ライフゲーム

個人的な縁で言うと、このゲームは、自分の最初のコンピュータ上で動かした
最初の市販ソフトだった。だが、この頃はその奥深さに気付かなかった。
何かよく分からないが、自分が描いたドットパターンが、一定の規則で
変化するなあ・・・くらい。
ゲームと言っても、パターン変化を楽しむもので、疑似微生物繁殖シミュレーション
といった主旨で作られたもの。
しかし、その原理は単純なのに、そこに現れるパターンは神秘的というか宇宙的。
1つのドットの周囲8つを見て、ONのドットが2つのときは現状維持、3つの時は生成(ON)、
それ以外は消滅(OFF)という隣接関係しか処理していないのに、グライダーという
変形しながら移動するパターンが存在したりする。
パターンには、変化しない固定パーターン、一定周期で変形しながら形を保つもの、
変形しながら移動する物がある。
詳細は、Wikipediaなどにも出ているので、そちらを参照のこと。

HTML5 Canvas版　ライフゲーム

※マウスで任意の図形を描くことが出来ます。
※移動物体は、端に到達すると変則処理で壊れます。

参考文献
日本評論社「ライフゲイムの宇宙(The Recursive Universe)」
William Poundstone著
ISBN: 4535783837