ギアス茶で期せずして純血派祭り。
曹牙の「キューエル卿好き」発言がきっかけだったような・・・・彼、結構人気あったんだね。なんか嬉しい。
オレンジみたいに目立ってないし、すぐ死んだし、特に活躍もしなかった彼。でも、短い時間で見せたオレンジへのいじめっ子ぶりは見事だった。
「このような後方待機では名誉を挽回できんではないか!」と憤るオレンジに
「オレンジがいるからだ!」って・・・・
いや、相手仮にも元上司だし。お互い大人だし。人目もあるし。
・・・・なんかこう、お貴族様ってのは知識や教養、気位の高さは過剰にあるのに、一般常識に欠けるというか。良くも悪くも純粋で直情的というか。
ジェレミアが周りの目よりも己の正しいと信じることを貫き、真面目な割りにどこか能天気というか抜けているというか大らかななのに対し、キューさんはすごく神経質な感じがする。シーツとかスミからスミまで徹底的にノリきいてないと嫌!みたいいな。そんで小言はネチネチと陰湿かつ露骨でしつこそう。
って、悪口しか書いてない?!なんでこんなのが好きなんだろうと思いすぐさま答えが出た。
キューさん単体でというより、キューさんに苛められて情けない顔してるオレンジが好きなんだよ、自分。てか、キューさんの中に入ってオレンジを苛めたいんだ!
でも、ホントはキューさんオレンジ大好きなんだよ。好きな子の髪の毛引っ張る子供なんだよ。この二人のやり取り見てると、いい年した大人二人のはずなのに、何故か小学生男子みたいに見えてしょうがない。もういつ『おまえの母ちゃんデべそーーー!!』『いつ見たんだよ!何時何分地球が何回回った時だよぉぉぉ?!』とか言い出しても違和感ないというか。
純血派は可愛い人の集まりだ。ヴィレッタ姐さん絶対苦労してると思う。ロスカラやっててますますそう思った。キューさんもオレンジも、言いたいことだけを言いたいだけ言って、人の話はビタ一聞かずに立ち去るもの。オレンジにいたっては、パイロットの定期適性検査原簿の管理姐さんに任せて、細かい書類仕事も丸投げ。そして何故かそれを誇らしげに言うもの。困った人だけど憎めない人。それがジェレミア・オレンジ・ゴットバルトだよ。
真ん中の可愛いオレンジ:雅さん作
目つきの悪いキューさん、パイスーオレンジ:曹牙作