素朴でないかもしれない世の中の疑問

O-157とO-111の違い

Date: 2011.5.5
今まで、O-111は、表に出てこなかったのになぜ?
http://www.pref.shiga.jp/e/shoku/02tyudoku/bunseki/03/kaisetsu/0301-71.htm
で調べると、分類が異なる。
腸管病原性大腸菌(EPEC)O-111
腸管出血性大腸菌(EHEC)O-157
どちらも、ベロ毒素が致命的。赤痢菌もベロ毒素を出す菌らしい。
厄介なのは、菌が多量に死ぬとその分毒素を放出すること。
アルコール殺菌では駄目なのか・・・
ベロ毒素は、カテキンで解毒出来るとか。
ベロ毒素は、2種類あるらしい。
ベロ毒素もタンパク質なので抗体や血清も存在するが治療には使われないみたい。

放射線の危険性

まず、外部被ばくに関しては、線量を守れば問題ない。
放射線量計を使ってみると、その計測値は、何もなくても0にはならず、
バックグラウンドと呼ばれる弱い放射線を検出している。
大体、0.1マイクロ・シーベルト/hくらい。
つまり、その程度の放射線なら常に浴びているのだ。
一方、放射性物質が体内に取り込まれた内部被ばくに関しては、
継続的に放射線を受けるので、その点を考慮しなければならない。
身近?なところでは、ラジウム温泉で700ベクレル/kg。
これは、水道水大人の暫定基準値 200ベクレル/kg (放射性ヨウ素131)
よりも大きな値だ。
しかし、物質がラジウムで、日常的に飲むわけではない点に注意。
後、バナナ等価線量というのがある。
これは、バナナに含まれるカリウムの中に、天然の放射性物質
カリウム40が含まれるために、バナナが微量の放射線を出している
というもので、この値が何と130ベクレル/kgなのだ。
ヨウ素だったら、国の暫定基準値に引っかかる値だ。
ただし、ヨウ素の場合は、甲状腺に集中する性質があるのでこの値だが、
カリウムの場合は、体全体に分散するのでこの値でも問題ないとされている。
この点を踏まえると、あまり神経質になる必要もないと思うが、
専門家でも、人によって判断が分かれるだろう。


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