ファンキー執事・テレンス・T・ダービー 


世の中の執事のイメージとは違うかもしれない。
彼を一言で言うと変態しか思いつかない。
そんな君が、好き。

オフィシャル

ポジション
DIO屋敷の執事。10歳上の兄ダニエルと同じ職場で働きながら、自分の方がDIOに重く用いられ『執事』という地位を与えられたことが自慢。言葉の端々から、兄への劣等感と優越感の入り混じった屈折した精紳世界が見える。

スタンド
アトゥム神
エジプト9栄神の一人。ゲームで負かした相手の魂を手作りドールに封じ込めコレクションする。
兄と違ってイカサマはしないが、相手の心をイエス・ノーの二択質問で読める。


職業
執事

年齢
21歳

ファイトスタイル&特技
相手をまずゲームに誘い、打ち負かしてその魂を手作りドールに封じる。そしてその人形を人質にして敵を一人づつ確実に仕留めていく。兄と同様、勝負に持ち込むまでの展開が極めて重要。彼もまたガチンコ向きではないと思われる。兄に血反吐吐かせたとかフカしてるが、怪しいもんだし・・・。
兄のようにイカサマはしないというのが自慢らしいが、二択で相手の心を読むというのは充分ズルだと曹牙は思う。

外貌・身体的特徴
身長
:結構長身?スラリと細長い印象。
体重:かなり華奢な印象を受ける。
眼色:・・・公式不明。OVA出てないし。ゲームにもJOJOアゴにもいいなかったし。
髪色:不明
髪質:質がどうこう以前に、あの髪はどうなっているんだ?髪なの?帽子なの?そこから疑問。初登場時はバンダナ+短髪っぽかったのが、段々髪の量が増えバンダナ+結い上げ髪?っぽくなり、最終的には奇抜なデザインの帽子っぽくなってた。
肌色:不明だが、きっと兄と似た感じで少し白いのでは?ヒッキーだし。
顔立:クッキリとした男らしい眉に見事に通った鼻筋。かなりのハンサムではなかろうか?変態の癖に無駄ぁに凛々しい。
    顔立ちそのものは兄より男らしい。
服装:奇天烈。大阪の食い倒れ人形思い出す。色も黄色系っぽいし。どこで売ってるんだろうああいう服?手作りか??
    上着の袖とかズボンの裾のセンスもありえないが、一番おかしいのはインナーとピアスとベルトのセンスだろう。
性格:ヘタレ。駄目人間。子供。我侭。脆い。エキセントリック。ヒステリック。
    口調は丁寧、物腰も穏やか、全般的にお上品。しかし、それは自分に余裕がある時限定。不利な状況に追い込まれると、
    滑稽なほど露骨に動揺が表に出る。
    肉体的なダメージに対する恐怖心も強い。承太郎に殴られる前から泣きそうになるわ、さっさと負けを認めるわ、命乞いならぬ
    許してくれぇぇぇ嘆願するわ、まさにヘタレ。
    兄に対するコンプレックスが痛々しい。


活躍

花京院とのテレビゲーム勝負は凄かった。まさにヒッキーオタ対決。

最期(最後)
承太郎とジョセフの原始的なイカサマにかかり敗北を認め花京院の魂をうっかり解放してしまい、怒り心頭の承太郎にオラオラされて吹っ飛んだ。もちろん再起不能。

妄想設定

※ここからは激しく曹牙妄想ワールドです
 独断・偏見・捏造全開です。
 テレは変態以外の何物でもないので、真面目なテレファンはここでリターンしてください。


家族
10歳年上の兄が一人。10歳までは両親・兄との4人暮らし。両親他界後も基本兄と二人暮らしだが、よりスリリングなギャンブルを求めて放浪する兄は家を空けることも多い。

人生経歴
0歳:富豪ダービー家の次男として生まれ、何不自由なく育つ
   遅くに出来た彼を両親はことのほか可愛がり、兄も小さな生き物を珍しがりながら可愛がった。
   誕生の瞬間から愛され可愛がられるのが当たり前だった子供。

1歳:舌たらずながら結構喋る
    起きている時は常に両親と兄の誰か側にいて、何かしら話しかけているような環境の産物で言葉が異常に早かった。

3歳:兄がカードを弄るのを見るのが大好き
   
幼児特有の好奇心で動くものを目で追う。兄の操る華麗なカードの動きは格好の観察対象。動体視力が鍛えられた。

4歳:人形に興味を示す
   
ヌイグルミだけでなく、バービーなどにも興味を示し、母親を困惑させた。

5歳テレビゲームにはまる
    少し弄っただけであっというまにコツを掴む勘の良さで両親を驚かせる。
    記憶力、応用力など、頭の良さを発揮する息子に両親の期待は高まる。
    ためしに受けさせて知能検査でも非常に高い数値を出した。

6歳:小学校入学
    目だった問題も起こさないかわりに、特定の友人も作らない。
    勉強は非常に良くできたが、体育はあまり好きではない。夢中になって身体を動かすということのない子供。
    
    既に兄のことは信用しない
    兄が好きだけれども、彼が嘘つきであることも既に熟知していて、兄の言葉はとりあえず疑う。
    気持ちとは裏腹に、「ダニエルなんか嫌いだ!」と拳握って叫び始めたのもこの頃。

    初めての人形服作り
    バービーの服をハンドメイド。
    子供の作品とは思えない完成度に、基本を教えた母も驚く。
    父は「この子は将来世界的に有名なファッション・デザイナーになる。カルチェもシャネルもヴェルサーチも目じゃない」
    と本気でのたまった。親馬鹿。

8歳:学校の授業がつまらないと駄々を捏ねる
    授業の進みの遅さにうんざりするだけでなく、ホームルームやら学校行事が下らないことにしか思えずプチ登校拒否。
    中学進学を期に飛び級できるように学校側に相談するということで、一応登校するようになるが学校への関心0。
    既に中学レベルの理数系テキストを独学し始める。
    友人は作らず(同年代のガキは馬鹿にしか見えなかったから)ゲームや人形といった一人遊びの世界にはまっていく。

9歳:兄が大学進学で下宿
    ダニエルなんかいなくてせいせいする、寂しくなんかないと言いながら、兄のいない広い屋敷を疎ましく感じる。ますます
    自室に引きこもる。
    母はそんなテレを心配して、何かにつけて息子と過ごす時間を増やそうと努力する。父も家族サービスの時間を増やす。

10歳:両親の事故死
    両親とテレ三人でピクニックに出かけた帰り道、飲酒運転のトラックに突っ込まれる。
    運転席にいた父は即死、後部座席にい母は息子を庇い抱きしめたまま死亡。テレは自分を抱きしめた母が冷たく硬くなる
    過程をリアルタイムで体験した。
    警察に保護された時、テレは感情の多くを喪失し、両親に関する記憶もあらかた失くしていた。事故のことも明確には
    覚えておらず、後々フラッシュ・バックに苦しむことになる。
    彼を迎えに来た兄は、涙一つ流さぬ弟の姿に背筋を寒くした。


10半〜13歳:完全引きこもり生活
    事故のショックからくる情緒不安定。不定期にやってくる不眠と拒食。記憶のフラッシュバックと錯乱。
    そうした症状を考慮した兄の判断で、屋敷で静養。大学を辞めてプロギャンブラーになっていた兄は、仕事を週に三回夜間
    のみと決め弟に付き添うように暮らす。
 
11歳兄のスタンド覚醒
    はっきりと兄に告げられたわけではないが、兄弟故の直感で兄の異変を感じる。問い詰めるがはぐらかされた。

    兄への不信感と愛情
    常に自分の側にいてくれる兄を誰よりも愛しながら、嘘の多い兄に不信感と愛情の裏返しの憎しみを覚える。
    時に反抗的な態度をとり、時に子供のように甘え依存する。

14歳:飛び級で復学   
    引きこもっている間も家庭教師をつけて勉強はしていたため、学力には何の問題もなく復学。
    むしろ彼の優れた頭脳に合わせた個人教授を受けてきたことでますます秀才っぷりに磨きがかかり、14歳にして高校に入学。
    成績は常にトップ・クラス。高校の授業すら退屈で仕方がない。依然特定の友人は作らない。

   兄への愛が危険な方向に
   久しぶりに俗世間にでて高校にも入ったものの、世間は下らない人間だらけ。
   この世に魅力のある人間は兄しかいないのでは?という疑問は瞬く間に確信に替わる。

15歳初めてのGF
   
 富豪で秀才で容姿端麗なテレは、取っ付きにくい変人気質でありながら、クラスの女の子たちの話題によくあがっていた。
    ある日彼女らの中の勇気ある一人が彼に声を掛けた。学食でのランチに誘うというありきたりな始まり、映画やショッピングと
    いったありきたりなデート。少しだけ経験のある女の子と童貞の、ありきたりで不器用なセックス。
    どこをとっても平凡な10代の子供の恋愛を展開する二人。
    だが、そこには子供特有の一途さもそこからくる視野の狭さもなかった。テレは彼女を抱きながら、どこか物足りなかった。
    デートをしていても電話をしていても、それが心底から楽しいこととはどうにも思えない。
    彼女もまたテレとの付き合いにこれといった不満はないものの、のめりこむということがない。
    端から見れば上手くいっている二人の間は、どこか空虚で冷えていて、テレにとってそれは初恋と呼ぶにはあまりに味気ない
    ものであった。

    兄にGFを寝取られる
    寝取られたというか、正確には彼女が兄に色目を使った。
    彼女にしてみれば、テレをBFにした理由は「富豪」「秀才」「容姿端麗」といった極めて外的な事情によるわけで、その条件
    さえ満たされるならばテレでなくてもかまわない。つまり兄でもまったく支障はなかった。
    彼女の目に映る兄はテレよりもずっと魅力的だった。「富豪の当主」「天才ギャンブラー」「容姿端麗」「大人」。
    10代の小娘にとって、危険な匂いのする見目麗しい大金持ちのオヂサマは抗いがたい魅力を発揮したのだ。
    三十路の曹牙だって堕ちる自信ありありなんだから間違いない。
    兄は正直小便くさい小生意気なガキに興味などなかったけれど、自分に誤った感情を抱き始めている弟の目を覚ますために
    あえて彼女を食った。

    兄に暴行&レイプ
    家に戻った際、兄の寝室から出てきた彼女と鉢合わせる。
    彼女に対する怒りはなかった。失望も幻滅もなかった。
    ただ兄への怒りと嫉妬と憎悪と肉欲だけが滾った。ハナから彼女など、否兄以外の人間などどうでも良かったのだ。
    自分の感情の全ては兄だけに向いている。なのに兄は・・・・!
    テレは荒れ狂う感情のままに兄を動けなくなるまで殴り蹴り、思う様犯し続けた。
    この日この時、テレの中で凶暴性・性欲・支配欲・独占欲は爆発的に開花。同時にスタンド覚醒。この段階ではまだ
    ただの嘘発見器。
    
16歳:医大入学
    高校も飛び級して医大に入学。電子工学と医大どちらに進学するか迷ったものの、機械弄りならば独学であらかたマスター
    できると判断し医大に。生命を救おうだの社会の役に立とうだのといった殊勝な気持ちからではまったくなく、よりリアルな
    人形を作るためには人体をより深く理解しておいたほうが良いだろうという理由から。筋金入りのマニア。

    兄に告白
    レイプしてから一年。兄に真心からの愛を告白。順番オカシイことも手段がオカシイことも、兄弟であることも男同士であることも
    気にしない。
    素敵な指輪をペアで購入、深夜の教会に兄を呼び出して(不法侵入な・・・)二人きりの結婚式を演出。
    自分が兄を抱くことにも何の疑問も持たない。
    
18歳:魂コレクターデビュー
    兄に出来るならば自分にも魂の収集ができるのでは?と思い立ちトライしたところ見事成功。
    奪った魂を人形に封じ込める独特のプレイスタイルに開眼しハマる。
    お気に入りの人形を兄にプレゼントして軽く拒否られ三日ほど家出。

20歳:兄との同棲続行

    三十路の兄と幸せ同棲生活続行中。ストーカーチックな愛を炸裂させる。週に二回は兄とセックス。

    DIOとの出会い    
    学校帰りに買い物をして車に戻ろうとした時にDIOと出会う。
    テレの趣味に理解を示し、彼の能力を高く評価してくれた不思議な男に、テレは兄とはまた別の意味で強く惹かれる。
    それはDIOに忠誠を誓うだとか、彼のカリスマに心酔するだとかいうことではなく、この男の下でならば下らない善悪抜きに
    趣味の世界を存分に楽しめると感じたから。
    医学をマスターするのに必要な後一年を待ってくれとDIOに持ちかけ就職を約束する。
    

21歳:自主退学・完全就職・兄を斡旋 
    約束の一年後、医大を自主退学しDIOの住まうエジプトに飛び住み込みの執事となる。
    彼にとって執事兼医者の仕事は非常に楽なものであり、タップリある余暇を趣味のゲームと人形作りにつぎ込む。
    基本的に地下室に引きこもっていられるのも彼的には幸せ。
    唯一つにして最大の不満である兄の不在を解消すべく、DIOに兄の話をしてスカウトに出向くよう仕向ける。
 
    初めての『仲間』
    DIO屋敷にて生まれて初めて『仲間』と認識できる者たちと出会う。
    彼らはみな様々な事情で人殺しを禁忌としない人間たちだった。
    今まで身の回りにそういうタイプは兄だけだったからちょっと新鮮な気分を味わった。
  
    兄以外の恋愛対象
    DIOの配下の一人である盲人ンドゥールに一目惚れ。
    何も欲しがらず端然とそこに在るストイックな魂に激しく惹かれる。が、兄も絶対放さない。
   
    ンドゥールの敗北
    まさかのンドゥールの敗北に驚きを隠せないテレ。
    敗北後いずこかへと連れ去られた彼の行方を、DIOから命じられるまでもなく探しまくり見つけるが、DIOには報告しない。
    何故ならば、下手にこちらから動けばストイックなンドゥは重症の身を押して再び戦いの場へと舞い戻り、今度こそ確実に
    その命を散らしてしまうとわかっていたから。
    DIOサイドの勝利という明確なかたちでこの戦いが終わってから迎えに行けば良いと判断。
    DIOを恐れながらも畏れてはいない彼らしいやり方と言えよう。
   
   兄の敗北
   天才イカサマ師の兄の敗北。ンドゥールに続き愛する者が再起不能に追いやられ、テレの細い神経はまさに擦り切れる寸前。
   兄は兄、私は私。兄の弔い合戦などナンセンス。そんな態度はすべて表面上のブラフ。
   愛しながら憎み、憎みながら愛した兄の精紳崩壊して変わり果てた姿にテレも錯乱。丸二日ほど部屋から出てこない。
   二日後ヤツレ果てて出てきた彼は、「兄は負けました。負けた人間が悪なのです」と薄く笑いながら繰り返していた。
   そんなテレを落ち着かせたのは面倒見の良いホル・ホース。
   
   敗北
   承太郎とジョセフの息のあったシンプルなイカサマにかかって敗北。己のスタンドを過信したが故の敗北とも言える。
   「オラオラですかぁぁーーーー?!」という名言を残す。
   承太郎にボコられ全身打撲と数箇所の骨折で入院。 
    
  
22歳:やっぱ兄と同棲な人形師
    ギャンブラーな兄とロス郊外で暮らす。
    相変わらず放浪しまくる兄に文句を言いながら、自身は趣味と実益を兼ねた人形店を開く。
    超高価なアンティーク・ドールと、呪い人形としか思えないカルトものがメインの風変わりな店は、しかし思いのほか盛況。
    人形本体だけでなく、ドレスなどのデザインから縫い上げまでを一人でこなす。

    
25歳:花京院と再戦
     承太郎と再戦するために訪日する兄に同行。
     承太郎の家に居座りつつ花京院の家に通いつめ、深夜までゲーム三昧。花京院を寝不足に追い込む。
     放しているうちに結構気が合うことを互いに認める。
     (※花京院生きてた設定で)

27歳:漸く人間の彼女が!
     テレの人形の大ファンであり、彼が一目置くようなデザインのドレスを作る20歳の女性といちおう恋人関係に。
     気まぐれにベッドを共にすることもあるが、基本的には二人で人形遊びに興じておしまい。
     はっきり言って彼女もそうとうの変人で、兄の気苦労は消えない。


   
特技
ゲーム
魂を抜き取るためにはテレビゲームで勝利せねばならない。
あらゆるジャンルをやりつくしているに違いいない。女性向けBLゲームをヤバイほどやりこんでたりするとキモくてたいへん宜しい。

人形作り
普通にキレイな女性型の人形から、かなりカルトな匂いのする個性的なものまで作れる。しかもドレスやら小物にまで手を抜かない。

人を怒らせる・苛立たせる
慇懃無礼なベシャリだけで人を不快にさせる男。

医術
最終学年を残して医大中退故、その辺の医者ができることは大抵できる。ちょっとした外科手術くらいならば助手なしでこなす。屋敷内で怪我人が出た際は、兄やアイスと言った手先の器用な者に助手を頼むこともある。

外貌
身長:183cm
 
体重:63kg 痩せの大食い。ガリガリ君。見た目の印象『ほそながーーい』
   
眼色:赤茶色

髪色:赤みがかった紅茶色

髪質
:ほとんど癖のないストレートヘア。男性としては柔らかいが充分に張りのある艶やかで美しい髪。手入れもバッチリ。

肌色:日に当たっていないくせに健康的なオレンジがかった肌色。兄より白い。
    
肌質:シットリとしたもち肌。キメが細かく柔らかい。

体臭:ほとんどない。どことなく無機物的ですらある。

体毛:薄い上に頭髪以外の体毛を定期的にかなり神経質に剃毛。
 
乳首:意外なことに淡い桜色。

マラ:標準よりやや細身。使用頻度は対兄だけ高い。持続力にはやや劣るが、回復力、瞬間の爆発力はかなりある。使い方は荒い。

尻:基本攻めだけれど、時折気まぐれに兄のものを求める。

服装:かなり個性的。独自のセンスが光りすぎてヤバイ。自分で縫うくらい拘る。世間的な評価は気にしないらしい。
    普段着としては細身のジーンズとノーネクタイのシャツやラフなハイネックを好む。
    もっともラフに見えるだけで、身に着けているものはみな結構なお値段のものばかり。

刺青:
兄の影響でいれた翌日、実はあにのものがメイクで在ったことを知りますます人間不信に。


性格

我侭
超がつく我侭。ありえないくらい自己中心的。
両親存命中は遅くにできた子とて過保護なほど愛された。両親が他界してからは不憫さもあって兄がとても大切に育てた。そうしたことからとても我侭に育った。

情緒不安定
自分の感情をコントロールすることが苦手。それを隠すために過剰なほど丁寧な物腰で慇懃無礼に振舞うが、それは所詮金メッキ。少し強く擦られれば脆くも剥がれ落ちる。
子供時代のトラウマ、軽い記憶障害などのせいもあるが、大方は我侭に起因する。

神経質
他人の感情に対して恐ろしく無神経に振舞う一方で、自分の感情には酷く神経質。
何気ない兄の言葉の端々で深く傷ついた挙句、わけのわからない仕返しに突如として出る。危険。

潔癖症
部屋が汚れていたり、体が汚れたりするのは我慢ならない性分。だからエジプトの街中には滅多に出ない。

被害妄想
実際には加害者になっていることの方が圧倒的に多いのだが、彼的精神世界では自分は多くの場合被害者だと思っている。

兄へのコンプレックス
兄を深く愛しながら同じだけ憎むなどというと格好良いが、つまるところは大好きなお兄ちゃんが自分だけを見てくれないと拗ねるお子サマ。
ただそのスネ方が素晴らしくファンキーかつアナーキー。
「私はこんなに兄さんが好きなのに。兄さんは私だけを見てくれない。酷い。憎い」から始まり、
「私は兄よりも優れている。私は兄よりも評価されている。その証拠に私はここの『執事』だ。兄は私よりも下だ。下のくせに私を見下している。腹立たしい」に辿りつく。
しかし、DIOに与えられた『執事』というポジションが能力や人間性の優劣ではなく性格・適性によるものに過ぎないということには気づいていない。兄は気づいていてもあえて黙っている。

名シーン名台詞

「兄」
名シーンとは違うが、「兄」という単語を文庫15〜16で30回口にした。
数え間違えてるかもしれないが、相当回数言ってることは間違いない。どんだけ兄ちゃん好きなんだよ。

シュゴォォォォォ
有名な登場シーン。全然後の先頭と関係のない登場の仕方。腕組んで爪先立ちのカッコイイんだか悪いんだかわからん姿勢。
ケニーGと相談して決めたんだろうか?どーせアニメかゲームの影響だろう。

兄はあなた方と闘って敗北しました。敗北した兄が「悪」なのです。恨みなんかこれっぽちもありません。
この言葉に嘘はないと思う。実際恨んではいないだろう。
ただ悔しいだけ。自分以外に負けて欲しくなかっただけ。もう、とにかく自分と兄の間にお他人が入るの嫌なんだろうな・・・

兄とは年齢が10歳離れております。ま・・・・それなりに兄を尊敬してはおりましたが
普通、初対面のしかも敵に言うか?
兄は兄、自分は自分関係ないねと言いながら、彼が一番拘ってる。

兄とは世代が違うのでございます〜私のほうを執事として側においてくださったのです
兄への優位を語りながら、どこか劣等感を感んじさせる台詞。自分と兄の間にDIOという異分子が立ち入ることを容認してまで兄の「上」に立ちたいという切迫した思いが痛い。

ウソをついてもかまわないのですよ。しかし私は兄のようにウソをついたりだましたりしないからです。
この台詞にだいする承太郎の「・・・・・・・・・フン」。さらにテレの「・・・・・・・(無言)」ピクってのが妙に好き。
兄との違いを殊更強調し、ウソをつかないことを美徳のように(実際世間的な価値観で美徳)誇るテレと、それが表面的なことでしかないことを見透かしている承太郎。兄との違いを鼻で笑われて内心軽くムカつくテレ。テレの屈折した心が出ている。
また、これは曹牙の妄想なのだが、テレのこの台詞は事実。
子供の頃から兄のウソに転がされ続けた(半分は弟を傷つけないための優しい嘘)テレは、嘘をつくことに拒絶反応が出てしまう。コールしようとして出来なかった兄のように、軽い過呼吸になったり吐き気や眩暈がしたり。
しかしそこはヘタレ君。嘘を一切つかずに浮世を不器用に傷つきながら生きる覚悟などあるわけがない。だから彼は嘘をつかないかわりに「黙秘」「公開情報の恣意的選択」「相手に解釈を委ねる玉虫色の返答」を多用する。そうすることで、「聞かれなかったから言わなかっただけ。私は私の話したいことだけ話しただけ。私の話をどうとるかは先方の自由でしょ」と自分に言い訳できるというわけ。
嘘つきよりある意味性質が悪い。

まあ自慢のコレクションというものは他人に見せて賛辞の言葉を聴きたいと思うものです。
彼のコレクションを見て賛辞の言葉を送るのはデーボくらいだと思う。マトモな神経のヤツは吐き気を催すよ。
でも、これはある意味真実。曹牙はコレクションなど何ももっていないが、自慢のペットを飼っていて、ついちょっと親しくなった人には写メ見せるし。お世辞でも「可愛い」って言われると嬉しいし。

私の趣味は人形を作ることです。
いきなりのカミングアウト。初対面の敵の男にコンナこと言われた退く。しかも普通の人形じゃないし。

兄のコレクションはつまらなかった。ただ魂のコインを並べて楽しむだけで単純で底が浅い。私のは着せ替えをしたり話をして楽しめる。
変態テレちゃんの真骨頂とも言える名台詞。
21の男が手製の人形で着せ替え遊びをしているだけでアレだというのに、話まで!不気味すぎる。人形片手にブツブツ言ってる若者。ドッピオ並にヤバイ。ソニアをナデナデする手つきもとてもイヤラシくて良い。
しかし、コレクションの優劣をそれを使って遊べるか否かで決めるあたり子供じみている。そもそもと兄とテレとではコレクションに対するスタンスが違うのだ。兄にとってのコレクションは胸躍るギャンブルとそれに勝利した証。つまり記念コインにすぎないのだから、並べて楽しむだけで十分なのだ。時々取り出して眺めては、勝負のスリルを思い出しウットリと目を細める。実にイマジネーション溢れる優雅な大人の楽しみ方ではないだろうか。兄に言わせれば、おもちゃで夢中になって遊ぶテレこそ幼稚。もっとも兄はそういう野暮は言わないだろうが。

ジョースターとあなたは肉親だが花京院とは血の繋がりがない
対戦相手として最初に花を指名した際の台詞。
兄と自分は無関係です、的なことを言っておきながら、血縁関係を彼が非常に重視していることが伺える台詞だ。
しかしこの後テレは承太郎の腕を解放し野球ゲームに興じている。テレ的理論でいけば、ジョセフと承太郎が赤の他人に過ぎない花を見捨てて二人がかりでテレをボコボコにするとは思わなかったのだろうか?

兄とは違う。イカサマはしませんよ。
イカサマをしないこと。それがテレの誇りらしい。つまり、純粋な操作技術でゲームに勝つことがテレ的勝負の美学。テレがカードやルーレットと言った生身のゲームではなくテレビゲームを好むのは、イカサマの入る余地のないデジタルな世界に惹かれたからかもしれない。一人でコツコツ練習できるのも人付き合い下手そうなテレには向いてるし。

1月5日生まれなんでね。
さらりと誕生日を口にするテレ。自分の誕生日忘れてそう(もしくは正確な日付すら知らない)な仲間が多い中、こんな局面で誕生日が出てくるテレは育ちが良い気がする。少なくとも成人するまで(あるいはしてからも)誰かしらがキチンと祝ってくれていたのではなかろうか。そしてそれは恐らく兄だろう。

ボタン連打でスタートダッシュ
紳士ぶって用意はいいですか?とか言いつつ、スタンドまでつかってボタン連打でダッシュ準備。抜け目ない。
てか、花ボンヤリしすぎ。

静かにッ!気が散るッ!
かなりマジ。こういう余裕のなさが兄に勝てない要因。青臭い。

ハァハァハァ
花との勝負後ハァハァしてるテレ。すごく変態くさい。

花人形を持って微笑むテレ
テレ花フラグ?

もしこの私がバナナの皮ですべって頭をうったり、チューインガムを喉につまらせたり、ポップコーンの空き袋のパン!と割れる音で心臓麻痺で死んだとしても・・・・
どれもショボイ。そして見てみたい。バナナの皮で滑って吉本のように豪快にコケるリアクション大王なお笑い芸人テレ。
正月に餅を喉に詰まらせるジジババみたいなテレ。
花火の音でショック死するカナリヤ並みに神経細っいテレ。
どれもナイスだ。

自分で描いたキャラクターの顔を選手にインプットできます。
芸が細かい。そしてさり気に絵が上手い。ペンタブ一発描きであれだけ細かいもの描けるってすごいよ。曹牙には無理。

私の兄はギャンブルの天才だった・・・・・そしてイカサマの天才だった・・・・・・・・
つまり、天才だってことは認めてるんだね。自分の身内を臆面もなく「天才」と言ってのけるのがテレだよ。

私が15歳の時私のGFに兄がちょっかいを出したことがあった〜
例のお兄ちゃんフルボッコ事件。
悪役がこうして自分の子供の頃の話をするのは三部ではテレだけ。やはりテレはわりと恵まれた子供時代を過ごしていたようだ。
この話がテレのフカシで、実際には金切り声で兄を怒鳴りつけ、女の子のようなプリティ・ビンタを兄に入れ、切れた唇から少し地が滲んだだけ、とかだったら笑える。

子供の時の兄と同じようにとても不安がっている
子供の頃も今も兄はとても不安だと思う。弟のこととか弟のこととか弟のことで。

ブッダのような聖人だろうと兄のような天才サギ師だろうと
実兄とブッダが同列だ。すごいよ。どんだけブラコンだよ。しかもここでも「天才」って言ってるし。その自分と身内への評価の高さンドゥさんに分けてやれ。むしろテレの中じゃぁブッダ<兄<自分くらいだろ・・・

バレなければイカサマじゃぁないだとお〜〜〜クキクウウウ〜〜〜ゥよくもぬけぬけと聞いた風なことを〜〜誰に向かって言っているのだ
兄の台詞をパクられてかなりキレる。きっと兄はこういう詭弁を弄しては弟で遊んでいたのだと思う。テレにしてみればそれを思い出し尚更不愉快。

イカサマをォォォあぶぁいてぇやぁるゥゥゥーッ
テンパリまくるテレ。ポーカーフェイスのできない男。追い詰められると顔にも態度にも出まくり。感情のコントロールのできない大人。

イカサマをチェックしにかかるテレ
見苦しい。本当に見苦しい。確証もなく(イカサマをしているには確かだが)あちこち探しまくり、焦りを隠そうともしないテレ。追い詰められてなおどこか優雅な兄との違いで出る。

ちっ・・・ちがうっ!ちがうぞっ!俺は負けを認めてはいないッ!うっかりだッ!うっかり魂を放してしまったんだッ
丁寧語放棄。一人称も私から俺に。
ここまで計算高くふるまっていながら、「ついうっかり」だと主張する潔悪さ。追い詰められるとプライドもクソもなくグチャグチャになるタイプ。

ゆ・・ゆるしてくれ!花京院の魂だって戻しただろっ!これで元に戻ったじゃぁねーか!ゆるして ねっねっねっ
命乞いですらない叩かないでコール。
戻したというか、テレが「ついうっかり手放した」だけだし。

もしかしてオレオラですかーーーッ!?
テレの出番中最後の台詞。
ものすごく情けないのだが、大好きな台詞でもある。承太郎のラッシュを『オラオラ』と命名するセンセも素敵。
しかし、コレに関してはテレをヘタレとも言えない。オラオラ怖いもん。曹牙、あれ喰らったら死ぬ自信あるし。

人間関係
友達少ないだろうね・・・・

対DIO
忠誠も尊敬も畏れもない。あるのは純粋な恐怖と少しばかりの興味のみ。
彼にとってDIOの持つもっとも大きな意味は、兄への劣等感を優越感に代えてくれたこと。
あの帝王を前にしてすら、テレにとっては兄が感情の向かう全て。

対兄
大好きで大嫌い。
子供の頃から愛してくれた存在。依存する対象。
超えたいと願い、その肉体を暴力で征服してなお超えられない存在。
自分の方が優れている、自分の能力の方が上でと吹聴しながら、心のどこかで敵わないことを知っている相手。
自分よりも兄が評価されるのは面白くないけれど、兄が他人に負けたり貶されたりするのも絶対に我慢できない。兄を悪く言っていいのは自分だけ。兄を殴って犯していいのも自分だけ。
とにかく全てにおいて独り占めし思いのままにしたい相手。

対ンドゥール
兄以外でテレを心底欲情させた唯一の男。
焦点のない静かな瞳。逞しい男の身体をしていながら雄の匂いを発さないストイックな肉体。その肉体に相応しくやはりストイックな精紳。
何も求めず何も欲しがらないくせに、DIOに対して悪の救世主などというロマンティックな夢を見る矛盾。死を欠片ほども恐れぬくせに、生きるために何でもしてきたという矛盾。無感動に人を殺すくせに、人殺しの己と己のスタンドを忌避する矛盾。
それら一つ一つをゆっくりと楽しみなが突っつき、悦びの何たるかも知らぬ身体を開きたいと思う。
ただし、兄とンドゥが親しげにしているのは非常に面白くない。二人の真ん中に座るのは自分であるべき。

対ホル・ホース
兄やンドゥに悪影響を与える女タラシのロクデナシ。
何かと自分を子供扱いしてからかってくるのも面白くない。デーボと乳繰り合ってればいいものを、ンドゥにまで手ぇ出すな!
むしろ騙した女にいっぺん刺されればいい。

対ラバソ
お気楽で陽気でだらしないところのあるラバソとはソリが合わない。ホル・ホースと似たタイプという地点で致命的。

対ダン
神経質どうし思考回路が似通っているため、気が合う時は異常なほどのシンクロ率を見せるのだが、一度こじれると本人たち同士では解決できず、アイスか兄が中に入る羽目になる。

対:マライア
女性にはあまり興味のないテレンスだが、彼女のことは脚のキレイな娘だなぁと思い、人形を作る際のモデルにしてやってもいいと思っている。もっとも、相手からは「キモイ!」と思われているが。

対:ミドラー
兄と親しげな年増。気に入らないと思っているのに、坊や呼ばわりで可愛がられるのが不本意極まりない。しかし何故か逆らえない。

対:デーボ
何を考えて生きているのかわからない冷蔵庫フェチの大男。プチ電波だと思っている。
しかし、テレの人形(カルト系のみだが)を高く評価し、大きな図体を丸めて楽しそうに人形で遊ぶ姿を見ていると和む。人形の趣味が良いというのはテレ的高ポイント。
しかし、冷蔵庫の中身を全部出して中に入ることに関しては、しょっちゅう正座させて怒鳴りつけている。

対:ヴァニラ
変態。服装がおかしい。アクセサリーもおかしい。DIOへの心酔ップリもおかしい。
館内を移動するのにあちこち大穴を空ける非常識さが信じられない。その点についてはしょっちゅう怒鳴っているが改善されず苛立つ。
執事である自分と、DIO様の側仕えであるヴァニラの位置関係の微妙さに一方的にピリピリしている。



最後に!曹牙的萌えポイント!!

オカシな服装・髪型
奇天烈な彼が好き

ヘタレ
駄目人間な彼が好き

ウザキモイ!
ベシャリ・表情・仕草。全てがウザキモイ21歳好き