************************************** この作品の登場人物及び設定その他は1013、20世紀フォックス社に帰属します。 Reason Ver . G                   By kei  ”なぜ君は僕とこうして会ってるの?”  私は意地の悪い笑みを浮かべて   ”何て言って欲しいの?”  貴方はただ聞き返しただけ   ”なぜ?”  私は貴方から視線をそらすと、ため息をつきながら答えた   ”人肌恋しいから・・・”  貴方は驚いたような声をあげて   ”君はそれだけで僕と寝てるの?”  私は警告の意味を含んだ声で貴方の名前を呼んだ   ”David”  貴方は私の声など耳に入っていないかのように言葉を続ける   ”それだけなら他にいくらでも居るだろう?    僕より条件のいい奴がいくらでもさ    君はそんなに頭の悪い女じゃないだろう?”   ”私に何を言わせたいの?”  自分でも驚くくらい冷たい声だった  貴方の瞳は、傷ついていて、それでいてもこうなる事を確信  しているようだった。  貴方は何も言わずに私を抱き寄せた  私も何も言わなかった  ・・・貴方が耳元でつぶやく   ”愛してるからとは言ってくれないの?”  私は貴方を強く抱きしめ返す  私の答えが伝わるように・・・   ”ずるい人ね・・・”  そう言ったら涙が出てきた  なぜ・・・泣いているのだろう・・・  貴方は私の涙を拭いながら答える  ”                 ”                               The end ************************************** Note : 嫌な終わり方ですいません       Davidがなんと答えたかは皆さんの想像に       お任せするという形で・・・       逃げただろというお叱りはもっともなんですが(汗)       かなり久しぶりにficを書きましたので、みなさんに       楽しんで(?)いただけたかかなり不安です。       感想・激励など掲示板のほうにぜひぜひお願いします。