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スロットカー(HOスケール)

Xbox「GROOVERIDER SLOT CAR THUNDER」の題材となっているスロットカーです。スロットカーは、1960年代半ばに日本でも大ヒットし、それ以降も絶えることなく発売されて根強い人気を誇っています。スロットカーでは、コースに溝(スロット)が彫られており、その両脇に電気を流す銅線などが敷かれています。スロットカーにはモーターが積まれており、その銅線などから電力を得ながら溝に沿って走ります。そのため、スロットカーを操作する人は、単に手元のコントローラーで電流量を調整するだけで良く、ラジコンのようなステアリング操作は必要ありません。
スケールサイズはHOスケールから1/24スケールまで大小さまざまですが、同作ではHOスケールを採用しています。HOスケールのスロットカーは、現在では車体の下側に磁石が取り付けられているのが常識となっており、タイトコーナーをものすごいスピードで走り抜けたり、360度ループを楽々とこなしたりします。
私も、子供の頃からスロットカーに慣れ親しんでいました。HOスケールでは大雑把に分けて3世代のスロットカーを遊んでいますし、高校時代には1/24のスロットカーにはまって近所のサーキットに通っていたほどでした。

今回は、「GROOVERIDER SLOT CAR THUNDER」レビュー記念ということで、私が所有するスロットカーのうちHOスケールのコレクションを紹介することにしましょう。私のスロットカーのベースは、バンダイの「グランプリレーシング」になっています。詳しい年代は分からないのですが、車種の中にローラT292BDAやマーチ735BMWがあることを考えると、1974年あたりではないでしょうか。
セットは、オーソドックスな8の字レイアウトを少しストレッチしたものですが、トラックを買い足していって、より長いレイアウトや4車線レイアウトも可能にしています。右上の写真は、富士スピードウェイを模したレイアウトにしてあります。実は、「グランプリレーシング」が絶版になってから、バンダイ本社まで繰り出し残っているトラックをかき集めてきました。
ですから、写真のトラックはもっとストレッチさせることができるのですが、カーブトラックの数には限りがあるため、あまり手の込んだレイアウトにはできないのです。
また、「グランプリレーシング」のトラックは、ジョイント部分が破損しやすいという問題点がありました。そのため、破損時にジョイントさせるためのクリップもありますし、改良版ではジョイント部分のパーツ自体を交換できるようになっています。しかし、ありったけのトラックをかき集めた状況では、なかなか思い通りのレイアウトはできません。

左の写真のスロットカーは、動かないもの、ほとんどパーツ取り用になっているものなどを含めると、30台を少し越すぐらいあります。
大きいケースの中央右下にあるクラシックカーが、1960年代半ばに日本で大ヒットした際の外国製AURORA AFXです。1番右の列が同時期の日本のマルサン製品ですが、性能的には及ばず、なぜかモーターが温まるまでは遅いというクラシックカーの間隙を突いて先行逃げ切るというのがパターンでした。
右から2列目がバンダイのスロットカーです。10年近く時を経たなりの進化は感じられますが、今、走らせると遅さを実感させられます。
右から3列目から左は、トミー(エポック社)のAFXで、1988年頃のモデルになります。この時期から、車体の下側に磁石が取り付けられており、それまでのスロットカーとは異次元のハイスピードコーナリングが可能になっています。
また、同じところに並べられているスロットカーのうちクリアボディに自製ペイントが施してあるものは、 TYCOやG-PLUSになります。これらにはより強力な磁石が取り付けられており、更に速いスピードで走らせることができます。
右のベータのビデオケースに収められているレイトンハウス・ポルシェやアドバン・シビック、ミノルタ・トヨタ(右側)は、もっと強力な磁石が取り付けてあり、「グランプリレーシング」のトラックで走らせることは難しいです。銀座の博品館にあったサーキットで走らせるためのスロットカーです。
右下の写真は、ベースになっている「グランプリレーシング」のパッケージの上に、各世代のスロットカーを裏側にして並べたものです。左から初期の日本製、1960年代半ばのAURORA AFX、バンダイ製品、トミーのAFX、サーキット用スロットカーです。その違いをよく分かって頂けるのではないかと思います。
現在、日本でHOスケールのスロットカーを手軽に購入することは簡単ではありませんし、拡張用のパーツとなったら更に難しいことと思います。それでも、家庭で手軽に遊べるHOスケールのスロットカーには、魅力がたっぷりと詰まっています。欧米では、まだまだ手軽に購入できるようですし、以下のように海外通販してくれるところもあります。送料がネックではありますが、望みが絶たれたわけではありません。みなさんも、興味を持ったら、プレイしてみてはいかがでしょうか。

HO Slot Car Store
hoslotcar.com