JIM'S ATTIC 360 TOPICS 360 REVIEW XBOX REVIEW 360 REGION XBOX REGION OVERSEAS
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NINETY-NINE NIGHTS

GENRE アクションRPG/サードパーソン
PUB./DEV. マイクロソフト/キューエンタテインメント/ファンタグラム
RELEASE DATE 2006/4/20
OUTLINE ファンタジーの世界を舞台に、敵の大軍勢をなぎ払っていくスピーディなアクションゲームです。さまざまなドラマを背負ったキャラクターたちを操り、光と闇を象徴する軍勢が激突する戦乱の世の中で、自分が信じる正義のために戦います。さまざまな種族が平和の中で共存していた世界。その平和のバランスを保っていたのが、この世の光と闇を統べる不思議な力を持った結合石オーブです。何者かの陰謀によりこのオーブが破壊され、光と闇に世の中が分かれた時、互いの種族は互いに疑念を持ち、疑念は不信を生み、やがて分断の世の中が始まります。そして、各々の種族は、それぞれの戦いに巻き込まれていきます。光と闇のオーブをひとつにすると、九十九日の闇が訪れ、百日目の朝に光を取り戻します。そして、オーブをひとつにしたものが、次の時代の覇者となるのです。プレイヤーは、各キャラクターごとに用意されたシナリオに沿って、ストーリーごとに与えられたミッションをクリアしていきます。各ステージには、クリア条件としていくつかのミッションが存在し、これらの条件を満たすことでミッションコンプリートとなります。
GAME MODE キャラクター選択 キャラクターを選択して、ゲームを最初から始めます。最初に操作できるキャラクターは、インフィだけですが、ゲームを進めていくと、選択できるキャラクターが増えていきます。本作では、各キャラクターの置かれた環境や立場はそれぞれ全く異なっており、ゲームプレイが進むに従って波乱万丈の物語を体験することができます。すべてのキャラクターでエンディングを迎えれば、時間軸に沿って語られた世界の全貌を多角的な視点で味わうことができるのです。
使用するキャラクターを選ぶと、オープニングデモの後にミッションが始まります。ミッションは、ステージ紹介に続き、護衛部隊選択画面に進みます。護衛部隊には、剣部隊、長剣部隊、槍部隊、弓矢部隊、があり、その中から1部隊ずつを左右に配置することができます。それぞれの部隊は、戦闘中に召集と待機の指示が出せます。また、部隊全体に対して、攻撃と防御の指示も行えます。ミッション内容は、その都度、画面上に表示されますが、ポーズメニューから確認することもできます。
戦闘中のアクションには、移動系アクション、攻撃系アクション、防御系アクション、命令、があります。攻撃系アクションでは、通常攻撃のほかに、簡単なコマンド入力による連続技攻撃、オーブアタック、オーブスパークなどがあります。攻撃を敵にヒットさせるとコンボ数が表示され、連続して高度な攻撃系アクションを繰り出すほどコンボ数の上昇数が高まります。また、戦闘で敵を倒すと、赤いオーブが現れます。そのオーブを(自動で)集めると、オーブアタックゲージが溜まっていき、それが満タンになるとオーブアタックという強力な特殊攻撃を繰り出すことができます。オーブアタックで敵を倒すと、青いオーブが現れます。そのオーブを(自動で)集めると、オーブスパークゲージが溜まっていき、それが満タンになるとオーブスパークというより強力な特殊攻撃を繰り出すことができます。ちなみに、オーブアタックゲージとオーブスパークゲージの双方が満タンの場合には、オーブスパークの発動が優先されます。
プレイ中、敵を倒しながら移動していくと、画面にアイテムが出現することがあります。アイテムには、大きく分けて以下の2種類あります。ポーションなどのように手に入れた瞬間に効果を発揮するタイプと、武器やアクセサリーのように装備することで初めて効果が現れるタイプです。装備系のアイテムは、プレイ中にポーズをかけ、ステータスでキャラクターに装備させることができます。武器はひとつしか装備することができませんが、アイテムはキャラクターにより最大5個まで装備することができます。
選択したステージの最終ミッションをコンプリートすると、ミッションリザルト画面が表示され、そのステージでの成果を確認することができます。ランクはSが最高で、クリアタイム、倒した敵の数、通常攻撃(での撃破数)、オーブスパーク(での撃破数)、獲得オーブ数、最大連続コンボ数、部隊生存率(%)、ミッションクリア回数、ボーナス(ステージごとに設定された特別ボース経験値)、ポイント(ミッションコンプリートによって得られたポイント数)の総合的な結果を基にランクが表示されます。いったんコンプリートしたステージは、何度でもプレイすることができます。キャラクターのレベルは9まで上げることができますし、ステージのランクをA以上に上げるためにも、何度でも繰り返しプレイする必要があります。
プレイヤーが操作するキャラクターのHPがなくなって死んだ場合と、各ステージのミッションに失敗した場合には、ゲームオーバーとなります。ゲームには、チェックポイントはなく、オートセーブやマニュアルセーブもありません。ゲームオーバーになった場合には、最初からやり直すしかないというわけです。
また、本作では、前述しているように、プレイヤーが自分で操作するキャラクターとして最初にプレイできるのはインフィのみで、条件をクリアしていくことで選択できるキャラクターが徐々に増えるようになっています。そのキャラクターを出現させるためのプレイデータを保存するためには、各キャラクターの最終ミッションクリア後に、以下の条件を満たす必要があります。各キャラクターの最終ミッションクリア後(スタッフロール後)、キャラクター選択画面に登場しているいずれかのキャラクターでゲームをプレイし、ミッションクリア後に一度プレイデータをセーブします。この条件が満たされなかった場合には、新たなキャラクターが出現しなかったり、キャラクター選択画面上で一度出現したキャラクターが消えたりする場合があるため注意しなければなりません。各キャラクターごとに個別のセーブデータを作る必要もあり、最終的にはキャラクターごとに7つのセーブデータを作らなければなりません。
7人のキャラクターのステージとミッションは、以下の通りです。
インフィ(ゲームスタート時からプレイできます)聖堂騎士団に所属する17歳の女性騎士です。真紅の長剣の使い手で、光のオーブスパークを操ります。「光の加護を受けし者」の家系に属しており、父は「分かつ戦い」の功労者でもあります。騎士のあり方や正義、光の巫女への絶対的忠誠心に対し、異常なこだわりを見せています。この完璧主義にも通じるインフィの融通の利かない性格は、一方で脆弱さをはらんでもいます。原因は、兄であるアスファに対し、強い憧れを抱いていることです。それを隠し通すため、正義や大義に過度に依存しているかのようにも見えます。そういった複雑な感情が、インフィを突き動かします。
聖都ヴァルハーリン(敵兵50人を制圧せよ!、敵弓兵隊を制圧せよ!、敵将を制圧せよ): アスファとの模擬戦です。勝つと、聖堂騎士団の団長になります。このステージは、10分ぐらいです。
アーヴァリア山脈(敵をせん滅せよ!、表示された地点に移動してアスファと合流せよ!、トロールを倒せ!): 聖都ヴァルハーリンに向け進軍してきたゴブリン大軍勢との戦闘です。中盤はライトニングを使うゴブリン魔導僧を優先的に倒し、最後は巨大トロールとの高いです。このステージは、30分ぐらいです。
ワンディーク近郊(ゴブリン部隊をせん滅せよ!、敵をせん滅せよ!、ゴブリン部隊をせん滅せよ!、敵の隊長を倒せ!、逃亡する敵をなるべく多く倒せ!): 辺境の防波堤であるヴァルヴァザール城が攻められているものの、ゴブリン族の本拠を叩くべくワンディーク砦に軍を進めます。特に難しいミッションではありません。このステージは、15分ぐらいです。
ワンディーク砦(ゴブリンの二つの拠点を攻撃して、敵の流入を止めろ!、中央の門が開きました、オーク重装兵を捜して倒せ!、中央の門が開きました、弓隊をせん滅せよ!、中央の門が開きました、オーク兵長を倒せ!、中央の門が開きました、祭壇にいるゴブリン魔導僧を倒せ!): ワンディーク砦で、ゴブリンの野望を打ち砕くため、ゴブリン族を壊滅させます。ゴブリンの左右の拠点を制圧し、中央の門から砦に入ります。敵の大軍勢とオーク重装兵を倒します。中央の門から奥に進み、弓兵を倒します。中央の門から奥に進み、敵の大軍勢とオーク兵長を倒します。中央の門から奥に進み、敵の大軍勢と祭壇のオーク魔導僧を倒します。このステージは、45分ぐらいです。
フォーリア平原(敵をせん滅せよ!、ドラゴンを操るアルフォン族をせん滅せよ!、ディクファリオを撃退せよ!、ディングバットを倒せ!): ゴブリン王ディクファリオがフォーリア平原に兵を集中させているので、一戦交えます。ゴブリン族の増援部隊にトロールが2体混ざっており、アルファン族が操るドラゴンも現れるので、けっこうやっかいです。更に、ゴブリン族の増援部隊が現れるので、ディングバットとディクファリオを倒します。ディクファリオは、アスファとヘッペに攻撃させておいて、攻撃後の隙や転んだ時を狙えば、それほどダメージを受けずに倒せます。このステージは、30分ぐらいですが、何度かやり直す必要があるかもしれません。
ヤ・フェ・ワールの森(ディクファリオを見つけ出せ!、ディクファリオを追撃せよ!、プク族をせん滅せよ!、夜の軍勢をせん滅せよ!): ディクファリオがヤ・フェ・ワールの森に逃げ込むので、これを追撃します。ヤ・フェ・ワールの森は、森の中に広い道が入り組んだ構造になっており、いたるところに敵の部隊が待ち受けています。ある程度、敵を倒すと、プク族が現れます。パパック三世は、倒れると弱いので、倒して起き上がったところを攻撃を繰り返すと簡単に倒せます。パパック三世を倒すと森の雰囲気が変わり、少し歩き回ると夜の軍勢が現れますが、特に強くはありません。夜の軍勢を倒すと、再び、元の森に戻り、通常の戦闘を繰り返します。ライトニングを使うゴブリン魔導僧を優先的に倒します。しばらく進むと、ディクファリオとその軍勢との戦いになります。この際に、オーブアタックとオーブスパークの両方を残しておくと楽です。ディクファリオは、隅に押し込んで攻撃し続ければ、それほど苦労せずに倒せます。このステージは、30分ぐらいですが、何度かやり直す必要があるかもしれません。
アナザーワールド(特別ステージで、全キャラクターをクリアすると登場します。夜の王を倒せ!): ヤ・フェ・ワールの森でディクファリオを倒した後、目の届かないジメジメとした禍々しい場所で、この戦いを仕組んだ真の敵と戦います。このステージに来る前に、必ずインフィのレベルを9まで上げておきます。中央奥の広場を中心に枝分かれした道を、夜の軍勢を倒しながら進みます。3ヵ所ほどある広場では、夜の軍勢とゴブリン族やオーク族などが戦っていますが、とりあえずミッションをコンプリートするなら、無視して通り過ぎた方が無難です。ここで戦わなくても、ランクAが獲れます。オーブアタックゲージを満タンの状態にして、夜の王が待つ中央奥の広場に進みます。夜の王は、オーブを消費するオーブアタックを使わないと、倒すことが極めて難しくなっています。そのため、広場に大勢いる夜の軍勢は、オーブアタックゲージを満タンにするためだけに利用し、必要以上に倒さないようにします。オーブアタックができるようになったら、夜の王が地上にいる時に背後からセラフバタフライで攻撃します。再び、オーブアタックゲージを満タンにし、夜の王をセラフバタフライで攻撃します。これを何度か繰り返しますが、夜の王を倒す前に、夜の軍勢を根絶やしにしてしまった場合には、ミッションコンプリートがかなり困難になります。ただし、必殺の腕輪を手に入れることができれば、簡単に夜の王を倒すことができます。必殺の腕輪は、オーブを消費する連続技を出してもオーブが一切減らないというもので、これを装着すればセラフバタフライを何度でも繰り出すことできます。必殺の腕輪は、夜の軍勢を攻撃した際に、ごくまれに落とすので、赤いポーションか青いポーション以外が出現したら、すぐに取りにいくようにします。ちなみに、私は、5時間以上やって初めて取れたのですが、そのミッションを失敗した直後のリトライで、道中の敵から回収しました。このステージは、最短15分ぐらいですが、何十回、何百回とやり直す必要があります。
アスファ(インフィをあるミッションまでクリアすると出現します)聖堂騎士団に所属する青年騎士です。長槍の使い手で、光のオーブスパークを操ります。インフィの頼もしい兄であり、光の巫女エクトパールの幼なじみです。兄妹としてインフィを思う気持ちは、非常に強くなっています。19歳という若さとは裏腹に、おおらかな屈託のない性格で、争いを好まず、他人に屈することを嫌います。アスファは、時にその優しさが自問自答させ、オーブをめぐるこの戦いに対しての大義を信じることができず、目の前で失われていく命の重さに苦悩します。人間の都合だけを考えた正義は、彼にとっての本当の正義になり得るのでしょうか?
聖都ヴァルハーリン(丘の上の敵部隊を制圧せよ!、戦闘中の部隊を援護しろ!、敵将を制圧せよ!): インフィとの模擬戦です。丘の上の敵部隊を制圧し、インフィのHPの大部分を減らします。このステージは、5分ぐらいです。
アーヴァリア山脈(表示された地点に移動してインフィと合流せよ!、ゴブリン魔導僧を捜して倒せ!、敵をせん滅せよ!、伝令隊が到着するまでにトロールを倒せ!): ゴブリン軍が侵攻しつつあるアーヴァリア山脈での戦いです。インフィと合流して、敵をせん滅します。伝令隊が到着するまでの95秒以内にトロールを倒しますが、トロールを集中して攻撃すれば50秒ぐらいで倒せます。ここでインフィが伝令隊とともに到着し、ワンディーク砦に行くか、ヴァルヴァザール城に行くかの決断を迫られます。このステージは、20分ぐらいです。
ワンディーク砦(ゴブリンの二つの拠点を攻撃して、敵の流入を止めろ!、中央の門が開きました、オーク兵長を捜して倒せ!、中央の門が開きました、弓兵部隊をせん滅せよ!、中央の門が開きました、オーク兵長を倒せ!、中央の門が開きました、祭壇にいるゴブリン魔導僧を倒せ!): 戦いを終わらせるため、そして、エクトパールの命令に従い、団長としての毅然とした姿をインフィに見せるため、ゴブリン軍の本拠地を叩きます。ゴブリンの左右の拠点を制圧し、中央の門から砦に入ります。敵の大軍勢とオーク兵長を倒します。中央の門から奥に進み、弓兵を倒します。中央の門から奥に進み、敵の大軍勢とオーク兵長を倒します。中央の門から奥に進み、敵の大軍勢と祭壇のオーク魔導僧を倒します。このステージは、45分ぐらいです。
ヴァルヴァザール城(長男ヴェルテンを救援し、ゲゲ族の部隊をせん滅せよ!、次男ヴァルハーテンを救援し、パパック三世を倒せ!、三男ヴィデンを救援し、アルファン族をせん滅せよ!): ヴァルヴァザール城は辺境の地にある氷雪の防波堤で、この地が陥落すると辺境氏族の流入を招きます。そのため、聖堂騎士団の誇りを持って、この地の救援に向かいます。ヴァルヴァザール候の長男ヴェルテンを救援し、ゲゲ族の部隊をせん滅します。同じく次男ヴァルハーテンを救援し、パパック三世を倒します。同じく三男ヴィデンを救援し、アルファン族をせん滅します。バイデン候に加勢し、オーク族長リューを倒します。ディングバットを倒します。このステージは、15分ぐらいです。
フォーリア平原(敵をせん滅せよ!、オーク族長リューを撃退せよ!、ディングバットを倒せ!、ディクファリオを撃退せよ!、バイデン候に加勢し、オーク族長リューを倒せ!、ディングバットを倒せ!): ゴブリン王ディクファリオ率いる闇の軍勢は、辺境氏族を含めた大軍となり、フォーリア平原を占拠していました。光の軍勢も各地から結集しますが、アスファはこの戦いに意義を見失いつつありました。次々と来襲する敵の大軍勢を河口で倒したら、川から離れてオーク族長リューとディングバットを倒します。このステージは、30分ぐらいです。
ヤ・フェ・ワールの森(ディクファリオを見つけ出せ!、ババック三世を倒せ!、謎の敵部隊を倒せ!、アルファン族部隊をせん滅せよ!、ディクファリオを追撃せよ!): ディクファリオがヤ・フェ・ワールの森に逃げ込むので、これを追撃します。アスファは、この戦いの意義を、大切な人を守ることであると気づきます。ヤ・フェ・ワールの森は、森の中に広い道が入り組んだ構造になっており、いたるところに敵の部隊が待ち受けています。ある程度、敵を倒すと、プク族が現れます。パパック三世は、倒れると弱いので、倒して起き上がったところを攻撃を繰り返すと簡単に倒せます。パパック3世を倒すと森の雰囲気が変わり、少し歩き回ると夜の軍勢が現れますが、特に強くはありません。引き続き、森の中を動き回り、アルファン族部隊を倒し、インフィと合流したら、ディクファリオを追撃します。ライトニングを使う敵を優先的に倒しますが、暗くて迷いやすいので注意します。しばらく進むと、ディクファリオとの戦いになりますが、隅に押し込んで攻撃し続ければ、それほど苦労せずに倒せます。このステージは、30分ぐらいです。
ミーフィー(インフィをあるミッションまでクリアすると出現します)聖都傭兵団に所属する32歳の戦士です。巨大な双刃剣が彼のシンボルで、火のオーブスパークを操ります。にやけた表情を常に浮かべているため、その性格は誤解されがちですが、戦士としてのプライドは高く、恋に酒に戦いに、常に全力でぶつかっていきます。彼は、法律家や役人を輩出する堅苦しい家に生まれ、表と裏の顔を使い分けながら要領良く生きる人々を観察しながら生きてきました。そして、いったんは正規軍に所属しながらも、義勇兵、そして、傭兵として生きる道を選びました。正規軍が置き去りにしていく民衆を見捨てることができなかったのが、その理由です。彼は、場当たり的に行動しているように見られがちですが、基本的には「黙って見過ごすことができない男」です。今回の戦いでは、女剣士エッファを助けるために傭兵に志願します。熱い心情を軽薄な態度でひた隠す、憎めない男です。
ヘルペの村(オークを倒し、少女を救出せよ!、教会に急げ!、教会の周りのオークをせん滅せよ!、エッファが危ない!、オークをせん滅せよ!): オークに囲まれた少女を守り、母親がいる教会に連れていきます。教会を取り囲むオークをせん滅し、エッフェを襲撃するオークもせん滅します。このステージは、10分ぐらいです。
城塞都市ヴァルガンダ(城壁が崩れるまえに投石器をすべて破壊せよ!、ミーフィーに襲ってくるゴブリンをせん滅せよ!、北門を攻撃しているゴブリン部隊をせん滅せよ!城の中に進入したオークをせん滅せよ!、オーク精鋭部隊をせん滅せよ!): ミーフィーは、光の加護を得てヘルベの村を守りますが、それは陽動作戦でした。城塞都市ヴァルガンダが、投石器による攻撃でゴブリン軍の侵攻を受けているので、そちらの援護に向かいます。城壁が崩れるまえに投石器7台を破壊し、ゴブリンをせん滅します。北門を攻撃しているゴブリン部隊を攻撃します。城の中に進入したゴブリン部隊を探し回ってせん滅しますが、その途中で盗みを働くテアテアを見つけ、懲らしめて傭兵団に仲間入りさせます。テアテアは、かなり手ごわいので、自らのHPに注意しつつ、テアテアのHPを4分の1ぐらいまで削ります。その後、オーク精鋭部隊をせん滅します。このステージは、45分ぐらいです。
アイスゲート(次男ヴァルハーテンの救出に向かえ!、三男ヴィデンの救出に向かえ!、ゲゲ族の族長を倒せ!、長男ヴェルテンの救出に向かえ!、アルファン族 族長ビューロを倒せ!、負傷しているバイデン候の救出に向かえ!、進入する敵部隊をせん滅せよ!): 辺境の地にある氷雪の防波堤ヴァルヴァザール城に向かい、巨大な守護壁アイスゲートをオーク軍から守ります。ヴァルヴァザール候の次男ヴァルハーテンを救出します。同じく三男ヴィデンを救出し、ゲゲ族の族長を倒します。同じく長男ヴェルテンの救出に向かい、アルファン族族長のビューロを倒します。負傷しているバイデン候の救出に向かいます。アイスゲートから侵入してくる敵を撃退します。このステージは、30分ぐらいです。
エヴェール山脈(表示された地点の敵をせん滅せよ!、敵をせん滅せよ!、敵をせん滅せよ!): アルフォン軍のフォーリア進軍を防ぐべく、エヴェール山脈で待ち構えます。表示地点のアルフォン軍をせん滅し、第2陣、第3陣もせん滅します。このステージは、10分ぐらいです。
フォーリア平原(インフィとアスファを探し聖堂騎士団と合流せよ!、敵をせん滅せよ!、表示された位置に移動し、敵の増援部隊の移動を食い止めろ!、エッファと合流せよ!、ビグバグを撃退せよ!、敵をせん滅せよ!): 光の軍勢と闇の軍勢の総力戦に馳せ参じます。インフィとアスファを探して聖堂騎士団と合流し、敵をせん滅します。表示地点である橋の近くに移動し、敵の増援部隊の移動を食い止めます。霧の方向に進んでエッファと合流し、ビグバグを撃破します。ビグバグは、攻撃力が強いので注意します。オーク族長リューを倒します。テアテアとエッファに攻撃させておいて、攻撃後の隙や転んだ時を狙って転がし、それからは起き際に攻撃を繰り返せば、楽に倒せます。このステージは、30分ぐらいです。
ディングバット(インフィ、アスファ、ミーフィーを最後までクリアすると出現します)ンディーク砦に住むゴブリンの戦士です。風のオーブスパークを操ります。人間にも似た白い肌を持って生まれたディングバットは、仲間と姿が違って見えることを恨めしく思っていました。そんな彼を、いつもかばってくれたのが兄のディンガでした。ディングバットは、理想のゴブリンとして兄ディンガを尊敬していました。そんなある日、ゴブリンたちは聖堂騎士団の襲撃を受け、ディンガはある女騎士の手にかかって命を落としてしまいます。ディングバットは、復讐に燃えて両手に曲刀を携え、赤い鎧の女を追って運命の戦いへと赴きます。それは、兄ディンガを目標に強く生きていこうと心に誓っている表れでした。
城塞都市ヴァルガンダ(ヴァルガンダの守備隊長を倒せ!、傭兵団のミーフィーを倒せ!、城門前の門兵長を倒し、ヴァルガンダ城へ続く門を開け!、ヴァルガンダ城主ウゴルとカラーランを倒せ!): ゴブリンが安心して住める世界を作るため、人間への復讐心を胸に、城塞都市ヴァルガンダでの初陣に挑みます。ヴァルガンダの守備隊長を倒したら、前線に赴き傭兵団のミーフィーを倒します。ミーフィーを倒すのは、あまり難しくはありません。城門前の門兵長を倒し、ヴァルガンダ城へ続く門を開けます。ヴァルガンダ城主ウゴルとカラーランを倒します。ウゴルは問題外、カラーランも苦労はしません。このステージは、20分ぐらいです。
アイスゲート(壱の門 味方の小門突破を助けろ!、壱の門 敵将ヴァルハーテンを討ち取れ!、弐の門 オーク族の小門突破に加勢せよ!、弐の門 ヴィデンを討ち取れ!、参の門 アルファン族の小門突破に加勢せよ!、アイスゲートまでアルファン族を護衛せよ!、アイスゲート バイデンを討ち取れ!): 極寒の地にそびえ立つアイスゲートを、自由と解放のために、破壊します。それぞれの門には耐久力が200あり、敵を倒し、敵将を討つことで、破壊することができます。壱の門は敵将ヴァルハーテン、弐の門は敵将ヴィデン、参の門は敵将ヴェルテン、です。アイスゲートまで、アルファン族を護衛します。アイスゲートの耐久力は550ほどで、敵を倒し、敵将バイデンとミーフィーを倒すことで破壊できます。このステージは、30分ぐらいです。
ヴァルヴァザール城(ゲゲ族に加勢し、敵をせん滅せよ!、ブク族に加勢し、敵をせん滅せよ!、オーク族に加勢し、敵をせん滅せよ!、アスファを倒して前線を死守せよ!、オーク族と共に、前線を引き上げろ!、ヴァルヴァザール三兄弟を討ち取り、拠点を制圧せよ!、城主バイデンを討ち取れ!): アイスゲートの破壊に成功したものの、ワンディーク砦は壊滅したため、ヴァルヴァザール城攻略にすべてを賭けます。ゲゲ族、ブク族、オーク族の順に加勢し、アスファが現れたらアスファを倒します。オーク族とともに前線へと進みますが、途中で巨岩が転がってくるので注意します。ヴァルヴァザール三兄弟を討ち取って拠点を制圧してから、城主バイデンを討ち取ります。このステージは、30分ぐらいです。
フォーリア平原(敵をせん滅せよ!、ディクファリオを救出せよ!、インフィ部隊を撃退せよ!): フォーリア平原で、ワンディーク砦を陥落させた指揮官である赤い鎧の女への復讐を果たします。敵部隊を倒しながら、ディクファリオを救出し、アスファ、インフィ、ビグバグを倒します。このステージは、10分ぐらいです。
カラーラン(ディングバットを最後までクリアすると出現します)城塞都市ヴァルガンダを拠点とする聖都教団アルファソス教会に仕える30歳の神職で、恵まれた体格を活かして祭壇に飾り付けられていた棍棒状の武器を振り回して戦い、魂のオーブスパークを操ります。カラーランは、元々、あらゆる悪事に手を染めた犯罪人でした。貧困に苦しむ中、ついに教会に押し入るまでになりましたが、金を奪う際に殺害しようとした神父に諭され、神の教えを受けて改心します。本来は短気で暴力的、苛烈な性格ですが、神の教えに従って常に自らを戒めています。カラーランは、現在の自分の境遇を神に課せられた試練だと考えています。オーブをめぐるこの戦いの中にも神の真実を追い求め、苦しみながらも自分に与えられた運命を受け入れています。すべての物語を見届ける達観者でもあります。
城塞都市ヴァルガンダ(ゴブリンを倒して捕虜になっている住民を救出せよ!、住民を正門へ導け!、トロールを倒せ!、白きゴブリンに攻撃されている城主を救出せよ!、白きゴブリンを倒せ!、): ゴブリンが城塞都市ヴァルガンダまで攻め入ってきました。スタート地点からかなり回り込んだところまで行き、ゴブリンの捕虜になっている住民を救出し、最低でも1人は西門まで連れて行きます。途中で現れるゴブリンやトロール、正門前で陣取るゴブリンを倒しながら進みます。城主を救い、ディングバットを倒します。このステージは、20分ぐらいです。
ワンディーク砦(門番を倒せ!、広場にいる敵を全滅させ、聖堂騎士団と合流せよ!、門が開きました、インフィ アスファと合流せよ!、オークをせん滅せよ!、トロールを倒せ!、門が開きました、祭壇前にいるトロールを倒せ!): 無駄な戦争を終わらせるための真実の鍵はワンディーク砦にあると考え、戦場へ向かいます。門番を倒し、広場にいるプク族とパパック三世を倒します。パパック三世は、倒れると弱いので、倒して起き上がったところを攻撃を繰り返すと簡単に倒せます。門が開くので先に進み、インフィ、アスファと合流し、オークをせん滅し、トロールを倒します。門が開くので先に進み、祭壇前にいるゴブリン族とトロールを倒します。ゴブリン族の数が多く、トロールも2体なので、インフィとアスファに手伝わせた方が楽です。このステージは、30分ぐらいです。
フォーリア平原(敵をせん滅せよ!、ディングバットを撃退せよ!、ビューロを撃退せよ!): ディクファリオの背後には伝説の夜の王がいました。その陰謀を阻止するため、命を賭して戦います。ゴブリン族、夜の大軍勢を倒しながら、ディングバット、ビューロを撃退します。赤いオーブ、青いオーブが溜まりやすいので、オーブアタック、オーブスパークを多用します。このステージは、15分ぐらいです。
テュルル(ディングバットを最後までクリアすると出現します)聖都魔導院の魔法使いの12歳の少女です。水のオーブスパークを操ります。まだ赤ん坊の頃、古木の根元に捨てられていたところを老齢の魔術師ミラーヴァリスに拾われます。彼は独り身だったため、テュルルは実の子のように愛情を持って育てられました。彼女は、鍵型の杖を手に魔法を操り、試練の洞窟で出会った不思議な生命体を引き連れて戦います。魔法に関する天性の才能を持ってはいますが、中身はまだまだ幼い普通の少女です。同じ年頃の子供と遊んだことや、遠くまで外出した経験がないため、外の世界に憧れています。
城塞都市ヴァルガンダ(ヴァルガンダ城の外の敵をせん滅せよ!、トロールを倒せ!、北門と東門を占拠しているゴブリン軍をせん滅せよ!、ビグバグを倒せ!): ヴァルガンダ城の外の敵をせん滅します。トロールは、ミーフィーと魔導師エスペラータに攻撃させてHPを減らしてから倒した方が安全です。北門と東門の敵を倒したら、ビグバグを倒します。ビグバグも、トロールと同様に、ミーフィーと魔導師エスペラーサに攻撃させてHPを減らしてから倒します。このステージは、20分ぐらいです。
アーヴァリア山脈(身にマップに表示された場所に移動せよ!、ゴブリン兵長を撃退せよ!、トロールを撃退せよ!): 光の軍勢の一員となり、ワンディーク砦に向かうため、1人で、アーヴァリア山脈を通ります。アーヴァリア山脈は長い道のりで、ゴブリンの大軍勢とはたびたび出くわし、オークの軍勢も現れます。基本的には、落ちている巨岩を水の勢いで転がし、その巨岩でゴブリンやオークを下敷きにしていきます。とげの罠は、ほうきに乗って飛び越えます。最後のトロールは、倒木の手前までトロールをおびき寄せると、そこを超えてくるのはまれなので、倒木の手前からスキル(連続技攻撃)で攻撃すればOKです。このステージは、30分ぐらいです。
ワンディーク砦(ゴブリンの拠点をせん滅せよ!、西の門が開きました、ポイントまで移動し、聖堂騎士団と合流せよ!、ゴブリン魔導僧が現れた!、ゴブリン魔導僧を倒せ!、ゴブリン魔導僧を倒せ!、ゴブリン魔導僧を倒せ!): インフィとアスファに会うため、ワンディーク砦に向かいます。門前のゴブリンをせん滅します。西の門が開くので、中に入り、ゴブリンの軍勢とゴブリン魔導僧を倒します。ポイントまで移動して聖堂騎士団と合流し、ゴブリンの軍勢とゴブリン魔導僧2人を倒します。三度、ゴブリン魔導僧3人を倒します。このステージは、45分ぐらいです。
フォーリア平原(聖堂騎士団と合流して敵部隊をせん滅せよ!、ディングバットを撃退せよ!、ディクファリオを探して撃退せよ!、アルファン族部隊をせん滅せよ!、エスペラータを探し出せ!、エスペラータの暴走を止めろ!): 決戦の地となったフォーリア平原に向かいます。聖堂騎士団と合流し、ゴブリン族、ゲゲ族をせん滅し、ディングバットを倒します。夜の軍勢を倒したら、ディクファリオを探して撃退します。ディクファリオが現れる場所は、ランダムになっているようです。アルフォン族をせん滅したら、エスペラータを探し出し、エスペラータを倒します。このステージは、30分ぐらいです。
ビグバグ(カラーランとテュルルを最後までクリアすると出現します) 森中で動物たちと暮らしていた心優しきトロールです。幼子のような純真無垢な性格で、戦いを好みません。オークによって捕らえられ、戦争の道具として戦場へ駆り出されます。
城塞都市ヴァルガンダ(投石器を攻撃するヴァルガンダ守備隊をせん滅せよ!、北門の敵をせん滅せよ!、テュルルを倒して味方を救出せよ!、聖堂前の石像を壊せ!): 投石器を攻撃するヴァルガンダ守備隊から投石器を守り、7台すべてが破壊されるまでにミーフィーを倒します。テュルルを倒し、ゴブリン兵長のところに行きます。聖堂前の広場にある巨大石像を破壊します。このステージは、30分ぐらいです。
フォーリア平原(敵をせん滅せよ!、ミーファーを撃退せよ!、アスファ部隊を撃退せよ!、表示されたポイントに移動せよ!、インフィを撃退せよ!、ディクファリオを撃退せよ!): ビグバグの名付け親であるゴブリンのディングルのため、フォーリア平原で戦います。敵と戦いながら、ミーファー、アスファを撃退します。表示されたポイントに移動し、インフィ、ディクファリオを撃退します。このステージは、20分ぐらいです。
ロード セーブしてあるキャラクターのセーブデータからプレイを再開します。
ライブラリー キャラクター資料、ミッション資料、素材集、を見ることができます。キャラクター資料と素材集を見るためには、ポイント(ミッションコンプリートによって得られたポイント数)が必要になります。
オプション ゲームの各種設定を変更できます。
チュートリアル ゲームの基本操作を覚えるためのチュートリアルがプレイできます。
ACHIEVEMENT インフィクリア(100): インフィの全ステージをクリアします。
アスファクリア(100): アスファの全ステージをクリアします。
ミーフィークリア(50): ミーフィーの全ステージをクリアします。
ディングバットクリア(100): ディングバットの全ステージをクリアします。
カラーランクリア(50): カラーランの全ステージをクリアします。
テュルルクリア(50): テュルルの全ステージをクリアします。
隠しキャラクタークリア(50): ビグバグの全ステージをクリアします。
特別ステージクリア(100): インフィの特別ステージ「アナザーワールド」をクリアします。
全ステージのAランク以上達成(200): 全ステージをAランク以上でクリアします。
全キャラクターを最高レベルに(200): 全キャラクターをレベル9にし、全ステージをクリアします。
OVERALL(1000): 「インフィクリア」から「テュルルクリア」までは、ゲームをクリアすれば解除することができ、それだけで500G獲得できます。最も難易度が高いのはインフィなので、インフィさえクリアできれば、他のキャラクターは、それほど苦労せずにクリアできます。通常は、これで満足しても構わないでしょう。「特別ステージクリア」は、簡単ではありません。すべてのボスキャラクターは、力押しやキャラクターのレベル上げで倒すことができますが、夜の王だけは、それができないからです。何十回、何百回と挑戦して、初めてクリアできることでしょう。
「全ステージのAランク以上達成」と「全キャラクターを最高レベルに」は、同時に進行することになりますが、「特別ステージクリア」を解除できない限り、どちらも解除できません。実績を1000Gにできるかどうかは、ひとえに「特別ステージクリア」にかかっていると言えるわけです。また、「全キャラクターを最高レベルに」は、全キャラクターをレベル9にしてから、もう一度、全ステージをクリアし直さなければなりません。ひたすら単純作業を繰り返すことになるわけですが、ここまで来るとステージクリア自体は難しくはないはずなので、実績200Gをプラスして実績を満点の1000Gにするためにも、頑張るしかないでしょう。
GRAPHICS 本作は、Xbox 360の発売前から、水口哲也が作る大作RPGとして、多くの人々に期待を持たれていました。そして、本作が当初から注目を集めていたのが、韓国屈指の開発会社ファンタグラムが手がけたグラフィックです。ファンタグラムは、「KINGDOM UNDER FIRE」シリーズなどで有名なメーカーです。本作でも、同シリーズで得たノウハウを基に、Xbox 360のマシンパワーを活用して、画面内に数千もの、それぞれの意思を持ったキャラクターを登場させることに成功しています。実際、この軍勢感は圧巻であり、山の頂からゴブリンの大軍勢がなだれをうって駆け下りてくるシーンなどは、これまでのゲームでは体験できなかったほどの迫力です。また、お互いの軍勢が白兵戦を繰り広げる中を敵を倒しながら進んでいく臨場感も、すさまじいものがあります。
もちろん、これらを彩るための、背景の美しさやオブジェクトの精巧さ、被写界深度や光と陰の表現、キャラクターグラフィックの描き込み具合やキャラクターアニメーションの滑らかさ、などを抜きにして語ることはできません。本作では、登場するステージのバリエーション自体は多いとは言えませんが、それぞれのステージが空気感を伴った存在感で、プレイするものを日常の中の非日常である戦場へと誘ってくれます。アーヴァリア山脈の荒涼たる寂寞感、ワンディーク砦の土着的な生活感、城塞都市ヴァルガンダの城下町的な商業的賑わい、ヴァルヴァザール城とアイスゲートの厳寒の中の無機質さ、フォーリア平原の決戦の地的静けさ、ヤ・フェ・ワールの森のうっそうとした大自然、アナザーワールドの異界の禍々しさ、など、いずれもが個性的な顔を持っており、プレイヤーに新鮮な空気感と臨場感を提供してくれます。
オープニングデモはもちろんのこと、イベントシーンも随所に挿入されており、プレイヤーの物語やキャラクターに対する感情移入度を盛り上げるのに十分な質の高さを持っています。ただ、オープニングデモやイベントシーンは、スキップできるものとそうでないものがあり、複数回プレイを必要とする本作にとっては、時として邪魔な存在であるのも事実で、2回目以降のプレイではスキップできるようにしておくべきでした。また、イベントシーンは、プレイ中に唐突に挿入されるため、コンボやオーブアタックなどが途中で途切れてしまうことが珍しくはありません。しかも、イベントシーンが終わると、プレイが中断された状態から再開されるため、敵の攻撃を受けてしまうこともあり、プレイヤーはイベントシーン中からボタンを連打しておかなければならないという不自然な行為を要求されます。ヤ・フェ・ワールの森で、パパック三世や夜の軍勢を倒した後にイベントシーンが挿入されるように、それ以外のイベントシーンも、その場の敵を全滅させてから移行するようにするべきでした。
また、やぐらなどのオブジェクトは、斬っても音も振動も出ず、何回か斬っていると壊れるという仕様になっています。アイテムが、倒したボスや道路脇に出現して、取ろうと思っても取れない、ということも少なからず発生します。これらのことは、直接、ゲームプレイに関わってくる問題であり、テストプレイからのフィードバックで、しっかりと直しておくべきでした。
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SOUND ドルビーデジタルです。本作のサウンドは、荘厳なテーマミュージック、迫真のキャラクターボイス、爽快なサウンドエフェクトの3要素が重なり合って、ひとつのサウンドとして成り立っていると言っても過言ではありません。テーマミュージックの荘厳さは、本作が単なるアクションRPGではなく、大きなテーマを持った作品であることをプレイするものに予感させます。プレイ中にも、キャラクターごとに音楽が流れるのですが、これらも荘厳さを持ったもので、爽快なだけのゲームではないという作り手からのメッセージをうかがい知ることができます。キャラクターボイスの迫真さは、本作がアクションRPGでありながらも、イベントシーンでのキャラクター同士の重い会話によって、戦争の悲惨さや無意味さが語られます。サウンドエフェクトの爽快さは、アクションRPGとして軍勢をなぎ倒していく気持ち良さを表すものになっている一方で、非戦闘員である民間人が否応なしに戦争に巻き込まれていく悲劇の一端をも垣間見せてくれます。
ただ、オープニングデモとイベントシーン以外のキャラクター同士のやり取りは、リアルタイムの戦闘中に、一枚絵で交わされます。戦闘中なので、いちいち読んでいる暇もない場合がありますし、せっかく声優を使っているのですから、これらはオープニングデモかイベントシーンに入れておくべきでした。また、前述しているように、やぐらなどのオブジェクトを斬っても音が出ないということが珍しくはない上、戦闘中は敵味方のキャラクターはほとんど無言で戦っています。雄叫びを上げるのは、せいぜい遠くから軍勢が突入してくる時ぐらいなのです。自らの命がかかった戦争なのですから、気合いや雄叫び、斬られた時の絶叫などがあっても良かったように思います。まぁ、数千という大軍勢が、気合い、雄叫び、絶叫を上げていたら、うるさくて仕方ないかもしれませんが・・・。
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CONTROL 3DアクションRPGとして、水準レベルの操作性をクリアしています。主な操作は、左スティックが移動、右スティックがカメラ、クリックして遠近の切り替え、Aボタンがジャンプ、キャラクターによって2度押しで2段ジャンプ、Bボタンがオーブアタックとオーブスパークの発動(両者が発動できる時はオーブスパークが優先)、XボタンとYボタンが攻撃、左トリガーが防御とカメラアングルのリセット、右トリガーが特殊移動、左ボタンが左側護衛の召集と解除、右ボタンが右側護衛の召集と解除、方向パッドが護衛部隊全体への指示で、上で敵部隊への突撃、下で近くでの応戦、が主なものになっています。
これらの操作のうち、少し疑問に感じたのがキャラクターを見る位置です。キャラクターは背後から見るのが基本になってはいるのですが、キャラクターが横を向こうがこちらを向こうが、カメラはキャラクターの背後には回り込まず、当初のカメラアングルを保持します。3Dゲームである以上、カメラは常にキャラクターの背後にあるのが自然です。そうしないと、キャラクターが進む先に何があるか、プレイヤーが知ることができないからです。その点に配慮して、カメラアングルのリセットが採用されてはいますが、本来はより早くカメラをキャラクターの背後に回り込ませるために使うものであり、プレイヤー自らが頻繁に使うためのものではありません。このあたりは、グラフィック、特に、画面内に数千もの、それぞれの意思を持ったキャラクターを登場させることに尽力した影響が出ているのかなと感じさせられる一端です。
また、本作では、オブジェクトに対する透過処理がほとんど施されていません。そのため、キャラクターが壁や木や岩のすぐ前に立つと、キャラクターの姿が見えずに、それらのオブジェクトのアップだけを見させられるという状況が起こってきます。本作は、軍勢を相手にするゲームであり、多数の敵に囲まれるという場面が往々にして生まれます。そのため、一瞬の視界不良が、キャラクターのHPの減少やゲームオーバーにつながってしまいます。しかも、本作には、チェックポイントやオートセーブ、マニュアルセーブは存在しません。ゲームオーバーになってしまったら、そのステージの最初からやり直さざるを得ないわけです。ですから、オブジェクトの透過処理は、完璧なまでに施しておくべきでした。
本作の操作で重要なものとして、スキル(連続技攻撃)があります。スキルには、さまざまな種類があり、効果や攻撃力が異なります。これらのスキルは、キャラクターごとに異なるばかりでなく、キャラクターのレベルが上がるごとに徐々に習得できるようになります。スキルは、コマンド入力によって発動しますが、コマンドはXボタンとYボタンの組み合わせだけで構成されるため、対戦格闘ゲームのコマンド入力に比べると簡単になっています。そのため、ボタンを押す回数が多くて忙しいものもありますが、難しすぎて出せないというものはそれほどなく、適当にボタンを押していれば発動できるものも少なくはありません。オンライン対戦があるわけでもないので、これで正解と言えるでしょう。
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GAMEPLAY 本作は、水口哲也という著名クリエーターがマイクロソフトと手を組んで制作する大作RPGであることから、Xbox 360ユーザーからは、Xbox 360のキラータイトルとして大きな期待を持って、その発売を待たれていました。また、水口哲也率いるキューエンタテインメントと韓国屈指の開発会社ファンタグラムとが共同開発することで、Xbox 360のマシンパワーを活用したグラフィックにも期待が高まっていました。オフィシャルサイトの作り込み度合いや、デモムービーによる数千の軍勢がぶつかり合うゲームシーンやキャラクターを全面に押し出したイベントシーンは、それらの期待をより一層高めるのには十分すぎるものでした。ところが、実際に誕生した作品はというと、大作感をそこかしこに感じさせながらも、作り込みの甘さも浮き彫りになるという、いささか惜しいデキになってしまっています。それは、ファンタグラムの思惑、キューエンタテインメントの思惑、マイクロソフトの要望、その3社間の温度差が微妙に交錯した結果として生まれたものなのではないかと思います。
まず、マイクロソフトの要望ですが、これは、Xbox 360を擁するハードメーカーとして、そして、本作の発売元として、当然のことながら、発売日を許容範囲以上は遅らせたくないという考えがあります。なにしろ、マイクロソフトでは、本作をXbox 360のキラータイトルとなる大作RPGとして位置づけているわけですから、Xbox 360の普及のためにも、発売をローンチから何ヵ月も遅らせるわけにはいきません。発売が遅れれば遅れるほど、すごいゲームが普通のゲームになってしまうのは、過去に幾度も例があることです。問題は、その納期に対する、ファンタグラムとキューエンタテインメントの思惑の違いにあったのではないでしょうか。
ファンタグラムは、「KINGDOM UNDER FIRE」シリーズで一躍名を馳せた韓国のメーカーですが、その歴史は比較的浅く、1994年に5人のティーンエージャーによって設立されています。当初は、MSX用のゲームを10本開発しましたが、2000年にリリースされたパソコン版「KINGDOM UNDER FIRE」が飛躍のきっかけになっています。それ以来、グラフィックを中心とした技術力の高さが同社の特徴のひとつになっていますが、それは本作でも引き継がれ、Xbox 360でどれだけ美しいグラフィックを描き出し、いかに多くの大軍勢を動かすかに力点が置かれていたように思います。
一方、キューエンタテインメントを率いる水口哲也も、過去に「スペースチャンネル5」や「Rez」など、常に挑戦心あふれるゲームをリリースしています。本作では、黒澤明の映画「羅生門」のような、勧善懲悪ではなく、それぞれの視点によって物語の印象が違ってくるようなゲーム作りを志向していました。折しも、アメリカで9.11事件が起こり、Xbox 360の音や映像に優れた表現力を持ってすれば、戦争の側面、人間模様を描けるのではないかと思い立ちます。それも、単なる「善」と「悪」ではなく、味方同士であってさえ、それぞれの立場や守るべきもの、愛や葛藤があり、それらすべてを追体験することで、世界の全貌が見えてくる、そうした大きな物語を描こうとしていました。
当初の予定よりも発売が大幅に遅れた中で、ファンタグラムはグラフィックを追求し、キューエンタテインメントはパラレルワールド的な物語性を追求する。時間的余裕があれば、それらを高い次元で融合させた上で、ゲームシステムやプレイアビリティの細部調整にまで手が回ったはずですが、残念ながらそこまでは及ばず、時間切れでの発売となってしまった。本作からは、そうした印象をそこかしこに感じ取ることができます。
まず、最大の問題点と言えるのが、前述している新たなキャラクターを出現させるためのプレイデータの保存方法です。各キャラクターの最終ミッションクリア後(スタッフロール後)、キャラクター選択画面に登場しているいずれかのキャラクターでゲームをプレイし、ミッションクリア後に一度プレイデータをセーブしなければならないというのは、時間切れでの発売による検証不足の賜物と言えるでしょう。しかも、各キャラクターごとに個別のセーブデータを作る必要もあり、最終的にはキャラクターごとに7つのセーブデータを作らなければならないというのも、今時のゲームとしてはお粗末なセーブシステムです。
また、
ゲームには、チェックポイントはなく、オートセーブやマニュアルセーブもなく、ゲームオーバーになった場合には最初からやり直すしかないというのも、問題です。確かに、キャラクターのレベルを上げ、それなりの武器と装備を付ければ、ステージクリアはさほど難しくはありません。キャラクターのレベル上げとステージのランク上げを狙って何度もプレイしていれば、大半のステージでゲームオーバーになるということはないからです。それでも、本作がXbox 360のキラータイトルである以上、ライトユーザーにも優しいシステムにしておくべきでした。
キャラクターのレベルを10以上に上げられるようにしたり、ショップを用意して、手に入れた武器と装備を売り、すべての武器と装備を購入できるようであれば、なお良かったでしょう。キャラクターのレベル上げとステージのランク上げを狙って何度もプレイしていると、同じ武器と装備を複数所有することになるはずですが、実際には既に持っている武器と装備は複数所有することができず、取るだけ無駄になってしまいます。これらを複数所有できれば、ショップで、要らないものは売り、そのお金でレアな武器や装備を買うことができます。これにより、ライトユーザーであっても、容易にゲームをクリアできるようになるはずです。
もちろん、前述している以下のような点も解決しておくべきでした。オープニングデモやイベントシーンに、スキップできるものとそうでないものがあること。イベントシーンがプレイ中に唐突に挿入されるため、コンボやオーブアタックなどが途中で途切れてしまうこと。イベントシーンが終わるとプレイが中断された状態から再開されるため、敵の攻撃を受けてしまうことがあるので、プレイヤーはイベントシーン中からボタンを連打しておかなければならないこと。やぐらなどのオブジェクトは、斬っても音も振動も出ず、本当に斬れているのかよく分からないこと。アイテムが、倒したボスや道路脇に出現して、取ろうと思っても取れないこと。オープニングデモとイベントシーン以外のキャラクター同士のやり取りが、リアルタイムの戦闘中に一枚絵で交わされること。NPCのキャラクターボイスが少ないこと。このように、本作が時間切れで発売されたことによる練り込み不足は、あまりにも数多く目についてしまいます。
更には、本作の発売前に見ることができたキャラクターを全面に押し出したイベントシーンにより、高い物語性が期待されましたが、実際には少し希薄かなと感じさせる部分もありました。特に、最初にプレイできるキャラクターであるインフィの物語性が最も薄いというのは、キラータイトルとしては少し残念なところです。本作のキャラクターの年齢を見ると、主役級と考えられる、インフィが17歳、アスファが19歳、ディングバットが15歳。それに対して、脇役とも言える、ミーフィーやカラーラン、NPCであるエッファの方が、キャラクターとして、はるかに立っているのが少し皮肉なところです。
1985年にヒットしたポール・ハードキャッスルの「19」は、ベトナム戦争を題材にした曲で、そのタイトルはベトナム戦争に従軍したアメリカ兵の平均年齢である19歳を所以としています。そう考えると、主役級の3人の年齢は若すぎるとも言い切れないのですが、ベトナム戦争に駆り出された19歳は単なる一兵士、本作の主役級3人は部隊や部族のリーダー的存在。物語を語るには、少し荷が重かったように思います。むしろ、一兵士の目から見た戦争であったなら、より深く物語を語れたような気がします。Xbox 360のキラータイトルの大作RPGということで、この年齢に落ち着いたのでしょうか。次回作が発売されるなら、3人ともいい具合に成長しているとは思いますが・・・。
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LONGEVITY 本作を平均的なレベルのアクションゲームプレイヤーがプレイしたら、7人のキャラクターをクリアするのに要する時間は、20時間ぐらいではないかと思います。アナザーワールドをクリアするためには、インフィのレベル上げや、より高度や武器やアイテムの取得も必要になるため、更に5時間程度は見ておく必要があります。そして、実績をすべて解除するためには、全ステージをAランク以上でクリアし、全キャラクターをレベル9にしなければなりません。これには、それ相応の時間を必要とします。なにしろ、各キャラクターのクリア時のレベルは5から7であり、そこからレベルを9まで上げなければならないからです。全ステージをAランク以上にするのは、全キャラクターのレベル上げと同時に行えますが、両者を達成するのは、そう簡単ではありません。ここでは、アナザーワールドをクリアするまでの時間ということで、「8」にしておきます。 8
OVERALL 本作は、水口哲也が作る大作RPGとして、Xbox 360のキラータイトルの1本として制作されました。そして、実際に誕生した作品はというと、大作感をそこかしこに感じさせながらも、作り込みの甘さも浮き彫りになるという、いささか惜しいデキになってしまっています。グラフィックでは、話題になった、画面内に数千もの、それぞれの意思を持ったキャラクターを登場させることに成功しており、これまでのゲームでは体験できなかったほどの迫力です。また、戦争をテーマとしたパラレルワールド的な物語性も、つかみの段階では、期待させるに十分なものを持っていました。それだけに、実際に登場した作品の作り込みの甘さの数々は、残念と言うしかありません。このデキでも、ローンチで発売されていたなら、ローンチだから仕方ないで済まされたことでしょうが、発売が延び延びになった上でのものだけに、弁護しづらいものがあります。本作には、次のステージも早くプレイしたいと思わせる魅力があるのは確かなので、こうした問題点を解消した上での次回作の登場に期待したいところです。
なお、本作のゲームシステムから、本作は「真・三國無双」シリーズと比較されることが多いのですが、作品のテイストとしてはむしろ「O・TO・GI」シリーズのそれに近いものを感じさせます。だからと言って「O・TO・GI」みたいに破壊美を堪能できるゲームを期待されても困るのですが、個人的な印象としてはそう感じる部分があったということです。
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