Season 6
新規追加コメントにはNewの表示がついています。
Episode: 6X03 Triangle
1999年06月9日(水)US
今日、早く帰れたので、早速友達からもらったS6の録画テープを見た。が!
まず、VCRが動かない。電源を確認したが、うんともすんとも言わない。いつもは冷静な私だが、水回り関係以外 でこんなにムッとしたのは初めてだった。憮然としてフロントへ電話。接触不良が原因のようで、ようやく直った ので早速ビデオを見てみた。今度は・・・・音が出ない。S6の画像が見えるだけに、セリフが全然聞こえないな んて・・・CCは視聴者に読唇術でも会得せよと言うのであろうか?
ケーブル配線をチェックしたが問題ない。それでもあきらめられずに、フロントにまた電話。テストのために何か 別のテープ持ってこいとまで頼む。で、見てもらったところ、何のことはない。また接触不良だった。新築のホテ ルのくせに、家電にカネのかかっていないホテルである。
で、さっそく2作だけみたんだけど・・・やっぱりダイ穴とモルって合わない・・・。なんでCCは耳なんかを選 んだのだろう?スカに嫉妬させるならもっと別の女優にすれば良かったのに。暗い車の中で二人でお喋りするシー ンとかみても、お母さんまでは行かなくても親戚のオバサンよ、あれは。それともスカを思う私の気持ちがそう見 せるのかしら?友達にも「ドゥカブとミミ?そりゃちょっと歳にムリがあるんじゃ・・・」と言われたけど、モル の性格から行って年上の女の方がキャラに合うと思ったのかな?どう公平に見ても、スカにビボーで叶わない。シ ワも目立つし。もっとビボーにかなっちゃう、視聴者がもっとヤキモキするような(いや、今も充分してるけど中 身にしているのであって、見ていてはあまり・・・)、スカに負けない才媛のイメージな女優をあてがって欲しか ったなぁ。いや、欲しくない、欲しくない。
で、2本目がTriangleだったんだけど・・・すっごく良かった。(但し、前半、モルがやたら殴られたり引きず られたりするので、モルファンの私には見てるのがつらかった。)モルスカ(スカじゃないけど)キスシーンは、 何だか暗くて二人の表情がよくわからないんだけど。最後の病院でのシーン、「おい、これがXFか?」って思う ほどしっとりしたBGMが使われているの。モルは本物のスカに安心したかのように微笑んで、タイムスリップし た時代に君がいたんだと子供のように繰り返し、あきれたスキナーが休んだ方が良いと言って、みんなそれに同意 して出て行くわけ。
私、実際のオンエアを見るの初めてだったんだけど、見る前はもっとモルは冗談めかして言ったのかと思ったんだ けど、すっごく優しい声で、
「Scully」
スカを呼び止めて、スカは静かな甘やかすような声で、
「Yes」
っていって、出かけた病室に戻り、病院のベッド特有のサイドガードに両手を載せて、モルを覗き込むわけ。する とモルは真剣な表情とうっとりするような声で
「I love you.」
ってささやくように言うの。彼の顔や声にまったく冗談や笑いがなくて、すごく真剣で、ちょーすてきなのぉ。あ ぁ、ドゥカちゃん、大好きよ。あ、イカン。モルだった。私は、ひゃ〜、ひゃ〜、と大騒ぎ。何度もビデオを巻き 戻して大変だった。そのあと、静かな声で「Oh, brother.」と聞こえて来たときは、「ちょっと、スカ違うでし ょ」って感じだったけど。
テープ、3本あるけど、全部見終わるのはいつになるだろう・・・?眠いよー。遅刻しないようにせねば。皆様、 お休みなさい。あぁ、でも今夜はドキドキして眠れないわ。I love you.って言葉に、こんなにドキドキしたの初 めて!寝れない〜。明日は会議あるのにぃ!寝不足になっちゃうよー。
<その後の話>
最初、スカのセリフがOh, my!に聞こえた私。 VCR、音声は出るようになったものの、ボリュームに規則的な波ができてしまい、モルのラブラブなセリフが最大 音になるのに、続くスカのセリフが最小なの。「ちょっと、ひどい!」と叫びながらボリュームを最大にしたが、 ノイズが増えるだけで声が大きくならない。う〜、接触不良だけじゃないみたい。でも、どこかのサイトでセリフ が書いてあったので、絶対Oh, my!ではないはず、と今朝コーンフーレクをシャクシャクしながら、ノイズ最大の ボリューム最大にして再度聞いてみたら、Ohとthだけ聞こえた。出社して友達と話していたら、「あそこでOh brotherはないよね。」と言われたので、やっぱりそーなんだと確信した私。ちゃんとしたデッキで早く残りも見 たい。今週末アルカディアオンエアなので、今夜はManaさんにレビューを頂いた「お守り」を見てみようっと。 モチロン、事前にManaさんのレビューを再チェックして準備してから、ね。
1999年07月04日(日)
だめぇ〜だめぇ〜だめぇ〜!何度見てもだめぇ〜!Trianble最高っ!今夜のオンエアはコレでした。
せっかくの4th Julyだってのに、一日ベッドでコンコンと咳しながら寝てた。でも、これが始まるなり、ソファ ーに枕と毛布を持ってきて、リビングで横になる私。
友達が録画したビデオより画面が鮮明で、キスシーンも良かったわ。ダイ穴にされるみたいなキスじゃないんだも ん。ちゃんと、チュって音もするのよ。ウフフ。あぁ、妄想がぁ〜!
通しで見るのは2度目なんですが、タイムスリップした事実が分かったときの、モルの嬉しそうな顔が少年のよ う。CSMは設定上当然ながらドイツ語しか話さないし、スペンダーは英語をちゃんとへたくそに発音している し、スキ様はやっぱりモルを助け、モルスカを助ける。やっぱり好きよ、スキ様。
そしてそして、例のBGMとI love you.これよぉ〜。「1939年に君と僕がいたんだ!」の可愛いモル。ここ で、テレビの後の、私と友人の電話での会話をご紹介。(G: ビデオを録画してくれた友人、E: Eve)
G&E: 「ブロンドの男なんかじゃなく、ブラウンの髪の人と結婚したかったねーーー。」 (彼女のダンナもブロンド。) G: 「私なんて自分もブロンドよ。」 E: 「でも目はスカと同じ緑じゃない」 G: 「うーん、でもスカの方が色が透き通っていて良いのよね」(Gの目はすんごい濃いグリーン) E: 「そりゃ、しょーがないわよ。スカはきれいだもん」 G: 「それって、わたしがきれいじゃないって言ってる?」 E: 「そーじゃなくて、スカだからこそ、モルが惚れてるわけだしぃ」 G: 「やっぱり私たちには今のダンナで丁度いいのもね。」 E: 「そーそー。でもさぁ、ダンナにI love you.って言われるのって、TriangleのモルのI love you.を聞 くほどドキドキしないよね。」 G: 「しない、しない。もー、あれ聞くと、自分が言われてるみたいだと思わない?」 E: 「・・・そこまでは思わないけど、とにかく心臓がドキドキしちゃうのよねぇ。」 G: 「そーなのよぉ。でねぇ〜」
このあと、この話で1時間、電話・・・・。私も彼女も30代前半の大人・・・。連ドラ見た翌朝の高校生の教室 での会話とどこが違うであろうか・・・?
日本でのビデオリリースの時に日本にいられないのが、本当に残念!私の作品がS6を見てから、どうもモルスカ の恋人Ficばかりになってしまうのは、多分このエピのせいだと思う。比較的どのエピも、モルの態度がスカに対 してすごくはっきりしているから、どうもS5までのようなクールな二人が描けない・・・。それだけにS7の最 初のエピを見るのがちょっと恐い。CCってまた視聴者の引き寄せに何かやりそうだし・・・。
撲滅はちょっとおいといて、またモルスカのロマンスを書きたくなっちゃったEveでした。
Episode: 6X04 DreamlandT
今夜、7/11のオンエアはこれでした。出だしの、車中のモルスカの会話が私は好き。うしし。恋人同士みたい。 私の新作Ficの「Boundary」の中、「またそれを言う」というモルのセリフはこの車中の会話をモチーフにしたも のです。スカの「結婚して家を持って、妻と子供とワンちゃんと・・・」に対し、「これだって普通の生活だよ。 僕にはね」のセリフから来ています。SpoilerにDreamland入れないとダメね?
それに前にも書いたけど、S6になってから、大抵のシーン(全部じゃないのが恨めしいが)で、スカの話を聞い たり話しかけたりする時のモルの笑顔がスキ。すごくやさしく笑ってるの。この車中もそうです。
「どうすれば元に戻るんだ?」「不可能です(元には戻れません)」この時の(入れ替わっている本物の)モルの 表情、DDよ、もっと演技力磨いて、お願い。(涙)棒立ちならそれでも良いから、もっとボーゼンとした表情を 是非!マイナーなシーンだけど、Uにあるハイライトシーンに流れていく大事なシーンなんだからぁ!
スカがお家を訪ねて来たときのモルの嬉しそうな顔もだいすきー。信じてもらおうと、スカの家族の名前並べて、 その中で兄の名前をいうとき彼が自分を嫌ってることもスカに言っちゃうシーン。そしてハイライト。「そいつは 僕じゃない!スカリー!」 連行されながら、何度も何度もモルはスカに叫びます。DreamlandUでスカはこの事 実をとうとう見破るのですが、このシーンはそのための大切な伏線エピ。私って、モルがスカに信じて欲しくて叫 ぶシーン、スキなの。うふふ・・・。(←意味不明)
Uでは、元の体に戻れないという過酷な事実を受け入れた二人のちょっち悲しいモルスカのお別れシーンがあるの だけど、それがまた良いのよねぇ。ちょっとFanFicっぽいの、このシーン。来週が楽しみです。(ビデオ見ろっ て?でもオンエアなのがまた良いのです。そしてオンエア後、Gと二人して1時間の長電話。Gのダンナは呆れて いるに違いない。日本人って一体・・・と。)
全体的にTの方はモルのおふざけフェイスが沢山見れるので、面白い。こういうの見ると、色んなライターさんか ら面白いFanFicが沢山出てきそう、と期待しちゃいますねぇ。
ところで帰国してから何故かこのエピが一番のお気に入りになってしまい、もう4回も見てしまった。シリアスで、コミカルで、ちょっとジーンもあって、その上、フロヒキのエプロン姿やLGのお食事シーン(スペイン語で会話しているのもグー)が見れると来れば当然かな?一番のお気に入りは、モリスの妻ジョアンナ。彼女の健気さが可愛くてたまらない。いや、Triangleが一番好きなんだけど、ラストのI love you.を聞くたびに心臓が止まりそうなほどドキドキしちゃって、体に良くないのよ。この若さで心臓発作で倒れたくない。本当よ。あのシーン見るたび、それくらいドキドキするの。
Episode: 6X05 Dreamland II
やっぱりモリスの妻ジョアンナ(Nora Dunn)が、一番演技が上手いと思った。妻の切な さが良く出ていて、女にだらしないMorrisの心を家庭に引き戻す原動力として十分な説得力を持っている。彼女 の演技が下手だと、モリスの行動が不自然になっちゃうもんね。
さて、例の悲しいシーン、何度見てもモルが可哀想で見ていられない。スカもモルも泣きそうなんですが、モルが 特に今にも子供のように泣き出しそうなの。スカを見つめる表情が、すごくせつなくて。最後に去ろうとするスカ を呼び止めてひまわりの種を彼女の手に移し、その一つを自分で取ってかじる。スカが去った後のモルの顔が、も う見ていられないよ〜。でも、最後がコミカルなエンディングなので明るく終わって嬉しい。部屋に戻るモルが (前にも書いたけど、Tで二人で車の中で会話をしたときに、「僕にはこれだって普通の人生だ」っていうセリフ があるんですがそこを受けて)、「僕の人生は普通だけど、僕と一緒にいてくれてありがとう」っていうシーンが あるの。スカは「どういたしまして」っていって、愛おしそうな表情でスカが電話を切るのです。S2でXファイ ル課が閉鎖され、離ればなれになった時の二人の電話のシーンを思い出しちゃって、私このシーン大好きで、「あ ぁ・・・モルスカは両思いなんだなぁ。体を重ねる前にこんなに相手のこと愛していたら、そりゃ不器用にもなっ ちゃうよねぇ」と思いました。DD、演技頑張ったね、このエピ(Uの方。Tも後半は良かった)での演技、よか ったよ、すごく。うんうん。ファンとして嬉しい。
スカリーが「普通の生活」と言った人生を生きてきた代表、それがモリスだったと思う。そしてそのモリスの人生をモルダーの部屋できかされるスカリー。多分、スカは「モルとの普通じゃない生活」が今の自分に普通の生活であり、幸せな生活であることを実感したに違いない。
普通の生活、それは人によって違うモノ。 多くの人と同じ事をする、それが果たして「普通」なのだろうか? 「普通」にすることが「幸せ」なのだろうか? 愚問と知りながらも人間は時にそれを自分に繰り返す。
How the Ghosts Stole Xmasでもそうだけど、モルスカの夜の車の中での会話が最近とても気に入っている。 Dreamland、Agua Malaも。モルとダイ穴のシーンもあるけど、どうもイマイチだ。(前に独り言でも書いたけ ど。)
でもやっぱり、How the Ghosts Stole Xmasみたいなあからさまないちゃつきエピより、Dreamland Uの悲しい シーンで抑えの効いた二人が、あまりの悲しさに抑えが効かなくなっていきなり抱き合うな等の、ああいう真剣な シーンでもっとイチャイチャして欲しい。どうも、How the Ghosts Stole Xmasは、CCのファンサービスが丸 見えでどうしても喜べない。好きなエピであることは確かなんだけど、さほど嬉しくない。
う〜ん、やっぱりもっと真剣なエピで真剣に結ばれてほしいわっっっ!S7では期待できるかなぁ???
Episode: 6X06 Terms of Endearment
愛人サンが美しい。しかし目がデカく、その上青いと来ているので、目を見開くシーンは気持ち悪かったりする。
相変わらずXF課に戻ってないモルが、Spenderがシュレッディングした事件を勝手に追いかけ始める。一人でや るのかと思いきや、やっぱりスカに電話。あれこれと調べさせ、結局は電話だけで終わらず、彼女を連れだしあち こち回る。当然、最初スカはあれこれと言うのだが、今日、ちょっち気がついた事がある。S6で、スカがモルに 反論するとき、何故かモルは嬉しそうな顔をして笑っているのだ。先週のオンエア、アルカディアを見たときも思 ったのだが、あの時はストーリーからして仕方ないと思ったし。S6のモルは、やはり何かどこか違う・・・。S 7は期待して良いのであろうか?
久々に思ったのは、モルはよくスカを頼るなぁということ。あれだけ捲し立てられたら、私なら「ええい、もうい いっ!私一人でやる!」と啖呵を切ってしまうと思う。愛が無ければ耐えられないわよ、あれは。
最後、自分の命を捨ててローラを救ったウェインなので、ま、許してあげましょ。(毛布を握りしめるシーンで、 あれはウェインが自らやったことと決めつけている私です。)
Episode: 6X07 The Rain King
それにしてもS6ではモルスカのお互いの気持ちを第三者に話す形でしっかりと表現されている。スカはRain King、モルはField Tripで。スカの告白は意外だったけど。もっとゆっくり気持ちが、と思ったのに、「ある日ある朝、いきなり気が付くものよ。」自分達に重ねてるわね、ふむふむ。ラストシーンのモルの嬉しそうな顔。「君たちもやってみるといいよ」に、すごくニヤついてるんだもん。あぁ・・・妄想が・・・。そうだ!早くスカパに入らなくちゃ!
このエピでは夫婦と間違われるシーンが多くあるが、その度にニヤニヤしているのがモルで、否定するのがスカ。それと、勘違いモルがすごくカワイイ。いっちょまえに自分のキューピッドが成功したと思っているシーンが愛らしい。「I don't gaze her.」と言い返すところがまたカワイイ。モル、見てるのよ、あなた。ブラウン管にいる万人の視聴者が証言するとおもーわ。
Episode: 6X08 How the Ghosts Stole Christmas
これは完璧、CCからのShippersへのクリスマスプレゼントですね。モルスカいちゃつきエピ。二人でクリスマ スデートにワクワクドキドキしながらお化け屋敷行って、ちょっとパロディって、夜は二人でプレゼント交換し て、モルは子犬顔、スカはいたずら娘顔に変身し、仲良く夜を過ごす、というエピです。いちゃつき度が高いので 面白いことは面白いけど、なんだか物足りない。
何て言ったらいいのか・・・二人がプラトニックなのって、死と背中合わせな仕事が一つのブレーキになっている と私は思うのですが、このエピ、そういう真剣さがまるでない。あるんだけど、パロディにしか見えない。それだ けに、いちゃつき度ばかり高くてもメリハリない。私はもっと劇的なのがいいなぁ。(意味、わかります?書いて る本人が一番わかっていない。)こういう状況の二人なら、プラトニックであることがすごく不自然に感じちゃ う。
でも、ラストシーンは好き。スカが「眠れなくて」って(言い訳っぽかった)言って、モルの部屋を訪ねるシー ン。子犬顔のモルからプレゼントもらったスカの嬉しそうな声と、喜ぶスカを見て子犬顔のまま笑顔になるモル、 二人ともすごく素敵だった。二人が何のプレゼントを交換したのか、見たいなーと思って最後まで目を皿の様にし て見ていたのだけど、とうとうそれは映らなかった。ちっ!
Episode: 6X11 Two Fathers
放送時間の時間稼ぎなのかCSMがやたらペラペラと過去のエピを話しているとおもったら、話し相手はおばさん捜 査官その人であった。「大丈夫。まだ間に合うわ。(遅くはないわ)」と言っているが、これは何の伏線なのであ ろう?(この I have you.の部分が、例のVCRの音声の不調で音の波になっており、ともするとI love you.に聞 こえるからコワイ。)
だが、CSMとダイ穴は、はっきりいってサマになっていた。というよりお似合いに見えた。年齢的にちょっと離 れている気もするけど。この二人がラヴラヴだと、更に面白いと思うのだが、それは無いのであろうか????
Episode: 6X12 One Son
スカがローガンメンの協力でダイ穴の経歴を調べ上げるが、モルはため息つきながら最初は相手にしなかった。ス カの理路整然とした説明(但し言い方にかなり嫉妬が入っており感情的になっているのがスカらしくて可愛くて良 い)をするが、モルは信じようとしない。「それならこれ以上は協力できないわ」(嫉妬心を感じさせながらも、 決して叫んだりはしておらず、"知的な、でも嫉妬してるスカ"を微妙に表現した、GAの演技に拍手!でした) と言い残してスカは去っていく。
でもこの隠れラボでのスカ独壇場のシーン、男性から見たらかなり迫力あるだろうなぁと思った。スカが男性に怖 がられているのは、インテリだからって部分より多分こういう所だと思うの。嫉妬しているのに、それを隠そうと 理論武装するんだけど、感情がどうしても先走ってしまい、ものすごい迫力が結果として生まれてしまう。で、 「きつい女」とか「素直じゃない」って事になる。こんな形でしか言えない、すごく女らしくてカワイイところな んだけど、「女は素直で黙っている方が一番だ」などと公言する脂ぎったハゲの中年オヤジ達が目に浮かぶ。彼女 のこういう部分(可愛さ)を理解できるのって、モルしかいないのだろうか?是非他にもわかってくれる男でも現 れて、一発モルに嫉妬させてやってほしい。
さて、昔の自分の女を信じているさすがのモルも、そんなスカの次の画面で早速、証拠探しにダイアナのアパート にでかける。(やはりモルはダイ穴よりスカを信じているのが嬉しい。)しかし物証は何も出てこない。モルの性 格を知り尽くしているダイ穴なら、彼の行動はあらかじめ読んでいるだろうし、証拠なんて部屋に残すわけないよ なぁ・・・。あわれな男だ。
ところで言い忘れたが、モルスカのシャワーシーンもなかなかよい。モルが男っぽい裸の上半身を披露し、そのす ぐ後ろでスカも女らしい肌をサービスしてくれる。二人が向かい合う瞬間、スカを見つめるモルのHな視線が下へ 移り、(見えてるわけでもないのに)スカは恥ずかしいのか(表情には出さず)、後ろを向いてしまう。あの中途 半端な高さのパーテーションが邪魔。(笑)
で、問題のキスは、CSMのショッキングな告白のショックで、ボーゼンとまっすぐに座ったままのモルに、ダイ アナが顔を近づけて彼女からキスをするの。(時間は短し。)モルはキスが終わる頃に、ようやく体を彼女に預け て座ったまま抱き合うわけ。でも抱き合っているモルの背中のカメラアングル、ダイアナのシワ顔をアップ。抱き 合ってモルに顔が見えなくなった途端、意味ありげな視線を流しているダイ穴。やはりこのオバサン捜査官は、C SMの手先だ、と思ってしまったわ。
しかし・・・色気のないキスだ。まだフィービーとのキスの方が「昔の女」していた。視聴者をヤキモキさせるの が目的なら、「3」まではムリにしても「炎」の時くらいのDDの演技が欲しかった。しかしこのキスはDDの演 技不足というよりも、CCの企みが良く出ていると思う。つまり、Shipperには嫉妬させたいけど、決してモルが 昔の女に恋愛感情を持っているようには”決定的には”見せずに、ShipperファンがXファイルから離れていって しまう事は避ける、という彼のやり方。
因みにスカは、ああはいったものの、ちゃーんと自分の仕事をしており、モルに電話。「どこにいるの?」のスカ の質問に、モルも「ダイアナと一緒だ」と言うだけで、彼女の部屋にいるとまでは言わない。うーん、わかってい るのね、モル。
さて、列車を止めた二人を迎えに来たスキ様。モルは当然後ろに乗るが、スカはスキ様の隣の助手席へ。「あ、スカ怒ってる」と直感した私。ここから妄想が生まれMake Personalをでっちあげました。
Episode: 6X13 Arcadia
このエピ全体を通して、モルがすごく幸せそうな笑みを浮かべているのがとても良かった。スカが不機嫌そうな顔 をしている時も、モルは常に笑顔で、「妻を愛する夫」そのものであった。モルの気持ちが良く出ているなぁ、と 日頃のDDの下手な演技も許せる。
まずしょっぱなから、二人が車を降りた途端、モルがスカをHoneyと呼ぶのにドキッとした。これでまず二人が夫 婦か恋人であることが分かる。その後のモルの言葉で二人が新婚サンであることも。引っ越しが終わってご近所サ ンは去り、何をするかと思えば町内会議。「可愛らしいカップルよね」とのもっぱらの評判で、モルスカのイチャ イチャ度は無駄に終わっていないとわかり、Shipperとして嬉しい。
ディナーに招かれ、どうやって知り合ったかの質問に、モルが勝手にUFO絡みの返事をしたときのスカの表情や、 同時に肩に延びてきたモルの手を仕方なく我慢してる彼女がすごく好き。話は戻るけど、招待された家のソファー に二人で座っているとき、モルは長い脚を組み片手でスカの肩を抱き寄せ、片手で自分の体側にある方のスカの腕 をそっと掴んでいる。スカは当然なすがままモルに体を寄せていて、自分の腕をやさしく掴んでいるモルの手に、 そっと自分も手を乗せるのだが、ハタと気がつき自分の手はモルの手から離す、そんなシーンがある。そんなとき のスカがすっごく可愛くて、モルのこと、本当に好きなんだなぁって思えて、ジリアン上手いっ!と言ってしまっ た。彼女は細かい演技が本当に上手いと思う。
それと、招待された夕食の席で、話の雲行きが怪しい方向に向かい出すと、奥さんが犬の散歩に行くと言い出し、 捜査官スカは一緒に行くと言い出す。スカがイスから立ち上がると、モルも(当然だが)立ち上がり、二人して唇 を突き出し、チュッと音をたてて投げキスをする。そのシーンが大好き。その後のモルの笑顔もグー。
早くこのエピが日本でレンタル開始して、皆さんから素敵なFanFicが出て来ないかなぁと期待している私です。 (私はあまりにこのエピは満足で、FanFicが浮かばなかったので。)でも、個人的にはトライアングルの方が好 きです。キスシーンはちょっと不満も残ったけど、何と言っても、Shipperとして夢に見た、モルの現実の世界で の I love you. が聞けるんですもの。
Episode: 6X14 Agua Mala
先月末にオンエアされたこのエピが結構気に入っている。モルが未知の生物の餌食となり部屋から 閉め出されてしまう。スカは彼を助けようとするんだけど、妊婦がいるって事でモルを助けるより医者として彼女 の出産を優先させるの。そんなスカのプロ意識がすごくいい。やっぱ、男性社会で女性がやっていくには、こうい う強さが絶対必要だと思う。モチロン、出産を無事に終えて、モルも助ける。最後にArthurとの会話にモルスカ の結びつきの強さが現れていて、Shipperとしてはニマニマしてしまう。
Episode: 6X18 Milagro
以前から気になっていたのが最後のスカがモルにしがみつくシーン。今日初めて見たら、あれはスカの方からしが みついていたのではなく、モルが抱きしめたのです。モルの後ろからのカメラアングル、スカが画面に近づくので はなく、モルの背中が画面から離れていく、つまりモルが自分の体をスカに回して抱きしめているの。扉を開けて 血まみれのスカを見て、モルは放心状態。スカがハッと目を覚ますとモルは素早く彼女に近づくのですが、目を覚 ましたスカはパニックに陥り、モルに抵抗しようとします。そのパニックは一瞬で次の瞬間、モルはスカを抱きし めて、スカはそのまま彼にしがみついて嗚咽しているの。ふっふっふっ、S6のモルはなかなか頑張っている。その調子よ、モルダー。もうひといき賞のスタンプ上げましょう。(in US)
<日本語の字幕版を見てからの感想> Added on 9/23
ぷぷぷ・・・・。それにしてもモルのいつものカンがズレまくっている。(しかし悔しいことにいつも通り要点だけは突いている。)「何で彼をかばう?」とスカを責めちゃって、みっともないぞモル!(笑) 「Agent Scully is already in love.」のあと、決してお互いを見ようとせず、去っていく作家を頑固に見つめ続ける二人。このシーンで、モルがスカの気持ちを知っていることがはっきりしましたねぇ。(不思議そうな顔してスカを覗き込むようなら分かってないとゆーことだもんね。)
前は抱きつくシーンにしか目が行かなかったけど、今回はモルに注目して見ていた。血まみれのスカにショックを受け、名前を呼ぶことも駆け寄ることもできないモル。きっとこのとき、小説を焼くのを自分が止めたせいでスカがこうなったことを瞬時に彼は理解したのだと私は思っている。それで狐狩りの時と同様、また自分のせいでスカの命を、と思ったのだろう。あの時のモルの表情を思い出す。まったく同じ状態だった。そんなに大事なら、もっと日頃から・・・と思うのだが。
それにしても生きてたスカを腕に抱いたときの、モルの嬉しそうな顔。Good job, David!
Episode: 6x19 Three of a Kind New on 9/23
スカ命名「3バカ大将 (Three stooges)=TLG」という名前が気に入った。(笑) 性懲りもせず、ジョアンナを置いてこーゆー事をしてるモリスもね。でも時間消失でモリスが性懲りもしないのは無理ないとしてジョアンナまで忘れちゃってるわけ?モリスのおうちってArea21の事故現場に近かったっけ?あれぇ??
ところでようやく連絡が取れた時、モルはどこにいたんじゃ?まさかダイ穴おばばの所では・・・。スカが来ていたラスベガスは結婚の申請待ち時間がない州。モルも飛んで来てくれればいいのにねぇ。
Episode: 6X20 The Unnatural
最初と最後しかスカが出てこないのが残念だけど、Shipperサービス全開のエピですね。Manaさんのレビューにあ る通り、モルがやたらスカの体に触るのですが(彼女の腰にタッチする彼の手がアップになったとき「Manaさ ん、みたわ〜」と叫んだ私)、彼女の髪にそっとキスしているかのようなアングルで、すごく素敵。モルよ、いく ら好きな女だからって、あんなに後ろからスカを押さえ込んでいたら、スィングできるわきゃないでしょ。
<日本語の字幕版を見てからの感想> Added on 9/23
DDのアニキが出ているが、やはりそこはかとなくドゥカブニーの血を感じさせる顔をしてる。それに今の私には、スカのBoringが、どーもうちのファビ助と重なってしまう。
ところで字幕。「女はいつの世も男を変えるとは思うが(Eve訳)」が、どーして「恋愛は男も女も変えるが(字幕)」になるわけ?この意訳をした人は絶対にShipperじゃないわね。ここのセリフは、Shipper or DDファンには、大きな意味を持つ重要なもの!第一、こんなの直訳すりゃいー話でしょ!どうしてわざわざ(しかも悪い方に)変えるのよ?立派な誤訳だわ、これは。Manaさん、一緒に怒りましょう!
録画した英語版の方は一度しか見れなかったのですが、今日字幕版を3回みて、私、このエピ好きになっちゃった。Bounty Hunterが役人として出てくるのもいいし、TV画面の彼が回想シーンに変わるのもカワイイ。野心家で自信家のDDがこんなファンタジーなエピを書くとは・・・。「ボールを打ったときの音はまるで音楽だ。」というエックスのセリフが好き。やっぱりDDは役者は向かない気がしたわ。きっとDDは愛情とか友情とか、すごく大事にできる人なのね。それが過剰に働いて時に女にはだらしなくても。(^_^;) エックスの最期、泣きました・・・。
冒頭の無意味なイチャイチャシーンはイマイチ楽しめないけど、これだけの前置きがあればモルの行動の意味も、ラストのイチャイチャシーンでの彼のセリフも納得がいき、十分楽しめました。いい本だったよ、DD。よくやった!
Episode: 6x21 Field Trip New on 9/23
冒頭で、いつも通り反論ばかりするスカにめずらしく苛立ちを見せるモル。スカはいつも通り手伝うものの、二人はオフィスで険悪な状態で別れたっきり会っていない。そして事件は起きる。
彼の遺体が上がった後、口論した時の自分の言葉を検死官から聞く時のスカの表情が、GA上手い。いつのまにかモルになって考えているスカ。そしていつも通りの自分の意見(彼女の本心とはまるでかけ離れた理論的な意見)が通ってしまう事に怒りを感じ、さらにそんな自分の気持ちの矛盾に憤るスカ。「スカはいつもモルに反論しているけど、本心ではいつでも彼を信じてる」それが彼女の本心なんだって、彼女の幻覚から視聴者にひしひしと伝わってくる。
モルの暴走を止めるために配属されたのだという自分の役目を知りながら、モルの正しさと、自分が科学的に証明したことなどいくつあったか、自分自身にさえ日頃マスクして来た彼女の本心。これら全てがモルの幻覚、スカの幻覚、あるいは二人同時の幻覚の中で語られる。その中でもやっぱり科学的に見ようと試みる彼女の勇気と科学者としての本能。脱出できた思いこみすら幻覚の中でちゃんと否定するモルダー。ん〜、いい構成だ。
そして救急車の中で、腹を立ててオフィスを出ていったモルが先に手を伸ばす。今度こそ戻れた現実の世界で、ようやく二人は仲直り。
地味だけど、「喧嘩→キノコというツールを使った、相棒や仕事や自分への日頃の想いがそれぞれの幻覚となる→素直になれて仲直り」というイチャエピです。あなたたち、一生やってなさい!この後、私が予想した通り、とんでもない展開になるんだからね!(笑) さぁ、次のS6最後のエピでは、ダイ穴おばばの登場よ!
Episode: 6x22 Biogenesis (Season Finale Pt 1 of 2)
スカからの電話を受けているモルはベッドなんだけど(ちゃんとアンダーシャツ着てる。ホッ。)、ぼーっとしな がらも、しっかりとペラペラ話しているの。CSMに電話したダイ穴は振り袖になっている二の腕出して、下着だ けで画面左に消えていくのですが、ベッドルームに入ってくわけではない。(ただ、そう匂わせている、じゃなく て"臭わせている" の方がダイ穴には合っているわね。)
凶暴になったモルは他の誰でもない、スカの名前を叫んでます。そして注目のおばさん捜査官のセリフ。「(この 事件で)信用できるのは(というより理解してくれるのは、と取る方が自然な気がした)、君だけだと言ったの よ」のあとのスカ。もう心からモルを信じ切っているスカを、最小限の動作と声のトーンで、GAが見事に演じて います。スカの強い意志を感じる声で「嘘つきね」とだけ静かに、しかし吐き捨てるようにダイ穴に言います。そ してスカの手を取ったスキナーを、小さな動作でしかしきっぱりとはねつけ、「二人ともね。」と捨てぜりふを残 して退場。この時のスカ、超カッコイイ。しびれます。
Shipperの皆さん、思ったよりこのエピ自体、単独ではさほど不安に思うことないですよ。というのも、ダイ穴の せいでイヤな場面も多いけど、The Endみたいに、スカの悲しむシーンがあまりないの。彼女の中に不安や嫉妬は 絶対あると思うのだけど、前と違ってスカは、仕事だけじゃなく自分との関係においても、より強くモルを信じて いる感じがする設定なので。だから問題はS7ね。モルが絶対的な信頼をおばさん捜査官に置いているという設定 は揺らいでいないし、ネタ切れ状態なS7を持たせるためにも、CCはきっとまた何かやるでしょう。そうじゃな いと映画も人が入らないだろうし。そういう意味では不安は残ります。でもねー、モルはもうお馬鹿さんじゃない と信じたいな。S6を今まで見てきて、彼はすごく成長した気がする。スカのお陰だろうけど。
<日本語の字幕版を見てからの感想> Added on 9/23
「電話に出たのは誰?」スカの質問にモルはちゃーんと答えない。(笑) このエピは宗教がかなり絡んでいる事からしても、スカの占める役割がすごく大きい。
それにしても今回思ったんだけど、耳をあんまりアップで撮るとかわいそう。カメラマン、何考えているんだろ?病院のシーンで、耳のアップのあと、ジルのアップがあるんだけど、シワと肌の張りが全然違う。これは女性の視聴者じゃないとあまり目が行かないかもしれない。あれじゃ、視聴者をヤキモキさせようとするための重要なKey Personであるおばばの存在価値が薄れちゃうよぉ・・・。って私が心配してどーする。(笑)
スカがめずらしく淡い色のスーツを着ていて、彼女の肌の白さが強調されて美しい。丈の長いスカートものスリットも、スカの白い脚が覗いてグー。(私は中年おやじか?)
このエピは、モルスカなんかより事件というかストーリーそのものが抜群に面白い。創世記というのは聖書での単語だが、地球上の命ある全ての存在がどこから来たのかというのは、人間がパンドラの箱を開けた瞬間からの、永遠の課題なのだから。CCがこのエピをどう運び、どうまとめるのか、お手並み拝見と行きましょう。(どーせまた、解決しないに決まっている。答えはMovieUまでひきずるであろう。それがCCだ。)
来週末から11月末までDCなので、S7が見れる。せめてもの楽しみだ。日曜の夜は絶対に仕事しないぜ!感想は独り言で随時公開させて頂きます。今回も2ヶ月という短期なのでアパートではない。ホテルのVCRが再生専用じゃなく、録画ができると良いのになぁ・・・ブツブツ。
★ ★ ★