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LoveFOOTBALL 青き戦士たちの軌跡

GENRE スポーツ/サッカー
PUB./DEV. バンダイナムコゲームス/バンダイナムコゲームス
RELEASE DATE 2006/5/18
OUTLINE これまでのテレビ視点によるサッカーゲームとは一線を画し、カメラを選手の背後に設置することにより、フィールドにいる選手と同じ視点でプレイすることができるサッカーゲームです。選手の視点からボールを追いかけたり指示を出したりすることで、実際にフィールドに立っているかのような迫力や臨場感を味わうことができます。また、アクション系サッカーゲームとしては初めて、実在の日本代表選手を題材にしたストーリー形式の遊びを導入しており、それぞれの選手になりきってアジア予選を勝ち抜き、ワールドチャンピオンをめざすことができます。
GAME MODE マッチ 1試合のみで戦う「エキシビション」とタイトル獲得をめざす「カップ」の2種類のモードがあります。
エキシビション: 対戦相手を選んだら、チームを決めます。国→ユニフォームの順に選びます。本作で選べるチームは、以下の通りです。スペシャルチームは、各モードをクリアするごとにもらえる「ナムサカポイント」と交換に使えるようになります。
ヨーロッパA: アイルランド、イタリア、イングランド、ウクライナ、オランダ、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、セルビア・モンテネグロ。
ヨーロッパB: チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア。
アジア・オセアニア: イラン、ウズベキスタン、オーストラリア、オマーン、韓国、朝鮮民主主義人民共和国、クウェート、サウジアラビア、ソロモン諸島、中国、日本、バーレーン。
南米・北中米カリブ海: アメリカ合衆国、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、コスタリカ、コロンビア、チリ、トリニダード・トバゴ、パラグアイ、ブラジル、ペルー、メキシコ。
アフリカ: アンゴラ、ガーナ、カメルーン、コートジボワール、セネガル、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、南アフリカ、モロッコ。
スペシャルA: ロイヤル・ギャラクシー、FCブラウグラナ、JVシロクロ、ACアカクロ、ITアオクロ、プラチナ・ブルースキー、デビレッドユナイテッド、ベンガナーズ、ビートレッズ、バイオリン・ビンビール、アヤング・ソーステルダム、リョウサン。
スペシャルB: ワールドベスト、ヨーロピアンベスト、アフリカンベスト、アジアンベスト、アメリカンベスト、フォルツァ! ジョカトーレ、バモス! フガドール、カモン! フットポーラー、ヤングマンズ、ナイスミドルズ、スピードスターズ、ハイタワーズ。
スペシャルC: ブリリアントスターズ、ノーシェーバーズ、レフティーモンスターズ、ドンマイズ、Kフレンズ、Rフレンズ、FCフジヤマ。
次に、「マッチセッティング」で以下の項目を決めていきます。スタジアム(13種類)、試合時間(3分ハーフ、5分ハーフ、10分ハーフ、15分ハーフ、20分ハーフ、30分ハーフ、45分ハーフ)、開始時間(昼、夜、ランダム)、季節(あつい、さむい、ランダム)、天候(晴れ、雨、ランダム)、延長戦(あり、なし)、PK戦(あり、なし)、交代人数(1名まで、2名まで、3名まで、4名まで、5名まで)、カード設定(イエローカードとレッドカードのあり、なし)、ケガ(ケガ発生のあり、なし)、使用ボール(4種類)。
更に、「おこのみセッティング」で以下の項目を決めていきます。選手移動(左スティック、方向パッド)、選手切り替え(「選手固定」は選手切り替えなし、「画面内限定」は画面内の選手のみ切り替え可能、「画面内制限なし」は画面表示に関係なくボールに1番近い選手に切り替え)、カメラ移動(「シームレス」は選手の位置まで移動、「切り替え」は画面外の選手に切り替えると一瞬でその選手まで移動)、カメラ位置(ちかい、ノーマル、とおい、ワイド)、カメラ回転速度(おそい、ノーマル、はやい)、右スティック操作(4方向固定、選手方向にあわせる)、バイブレーション(ON、OFF)、初心者モード(ON、OFF)、マイチームレベル(よわい、ノーマル、つよい、とてもつよい)、COMチームレベル(よわい、ノーマル、つよい、ともてつよい)。
最後に、「セットアップメニュー」でフォーメーションを決め、「主人公セレクト」で操作する選手を決めます。そして、試合を行います。
カップ: 6つのカップの中から、好きなカップを選んで参加します。6つのカップは、以下の通りで、カップを選んだら、「エキシビション」と同様に、「おこのみセッティング」、「セットアップメニュー」、「主人公セレクト」を行い、カップに突入します。
NAMCOカップ: 参加チーム数を選択できるカップです。参加チーム数に応じたグループリーグ、トーナメントが行えます。
EUROPE CUP: ヨーロッパ16チームで戦います。4つに分けたグループリーグ戦のあと、勝ち上がった8チームでトーナメントを行います。
COLUMBUS CUP: 南米と北中米の8チームで戦います。8チームでトーナメントを行います。
AFRICA'S CUP: アフリカ8チームで戦います。2つに分けたグループリーグ戦のあと、勝ち上がった4チームでトーナメントを行います。
ASIA NATION CUP: アジア8チームで戦います。2つに分けたグループリーグ戦のあと、勝ち上がった4チームでトーナメントを行います。
GLOBAL CUP: 世界32ヵ国で戦います。8つに分けたグループリーグ戦のあと、勝ち上がった16チームでトーナメントを行います。
日本代表ストーリー 日本代表の1人としてワールドチャンピオンまでの道のりを体験するモードで、実在の日本代表選手だけでなく、自分で作ったオリジナル選手でも参加できます。このモードでは、アジア最終予選からストーリーが始まり、親善試合またはプレーオフ、代表選考試合、ワールドチャンピオンシップ、と進んでいきます。1ステージの流れは、イベントシーン、スタメン発表、日本代表ストーリーメニュー、セットアップメニュー、試合、代表ポイント発表、試合後イベント、選手育成、セーブ、となり、これで1ステージが構成されます。このモードのクリアまでには16ステージありますが、アジア最終予選やワールドチャンピオンシップで敗退したり、主人公選手の代表ポイントが0になったりするとゲームオーバーになります。また、代表選考試合後に代表選手に選出されなかった場合もゲームオーバーになります。
主人公に設定した選手は、1試合行うごとにポイントを得ることができ、そのポイントは試合で良いプレイをするほど多くなります。選手の能力には、オフェンス、キック、ラン、フィジカル、ディフェンス、ゴールキーパー、があります。育成した選手の能力は、2回目以降のプレイに引継ぐことができます。この際、同じ選手を選んで更に能力をアップさせても構いませんし、別の選手を選んでチーム全体のレベルを上げても構いません。主人公と監督(戦略やスターティングメンバーが異なります)は、ゲームをクリアするごとに、より多くの中から選べるようになります。また、ストーリーによっては、ノルマが課されることがあります。プレイヤーノルマは、主人公に課せられるノルマで、主人公選手のみで達成します。チームノルマは、チームに課せられるノルマで、主人公選手以外の選手でも達成できます。スペシャルノルマは、試合の前半でクリアしないと主人公選手が交代させられてしまうノルマです。
このモードに登場する選手は、以下の36人です。
ゴールキーパー: 川口能活、楢ア正剛、土肥洋一、曽ケ端準。
ディフェンダー: 加地亮、三都主アレサンドロ、田中誠、宮本恒靖、中澤佑二、駒野友一、茂庭照幸、茶野隆行、坪井慶介、箕輪義信、三浦淳宏。
ミッドフィルダー: 福西崇史、中田英寿、小笠原満男、中村俊輔、中田浩二、稲本潤一、村井慎二、今野泰幸、阿部勇樹、遠藤保仁、本山雅志、松井大輔、小野伸二。
フォワード: 柳沢敦、玉田圭司、大黒将志、高原直泰、巻誠一郎、田中達也、鈴木隆行、大久保嘉人。
トレーニング 選手を操作して自由に練習が行える「フリートレーニング」と、お手本ムービーを見て操作方法が覚えられる「トレーラーデモ」があります。
エディット 既にあるチームを編集したり、オリジナルの選手やチームを新しく作ることができます。
オンライン Xbox LIVEに接続して、選手のデータをダウンロードすることができます。
エキストラ 獲得した「ナムサカポイント」を使って、さまざまな特典を購入することができます。また、モバイルコンテンツとして、「ナムサカポイント」のやり取りができます。
オプション ゲームの各種設定の変更とデータの管理が行えます。
ACHIEVEMENT 全カップクリア(50): 「マッチ」の「カップ」のすべてのカップで優勝します。
日本代表ストーリークリア(25): 「日本代表ストーリー」を1回クリアします。
ハットトリック達成(25): 「日本代表ストーリー」でハットトリックを達成します。
100得点獲得(50): 「日本代表ストーリー」で通算100得点を獲得します。
100アシスト達成(100): 「日本代表ストーリー」で通算100アシストを達成します。
100勝達成(100): 「日本代表ストーリー」で通算100勝します。
日本代表ストーリーVERY HARDクリア(150): 「日本代表ストーリー」をVERY HARDでクリアします。VERY HARDは、HARDをクリアすれば出現します。
日本代表ストーリー全選手クリア(200): 「日本代表ストーリー」を全選手でクリアします。
100試合達成(50): 通算で100試合プレイします。
100時間達成(100): 通算で試合をリアルタイムで100時間プレイします。
全チーム獲得(150): すべてのスペシャルチームを獲得。
OVERALL(1000): 「全カップクリア」は「マッチ」、「日本代表ストーリークリア」から「日本代表ストーリー全選手クリア」までは「日本代表ストーリー」、「100試合達成」から「全チーム獲得」までは「マッチ」と「日本代表ストーリー」、で実績を解除できます。このうち、最初の4つの実績は、ほとんどの人が解除できるのではないかと思います。「日本代表ストーリー全選手クリア」と「100時間達成」は99%以上の人が解除できないことでしょうし、「日本代表ストーリーVERY HARDクリア」も解除は簡単ではないと思います。それ以外の実績は、どれだけ時間を費やすかにかかっています。ですから、最低でも150Gが目標で、最高で700Gが目標になります。
GRAPHICS 本作は、カメラを選手の背後に設置することにより、フィールドにいる選手と同じ視点でプレイすることができるサッカーゲームということで、既存のアクション系サッカーゲームとは異なり、プレイ中も操作している選手が画面の中心に大きく表示されます。そのため、選手のモデリングやアニメーションがより重要になってくるわけですが、この点に関しては合格点を付けられるのではないかと思います。選手は、モデリングがしっかりとしており、選手ごとの体格差や髪型などの違いなども描写されていますし、アニメーションも、サッカー選手としての細かい動きまで再現されており、あまり不自然さを感じることもありません。
ただ、フィールド上の選手のタッチがポリゴン調であるのに対し、選手がアップになった時にはやや絵画調になるため、少し違和感を感じることがあります。特に、イベントシーンの監督や選手の表情は完全に絵画調のものになっており、もう少しポリゴン状態で選手を描けなかったのかなという気はします。本作では、実在の日本代表選手が題材となっているため、日本選手は実名で登場するのですが、その選手が誰かを識別できる程度には似ています。似ているという点では、ポリゴン調の選手の方が絵画調の選手よりも似ているように感じます。絵画調のタッチが、少し絵の具が乗りすぎかなといった雰囲気を感じさせるものであるため、あえて絵画調のグラフィックを入れるべきだったかどうかは疑問の余地が残るところです。また、宮本恒靖、小笠原満男、柳沢敦、本山雅志の4選手に関しては、ライセンサーとしてイベントシーンなどでは実写で登場していますが、特に違和感を覚えることはありません。ちなみに、本作では、外国の選手も実名で登場するのですが、こちらは日本選手ほどには似ていないようです。
グラウンドやスタジアムの質感、応援の垂れ幕や広告などは、実物でもあるかのような生々しいリアルさは感じられないものの、それなりの存在感を感じ取ることはできるため、興ざめするといったことはありません。当然のことながら、応援の垂れ幕が国ごとに異なるところも好感が持てます。
シュートシーンを中心としたリプレイは、この世代のゲーム機としては当然のこととはいえ、さまざまなアングルや速度で何度でも見ることができ、素晴らしいプレイをした時には悦に入ることができます。
7
SOUND ドルビーデジタルです。本作の実況と解説の素晴らしさは、同じ時期に発売された「2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会」と比べると雲泥の差があると言っても過言ではないばかりでなく、実況付きのスポーツゲームの中でも上位にランクされるほどのものになっています。実況は倉敷保雄、解説は宮澤ミシェルが担当していますが、その場の状況を的確に捉える流れるような実況とユーモアを交えた鋭い解説は聞き応えたっぷりで、このテンポの良さはプレイしていても心地良いものがあります。それもそのはず、実況の倉敷保雄はサッカー中継の実況アナウンサーとして知られる人で、サッカーの知識も豊富に持っており、多くのサッカーファンからも支持されているのです。また、解説の宮澤ミシェルも、台本を棒読みしているといった印象は全くなく、表現力豊かにさまざまなコメントを残してくれます。もちろん、これらの実況と解説がしっくりとくるのも、刻々と移り変わる試合の流れに適した実況と解説を引っ張り出してこられるプログラミングがあればこそです。本作は、これらすべての要素がうまく絡み合った好例だということができるでしょう。
ボールを蹴った時の音、スタジアムの歓声、応援の楽器や音楽なども、サッカーゲームとしてだけでなく、スポーツゲームとしても合格点を付けられるデキになっています。もちろん、サウンドもグラフィック同様に、国ごとに異なる応援が流れてくるため、異国情緒をたっぷりと味わうことができます。
9
CONTROL コントロールは、攻守共通となる基本的な操作と、ポジションごとの操作に大別されます。基本的な操作は、左スティックが選手の移動、画面外にボールがある時はボールの方向を向く、左ボタンが選手の切り替え、押し続けて主人公選手への切り替え、ドリブル中に左トリガーが選手の進行方向を見る、方向パッドの上下がラインコントロール、バックボタンが戦術発動で押すごとにパワープレイ発動→全員守備発動→戦術なし、となります。選手の切り替えに関しては、「おこのみセッティング」で「選手固定」にした時には行えません。
ドリブルは、左スティックで行い、右ボタンを押しながら左スティックがダッシュドリブル、右トリガーを押しながら左スティックが低速ドリブル、ドリブル中に右ボタンと左スティックが大きくボールを蹴り出す、ドリブル中に左スティックをニュートラルにして右トリガーが相手ゴールを向くボールストップ、一定速度以上でドリブル中に左スティックをニュートラルにして右トリガーが急減速ボールストップ、右スティックボタンがボールリフト、となっています。
パスは、Aボタンがサーチパス、Bボタンがロングパス、敵のゴールサイドでBボタンがセンタリング、その前に右ボタンを押すと低弾道センタリング、Yボタンがフリーパス、ボールを受け取る前にA、B、Yボタンのいずれかがダイレクトパス、Yボタンと同時に進行方向と逆に左スティックがヒールパス、BボタンかYボタンで蹴り出す前に左スティック左右がパスにカーブをかける、A、B、Yボタンのいずれかで蹴り出す前に右トリガーがキックキャンセル、となっています。
パスくれは、味方がボールをもっている時にAボタンがグラウンダーパスくれ、味方がボールをもっている時にBボタンがフライパスくれ、これが敵のゴールサイドならセンタリングパスくれ、パスが受け手に渡る前にAボタンがグラウンダーワンツーパス、パスが受け手に渡る前にBボタンがフライボールワンツーパス、味方がボールを持っている時にYボタンがボールまわせ指示、となっています。
シュートは、Xボタンがシュート、Xボタンを押して蹴るまでに右ボタンが低弾道シュート、Xボタンを押して蹴るまでに進行方向と逆に左スティックがループシュート、Xボタンを押して蹴るまでに進行方向と逆に左スティックと右ボタンがループシュート、ボールを受ける前にXボタンがダイレクトシュート、ボールを受ける前にXボタンを押して蹴るまでに右ボタンが低弾道ダイレクトシュート、ボールを受ける前にXボタンを素早く2回がボレーシュート、Xボタンを押して蹴るまでに左スティック左右がシュートにカーブをかける、Xボタンを押して蹴るまでに右トリガーがシュートキャンセル、敵陣で味方がボールを持っている時にXボタンがシュート指示、となっています。
フェイント・トラップは、ドリブル中に右スティック下/左/右がクイックターンフェイント、ドリブル中に右スティック上の後もう一度右スティック上/下/左/右が縦突破フェイント、ドリブル中に右スティック上の後右スティックボタンが浮かせるフェイント、味方選手がドリブル中に右スティックボタンが個人技勝負指示、ボールを受ける前に右スティックが大きく出すトラップ、ボールを受ける前に右スティックボタンが浮かせるトラップ、ボールを受ける前に右スティックボタンを押してから右スティック上/下/左/右が好きな方向に浮かせるトラップ、となっています。
守備は、ボールの近くでAボタンがボールカット、ボールの近くでBボタンがスライディングタックル、右トリガーを押しながらBボタンが鋭いスライディングタックル、ボールの近くでXボタンがショルダータックル、ボールから離れている状態でAボタンがタックル指示、ボールが自陣にある時にXボタンがクリア、自陣で味方選手がボールを持っている時にXボタンがクリア指示、Aボタンを押し続けるが自動プレスする、Xボタンを押し続けるが味方に自動プレス指示を出す、右トリガーを押し続けるが腰を落として構える、右トリガーを押しながら左スティックが腰を落として移動、相手選手がボールを蹴る前にAボタンがシュートブロック、Yボタンを押し続けるがキーパーを飛び出させる、となっています。
ゴールキーパーは、Aボタンがパンチング、Bボタンがキャッチング、ボールを持っている時にBボタン/Xボタンがパントキック、ボールを持っている時に右ボタンを押しながらBボタン/Xボタンが低弾道パントキック、ボールを持っている時にYボタンがフリーオーバースロー、ボールを持っている時にAボタンがサーチオーバースロー、ボールを持っている時に右ボタンを押しながらAボタンがアンダーハンドスロー、ボールを持っている時に右トリガーがボールを足下に置く、守備時にペナルティエリア内で左ボタンを押し続けるがオートポジショニング、左トリガーを押しながら左スティックがステップ移動、Yボタンを押し続けるがオート飛び出し、ペナルティキック時に相手がボールを蹴る前に右ボタンを押しながら左スティックがPKフェイント、自陣で味方選手がボールを持っている時にXボタンがクリア指示、Xボタンを押し続けるが味方に自動プレス指示を出す、となっています。
セットプレイは、ペナルティキック、フリーキック・コーナーキック、スローインがあります。ペナルティキックは、左スティックで目線を決定し、XボタンならPKシュート、AボタンならPKコントロールシュート。フリーキック・コーナーキックは、左スティックで蹴る方向と高さを決め、Aボタンならサーチパス、Bボタンならロングボール、Xボタンならシュート、Yボタンならフリーパス。操作選手(ファーストキッカー)が助走を始めるまでに右ボタンを押すと、セカンドきっかーが蹴るフェイクになります。すろーいんは、Aボタンがサーチスローイン、BボタンとXボタンがロングスローイン、Yボタンがフリースローイン。
こう書いていくと、かなり多くの操作があって煩雑に感じますが、似たようなパターンの組合せも少なくはなく、選択した難易度次第ではやる必要もない操作も多いため、当然のことながらすべてをマスターしなければならないというわけではありません。基本的な操作は簡単にできるようになっているので、基本的な操作と自分がやりたい操作だけを覚えて、後は必要に応じて増やしていくということで構わないでしょう。選手の背後に設置されているカメラも、ボールがある方向にスムーズに動いてくれるため、今どこにボールがあるのかを迷うことはありませんし、敵ゴールの方向は足下に大きな矢印で示されるため、ボールをもらった時に自分がどこに進めばいいかで迷うこともありません。本作は、視点が既存のサッカーゲームとは異なるものの、サッカーゲームとしての操作性という点で考えると、既存のサッカーゲームと大きな違いはないということです。
そして、本作で褒めたいのが、パスをもらって前がかりになってそのまま攻め上がるという当たり前のことが当たり前のようにできるようになっているという点です。本作では、ボールを持っている味方選手に「パスくれ」の指示を出すとボールをパスしてくれますが、そのパスをもらった状態からスムーズに敵ゴールめざしてドリブルに持ち込めるのです。ほぼ同時期に発売された「2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会」では、この当たり前のことができなくてストレスを感じたものですが、本作ではこれができるため、サッカーらしい流れのある展開を生み出すことができるのです。もちろん、味方にパスを出す際にも、少しぐらいパスがそれても、味方はパスを取りにきてくれますし、パス交換しながら攻め上がっていくということも簡単にできるため、よりサッカーらしい展開を手軽に繰り出すことができます。
このように、本作は、大胆な試みにチャレンジしながらも、サッカーゲームとしても一級品の操作性を持っているのです。
8
GAMEPLAY 本作の最大の特徴は、これまでのテレビ視点によるサッカーゲームとは一線を画し、カメラを選手の背後に設置することにより、フィールドにいる選手と同じ視点でプレイすることができるサッカーゲームだということです。そして、このデキ如何で本作の評価が定まってくるというわけです。結論から言ってしまうと、この大胆とも言える試みは成功裡に終わっていると言っても過言ではないと思います。従来のサッカーゲームでは、テレビ視点でのプレイに終始することが多かったため、個々の選手を操作するというよりはチーム全体を指揮するといった印象があり、アクション系のゲームでありながらもストラテジー系の要素を色濃く持ったものになっていました。ところが、本作では、1人のサッカー選手になりきってフィールドでプレイすることができるため、選手の視点に立って試合に臨むということが可能になっています。もちろん、パスやシュートの失敗は自分の責任になってきますし、パスを出した相手がミスすれば、しっかりしてくれよ、という気持ちにもなります。それだけ、感情移入度が高くなるというわけです。
しかも、本作では、日本代表の一員としてプレイすることになるため、単に1試合きりという単位ではなく、ワールドチャンピオンまでの一連の流れの中で、さまざまなテーマを持って、それぞれの試合に臨むことができます。実際のところ、試合によっては、監督から、パスを5本通せ、先取点を取れ、シュートを3本以上枠内に飛ばせ、絶対にファウルをするな、などといったテーマを出されることがあり、自分なりのテーマだけでなく、監督から求められたテーマをクリアする必要性も生じてきます。また、常に日本代表のスターティングメンバーに選ばれるというわけではなく、監督の方針や好みにより、ベンチスタートになることもあれば、メンバー自体から外されることもあります。それだけに、1試合1試合がより重要になってくるわけで、日本代表メンバーとしての喜びや苦しみも追体験できるのです。ただ、ストーリーやイベントシーン自体は、絵画調のグラフィックともあいまって、それほど感動的なストーリーであるとか、重みのあるストーリーであるとか、というわけでもありません。優勝した際のムービーも、グラフィックが絵画調であることや、選手の動きが単調であることで、それほど大きな喜びを感じ取ることができません。このあたりは、少し練り込み不足だったような気がします。
本作で残念なのが、「ONLY ON XBOX 360」でありながら、オンライン対戦に対応していないという点です。11人対11人でプレイするサッカーでは、22人対戦ができるのが望ましいのですが、Xbox 360では24人対戦に対応しているタイトルもあり、人数的には実現不可能ではないと考えられます。実際問題として22人そろえるのは難しいかもしれませんが、プレイヤーが操作しないキャラクターに関してはAIが担当すればいいだけのことです。また、サッカーという国際的なスポーツであれば、Xbox 360が普及している国ごとのバージョンを発売し、オンラインでは国対国の22人対戦が実現すれば、面白いことになったのではないでしょうか。サッカーゲームとしてのデキを比較すれば、「2006 FIFAワールドカップ ドイツ大会」よりも本作の方がはるかに上になるわけですから、そのことがXbox 360ユーザーに認知されさえすれば、それなりのセールスも期待できたのではないかと思います。もし、次回作があるということなら、これは実現させてほしいところです。もしくは、あくまでもドメスティックで勝負するというのならば、Jリーグでもありかもしれません。とにかく、これ1作で終わらせてしまうのは惜しいタイトルではあります。なお、本作には、画面分割による2人対戦は用意されており、選手データの配信も行われています。
9
LONGEVITY 本作のメインモードである「日本代表ストーリー」は、クリアするまでに16ステージ(16試合)あります。1ステージの流れは、イベントシーン、スタメン発表、日本代表ストーリーメニュー、セットアップメニュー、試合、代表ポイント発表、試合後イベント、選手育成、セーブ、となっており、1試合あたり20分ぐらいはかかるため、1ステージ終わるのに30分はかかるのではないかと思います。それが16ステージですから、クリアするまでにかかる時間は8時間ということになります。選手ごとのストーリーに大きな違いはないため、何度もやっていると単調にはなってきますが、それでもたいていの人は最低でも2人(2ポジション)ぐらいはやってみるのではないかと思います。また、「マッチ」の「カップ」も、プレイする価値があります。そう考えると、最低でも20時間以上はプレイするのではないでしょうか。 8
OVERALL 本作は、これまでのテレビ視点によるサッカーゲームとは一線を画し、カメラを選手の背後に設置することにより、フィールドにいる選手と同じ視点でプレイすることができるサッカーゲームで、この大胆とも言える試みは成功裡に終わっていると言っても過言ではありません。また、こうした大胆な試みにチャレンジしながらも、サッカーゲームとしても一級品の操作性を持っています。それだけにオンライン対戦できないのが惜しまれますが、サッカーゲームが好きなら買っても損ではないと思えるだけの良質なタイトルなのは確かです。 8

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