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THE THING
| GENRE | アクションアドベンチャー/サードパーソン | |
| PUB./DEV. | KONAMI/VIVENDI UNIVERSAL/COMPUTER ARTWORKS | |
| RELEASE DATE | 2002/9/9(アメリカ) | |
| OUTLINE | 日本名「遊星からの物体X episode II」(プレイステーション2)。ジョン・カーペンター監督が1982年に製作した同名名作ホラームービーをベースにしたアクションアドベンチャーです。日本名からも想像できるように、物語は映画の3ヵ月後のエピソードから始まります。極寒の南極から科学調査隊員たちの連絡が途絶え、その原因を調査するために陸軍救助隊が派遣されます。プレイヤーは、キャプテン・ブレイクを操作し、謎の生命体や兵士と戦いながら、南極ではいったい何が起きていたのかという謎に迫っていくのです。 | |
| GAME MODE | NEW GAME 本作では最初にEASY
NORMAL、HARDの3レベルから難易度を選ぶことができますが、ゲーム自体の難易度が大きく変わるというよりは、自動照準の範囲が広がるだけのようです。本作は全部で11のレベルから構成されており、それぞれのレベル内が更に細分化されている場合もあります。それぞれのレベル内で、人や物を探す、何かを壊す、脱出する、などといった目的があります。プレイヤーが操作するのはキャプテン・ブレイクだけですが、レベルごとにNPCがおり、彼らの協力を得ながら目的達成をめざします。彼らは一緒に戦ったり、壊れた機械を直したりしてくれます。特にエンジニアの存在は大きく、エンジニアが死ぬとゲームオーバーになることも珍しくはありません。彼らには主人公に対する信頼度があり、彼らに武器を渡したり自らが生命体に冒されていないことを証明しないと協力してくれない場合もあります。たいていの場合、彼らに武器を渡せば協力してくれますし、一緒に戦ってもくれますので、何らかの武器を渡すべきでしょう。また、彼らが生命体に冒されて変身することは珍しくはありませんが、彼らを殺した後に武器は回収できるので、武器を渡しても無駄にはなりません。ただし、せっかく彼らが殺されずに次のレベルに行ってもいなくなっていることが多いため、レベルの終盤に武器を回収すべきです。特に、2番目のボスキャラ戦後は、できる限りの武器を回収します。 ボスキャラ戦の話が出たのでふれておきましょう。ボスキャラは全部で4体おり、レベル4後にTHE RADIO MAN、レベル7後にTWIN NECKED FREAK、レベル9中にTHE ROOF BREAKER、ファイナルレベル後にCONFRONTING WHITLEYが登場します。本作のボスキャラは、戦い方さえ覚えてしまえばそれほど厳しい相手ではありません。THE RADIO MANは、戦わずに済ませることができます。彼が向かって右に注意を向けた時に出口のドア横までダッシュしてスイッチを直せばダメージを受けることなく脱出できます。TWIN NECKED FREAKは、木箱の後ろから効果の大きいグレネードを7、8個投げ、頃合いを見計らって電気ショックを数回与えればOKです。半分ぐらいのダメージは覚悟しましょう。THE ROOF BREAKERは、同じ部屋にいるウォーカーを先に倒しておくと楽です。エンジニアを押してドアを開けると、いきなりボスキャラ戦にならずにウォーカーだけおびき寄せて倒すことができます。その後、しゃがんでから自らドアを開け、ボスの少し先までしゃがんだままでダッシュして主観視点でマシンガンを150発程度撃ち込みます。こうすれば、ボスからのダメージを受けることがありません。ボスへの照準が赤くなったら、FLAMETHROWERを発射し続けます。ここではダメージは回避できませんが、半分近いダメージに抑えられます。CONFRONTING WHITLEYは、最初にドラム缶4缶すべてを爆発させてから、伸びてくる腕を中心に攻撃します。数回の攻撃で終わらせることができます。 LOAD GAME セーブゲームから始めることができます。本作は好きなだけセーブデータを作れるようなので、最低でも4つ以上のセーブデータを作るようにしましょう。本作は、セーブポイントでしかセーブできないため、セーブデータは非常に重要になってきます。特に、最初のボスキャラ戦までと3番目のボスキャラ戦後はMEDICAL KITSが著しく不足します。セーブデータを幅広く残しておかないと、一からやり直す羽目に陥る怖れがあります。 OPTIONS ゲームの各種設定を変更することができます。 FIELD MANUAL ゲームのマニュアルを見ることができます。 CREDITS ゲームのクレジットを見ることができます。 |
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| GRAPHICS | 物語が映画の3ヵ月後のエピソードから始まるというだけに、ゲームは極寒の南極基地に降り立つところからスタートします。損傷が著しい南極基地に"何か"がいたことを痛烈に感じさせるオープニングは、まさに映画そのものです。私のようなジョン・カーペンター好きならば嬉しく感じるに違いありません。ただ、物語が進んでいくと、舞台は軍の研究施設が中心になり、映画が持っていた見えないものに対する恐怖といったものは薄らいできます。もっとも、グラフィック自体は、ディテールまでしっかり描かれていますし、光と陰の表現もまずまずの水準を保っています。キャラクターもしっかりと表現されているのですが、生命体がゾロゾロと出てくる辺りは、グロテスクさは感じられるにせよ、映画が持つ心理的恐怖とは隔たりがあります。本作のグラフィックにホラーアドベンチャー的なものを期待していると、ちょっと肩透かしをくらったような気持ちになるかもしれません。本作はどちらかというと、生命体や敵兵を撃ちまくる爽快感を味わうアクションアドベンチャー的な要素が強くなっているのです。なお、Xbox版のグラフィックは、プレイステーション2版よりも優れているそうです。 | 8 |
| SOUND | ステレオです。音楽は、映画と同様のものを採用しているため、映画の続編的な雰囲気を損ねることがありません。数多く挿入されるイベントシーンでも、特に問題ないレベルのボイスアクティングを聴くことができます。登場人物や生命体の絶叫、嬌声、銃声や爆発音などの効果音もまずまずです。 | 7 |
| CONTROL | Xboxタイトルとしては、とっつきの良くない操作系でしょう。通常、Xboxタイトルでは左右のスティックの連係によってキャラクターを操作しますが、本作では左スティックでほぼすべての操作を行い、右スティックでできるのは左右の並行移動だけです。私はこの操作系になじむのに時間を要しましたが、やはり、Xboxタイトルならではの左右スティックの連係による操作にしてほしかったところです。アイテムを使ったり、NPCに指示を出したり、といった操作はスティックとの連係によるところが多いのですが、これに関しては慣れればプレイしやすいものでした。問題なのはスナイパーライフルの操作です。右スティックを押し込んでスコープを覗き、そのままの状態で右スティックを上下に動かすことでズームさせるのですが、これがやり難く手間取っている間に敵兵に撃たれることが度々ありました。重要な武器であるだけに、スコープは1回押せばいいだけにしてほしかったところです。なお、キャラクターがオブジェクトの間に入り込んで身動きが取れなくなったことが何度かありました。この辺りは、しっかりデバッグしてほしかったものです。 | 7 |
| GAMEPLAY | 本作最大のウリが、自らがチームのリーダーとしてNPCの恐怖心や信頼度をコントロールしながらプレイしなければならないという点でしょう。プレイヤーはNPCに対して、一緒に行動するか待っているか、何かをさせる、アイテムを渡す、アイテムをもらう、ブラッドテストを行う、といったことを行うことができます。NPCの恐怖心が高まっていればその対象から引き離す、信頼度が低ければアイテムを渡す、などといったことができるわけです。実際のところ、NPCの恐怖心や信頼度をコントロールするのはそれほど難しいことではなく、このシステムがうまく機能しているとも言い切れませんが、いたずらにゲームを難しくさせる必要もないでしょうから、これはこれで良しといったところでしょうか。 むしろ問題としたいのは、ゲームバランスに関してです。この場合のゲームバランスとは、セーブポイントシステムとMEDICAL KITを指します。本作では特定のセーブポイントでしかセーブできないのですが、このセーブポイントがレベルの中盤や終盤に用意されていることが少なくありません。つまり、ひとつのレベルをクリアしても、次のレベルのセーブポイントまで到達しないとゲームをセーブできないのです。レベルの途中でゲームオーバーになるとレベルの最初から再スタートはできますが、いったん電源を切るとラストセーブポイントからの再開になってしまいます。そのため、平日の夜間など、気軽にはプレイできないと思います。また、MEDICAL KITは、前述しているように最初のボスキャラ戦までと3番目のボスキャラ戦後に著しく不足します。特に、3番目のボスキャラ戦後はかなり体力を消耗しているにも関わらず、そこからレベルのスタート地点まで爆発による不可避のヒットポイントの減少を甘受して敵兵や生命体とも戦いながら戻らなければなりません。しかも、次のレベルも、スタート地点にMEDICAL KITはなく、十数人の敵兵を倒してようやくMEDICAL KITがある洞窟にたどり着けるのです。私は、ここばかりはかなり苦労させられました。現代のゲームではフリーセーブは当然ですし、MEDICAL KITの置き場所と数はもっと配慮してほしかったところです。 |
6 |
| LONGEVITY | 度々述べているように、本作はセーブポイント制を採用している上、MEDICAL KITの置き場所と数に問題があります。そのため、何度も同じことを繰り返して最適な攻略法を見つけ出す必要が生じます。ですから、30時間は楽しめる(苦しめる?)ことでしょう。本作のボリュームは、フリーセーブだったら20時間程度のものだと思います。この繰り返しを苦痛に感じる人は手を出さない方がいいかもしれません。 | 8 |
| OVERALL | 本作は、ジョン・カーペンター監督が1982年に製作した同名名作ホラームービーをベースにしたアクションアドベンチャーです。しかしながら、これまでも述べているように、映画のような誰が生命体に寄生されているのかお互いが疑心暗鬼になるといった心理的な恐怖心よりも、次々と現れる敵兵や生命体をバッタバッタと倒していくというアクションアドベンチャー的な爽快感を味わえる作品に仕上がっています。また、セーブポイントやMEDICAL KITに関する問題点があり、アクションアドベンチャーとしては難易度は高い部類に入ると言えるでしょう。もちろん、何十回もやり直して自分なりのパターンを編み出してしまえばクリアできる程度の難しさではあります。それでも、ジョン・カーペンターの映画が好きなので、アクションアドベンチャーはそれほど得意ではないけれどやりたいという人にはあまりお奨めできません。この手のゲームが好きなら、悪くはない選択でしょう。なお、これは私だけのことかもしれませんが、ゲーム中、セーブ中、リスタート中、に何度かフリーズすることがありました。フリーセーブできないゲームだけに、かなり面倒な思いをしました。これが私だけのことならいいのですが・・・。 | 8 |
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