのだ。

青年の名はウォルター・サリバン。21の秘蹟をなすために選ばれた『使徒』である彼が何故かように厳しい責め苦を受けているのか?

その理由はウォルター自身が誰よりも理解していた。
彼は彼の神を、教団を、そして『母』を裏切ったのだ。

既に死した身、死など恐れてはいない。
良心の呵責、そんなものはハナから存在しない。誰一人として彼にそんなものを教えなかったのだから。

では何が彼を駆り立てたのか?
答えは一つ。ヘンリー・タウンゼントの存在だ。
ダークブラウンの髪と瞳をした平凡な青年。上背こそ平均よりやや高いものの、骨格も肉付きもごく普通のどこにでもいるありふれた青年だ。顔立ちとて醜くはないものの、ハリウッド・スターのような美形というわけでは決してない。
良くも悪くも平均・平凡・極普通。
そんな面白みのない青年の何にどう惹かれたものか、ウォルターは彼に付き纏い命を狙ううちに生贄としてではなくヘンリーという『個人』にのめりこんでいった。
こうしてウォルターにとって『母』であったところの302号室は、最愛の恋人が暮らす特別な、しかしただの無機物『部屋』に成り下がったのだ。
『部屋』を『部屋』として、無機物を無機物として認識する。
本来それは正常なことなのだが、彼の孤独と執着を利用してきた教団にしてみれば歓迎すべき事象ではなかった。

裏切った、もしくは使い勝手の悪くなった手駒には凄惨な罰が待っていた。
幽霊化した存在に仮の肉を与えられ、脱出不可能な闇の中に拘束され、既に認識できなくなっている昼夜を分かたず触手による責め苦を受け続けること。
それが彼の犯した裏切りの罪にたいして下された罰であった。

「んが・・ぁッ・・・つぁぁっ・・・・っぁぁぁ」
空っぽの胃を触手に掻き混ぜられ、ウォルターはえづいた。当然食べ物の類は出てこない。換わりに血を大量に含む黄色っぽい胃液が口と鼻から垂れ流された。

「ぎっ・・・ぃ・・ぃ・・・・っっ」
肛門から挿り直腸・大腸・小腸を犯していた触手が、口から入って食道を冒していた触手と触れ合い一際激しく蠢いた。

(痛い。痛いよヘンリー。早く助けに来てくれ)
もはやウォルターの頭は苦痛に支配され、正常な思考を組み立てる力を失くしていた。

(ヘンリー・・・ヘンリー・・・・・あぁ・・・・母さん・・・・怒っているのか?俺が貴女を裏切ったから。ヘンリーなんかを好きになったから。けれど母さん、俺はヘンリーが欲しいんだ。あなたに祝福したもらいたいんだ)
腹の中に熱い体液が注ぎ込まれるのを感じながら、ウォルターは見も知らぬ『母』の祝福だけを乞い望んでいた。