この作品は作者個人の想像でつくられたものでフィクションです。 THE X-FILESの著作権はFOX1013に帰属します。 一応title:苦悩の日々               いつもの朝 何の変哲もない朝 煩い目覚ましを止めて目が覚めても 心地よいベッドから抜け出せずにいる自分 今日は平日で仕事があるって分かってるのに自分の意志とは反対に 身体は動こうとはしない あと10分・・・あと10分だけでいいから・・・ そう思ってるものの いつもあと30分はベッドの中にいる 昔はこんな風じゃなかったのに 目覚ましがなればすぐベッドから出て 仕事へ行く支度をする そういう日課がいつの間にか変わってしまった 朝の余裕がなくなって この頃はいつもあわただしい ベッドから出るとシャワールームに駆け込みスーツに着替え 急いで朝食をとる 車を飛ばして仕事場行く そして何分後かに地下のオフィスのドアが開く 「おはよう、遅刻よ」 もうこれが決まり文句になってしまったのかもしれない -朝ベッドからなかなか抜け出せないのは 隣りで大好きな人が眠っているから・・?- 「起こしてくれればいいのに・・・」 入ってきて 甘えた声でそう言う そして次に後ろか抱きしめてくれる 頭にキスを一つおとして その次は唇に軽いキス 唇が離れると 「さ、仕事よ」 そう言わなくてはならないのに 言葉が出なかった 離れた唇をもう一度重ね合って 今度は深いキス・・・ 「カットぉ!!!おいおい、キスは一度でいいんだよ。 そんなことしたら分かってしまうだろ?そういう関係なのか? ってちょっと匂わすだけでいいんだ。ったくもー・・・5分の休憩だ」 「そろそろ真面目にやらないとクリスが怒ってくるんじゃないか?」 「だって・・・台詞が出てこないんだもの・・・」 「さっきの続きは帰ってからって決めただろ?今は集中しなきゃな」 「分かってるけど・・・・・やっぱりキスシーンなんてなくしたほうがいいんじゃない?」 「どうしてだ?」 「あんなフレンチキスで視聴者が喜ぶはずないじゃない」 「何言ってんだよ・・・まあそれには同感だけどな」 「じゃあ説得する?」 「そろそろ始めるぞ!今度こそきめてくれよな」 「なあ、クリス」 「なんだ?」 「これは番外編なんだよな?」 「そうだ・・それがどうした」 「それならもっとラブラブでもいいんじゃない?」 「そのほうが視聴率も高くなると思うんだけど」 「・・・・・私情を挟むなよ、二人とも。 そりゃ君らはそういう関係だからいちゃいちゃしたいだろうが・・・」 「そんなこと関係ないのよ、番組のために言ってるんだから」 「クリス、頼むよ」 「・・・・・分かった・・分かったよ・・・もう好きなようにやれ!オレの負けだよ」 「ほんと?」 「ああ、これは番外編だからな・・・」 「なあ、クリスの許可も下りたことだし オフィスでやっちゃうか?」 「!?ダメだ!それだけは絶対ダメだからな!!!」 「どうして?」 「そんなことしたらXFじゃなくなるだろ」 「別にいいじゃない・・番外編なんだし」 「そうだよ、モルダーとスカリーだってそんな関係になったっておかしくないさ」 「モルダーとスカリーがそんな関係になってほしくないなら いっそのこと私たちの本名でいく?」 「それいいな!」 「でしょ?」 「ジリアン・・・愛してるよ」 「デーヴィッド・・私も・・・」 暫く見つめ合って そして互いの顔を近づける 唇が重なろうとした 「はいっ!カットカットぉ!!君らにはついていけないよ・・・ さあ、撮影を始めるぞ!予定通り、最初の設定でいくからな」 「えぇ!?またさっきのやるの?」 「ああ、デーヴィッドもジリアンもいちゃいちゃするんじゃないぞ」 「それは無理だ・・ジリアンが魅力的すぎるんだから」 「何言ってるのよ・・貴方だって・・・」 「おいおい!すぐに二人の世界に入らないでくれよ・・・」 -今日もクリス・カーターを困らせる問題児、 デーヴィッド・ドゥカブニーとジリアン・アンダーソン- いつになったら撮影は終わるのか・・・・ THE END かな・・・? 全然甘くないですねぇ・・・ バカっぽいし・・・ ちょー短いし・・・ それに初めはデビジリFicにするつもりじゃなかったのに 書いてる途中で知らないうちにこうなっちゃいました(焦) 読んだら削除してくれていいので・・・ ではでは。。。m(__)m また近いうちにFic送ります〜 まだA送れないかもしれないけど(笑)