ホームページ作成日記
3年前につばさ自由人(teinen)になった時、歓送会の席で挨拶しました。「・・・これからは
余り頑張らないをキーワードにし、今までできなかったことにチャレンジし、HPで何かを発信
したい・・・」と。その後、各種スポーツ観戦や観劇、旅行、資格試験、著書、楽器演奏など
いろいろやってきたが、HPは全く手掛けていなかった。それは多分、ホームページを作るための
言語(HTML)を勉強するのが面倒だ、その内いつか・・という逃避だったかもしれません。
数ヶ月前に友人から「・・ところで、お前のHPはどうなった」と言われ、よくも覚えているものだ
と思ったが有言不実行の烙印を押されるのもしゃくと思い、娘婿に話したら「私が作ってやりましょう」
と優しい言葉が返ってきた。しかし著書でも経験したが、自分の気に入るまで何度も書き直すという
作業がどうしても付きまとうはず、やはり自分である程度できるようになる必要があると考え、
彼が以前使ったという「一週間でマスターするホームページの作り方」という本を借りることにした。
この本は案の定HTMLの基本から応用までを勉強するもので、HTMLの仕組みを知り、簡単なHTML
を書いてみるから始まり、テキストと画像を表示、表を使ってのレイアウト、リンクの設定など。
読み進む程に「成るほど、こんなものか」とHPがどのように作られているかの基本が理解でき、
初心者の自分でも何とか作れそうな気分になってきた。しかしその後、人に見せるための納得
のいくページを作ろうとする段階になると全く思うようにならないことを思い知らされました。
考えるに、私が本を少し読んだぐらいで満足できるものを作れるようならその道のプロは必要
ないことでしょう。
PC画面のメニューバー「表示」の中にあるソース(C)でHPのHTMLを見れることを知り、
これと睨めっこしながら実在のホームページから逆算し理解を深めようと随分時間を使い疲れて
しまい意気消沈、自分でHTMLを駆使しホームページを作成することの限界を感じてきました。
それからしばらく経ち、年賀状を作るように簡単にHPを作れるソフトがあることを知り、
早速書店に行き「ホームページビルダー」なるソフトを手に入れた時は曇天に日の光りが射した
ような気分になりました。しばらくマニュアルを見ながら操作するうちに、なかなか良くできており、
これならある程度のHPが簡単に自在に作れると確信しましたが、次なる新しい悩みにおそわれました。
それは他人の前にいかに自分の発信したいことを、少しでも見てもらえるように表現するかと
いうことです。もしかして、これが一番難しいことかもしれません。
字は書けるが如何に表現するか、言葉は何とか話せるがどのように表現し仕事を成就するか、
によく似ています。何事も物づくりには苦労があるものだと現役時代を思い出したりしましたが、
何とかページを作りいよいよサーバにアップロードするが、幾らやってもうまくいかない。
原因究明に深夜までマニュアル片手に奮闘、疲れ切って諦めかかった頃、ページの名称にあった
スペースを、もしやと思い削除すると解決した。数日後、今度はページに新しい写真を追加し
アップするが幾らやっても駄目、翌日ソフト会社のサービス部門に電話するとページ転送ではなく
サイト転送をしてみてと言われ、難なく解決。分かってしまうとどれも簡単な理由で苦笑でした。
結局HPビルダーのソフトを手に入れてから一ヶ月して何とか初版が完成し、2〜3人の友人に
改善点の指摘をお願いするが、皆同じように「よくできている」と褒めるのみ。褒められて嬉しいのと、
そんな筈はないという自信の無さが半分で公表するまでにはしばし時間がかかりました。今は何とか
有言実行できたことと、内容はともかく作成時は苦労もあったが、結構楽しかったように思いだします。
今後はどのように更新し継続させるかですが、気楽にいこうと思います。