横浜市鶴見区の工務店 新築・リフォームは藺藤工務店へ
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藺藤工務店リフォーム1このリフォームは公団の開発した良好な団地内に建つ連続建てスキップフロア住宅を全面リフォームしたものである。住み手は当初、一戸建ての買い替えを考えたが、隣人関係を含めた居住環境を重視してリフォームに踏み切ることにした。施主の要求は以下であった。
明快で、自然素材を多く用いること、配管の腐食に注意すること、断熱をすること、収納は各部屋の目的にあったものを設けること掃除のしやすいこと犬は住人の一人であること、推薦人の講評として、設計者は、時間をかけて双方が理解しつつ計画を進める方針をとった。これが双方にプラスして、地域の風土い合い、細部まで神経の行き届いた住宅造りに成功した。
工事は全体を通して自然素材を用いている。特に和室の木の勾配天井の設計は見事である。収納は、女性設計者ならではのきめ細かさで仕上げられている。家具の仕上げ面には凹凸がなく、すっきりと、掃除しやすくできている。巧みに工夫された数多い引き込み戸は、使い勝手を良くし、空間性を高めている。配管は、さや管方式とし、取換えを考慮している。さや管ヘッダーの改め口も炊飯器置き場の背面パネルに設けて目立たないようにしてある。床暖房は、1階の和室・食堂・子供室1に設けたが有効に働いている。当地の冬の寒さは厳しくて、以前は1階は行きたくない所であったという。和室は、主人の仕事上、本が多いので、それが見えないように工夫した。また地震時に安心なように考慮してあって、居間にも寝室にも来客室にも使えるような多目的室になっている。食堂は堀りごたつにして視点を下げたことにより、落ち着きのある空間となった。ここでも収納はよく計画させていて、収納部分の背面には、台所レンジの排気ダクトが収められている。食堂の床をコルクタイルにしたのは人と犬の歩きやすさから決めたとのことである。狭い空間を広く使うために椅子類はなくしている。台所は狭いが効率良く計画され、食洗機やオーブンも配置されている。カウンターは奥行きを800mmにとることによって、カウンタートップにゆとりが生まれた。吊戸棚の高さも食器洗い機とガスレンジの寸法を考慮して決めている。階段の踊り場は、この家のハイライトといってよい。家族が多く、かつ、子供が多いために、洗濯物が多く、その処理は重要な項目であった。踊り場は比較的風が通るので、ここに天井吊下げ式の電動物干しを設け、その下に洗濯用品と各自が持ち帰るように洗濯物入れを置いた。冬期や梅雨時のために除湿器と乾燥機も設置されている。浴室周りの段差の処理も見事で、浴室入口前に2段設けることによって、浴室と脱衣場との段差を解消している。またセミバリアフリーの対策として、浴室と階段には手すりが設置されている。全体的に時間をかけて打ち合わせ、相互の理解を深めながら、細部に至るまで忠実に計画された好感の持てるリフォーム例である。また費用も妥当なものと思われる。
以上の理由から住宅金融公庫総裁賞を受賞した。
リフォーム前 リフォーム後 間取り図
▲リフォーム前 ▲リフォーム後
リフォームの動機/設計・施工にあたって工夫したこと
スキップフロアータイプの連棟式公団分譲住宅で、当初は一戸建てに買い替えようとしていたが、子供達の成長を共に過ごしてきた隣近所との人間関係や戸建てのような住環境は何にも代え難いとリフォームを決意された様です。傾斜地に建つ壁式鉄筋コンクリート住宅の床下は、幸いにもスラブ打ちではなかったので床下を掘り下げることや床暖房を入れることが可能でした。この和室は、現在は夫婦の寝室兼荷物置き場となっておりましたが躯体の片流れを利用し勾配天井を張り広い空間とし、柱建のロフトを一部造り、ロフトにはハシゴで登るとL字型に本棚、その他収納スペースに部屋の襖4枚には書籍やビデオなどぎっしり入り、リフォーム後の和室は寝室に着替え場にそして読書やテレビ鑑賞の場と実に他目的に使えています。来客用にも使え、本来の多様性にロフトや壁面収納を加え御主人の仕事柄書籍や書き物をするために出窓部分に書斎机を作り付け、足下にも畳にも床暖房を入れました。
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