Season 7
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Episode: 7x03 Sixth Extinction
1999年11月7日(日)US オンエアの感想
ワケわからない。 2時間に放送時間を拡大しても、もう少し先を見せて欲しかった。 まだ全てがミステリー。一体何がわかったの?あれで?
とうとうダイアナが「ずっと愛していた」とモルに告白。モルがMind Scan できるとはいえ、完璧ではない様子からしてダイアナおばばの本心が分かっているという表情ではなかったし。これすらもはっきりしてないというシチュエーション。宗教がらみにするとは思っていたがいきなりイスラム教典出てくるとは。・・・安直すぎる。ネタの出し惜しみするしぃ。第一、あのヤリ持った幻のおにーちゃんは一体誰?
更にワケわからない本編よりショックだったのは次回予告。とうとうCSMが「わたしがおまえの父親だ」なんてモルに言っちゃうし、ダイアナが裸(上半身しか見えないが)のモルに指を這わせて・・・あぁ、もう伝えたくない。
かなりショックなので全然話が伝わっていませんが、悪いけどもう今日はこれ以上書く気がしない。明日以降にさせてください・・・。
見なきゃ良かった。そーねー良かったのは・・・やっぱりスキ様がモル達の味方だということだけ。でもこれすら もファンには予想ついていたし、未だにクラチのあのテープの事も明らかになってない。
そう、なーんも明らかにならなってないエピだったと言うことだけ伝えよう。
今日はもう寝るっっっ!(フテ寝だもん!)
Episode: 7x04 Sixth Extinction Amor Fati
1999年11月14日(日) US オンエアの感想
途中、2度も日本から仕事の電話(日本は丁度、月曜の午前11時)があり、TVが見れなかったので、見落とし・聞き落とし多し。ビデオの録画を友達に頼んでいますが、見直す時間は来週の週末までなさそう。従って、これはエピガイドではなく、Eveの感想として読んでください。(エピガイドはOwan様のサイトへ行きましょう)
7x04: The Sixth Extinction II [Part 3 of 3] Amor Fati (11/14/1999)
モル、海岸にいる。親子連れ。父、母、少年。 病室でモルとCSMは言葉を発さずに会話をする。モルはMind Scanができるがしゃべれないからだ。CSMはモルの こめかみに注射。(すごく痛そう。)いきなりモルは会話ができるようになる。「死か生かを選べ。」とCSMが詰め寄る。「ここから出て、あんたのケツを蹴っ飛ばせないなら死ぬさ」とモル。「私の手を取れ」と続けるCSM。画面はさっきの海岸へもどる。よちより歩きの少年は、手をさしのべる父親の手を取ろうと必死に砂浜をよちよち歩く。そしてCSMの「I'm your father.」でOpeningに入る。
KritschgauがいきなりXF課に現れ、「モルを救えるのは(Accessできるのは)きみだけだ」といい、原因がブ ラックオイルのせいであることを告げる。そこにスキ様からケイタイにTel。モルが病院から消えた、と。
連れ去ったのは当然肺ガンじじい。「これから君の新しい人生が始まるんだ。」とじじいが宣う。 このころ、スカのアパート(めずらしく全景に近いアングル。素敵な部屋だ。スカはセンスがいいなぁ。)にアルバート・オースティンが現れる。メキシコで死にかけてたはずが元気なのでスカ驚く。(感のいい視聴者はここで先が読めるかもしれない。)彼はスカに「モルダーを救え」と。
モルは病院着で手錠をされたまま、素敵なおうちに連れてこられた。CSMはイグニッションにキーをさしたままクルマを出ていく。「スカリーの、FBIの元に戻り、病気に戻ることも出来るぞ。」自分で選べということなのだ。好奇心旺盛なバカモルがここまで来てその家に入らないわきゃない。彼は美しい庭を通り、家に入る。「誰かいないか?」といいながら入り、冷蔵庫を開けると大好きなひまわりの種が山のよう。モルの幸せそうな表情が印象的。次の瞬間、背後から声をかけたのは、みなさまの予想通り、お約束のディープ・スロート。最初信じないが、DTは撃たれたときの銃創をみせ、I'm fine.彼の死に責任を感じてたというモルは、本当に嬉しそうに彼を抱きしめる。ここではスカリーの姉も死んでいない。デューン・バリーも、スカの病気もない。DTは自分の家族の写真をみせ、幸せを強調する。そう、みなさんはおわかりだろう。ここはうたかたなのだ。
画面、一転して先ほどの海岸。モル、一人になった少年に近づく。(何故かもうよちよち歩きではない。)
モル、新しい「家」のベッドで裸でめざめると、部屋にだれか入ってきた。セクシーな黒のスリップドレスをまとったダイアナおばば。彼女はモルの手錠の鍵をもっており、そっと近づいて鍵をはずすと、モルの裸の肌を、手の甲でそっとスキャンする。(モル、腹出てる。将来の、スカとのラブシーンの為にダイエットをしてほしい。)そんなダイアナをモルダーはいきなり体を傾けて彼女を抱きしめ、情熱的なキス。私はここで泣いた。モル、ひどいよ。いくらまともじゃない状態だからって、ひどすぎる。あんたのために、スカは徹夜で調べものして、一人で闘って闘って・・・。それなのに、ひどい。あのモルの体の傾き方と勢い(=情熱)は許せなかった。怒りというより、悲しかった。
スカのオフィスに差出人不明のメールがとどく。Native Americanの文字に関する本(表紙のタイトル、全部読 めなかった。ごめんちゃい。)。そのタイトルは・・The Anasazi。スカはスキ様オフィスに内線電話。が、スキ 様はっきりしたこと言わずに電話を切っちゃう。スキ様のオフィスには来客が・・・。そう、クラチ。スカはすぐにオフィスに行くがキムが邪魔して入れようとしない。大きなもの音(スキ様の声だったかな?忘れた。)がして、スカはオフィスに入ると、もう一つのドアからクラチ出ていく。(スカはクラチの顔を見てはいない。)追いかけるが、クラチは非常ベルを押し、混雑に紛れて逃げ切る。(多分、なにか注射されたのかなぁ?よく見えないからわかんない。)
シーンはバカモルの「家」に戻る。モル、綺麗に刈られた芝生の庭に出てくる。コーヒーカップもってオババも登 場。パーフェクトだと宣うノータリンモルに、ホテルのTVを蹴り倒そうとする私。そんな時も、スカは一人で闘 っている、真実をみつけるために、モルを救うために。モルよ、私が許す。おまえは死んでよい。
さて、このノータリン夫婦(モルとオババ)は、隣に住むというモルの父、CSMの家を訪れる。(オババの提 案。)モルも最高に幸せそうな視線でCSMをみつめ、CSMも笑顔で、超かっこいい。ハンサムだ。妹も、その 子供達も一緒にいる。そう、サマンサが。(私(というより友人Gの)の予想は当たっていた。あのTVガイドの 左端の女性は、やはりサマンサだった。髪型、ワンピースの柄も同じ。)嬉しそうに、本当に嬉しそうにサマンサ を抱きしめる。
そして現実は・・・TVガイドの広告にあったあの十字のオペ台にモルは寝ている。ダイアナとCSMは、眠り続 けるモルを見続ける。(あのうたかたの夢は・・・モルが自ら見ている夢、つまり願望なの? CSMがモルに夢 の形で見させているのだと思いたいが、記憶にあるかぎりそれらしきセリフがなかった。)
八方ふさがりになったスカはとうとう局でダイアナにモルの場所を教えろと詰め寄る。 「タバコ臭いわよ」と声をかけるスカが好き。「私は吸わないわ」とオババ。ばーか。あれだけCSMのそばに四 六時中いりゃ、あんたも十分臭いのよ! でもこの時のスカ、私、好き。派手なシーンじゃないの。だけど・・・ ジェラシーだってあるだろうに、この女を憎いだろうに、「彼のことを考えてあげて」と。GAの演技が抑えてあ って素敵。ホントーにGAって素敵な女優だ、って思った。 「いつだって考えているわ、全て、考えているわ。」そう言ってダイアナは去っていく。
再び夢。ここからは「新しい人生」を数カットずつの画面で辿っていく。まずダイアナとモルの結婚式。清らかな 純白のウェディングドレスが顔のしわと似合わず醜い。ダイアナのベールを持ち上げるモル。妊娠でお腹の膨らん だダイアナ、二人の愛の結晶である子供達。歳を取った自分、ダイアナは先立ち、棺桶で寝てる。モル泣いてる。 そしてモルも完全に老人と化す。そして目をつぶると、またあの浜辺の少年と会う。
再び現実。アルバート・ホースティンがスカのアパートに再び現れる。 このときのスカのセリフが、私の胸を刺す。 Science looks no sense for me.(だったと思う) このセリフを言った時のスカ、どれほどの時間と労力とつらい現実を一人で、たった一人で過ごしてきたのか考え ると、胸が痛かった。スカはこの時点で、今まで自分が持ち続けて来た全ての信念を捨てていたのだと思う。たっ た一人の男の為に。一人で闘い続ける事の限界を感じていたと思う。(だからこの後、モルとの再会のとき、「助 けて」と涙するのだ。)いつものスカなら、敬虔なクリスチャンであり、決してNative Americanな宗教儀式 (祈り)は拒否するだろうに(現に彼女はS6のフィナーレエピで祈りに加わるのを拒否している)、自分が幼い 頃から信じてきた宗教すら犠牲にして彼女はアルバートと一緒に祈りを捧げる。スカがいつもの紺のカチッとした スーツ姿、つまりいつもの彼女の「科学」「キリスト信者」という完璧な容姿のまま、膝を折り、アルバートと祈 りを捧げる姿が、とても美しかった。
さて、CSMとモルのオペが始まる。ダイアナの手をそっと握るCSM。何でCSMがオペを受けているのかは見 逃したシーンの中にあると思われるので不明。オペ中、いきなりモルの意識が戻る。それを見て驚くダイアナだ が、そんなはずはなく、筋肉の緊張で開いただけだと目を閉じさせる医者。しかしその後、モルは再び自分の意志 ではっきりと目をひらく。そう、ダイアナを見るために。夢じゃない、幻想じゃない、ダイアナが本当に敵の一味 であったことをその目に焼き付けるために。(モルはMind Scanできるので、ダイアナが一味であることを先週の エピの段階で知っている。が、視覚で捕らえたのは初めて。)ダイアナは居たたまれず、オペ室を出ていく。
モルの夢に戻る。老衰したモルはベッドに。歳取ってないままのCSMがダイアナも死に、スカリーも死んだ、と 告げる。「スカリーが死んだのか?」自分も死にかけているのに、今更問いかけるバカモル。「そう、すべて終わ ったのだ」と。窓の外では、宇宙戦争が広げられ、UFOが街を爆撃している。
クラチ、Kritschgauの家に忍び込み殺し、資料に放火、パソコンを盗んで出ていく。
スカは自分のアパートの床で目が覚める。祈りを一緒にささげたアルバートは消えていた。部屋のドアの下に、封 筒が投げ込まれ、その音でさすが現役連邦捜査官!目が覚める。その中にはあるカードが。(文字、読めなかっ た。)
スカ、そのカードを持って、入っていくと、そこはモルの夢の中。老衰で死にかけたモルがいる。「もう、疲れた よ」というじじいモルに、「ここはあなたのいる場所じゃない、あなたが死ぬ場所じゃない。起きなさい。目を覚 ますのよ。闘うために!」そう言うと、「スカリー」と呼んで泣くモルを置いて、スカは出ていく。(これはモル の夢。)
そして現実。カードを持って、スカはオペ室に入っていく。そこにはオペの終わったモルが、例の十字の台で寝て いる。スカリーは涙を流して「モルダー、私を助けて、お願い。(Mulder, help me. Please Mulder.")」 こ の言葉でモルは意識を取り戻し、完全に元に戻る。You help me. そういってモルは(台に寝たままの姿勢では あるが)ようやくスカリーを力一杯、抱きしめた。
まだ頭に包帯を巻いたままのモルが出勤準備をしているアパートに、スカが訪ねてくる。まだ仕事はダメという彼 女だが、いつもと違う。まず、モルがアルバートが死んだことをスカに告げる。そう、スカのアパートに2度も来 てくれた彼は、死の世界から彼女を助けに来てくれたのだった。そして・・・スカの告白。今朝、ファーりー捜査 官が殺された。ダイアナが私にあの本をくれた、あのカードをくれた。あなたを救うために。あなたが彼女を信じ ていたのは、私も知ってるわ。彼女はあなたの友達だったのに・・・。そういって、悲しんでいるであろうモルの 気持ちを思って泣くスカリーを、モルはやさしく抱きしめる。というより、スカがモルを慰めるために抱きしめて る感じがするのがちょっとなぁ。できればここは、もっとモルに頑張って欲しかった。実際は、モルは既に彼女が 裏切り者と分かっているのだが、スカには言わない。・・・これってまだ愛情なの???ムッ!が、彼のセリフは 良い。「君こそが、僕の友達だ。(モルのセリフ、"You" に力はいってます。) このシーンでは、モルが初めて スカにダイアナについて語っているセリフがある(はず)なのだが、聞き漏らしてしまった。放送の後、Gから電 話があったので彼女に「何て言ってた?」と言ったら私も聞き漏らした、だと。おまえ、アメリカ人だろー!明日 録画したビデオ渡すから自分でみたら?そんなヒマ、平日ないってーの!Owanさまのエピガイに期待しよう・ ・・。
さて、モルのそのセリフにスカはようやく顔をあげる。(あなたは私の○○なのね(You're mine.)、と聞こえた のは私の気のせいだろうか???ビデオ録画ができない私なのでいつか聞き直ししたい。)で、モルは両手でスカの頬を包む。スカは彼のおでこに長いキ スをする。(FTFの廊下でのキスを思い出して。)このシーンで、驚きは見せるものの、ダイアナが死んだのに 全然悲しそうじゃないモルの表情をみると、モルは分かっていたのだろう、いずれダイアナがこうなることが。お でこの慰めのキスが終わると、スカリーは去っていく。そして感慨に耽るモルの表情。
ラスト、モルと少は、砂の宇宙船で遊んでいる。 「どうして壊すんだい?」 「僕じゃないよ。あんたが壊してるんだ。」 ところでこの少年、モルなの?
CC、Harsh Realm入っているね?(クス)
1999年11月15日(月) US
今、ランチタイムです。Gが今、教えてくれました。モルのセリフ。(昨夜、電話の後、ビデオをチェックしてく れたそうです。)やっぱりオババについては語っていなかった。でも・・・Touchstoneなんて・・・やーん! (*^0^*)
I was like you once. I didn't know who to trust. And I chose another path, another life, another fate... where I found my sister. And even though my world was unrecognizable and upside-down- you were the one thing that remained the same. You were my friend. You told me the truth. Even when the world was falling apart, you were my constant. My touchstone.
でもさぁ・・・このセリフからして、やっぱりあの夢はCSMが操作したものではなく、バカモルの願望だったとい うことよね。それに・・・I didn't know who to trust.ってことは、やっぱりオババがS6の最後にスカに言 った「信用できるのは私だけだと言ったのよ」は、本当なの?CC、はっきりさせないなんてずるい!
でも、モルのこのセリフ聞き落としてたから「宿命の愛」は、おばばとバカモルかと思って怒っていた私だけれど、やっぱりモルスカの事だなって、思えました。それだけに、スカちゃんのYou are mine.にこめられた、友情 と愛情の表裏一体の気持ちがせつなかったです。
Episode: 7x01 Hungry
11/21オンエアの感想
日曜の深夜2時過ぎ、突然起こった異常な頭痛。ものすごい頭痛と冷や汗と嘔吐。薬飲んでも全然体に入っていかない。月曜は会社を休んだ。今、火曜のランチ。ようやく感想アップです。ご存じの通り、録画できないので、一度見ただけのいい加減な感想。アテにしないように。エピガイは、ふみちゃんのサイトへドーゾ!
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深夜のハンバーガー店Lucky Boyのドライブスルーを利用する男に、マイク越しにもう終わりだと言われるが、ランプはついてるだろうと言い張り、しつこくオーダーする。こんな状況なら絶対帰った方がいいのになぁと思いながら見ていたら、ついに店員が負け、受け取り口に回れと言われる。「アメリカ人だなぁ」と関心してみていたら、何かに食べられてしまった。→オープニング。
さて、3日後、ふみちゃん(Owan様より改名)の住む州へモルスカがやってくる。行方不明の男(殺されてるんだってば!)の車からLucky Boyの何かのバッチが見つかり、従業員達がそれを持っているかどうか、モルスカが調べたところ、Derwoodというガッシリ体型の男が持っていないことが判明。モルスカ、全員店から出るように命じ、二人きりで捜査を始めるが、(実は犯人の)ロブがドライブスルー用のマイクをオンにしたため、二人の捜査は外に丸聞こえとなって、ロブに状況を把握させることとなる。
ロブはアパートに帰るなりすぐにバスルームに行き、殺した男の服を始末しようとゴミ袋に入れ、その袋を捨てようとドアに近づいた途端、ベルがなる。ゴミ袋を床に置き、ドアを開けるとやっぱりいたのは鼻の利くモル。スカはいない。モルはねばり、その間にも袋からは血液が漏れ始め、ロブは気が気ではない。が、とりあえずはごまかし通した。
その日の夜、スーツを着込んだ男性一人(FBIか?それなら服務規程違反ぢゃないのか?)がアパートの前で車で張り込み。ロブはヒヤヒヤ。(この男、DDにそっくり!最初、モルかと思った。)おなかがなるしで、とうとうロブはその捜査官を食べちゃう。
Lucky Boyの社員健康カウンセラーを受けていないのはロブだけと連絡を受け、イヤイヤながらカウンセリングに行くロブ。そこで出会ったのは美しいカウンセラー、Amy。ロブは思わず心中を証す。お腹が空くと、もう我慢ができない。モンスターのように、自分で制御できない。彼女は真剣に悩むロブを慰め、専門家による集会に出席するよう勧める。「モンスターなんて信じないわ。この世に存在しない。存在するのは、問題を抱えた人間なのよ。」
ロブのアパート(モルかと思ったが)で、カウチで寝入っているロブのおなかに、いきなり大きな靴が乗っかる。まさか脅迫に来たとは知らず、穏やかな優しい顔で「どうした?」とロブ。んー、カワイイ。ところが、Derwoodは血痕のついたロブの痩身薬をネタに脅迫しようとする。「とりあえず新しいビデオデッキが欲しい」(賛成!私も欲しいぞ!!)
バッジを持ってなかった事で首になり給料を取りに店に来たDerwoodの留守をねらい、当然ロブはDerwoodのアパートへ行き、脅迫ネタを盗み出そうとするが、Derwoodは金のモトを身につけており、結局アパートからは見つからない。帰ってきたDerwoodに、ロブはとうとう本性を見せ、食べてしまう。
集会にも行くが、結局その帰りに我慢ができず、アパートの隣人を食べてしまう。偽装工作するものの、モルにはすべてバレていた。ロブを心配してアパートに来たAmy。「僕はもうLucky Boyをやめた。もう従業員じゃない。あなたには関係ない」「私はあなたの友人としてここに来たの。」ちょっと悲しげな表情になるロブ。「君はモンスターを信じないと言ったな?これでもかい?」そういって、Derwoodに見せたのと同様、カツラをとり(当然、ハゲ)、両耳をはずし、両目の眼球をはずす。(しかし彼女を食べようとはしない。)Amyは驚愕するが、ロブの頬にやさしく触れる。(セリフ忘れた。)
そこに、お邪魔なXF課の二人登場。モルスカは銃を構えるが「彼を撃たないで!」とAmyが叫ぶ。これ以上ヒトを食べて生きていくのがつらいのか、Amyの真心に触れたせいなのか、彼はわざとモルに飛びかかっていき、モルに撃たれて倒れる。Amyは泣きながら倒れたロブに「どうして?」。初めての友達、もしかしたら初恋?の彼女に看取られ、ロブは息絶えた。
スカが始めと終わりしか出てこないのが、スカファンの私には不満!でも、スカに話しかけるときのモルの表情が、いつもニコニコしていて、すっごく幸せそうで、嬉しかった。これなら来週キスエピでも自然に感じられるだろう。
あーん、とうとう来週だよーん!楽しみ〜!(*^0^*)
Episode: 7x05 Millenium
1999年11月28日(日) オンエアの感想
とうとう、待ちに待ったキスエピ。オープニングのしょっぱなから「どーゆーしちゅーえーしょんですんのかな ぁ?」とShipper根性丸出しのため、内容など後回しっ!
明るい中でのキスだったけど、モルのキスを受けてるスカちゃん、すっごく綺麗だったよぉ。ゾンビに襲われてケガしたモル(当然助けたのはスカ)とスカ、フランクは娘と再会。(この時のスカちゃんの表情が、今までとちょっと違っていたのは気のせい?何だかエミリーを乗り越えた気がした。)TVでは2000年のカウントダウンしてるTimes SQの中継。11:57(だったと思う)の時点でまだいるフランク。「早く消えんかい!」とせかす私。「もう行かなくては」といってようやくフランク親子退場。とうとう2000年1月1日になり、TV画面では花火と恋人達のキスの嵐。TV画面に見入って微笑んでるスカ、そのスカの横顔を隣でやさしくじっと見つめてるモル。ケガしてない方の(左)腕でスカの肩を抱いて、横からそっと唇が降りてくる。驚いた様子もなく、そっと目を閉じたスカが・・・あぁ、きれえよ、スカ。French Kissではなかったけど、「きゃー!きゃー!!」と一人で躍り叫ぶわたひ。(このとき、モルが何か喋ったのだが、踊っていて聞いていなかった。あぁ、バカ!)キスの後、「もーいっかいっっ!」とリクエストした私だけどスカちゃんが前向いちゃって、もうダメだ。二人して微笑んで新年の挨拶。
しかしこの二人・・・キスでも思ったのだけど、既に夫婦の域に到達してしまっている気がしてちょっと寂しく感じてしまった。ダイ穴とモルの方が恋人っぽかった。モルスカってあまりにいろんな苦労を二人でしてきて、情熱を過ぎて人間として信頼しきってしまっていて、どーも色とか艶が感じられない、このごろの二人。やっぱりもっと早いシーズンで二人を結びつけて欲しかった。なんか、長すぎた春で、今更って感じも・・・。期待していたエピだけに、ちょっとがっかりしちゃったよぉ・・・。でへ・・・でも素敵。モルのキスを受けているときのスカが、きれえなのよぉ〜♪(しつこい!)
録画ビデオが早くみたいー!今までのエピ、一度も見直してない(時間ない)んだけど、このエピは見るわ!ちゃんと失敗なく録画してるでしょーね、Gのヤツ・・・。録画失敗してたら殺す!
Episode: 7x06 Rush
12/5オンエアの感想
Rush、私は結構面白かった。
マックスが結構かっこいい(というか私の好み)ので、それもあったかも。Tonyというのも好きな名前なので、嬉しい。マックスの女がモルに色目を使う最初のシーンが気に入らないけど。最後のアレってやっぱりTonyが今度は力を得たって事よね。XFならではの終わり方で、ちょっと嬉しかったりする。が・・・そうなると、(ちょっと話は飛ぶが)ダイ穴だって本当に死んだのかわかりゃしない、という疑問もふつふつと湧いてくる・・・。
ところで、キスエピの後の初めての二人。相変わらずの二人かと思ったら、S7に入ってからずっと(まぁ、プレミアのエピ設定じゃ無理もないが)、特に先週の「ミレニウム」でも強く感じたのだけど、なんかスカが激しく超常現象を否定しなくなったのが、不思議。いや、否定は一応するんだけど、「超常現象の存在を認めた上で、このケースはそれに当てはまるとは考えられない。その理由は・・・(といって科学的根拠とやらを羅列する。)」という立場での否定なの。だからモルとの会話はDisagreementではあっても、Big Arguementにはならないとい う。見てると、もう夫婦そのものという雰囲気が。
とはいえ、今のところS7では、S6のような甘いシーンは格段に減ったと思う。キスやハグのシーンはあるし、それなりに濃厚なシーンではあるけど、S6までの様な「恋する情熱」なモルスカが感じられない。落ち着いた、揺るぎない信頼関係の上に成り立つ愛で結ばれた二人、そう、つまり夫婦の落ち着き。
S6を見てから恋人Ficしか書けなくなった事は独り言で当時書いたけれど、今回、S7に入ってから、モルファミしか書けなくなっている私。以前のような「苦しい片思いの二人」がどうしても書けない!だって、もうあの二人、本編を見ていてさえ、どうみても・・・。
ひぇ〜、ここまで書いてもう11時55分。寝なきゃ〜! みなしゃま、おやしゅみなしゃい。
Episode: 7x02 The Goldberg variation
12/12オンエアの感想
わたし、このエピすきー!だいすきー!!全然、イチャイチャシーンは無いんだけど。
理由@:オープニング後の最初のシーン、モルスカがモバイルしているシーンがFTFの屋上での設定に似ていて スキ。(二人がセルで話しているが、仲良く話している最中に、突然モルが後ろからいきなり現れる)
理由A:モルがすごくふっきれた顔をしている。全シーズン通して初めての様な気がする。妹サマンサの事なんか 頭にないんじゃないか?とこっちが心配するほど幸福そうな表情に、ちょっとドキドキする私。
理由B:シリアスなストーリーでありながら、「無理があるほど不自然にラッキー過ぎる」という設定上、全体を 通してどうしてもギャグに見える。やはり一番笑えるのは捜査に行った先でスーツ着た子犬顔捜査官が人助けのた め水道管の栓をしめてあげた上に配管をぶっこわし、挙げ句の果てに床が抜けて床下に落ちたシーンと、その一部 始終を笑いをこらえてるスカの表情のシーン。
こーゆーの見ると、もうモルスカのストイックなFanFicなんて書けない。そこはかとなく、イチャイチャしてい て、特にモルの表情にそれが如実に現れている。こんなエピを見た日にゃ、モルファミ以外書けないよ、わたし。 このエピのモルスカ、絶対にFBIの連邦捜査官になど見えない。どうみても夫婦捜査官だ。
S7の前に、「XFに於いてモルスカにセックスは絶対にありえないが、DDとGAがモルスカに特別な関係を表 現しようとするかも」のProducerのお言葉通り、お見事な夫婦捜査官ぶりだ。Shipperとしてはとても嬉しいけ れど、できればもっとキリッとしてほしい。こんなにデレデレするなら、思い切って恋人か夫婦捜査官の設定にし て、仕事の時にはキリッとした二人に戻るような、メリハリが欲しい。やっぱり、XFを捜査する、命と隣り合わ せな法の番人なんだから。緊張感がもっと欲しいのよね。
あぁ・・・やっぱりS1が一番面白かったなぁ・・・。
予定では、来週のOrisonで今年のS7エピオンエアは終了。12/26はS6のHow the Ghost Stole Xmasの再放送な んで。来週はフェチズムの続編とか。うきゅ〜♪スカが活躍するのかな?楽しみぃ!
と、ここまで書いて、ショックなにゅうすが! 来週のOrisonがキャンセルになってるー!来週より2週、S6の再放送。 当初、確かにこの放送予定だった。でも12月に入ってカレンダーが変わっていたので、ワーイと喜んでいたのに。また放送予定が元に戻ってる!わたし、あと2週間も日曜の夜、何をすればいいのよぉ〜! ひどい!
Episode: 7x07 Orison
1/9 オンエア:Orisonについて
2000年の最初の放映となったOrison。(FOXの気まぐれでReal Timeで見れなかったゾ!)
S6程ではないにしても、S7のモルスカのイチャイチャ度は、連邦捜査官のパートナーとしてはちょっと度を超 していると常々感じていた。が、このOrisonは私にとっては「二人の基本に立ち戻る」エピだった。
人間としてのつながり」「信頼」「真実の追究」美しい語彙の羅列がXFのモルスカのテーマだが、これには厳 しい現実が常につきまとう。
例えば「信頼」。 信頼は裏切りと常に背中合わせ。人間を「信じる」のは本当に難しい。自分自身という人間でさえ、ね。
例えば「真実」。 「真実」なんて知らなければ、(仮初めとはいえ)幸せでいられたのに、ということだってあろう。「真実の伴わない幸せは、本当の幸せではない」かもしれない。それでも、ぬるま湯に浸かり、そのぬるま湯が永遠に続くなら人はそれを守ろうとするし、それが良いかどうかは別として、そうしようとする人を責める資格など、誰にだってありはしない。
そんな事を私に考えさせたのは・・・今回のエピでスカのお得意のセリフが復活したときであった。モルに「君は この事件には関わらない方がいい」といわれ、「言うかな言うかな、ドキドキ」と待っていたら・・・あぁ、やっ ぱり「I'm fine.」
彼女は最後に(Pfasterが銃を持っていないのを承知で)彼を撃ち殺す。CM後の最後の幕で、スカは自分の部屋に一人でとっとと入りドアを閉めちゃうが、モルは相変わらずドカドカ入って来ちゃう。(こーゆーシーン、恋人同士ちっくで好き。)こんなシーンも、スカが凛々しくて、好き。たった一人で、すごく傷ついてるスカがきれい。そしてモルに「仕方なかったんだよ」と慰められるが、この時、スカは目の前にいるモルを遠く感じたと思う。人間は決して自分以外の人間と一つになれることなどありえないのだと。彼女は最後にスカ自身の中に存在する「悪魔」が、(銃を持っていないと自分は知っていて)彼を殺したのではないか、と疑問に思う。で、エンド。
Shipperなシーンは思ったより少ないけれど、モルスカの甘えのない信頼、人間の孤独と心の悪魔、そんなテーマ がちりばめられた素敵なエピだと思った。
Episode: 7x10 Sein Und Zeit
2/6オンエアの感想
忙しくて独り言を書かずにいたら、Naoさんからアオリが入り、ひぇ〜、忘れてたぁ!とばかりに書いてます。
さて、先週の放送エピ。Eveのお気に入りのシーンは、もう皆さんご存じね? そう、スキ様が訪ねてきたシーンでーす。
モルママの自殺、自殺と認めたくないモル、事実を突きつけるスカ、笑い泣きから本当に泣き出してスカの腕の中 に崩れるモル。モルのお部屋でのしっとりとしたシーンでグーなんですけど、私が好きなのはその次の朝。スキ様 がモルのお部屋をノック。ブラウス一枚のスカがドアに現れる。スキ様、驚くことすらしない。コレです。
独身女性がよ、いくら信頼してるっていっても、単なる仕事仲間の独身男の部屋に一人で泊まる?ねぇ?まぁ、そ ういう女性もいるかもしれないけど、スカみたいなきちんとした女性が・・・って考えるとどうもやっぱり・・。 ムフフ。一方、上司のスキ様はそれが当然かの様な表情なのよ。しかもスカが昨日と同じ服装なのは分かっている だろうし、泊まったってのは一目瞭然よねぇ。このシーンでの、お三方の振る舞いをみていると、やっぱりモルス カはできている・・・と誰もが思うと思うわ。何よりもスキ様は、この二人できてる、と思っているんじゃないか なぁ。しかも結構前から。だから今回も驚かないんではないかと・・・。
ということで、悲しんでいるモルには悪いけど、このエピ好き。但し、まさか「続く」が現れるとは思わなかっ た。モルママ本当に死んだのかなぁ?そうじゃなきゃ自分の子供の写真を焼くわけないだろうけど・・・。あのサ ンタおやじは一体何者なの?Johnさんの疑問「あのサンタおやじが子供達を誘拐していてその中にサマンサも含 まれていた、なんて話だったらいままでのXFはなんだったの?って感じです。モルママは何を言いたかったんで しょう?」は、そのまま私の疑問です。
謎が深まるばかりのエピで、どうも消化不良起こしそうだわ。 はやく来週が来て欲しい・・・。
Episode: 7x11 Closure
2/13オンエアの感想
そりゃそうだよねぇ・・・死んでるという可能性だってあったんだよねぇ・・・。 でも、あまりに平凡なオチで、納得行かない気もするのよね。
お兄ちゃんがいつかこの日記を読んでくれますように」 14歳のサマンサが綴った筆跡を見ている時のモルの表情・・・DDよ、そこは見せ場だろう。どうしてもっと目 で演技ができない???私は本当に悲しかった。でも、亡霊サマンサがモルを見て、やっと会えたと、本当に嬉し そうに兄モルに抱きついてくるシーンは、胸を打った。あの少女の方が、よほど演技が上手い。モルはちょっとボ ーっとしているが、ようやく震える手で妹を、7年間、探して探して探し続けたサマンサを抱きしめたときのモル の表情は、DDがなかなか頑張ったと思う。
がしかし・・・死んだというのは頂けない。あれだけ誘拐だ、エイリアンだ、陰謀だ、実験だと騒いで7年もファ ンを翻弄しておきながら、なんだコレは?冒頭にBelieve to understandaとあるが、悪いがわたしはできない。 物証がなにもなく、ただBelive?私たちはモルじゃないってーの!これは7年間、XFやっていてファンが受け入 れられる結末じゃないよなぁと思う。まぁ、これがXFの結末なんだよ、とCCが言えばそうなってしまうわけだ けど。なんか、つまんない。
S7、これまでの全部のエピをまだ見ているワケじゃないけど、ストーリー的には凝っているのもあるが、全体と してつまらない。これはS7に限った事じゃないけど、描かれているモルスカの信頼とか愛情も、男の(つまりス クリプトを書いている人物の)エゴが見えるものが多くなってきたような気がして。
むしろS7では「普通のXF事件」のエピの方が面白い。 こんな風にファンに思われるようじゃ、ちょっと問題じゃないかなぁ? ファンとして、XFの先行きが、ものすごくものすごぉく心配です。 かといってネタが無いからと、スカの癌が再発なんて絶対して欲しくないけど。
個人的には、私はサマンサには死んで欲しくない。 でもこれがCCが選んだXFの結末なのだろうか?もしそうなら、CCのプロデューサーとしての力量に、ちょっと幻滅だな。現実的すぎ。もっとクリエイティブなプロデューサーだと思っていたのに。平凡な結末だ。
4/7
友達からビデオを借りて大好きなClosureを見る。泣いた。サマンサが苦しい日々と薄れていく記憶の中で兄を思う文章を声を出してスカに聞かせるモル。看護婦をやってた女性の庭(か?)で、とうとサマンサが死んだことを知ったモル。サマンサがすごく嬉しそうで、モルもすごく嬉しそうで、ようやく会えた二人を羨ましそうに見守る同じく死んでいった子供達も効果的で、BGMもこれまた更に効果的で、ベッドでクリネックス片手に、ファービー抱っこしてワンワン泣いた。
早く日本にもS7のビデオが入って欲しい。みんなと早く語り合いたい。I'm free.って二度言うモルの、2度目の瞳が、すごく澄んでいて、これまた泣いた。
何だかRTMどころじゃない金曜日だった。
Episode: 7x12 X-cops
2/20オンエアの感想
ようやく時間ができたので懺悔。 先週、独り言書いた後、上司から電話かかってきてオフィスに直行。「恨んでやるぅ」と涙目でホテルにもどった ら20分程過ぎていた。最初はワクワク度も高く面白かった。でも・・・・。いや、退屈ではない。つまらないと いうワケではない。それにリアリティはあって、Gメン物としてはとてもクールなんだけど。なんていうか・・・ プロデュースの小細工が裏目に出た気がした。つまりリアリティを出す代わりに犠牲になっているものがあった。
現実と虚構の世界をFifty-Fiftyで映像化するのは、脚本とカメラ技術(含編集技術)、そして出演者の演技力が (あるのがいいのか無いのがいいのかワカランが)モノを言う。まぁ、成功したかしないかは個人の好みに寄る所 が多いので、今回は敢えて意見は控えようと思う。あ、一つだけ。白熱したケンカ演じるゲイカップルの熱い仲直 りシーンはなかなかマルであった。(ホントか?)XFとしてよりも、番外編のパロディとして見れば楽しめる、 って感じかな。
CCの挑戦は来週も続くわけで、「Harsh Realm」をFOXに突然キャンセルされた恨みを晴らそうとしてるな、と いうのがよく分かるエピだ。
ただ、私はあまり今週も来週も、イヤではないが好みの傾向で無いことだけは確か。
どんどんXFが変わっていく気がして、S1が一番好きな私としてはちょっと悲しい気もする。「3」で自分の女 を出演させたDDが、今シーズンでまた同じ事をするというのはみなさんもご存じだと思うが、ラブシーンでもあ るのだろうか?ラブシーンでもベッドシーンでもいいから好きにしていただいて、前回同様、今度は離婚でもして 頂きたい。(あら、私ったら何て事を。今の、取り消し取り消しっ、と♪)
Episode: 7x13 First Person Shooter
2/27オンエアの感想
私、このエピすきー!自分がHarsh Realmが好きだったことをすっかり忘れていたわ。前半はモルスカのじゃれつ きシーン満載。 最近、いつも助けるのはスカの方ばっかり。ほんと、子犬なんかダンナにもつと苦労するねぇ・・・。でも私の好きなTriangleにそういう所が似ていて、好きかも。(私はスカが活躍するエピが大好き。モルは外見だけ好き。)
ソフトの暴走という点では、S1のGhost in Machineに似てる。ただ、最後がハッピーエンドな点でこっちの方 が好きかも。(向こうは疑問が残る終わり方なので。)
アメリカのゲーセンに行くと一人7ドルほどで、「まるで自分がゲームの中に入ったかのような感覚でゲームができる」ゲームがある。小学生向けだが、ゲームの名前忘れた。貸してくれるサイバー戦闘服みたいなのを着て電子銃を持って15分から20分間、照明がかなり落としてある上、青っぽい光があちこち照射されてる部屋(砦みたいなセットになってる)で闘うのだ。(何と?)親もそれを控え室から見ることができる。
今回のエピに出てくるのは、そんなゲームのコンピュータ版。バーチャル性十分の大人向けのゲームだ。戦闘服と レーザーガンを持ってある部屋に入り、ゲームは始まる。そう、ゲームのはずだった。バーチャルな。しかしそこ で死者が出る。
モルスカは開発元のFPS Co.に出向くわけだが、エントランスでセキュリティにIDと片目をスキャンされる。 (眼底なんちゃらなんか採るより、指紋採った方が早くて良いと思うのだが。指だと誤魔化しが聞くから?)
S7で初登場のTLGたち。懐かしかったー。バイヤースの顔を見た途端、年月を感じた。調査の為に再度ゲーム の中に入り込むゲームのエキスパート。日本人とのふれこみの「武蔵」だが、どうみてもベトナム人に見える。こ のベトナム人男性扮する日本人、腕を切断された後、更に首(?)を切られる際、ボンテージキャラが何か日本語を 言うのだが、全然ききとれなかった。(あー、ビデオデッキ欲しい!)
早速プログラマーの聞き込みから始まり、死者の出たゲームのログを再生すると、プログラマーがプログラミング してないと言う(自己申告)キャラがいることが判明。つまりコンピュータウィルスの一種だ。ログスクリーンを 見入るプログラマーの一人、フィービーの表情が露骨なので視聴者はこの伏線を見破るであろう。
警察はLAでCGから割り出した容疑者を呼び、モルスカが事情聴取する。モルも他の警察官同様、その爆発ボデ ィにデレデレ。ばかモルを笑うスカの表情が、すんごくかわいい。結果としてボディスキャンしてペイをもらった ことしか分からなかった。
結局TLG達が調査の為にゲームに入ることになるのだがプログラムが自分で勝手に動き出し、TLGを助けにモ ルが行くことになる。(戦闘服着たモル、見た目だけはかなりカッコいい)。4人で戦闘を始めるわけだが、プロ グラマーの3人が当然優勢。(しかもレベルはまだ1なので簡単なのだ。)静まりかえる中、ボンテージ女が一人 で逃げるのをモルはおいかける。「戻れ」と制止するTLGの言うことも聞かず、一人で暴走。その女と対決する のだがゲーム(ウィルスである女)が暴走し(コレ、モルのせい?)、オフラインに自分で入ってしまう。この瞬 間TLGはRealな世界に戻り、(オフラインに入ったのだから当然)女は消え、ばかモルはゲームの中に一人閉 じこめられる。(TLGの言うことも聞かず一人で突っ走り、スカに迷惑をかけるといういつものパターンは今回 も健在なわけだ。)
こっちの世界では、スカが相変わらず血眼になってゲームをオンラインに戻そうとしており、女プログラマー、フ ィービーの異常な行動に気がつき彼女を問いつめる。実は彼女のLocal computer のハードディスクの中で彼女 が独自に作ったキャラだった。しかし何故か回線を通してゲームのなかに入ってしまったのだ。(馬鹿者!そうい うものはStand Aloneの端末でやれ!)一方、ゲームの中。主人公死なずでモルは生きてるわけで、レベル2へ。 だが電子銃のエネルギー切れで、素手で闘う事になるのだが、相手が女性だからか、セクシーボディーあんどボン テージ姿だからか、やられっぱなしで、顔に傷を沢山つくるだけ。
さて、ラングリーのお陰でとりあえずゲームはオンラインに復旧した。しかし、ゲームを終了させることができな い。モルはもう闘う術もなく、どーしましょ状態の中、戦闘服着たスカ登場。モルは地べたに伏せ、スカが一人で 女と闘う。女の人数はどーっと一辺に増え、それも全てスカが一人で倒す。こっちの世界ではTLGやフィービー 達がモニターを囲んでスカの健闘に大はしゃぎ。しかしゲームというのはプレイヤーが強いとレベルがどんどん上 がっていく。かくして、スカが倒しても倒しても女は出てくる。(その間モルはずーっと地べたに頭抱えて伏せて いる。)最後にはとうとう戦車まで現れるが、スカは負けずと一人で闘う。だがこのままではきりがない。どうや ってもゲームを終了することのできないTLGは、プログラマーのフィービーにゲームのプログラミングを破壊す るためのコマンドを教えろと迫る。だがこのゲームは(これはセリフに無いがかなりの年月とカネが掛かっている だろうし)プログラマーの努力の結晶でもある。男性プログラマーは教えるな、と止める。TLG達だって一級の プログラマーだ。ベータ版まで完成させたのに、それをゼロにされるのだ。しかも仕事仲間の自分勝手な行為が原 因で。TLGだってそのつらさは分かっているであろうに、友達を救うために、同業者を何とか説得しようとする 姿が痛ましい。
結局フィービーはそのコマンドを教え、モルスカはこっちの世界に戻ってくる。男性プログラマー(Ivan)は、 コントロール室でガックリと頭を垂れている。が、モニターに再生スクリプトが次々に表示され始めた。プログラ ムは完全に死んでいなかったのだ。そしてあのウィルス女が3Dで脚から上に再生され始めたと思いきや・・・現 れた顔、それはスカだった。ボンテージコスチュームに身を包んだ美しいスカ。このときのIvanの笑顔にプログ ラマー魂を見た気がした。彼ならきっと、新しいMaitreya(スカ)をウィルスではなくメインキャラにして、この ゲームを生まれ変わらせてくれるであろう。
あぁ、ゲームプログラムさん、あなたも彼女の勇姿に惚れたのね。いーの、分かってる。当然よ。あなたも今日か らX-Phileの仲間入り。一緒にスカを応援しましょうね。(あ、ついでにモルもちょっとだけ、ね。)
Episode: 7x14 Theef 3/12: 見れなかった・・・しくしく。
Episode: 7x15 En Ami
3/19オンエアの感想
冒頭、アップの女性、ジェイソン(と聞こえた)のママがスカに似ていて、今日のエピはスカが主役だよん、という伏線がわざとらしい。最近日本でも実際にあったミイラ事件を含めると、「親の宗教の為に子供が現代医療を受けられず死に至る」というのは身近な問題になってきているとおもう。「外の連中が言っていることは正しいのだろう。病院で治療を受ければ体は治るかもしれない、命は救われるかもしれない、だが、魂は違う。」そう諭すおとーさん、息子の死をこの時点で覚悟していたと思われる。そしてその夜、スーツ着たオッサン達がエイリアン登場のごとくのシチュエーションで少年の前に現れ、チップを埋めるわけだ。そして「奇跡」とよばれるそら言がモルスカにもそれぞれの方法で届く。どうも全てがスカを罠にはめる為に仕組まれた事のようだが・・・。
モルは何故、スカの危険がわかるのだろう?
Orisonの時もそうだった。電話は留守電。「チェ、いないのか」で何故終わらず、アパートまで来ちゃうの、モル?"ドラマだから都合良く現れる"、もちろんそうなのだけれど、それでも何故わかってしまうのだろう?スカのアパートの管理人から「長身の歳のいった男性がスカのカパンを持って(スカと一緒に)いった」と聞くなり動揺しだすモル。はた迷惑な事にまたもやモルはその足でスキ様のとこにダッシュ。あまりに動揺し、まくし立てるモルに、スキ様は冷静にいう。しかし彼に「彼女は自分の面倒は自分で見れる。」と叱られた時、「もちろん彼女は自分の面倒は自分で見れる」と言うときのモルの表情。「I'm
fine.」とスカに言われるときにする、モルがいつもする表情だった。「わかってる、でも・・・心配なんだ!」そんな表情。そこにスカから電話。無事なので安心してください、と。モルに代わろうとするスキ様に「いえ、モルダーにも大丈夫と伝えてください」と、電話は切れてしまう。スカと話せると思って受話器を受け取るべく手まで延ばして待っていたモルは、スキ様の言葉に失望。そして電話を替わろうとしなかったスカの態度から直感する。「彼女はトラブルに巻き込まれたんだ。」と言って、出てってしまう。モル、あなたは「友人」スカのことを何故そこまで分かるの?
今回のエピの脚本はCSM、失礼、W.B.Davis。以前のインタビューで彼が「CSMとスカが協力してモルダーを倒し、二人が結婚し、永遠にハッピーエンドになって欲しい」といってたけど、CSMがスカを愛してることはこのエピでよくわかった。クルマの中で寝入ったスカを見て、そっとスカの髪を掻き上げた時のその手はやさしかった。もしかしたらあの時彼はスカを殺そうとしたのかもしれないのに。翌朝、スカはシルクのパジャマをきている。が、マイクはブラの中に残っていた。「どうして着替えさせたりしたのよ!」激怒して出ていこうとするスカ。このとき、CSMは「宿命の愛」でモルに言ったことと同じ言葉をスカにいう。「選ぶのは君だ。」あの時、CSMはイグニッションにキーを指したまま、スカの元に帰れるようにしてモルに「選ぶのは君だ」といった。(そしてモルは(結果的にだが)ダイアナを選んだわけだ。ま、実際には、あのシチュエーションなら好奇心旺盛なモルが家に入っていったのは当然とは思うが。)
コブラと会うという名目でディナーを楽しむ二人。CSMのプレゼントしたドレス、スカにとても似合っている。ダイアナもCSMとこんな時間を過ごしたのだろうか?いや、とてもそうは思えない。スカを殺すよう自分で(あるいは組織か?そこははっきりとしていないが)指示しておきながら、いざスカへ照準をあわせ引き金を引くという瞬間、銃声が響き、スナイパーはCSMの銃弾に倒れる。からっぽのCDを渡し、オリジナルは自分で湖に捨てるCSMだが、最初からCDを渡す気もなくスカを殺す気もなかったのなら、今回何故彼がこんなことをしたのかと考えると、やはり愛情以外考えられない。スカの「あなたは何が欲しいの?」に答えるCSM「信頼だ」。どこまで本気なのかワカランが、ちょっと胸を打つ。破壊が全てだった自分の人生を、スカを見ていて思いあぐねる彼の想いが胸にしみる。
危険を承知で「どんな病気をも治癒できるチップの情報」を手に入れようとするスカの医者としてそして捜査官としての行動に、感動もした。ただ、信頼というテーマのエピとしてはかなり焦点がずれていた気がする。かなり弱い、というか。例えば、モルがスカを疑わざるを得ないような、もっと強力なエピソードを織り込ませれば、もっともっと面白かったと思う。(見ているこっちはハラハラだったろうが・・・)今回も、スカとコブラのメールやりとりをでっちあげたあたり、なかなかの作りだとは思うけど、モルが思ったより疑ってないので、これではダメだ。スカへの信頼のかたぁいモルが本気で疑うような話をCSMには作って欲しかった。メールみたいな電子的なものじゃなく、一発、クローンでもつかって、スカの浮気現場などモルに見せてやると面白いと思うのだが・・・。(笑) いずれにせよ、この作品ではW.B.Davisが自分が出たくてCSMの出番をふやしているため、モルスカの信頼エピには全然なっておらず、命を張ってCSMの話にのったスカに対し、スカが無事に帰ってきて嬉しいであろうに大人げない態度をとるモルが何だかちょっとだけかっこ悪い。ラストの二人の会話では、ちょっとホッとしたけどでも・・・。このエピは大好き。でも、今一度二人の信頼をテーマにした本格的なエピがみたいなぁと思ってしまった。
ところで・・・やはりモル役のDDはかっこいい。もうDDの真意などどうでも良いので、是非S8もみたいと思ってしまった。だが、今日のDDの演技をみて、どうも「役柄・仕事を楽しんでいない」というのがあからさまに分かった。前のDDなら、動揺したり暴走したりが得意なモルを十分演じてきた。ところが今回、スキ様に「落ち着け」と怒られるのはセリフの上だけで、私にはちゃんと落ち着いているように見えた。さすがにスカが戻ってきたときのいじけた態度は巧いと思ったが、スカが居ない間のDDの演技がふ抜けた感じがした。DDは好きじゃないが、モルの時の彼はやっぱり大好きなのでS8はみたい。がしかし、あの状態を引きずってS8をカネの力にまかせてやっても、あまり面白い作品はできないかもしれない。なんだか複雑な思いがした。
Episode: 7x16 Chimera
4/2 オンエアの感想
比較的フツーのXFエピなので、私は比較的好きだ。今回は、GAが次回の脚本執筆で多忙なために殆ど出番がないのがつまらん。完全にモルと化し、ことごとくセルで張り込み仕事のグチをこぼすスカがカワユイ。一方モルは、エレン(連続殺人事件の担当刑事の奥さん)の料理でつかの間の家庭の雰囲気を楽しむ姿がカワユイ。(「あなたには特別な人はいるの?」のエレンの質問に、「Traditionalな形じゃないけどね(つまり結婚という形ではないけどねの意)」と答えたモル。(実はここ、モルの答えが聞き取れなくて、電話でGに聞いたの。二人でウッシッシと笑いながらそっちのけでヒソヒソやっていたわたくし達。お腹痛いのに・・・。)
バラに囲まれた美しい庭。春、イースターだ。カワイイ少女が色とりどりの卵をみつけてはバスケットに詰めている。母親同士のお喋り。そう、「完璧」か家庭を持つはずの主婦と子供達にみえる。
卵を探している最中見かけたカラス。(CG処理されているように見えたが。)やがてこのカラスの現れる所に悪魔を示す「6」の鍵が現れ傍にある鏡が割れ、それを見た人間が殺され始める。別件で張り込みのため、薄暗い一室に、ヌード雑誌を山にして望遠鏡をのぞき続ける中年捜査官。そこにスカ登場。部屋の状況に呆れていると、スキ様からモルにTEL。理由も言わずにスカを置いて部屋を出ていってしまうモル。(失踪グゼは抜けないと見える。)
呪いだの悪魔だのがモルの専門と知って、スキ様はモルに↑の事件を頼む。早速出向くモルは、鍵、割れた鏡、現場状況からいって、何かしらの呪術あるいは悪魔的な存在をかぎ取る子犬モル。
帰ってこない夫(担当刑事)は殺された女達と関係していた。エレンの中の一人はそれを知らなかった。だがもう一人は知っていた。そう、二重人格者。そのもう一人が悪を呼び覚まし、関係した女性を殺していったのだ。エレン自身、二人目の夫の愛人を殺す時につけられた方の鏡の破片での傷を見るまで、気が付かなかったのだ。彼女が守ろうとした「完璧な家庭」、そんなものは最初から存在していなかった。現場に残された鍵が、二人目の女性の殺人現場のものであることをモルはつきとめ、担当刑事と被害者が関係があったこと、エレンとは別れたがっていた事が判明。モルは彼を疑うが、彼は否定する。
息詰まるモルを救ったのは、やっぱりスカだった。失踪したはずの娼婦達、SHEはHEだったのだ。1つが2つ。そのことをヒントにモルはとうとう真実をつきとめる。エレンの逮捕に向かうが、エレンに溺死させられそうになってしまう。だがやはり主人公は死なずで、肩の傷が原因で大の男をバスタブで溺死させるには至らなかった。美しいヌード姿でバスルームにうずくまるエレンが美しい。(何を見ているだろう、わたしって・・・)
精神病棟に隔離されたエレン。これほど美しい「完璧な家庭」に似合う容姿を持つ彼女が、幻を守るために心に隙をつくった。悪魔、XFでは、それは実在するものとして描かれることが多いが、やはりその存在は、人間の心に住み着くことからすべてが始まるのだ。比較的ベーシックなエピだが、味があったと思う。
さて、来週はGAの初脚本。予告トラックのスカがすんごくセクシー。スカの過去について明らかになると言っていた。個人的にはあんまり好きじゃないエピになりそうで見るのが怖い気がする・・・。
Episode: 7x17 All things
4/9 オンエアの感想
出だし(モルの?)お部屋、スカちゃん着替えてお部屋出ていく。スカちゃんが出ていった部屋のベッドには、モルが裸で寝てる。最後に分かるが、スカちゃんはカウチで寝ているのがわかる。
いいエピだった。いつもモルにひきずられているスカだけど、自分の意志でDanielを救うべくブードゥーの儀式なんて頼んじゃうし。でもDanielの胸の中で本当に安心したかのようにため息をついて目をつぶるスカちゃんが、見ていて可愛そうだった。「スカちゃんはモルにも見せないこんな表情をこのおじさんの前では見せるのか?」とショックを受けるわたくし。けれど見ていくうちに過去を振り返っているだけで、今のスカちゃんが彼を愛してるわけじゃないことに気づくわたくし。彼を心配するスカだけど、心のどこかで自分の癌の再発に怯えているのかも、とも思えるシーンがあるし、彼の今の姿に将来再発したときの自分の姿を投影してるのかな、ともちょっと思った。
「昔の私じゃない」。彼女を変えたのは・・・・彼女の仕事、そして・・・。
スカのせいで妻も娘をも捨てる彼だけど、すごく甘く見える。きっと今のスカにも彼の甘さが見えただろう。別れを告げて病室を出ていくスカには、何の未練も感じられなくてすっきり。(実際、穏やかな口調とはいえ、病み上がりの人間にあれだけはっきりした事を言うのはすごい。)過去にどれほどの事があろうとも、今のスカにはもうモル以外はダメなんだな、と実感して満足。モルもめずらしく「無駄足だったよ」と、ひとりぼっちで行った出張がつまらなそうに、帰国するなり病院までスカちゃんに会いに飛んで来るあたり、ウシシである。
最後にようやく私の↑のギモン。「スカちゃんはモルにも見せないこんな表情をこのおじさんの前では見せるのか?」は拭われた。モルのお部屋で人生に置ける岐路に立ったときの選択について、隙間無くべったりくっついてカウチに隣同士に座って話すうちに、スカは眠ってしまう。愛おしそうにスカの髪を掻き上げるモル、彼女にやさしくブランケットをかけてやる、モル。だーっ!キスくらいしてよー!と思うのだが、モルは(多分)一人でベッドに行ってしまうのだろう。最後のアップで金魚鉢の下にブードゥーの像(仏像にも見える)があるのだが、これがアップになるまでの一瞬、Danielの顔に見えて気持ち悪かった。だがこれで、スカが何度も出会ったポニーテールのブロンドの正体がわかった。(笑) GAとDDが現実の世界では逆モルスカだとDDが以前言ったけど、GAはこういうの信じてるのかなぁ?
このエピ、録画できたらすり切れるほど何度も見るのになぁ〜! 個人的には、すごい好きなエピになりました。
Episode: 7x18 Brand X
4/16 オンエアの感想
百害あって一利なし、これはたばこを示す代表的な表現となっているが、「たばこを吸う側」の事を指している。これをひっくり返したのが今日オンエアされたエピ。はたメーワクなことに、吸った人間の周りの人に百害が及ぶという、とんでもないたばこが新開発されてしまった。「たばこを吸っていれば救われる」という発想の転換自体は良い線いってるのだが。
テスターの喫煙によって、次々と被害者が広がり、一人で聞き込みに行ったモルも早速やられる。手術でBugを除去してもすぐに増えてしまう。再手術するほどモルに体力は残っていない。でもやっぱりモルを救うのはスカだった。治療法は毒は毒をもって制する、と言ったところがシニカルだ。ニコチンは原液一滴で死ぬというに。(^^;) とりあえず声は枯れたままの状態とはいえ登庁できるまで回復したモルが、身を守るため(よりによってCSMのブランドの)たばこを吸い始めようかと冗談をいって、かなり真剣にスカに睨まれる。モルが降参するとスキ様に呼ばれてるんだからと一人でオフィスを出ていくスカの後ろ姿を見つめるモルの目に愛を感じたのは私だけだろうか?(もっともその視線はすぐにゴミ箱未開封のタバコに移ってしまうのだが。)
それにしても、前から兆候はあったものの、S7になってから、スカがいなかったら何度モルは死んでいただろう?と思わされるエピが多い。映画Uでは本道に戻り、是非スカを救うモルというのを復活させていただきたい。
来週は再放送、さ来週はとうとうTeaが出る(残念ながら私は見れない。)いやぁ、スカ(GA)の方が何倍もきれいだ。GAもTeaもいわゆる美人ではないが、GAの方が光り輝くものがある。一方Teaには、落ち着いた姉御的な魅力がある。多分DDはそこに惹かれたのだろう。(まぁ、スタイルとしてはモデル上がりのTeaの方が群を抜いて素晴らしいとは思うのが、ちょっとファンとして悔しいけど。でもあのチビなところもGAのカワイイとこなんだからぁ!)
スカがいつにも増して、モル側についているエピだと思う。彼を否定する動きを全然みせない。おかしーと思ったら、やっぱりラストへの伏線だった。
このエピを見た限りでは、子供の父親はモルに間違いないと思っている。以前独り言で「モルスカの関係は男女の関係には絶対にさせない」と言っていたCCの信念を覆すほど、DD撤退は大きかったのだろうかと書いたが、どうやら大きかったと思われる。DDなしでXFを続け、長年XFファンが願い続けてきたモルスカの恋愛関係を相も変わらず否定したエピを続けたらどうなるか?「子供の父親は誰か?」が知りたくて、XFファンはS8の初日のエピは必ず見るだろう。だが2回目は?3回目は?かなり高い確率で視聴率は落ちると思う。DD抜きでS8の制作を続け、視聴率キープするには、CCにとっての禁断領域である「モルスカの恋愛関係」に踏み切るしかなかったのだろう。
もし今後、ストーリーの展開で、スカの妊娠自体が間違いだったとか、他の要因で妊娠したとかいう方向に向かうとしても、S7のフィナーレを作った時点では制作側は絶対にモルの子供としてこのエピを作ったと思うし、GAもその意図を理解した上で今回の演技をしているのだろう。
<7/8/00 通しで再度ビデオを見る> New
このエピを見終わってビデオリモコンのストップボタンを押した後、わたしが最初に感じたことは「嬉しかった」という思いであった。
スキさまに妊娠を告げるスカの表情が本当に幸せそうで。あんなに嬉しそうなスカちゃんの表情をみて、本当に良かったね、としか言葉が出なかった。
さて、とりあえず感想を。 最初のシーンでマイルズ父(ビリー・マイルズのお父さん警官)が遭遇する、時間の喪失。彼の腕時計の針がグルグルと回るのだが、なんだかすごくコミカルな動きで笑える。(^^;) XFであんなカワユイ場面が見れるとは思っていなかった。
最初にマリタが登場するシーンでは、彼女の相変わらずの美しさに、彼女の回復が実感できて嬉しい。クラチと上手く行くと、XF初のギャグなのになぁ・・・と思う私。
オフィスシーンで、久々にビリーから電話があって現場に行く時の、「無駄遣いしに行きましょう」のスカの言葉に、モルはきっと7年の重みを感じたと思う。自分を理解してくれたのだ、と。だってモルが嬉しそうなんだもの。ちょっとした微笑みなんだけど、こういうシーンは二人を表現するにはとても大事なシーンだと思う。
やつれた化粧がわざとらしいCSMだが、こいつの傍にいるGretaという看護婦に私は注目したい。この女、どうみてもブロンド版ダイアナだ。CSMがモル母を愛した結果モルが生まれたとゆーのはちょっとムリがあると思う。CSMの好みはどうみてもダイアナらしい。スカは別だ。CSMはスカの外見じゃなくて内面(冷たい情熱と根性)が好きなのだろう。
久々登場のビリー。くぁっこいー!超ハンサム君。COPバッジつけてるし制服来てるし。(ポイント) でも金の指輪が気になる。離婚したのに何でまだつけてるの?やはし未練が?(笑) 彼の髪、ブラウンなんだけど、光の当たり具合で金色に輝くの。別のシーンで屋外で、父親が現場にいたと少年から聞くシーンで、一瞬だがその場面がある。ビリー、大好きぃ!!!
テレサ・ネマンもかわいいし美しい〜!何だか彼女を見た途端、すごく懐かしくなった。S1を借りてきてビデオで見たときのあの衝撃。こんなにも面白い番組ができたのかと胸騒いだあの日を。
問題のシーン1、スカが赤ちゃんを抱っこするシーンに、二人の関係の変化を見ることが出来る。今までも何度かスカが子供をあやすシーンや子供のことを話すシーンにモルが同席するシーンがあったけど、どちらかというと「心配そう」だった。つまり、相棒を心配する、という域を出なかったのだ。だが今回は、スカが赤ちゃんを手にした瞬間からして違う。微笑みがやわらかく、それでいてモルの表情にとまどいがあった(ポイント)。こんな表情は、今までモルに見たことがなかったのだ。誰もが確信する。「モルとスカは男女の関係になってるんだ」と。
問題のシーン2、スカが具合が悪いとモルの部屋を訪ねるシーン。これまたS1を連想される。同じシーンがあるからだ。スカちゃん、下着姿をモルにご披露するあの名場面。二人の心が少しだけ寄り添った初めての時間。そして7年目の今、同じシーンを向かえる。「入れよ」と、玄関に佇んでいるスカちゃんを部屋に入れるモルがちょっとゴーインで、うふ♪ 「僕に医者を呼んで欲しいの?」 「ううん、ただ暖かくしないと」 この会話の後、「モルに医者を呼んで欲しいわけでもなく、ただ暖まるだけなら自分の部屋でもできるだろーに?どうしてモルの部屋に来たの、スカちゃん?」と誰もが思うだろう。そう、前までのスカちゃんなら自分で自分のことはできると言い張るだろう。やはりここでも誰もが確信するであろう。「モルとスカは男女の関係になってるんだ」と。
スカちゃんをベッドに横にさせると、モルはあたりまえのように(ポイント)添い寝する。うーん。やはり・・・。 モルは、スカちゃんの体を毛布ごとすっぽり腕に抱え込む。時折スカちゃんをじっと見ている目がとても真剣。 そして、とても大事そうに耳にささやく。 「There has to be an end, Scully.(もう終わりにしなきゃな、スカリー)」 私は何故か涙が止まらなかった。 だってこれって・・・モルがスカちゃんとの「XF以外の人生も」真剣に考え始めたって事でしょ。前のセリフから考えて「スカちゃんが医者になる」とかの話じゃない。 だが一つ言いたい。このシーン、白いブラウスってのも悪くはないんだけど、スカちゃんの肩を素肌にする衣装にするくらいのファンサービスが欲しかった。
スキナーのオフィスでモルスカ、スキ様、TLG、クラチ、マリタという面々がそろう場面は、息をのむ。豪華メンバー勢揃い。ここにいないのは、CSMくらいなものだ。こんなシーンは今後もそうカンタンにはお目にかかれないと、目を皿のようにして見てしまった。話し合いをしている最中にスカがオフィスを出てモルが後を追う。いつもの論争がようやく始まるか?と思いきや・・・「君を失う危険を冒したくない」というセリフのあと、誰もいないFBIの廊下で抱き合う二人。もうこのシーンは完全に、「人目を忍んで恋に落ちてる捜査官ふたり」である。
モルは何故光の中に入っていったのだろう?
最後の標的であったモルをようやくゲットし、UFOは去っていく。
「私たちは彼を必ず探し出すわ。探さなければならないのよ」 そして・・・本当に嬉しそうな表情を押さえている「スカらしい」笑顔で「私、妊娠しています。」 とても印象深いラストだ。余談だが、ここでスカが「私たち」と言っているのは、自分とスキ様のことではない。スキ様がモルを「探さなければならない」と言うほどの強い根拠はないのだ。私が思うに、スカは、自分自身とお腹の子供を指して"We have to ..."と言っているのだろう。(この部分は、「子供はモルの子だ」と私が信じる根拠の一つである。)
良いエピだったと思う。彼らは人間として、そしてとうとう男女としても、体も魂も結ばれた。そして今、出発地点に帰ったのだ。「パイロット」と対比するシーンも効果的に使われている。DDもさほど演技をはずしていないし、GAの演技はいつも通り文句ない。
アメリカのTV番組は出演者の事情で内容が大幅に変更されることはめずらしくない。この秋、XFも新しい局面を迎える。S8に期待したい。出演者も制作スタッフも、DDのいないというマイナスをプラスに変換していく力があると信じたい。DDのいないXFは、GAにとってはキャリア的にはチャンスだし、DDなしでも視聴率を落とさないよう素晴らしいエピを沢山作って欲しい。そしてDDがS8を見て、後悔して(笑)S9で戻ってきてくれることを願ってやまない。
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