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トップスピン2

GENRE スポーツ/テニス
PUB./DEV. マイクロソフト/2K SPORTS/PAM
RELEASE DATE 2006/8/3(アメリカ2006/3/29)
OUTLINE Xboxで発売されたテニスゲーム「トップスピン」の続編です。本作では、世界のトップテニスプレイヤー24人が実名で登場するとともに、ウィンブルドン、全米、全仏、全豪、のテニス4大大会のスタジアムも完全収録されています。登場するのは、男女各12人で、男子が、アレックス・クズネツォフ、アンディ・ロディック、ブレンダン・エヴァンス、カルロス・モーヤ、ギルエモ・コリア、ジェームズ・ブレーク、レイトン・ヒューイット、マックス・ミールヌイ、ロジャー・フェデラー、セバスチャン・グロージャン、ティム・ヘンマン、トミー・ハース。女子が、杉山愛、アリシア・モリック、アメリア・モレスモ、アナスタシア・ミスキナ、アンジェラ・ヘインズ、コリーナ・モラリュー、エレーナ・デメンティエワ、ジェイミー・ジャクソン、リンゼイ・ダベンポート、マリア・シャラポワ、スベトラーナ・クヅネツォワ、ヴィーナス・ウィリアムス。また、革新的なゲームプレイによって、スライス、トップスピン、ドロップなど多彩なショットで自由なプレイが楽しめます。「キャリア」では、自分の分身となるプレイヤーキャラクターは顔の細かな特徴まで自由に作り込むことができ、「Xbox Live」では、世界中のプレイヤーとの白熱した試合にチャレンジすることも可能です。
GAME MODE エキシビション すぐに試合を始められるモードです。シングルスかダブルスを選択し、コントローラーの配置を決めるだけで、試合を行うことができます。会場、プレイヤー、設定は、ランダムで決定されますが、「会場の変更」、「プレイヤーの変更」、「設定の変更」、で試合をカスタマイズすることもできます。プレイヤーは、「キャリア」で作成したプレイヤーを使うことも可能です。1セットのゲーム数は2〜6、セット数は1、3、5、難易度はイージー、ノーマル、ハード、から選ぶことができます。
キャリア プロテニスプレイヤーとなって5つのシーズンを体験するモードです。最下位の200位からスタートし、トーナメントに参加しながら、ランキングを上げていきます。また、トレーニングを行ったり、スペシャルイベントに参加したり、スポンサーからの条件をクリアしたりもします。「キャリア」を始めるには、プレイヤーを作成しなければなりません。プレイヤーの性別を決めたら、以下のステップに従って、プレイヤーを作成していきます。
ステップ1/8 基本設定: DNA(カスタマイズ前のルックス)、年齢(18〜45歳)、国籍(36カ国)。
ステップ2/8 肌: 肌の色(8色)。
ステップ3/8 顔: 肌(肌のくすみ、しわ、しわの深さ、血管の浮き出し、そばかす、肉付き、肉付きの度合い、肌のきめ)、顔(広い/細い、丸い/こけてる、長い/短い、位置 上/下、眉/鼻/あご、額/鼻のつけね/鼻、集中/拡散)、目(位置 下/上、小さい/大きい、傾き 内側/外側、色、位置 近い/遠い)、ほお(小さい/大きい、くぼむ/出っ張る、ふっくら/こける、高い/低い、薄い/がっしり)、あご(位置 前/後、薄い/厚い、小さい/大きい、鋭い/丸い、長い/短い、せまい、広い、突き出る/引っ込む)、眉(眉の種類、眉頭 上/下、眉尻 上/下、眉山 高/低)、鼻(低い/高い、位置 上/下、傾き 下/上、平たい/突き出る、鼻の穴 小さい/大きい、鼻筋 深い/浅い、鼻筋 短い/長い、平たい/尖る、鼻先 下/上、鼻腔 下/上、鼻のつけね 下/上、鼻のつけね 狭い/広い)、口(唇 小さい/大きい、唇 薄い/厚い、位置 下/上、狭い/広い、唇 凸/凹、唇 しぼみ/ふくらみ、かみ合わせ、印象 喜/悲、横長/おちょぼ口、口角 下/上、突き出る/平たい)、額(広い/狭い、小さい/大きい、傾き 前/後)、あごのライン(突き出る、引っ込む、広い/狭い、えら 引っ込む/張り出す、あごのライン シャープ/ゆるやか)
ステップ4/8 髪: スタイル(24種類)、色(17色)。
ステップ5/8 体型: タイプ(たくましい、細い、筋肉質)、身長、腰、尻、胸、筋肉、厚み。
ステップ6/8 プレイスタイル: フォーム(サーブ)、スタイル(利き腕、バックハンド、声(荒い、おだやか、明瞭)、声の頻度(常時、奮闘時・サーブ時、サーブ時のみ、苦しい時のみ))。
ステップ7/8 初期アビリティ(スピード、パワー、集中力、反射神経、精度、スタミナ、スピン、サーブ、フォアハンド、バックハンド、ボレーから3つを選択)。
ステップ8/8 名前を入力します。基本的にはアルファベットで、日本語は使うことができません。
キャラクターの作成が終わったら、いよいよ「キャリア」のスタートです。「キャリア」には、「テニスセントラル」、「スポンサーページ」、「スポーツショップ」、「コーチページ」、「メッセージセンター」、「データ」、「プレイヤー」があり、メインは「テニスセントラル」になります。
テニスセントラル: ここでは、現在のプレイヤー情報とタイムスロットが表示されます。プレイヤー情報は、ランク、所持金、コーチ、スポンサー、ステータス、が見られます。ステータスは、ルーキー、ライジングスター、スター、スーパースター、レジェンド、と上がっていきます。タイムスロットは、1年を24等分したもので、左から順に「トレーニング」、「トーナメント」、「スペシャルイベント」となり、参加できるものはカラー、参加できないものは白黒、で表示され、いずれかひとつだけ参加することができます。ただし、いずれもが白黒で表示される場合には、どれひとつとして参加できないため、スタートボタンでタイムスロットを半月分進めます。また、右ボタンを押せば、年間スケジュールの一覧を見ることもできます。
「トレーニング」は、コーチの下でトレーニングを行うもので、スーパーサーブ、ベースラインコントロール、メンタルタフネス、フィジカルトレーニング、ネットプレー、守備力、破壊力の各項目がレベル5まであり、それぞれアップさせられるアビリティが異なります。トレーニングを受けるとブロンズスターを獲得でき、トレーニングをクリアすると複数のスターを獲得することができます。スターは最大で60個まで獲得できます。最初はブロンズスターしか獲得できませんが、試合でトレーニングの成果を発揮するとシルバースターやゴールドスターが獲得できます。トレーニングを受けるには、コインが必要になります。キャリアを積んでいくとリスクショットの使い方を、すべてのトレーニングを完了するとアドバンスドショットの使い方を、それぞれコーチが無料で教えてくれます。
「トーナメント」は、色々な種類のトーナメントがあり、出場して賞金を獲得したり、ランキングやステータスを上げたりすることができます。小規模なトーナメントには出場資格の規定がないため誰でも参加することができますが、大きなトーナメントには厳しい出場資格があるため規定のランクに到達していないと出場することができません。トーナメントは、出場するだけでも参加料がもらえます。「スペシャルイベント」は、スロットごとには開催されることのない特別なイベントです。キャリアを積んでいくと、ランキングやスポンサー契約レベルに応じて開催されるイベントもあります。
試合は、「シミュレーション」により、早く終わらせることもできます。サーブ前に右ボタンを押すことで「シミュレーション」画面に移行するので、Yボタンを押すと1ゲームのシミュレーションを、Xボタンを押すと1セットのシミュレーションを、それぞれ行ってくれます。試合開始前であれば、試合全体のシミュレーションも行ってくれます。シミュレーションは、それぞれのプレイヤーのアビリティとスピリットの量によって決められます。ちなみに、名前こそシミュレーションですが、シミュレーションを行ったゲーム、セット、試合をやり直すことはできないので、注意が必要です。
スポンサーページ: スポンサーと契約することで、テニス用品やトレーニングに必要なコインの提供を受けることができます。スポンサーと初めて契約する時は、人々の注目度も低く、レベルが最も低いニューフェイスの扱いになりますが、ランキングが上がって人気が出てくると、スポンサーの信頼も高まり、提供される報奨も上がっていきます。スポンサー契約レベルには、ニューフェイス、ホープ、イメージメッセンジャー、イメージリーダー、ブランドイメージ、の5段階があります。スポンサーはいつでも変更できますが、いったんスポンサーを変更すると、次のシーズンまで別のスポンサーと契約することはできません。スポンサーには、ラコステ、ボール・ド・マッチ、ディアドラ、ルジェ、ウイルソン、プリンス、エレッセ、アディダス、トップスピン、ケースイス、フィラ、ナイキ、があります。
スポーツショップ: プレイヤーの容貌(髪型、髪の色、ヘアアクセサリー、目)の変更、眼鏡・ラケット・トップス・ボトムス・靴・ワンピースの購入が行えます。新たしいアイテムは、「プレイヤー」の「スポーツバッグ」に保存されます。
コーチページ: 各コーチのトレーニングレベルを見ることができます。特定のプレイスタイルを向上させたい場合には、そのスタイルのトレーニングに優れているコーチの下でトレーニングする必要があります。コーチは、以下の5人です。ドラガン・プロヴィック(クロアチア、パワー)、マックス・ブラック(アメリカ、ボレー)、アンリ・ドルー(フランス、ベースラインアタック)、ローラ・エドワーズ(イギリス、ベースラインコントロール)、カレン・パワーズ(アメリカ、メンタル)。
メッセージセンター: コーチ、スポンサー、ライバル、ファンクラブなどから届いたメールを見ることができます。また、プレイヤーに興味を示したコーチ候補やスポンサー候補からのメッセージ、スペシャルイベントの招待状、スポンサーからの報奨受領の通知も受信できます。ライバルは、プレイヤーと同国籍の選手が1人、生涯のライバルとして登場するものです。新着メールは、「テニスセントラル」に表示されます。
データ: トーナメントの成績や現在のランキングを見ることができます。
プレイヤー: 「スポーツバッグ」、「アビリティ」、「トロフィー」の3つが見られます。「スポーツバッグ」は、購入またはスポンサーから提供されたウェア、用具、アクセサリーが入っており、変更することもできます。「アビリティ」は、初期設定やトレーニングで獲得したスターが表示され、プレイヤーのアビリティを見ることができます。「トロフィー」は、今まで手に入れたすべてのトロフィーが飾られています。
トーナメント 独自のトーナメントを企画・開催できるモードです。最大16人までのトーナメントを行うことができます。
パーティゲーム 最大4人まで参加することができるミニゲームです。「タイムボム」、「ウォールブレイカー」、「スプラッシュコート」の3種類があります。
Xbox Live Xbox LIVEで他のプレイヤーと対戦するモードです。気軽に戦える「プレイヤーマッチ」と、世界ランキングをかけて戦う「ランクマッチ」があります。
オプション ゲームの各種設定の変更とクレジットの閲覧が行えます。
ACHIEVEMENT キャリアモードで勝利(25): 「キャリア」モードの試合で勝利します。
キャリアトーナメントで優勝(25): 「キャリア」モードのトーナメントで優勝します。
最初のキャリア(200): 「キャリア」モードを最後までプレイします。
ワールドランク1位(100):「キャリア」モードでワールドランク1位になります。
1000ポイントでキャリアを終了(250): 「キャリア」モードを1000ポイント以上で終了します。
エキシビションマッチで勝利(25): 「エキシビション」モードで勝利します。
女性プロプレイヤーに勝利(75): 「エキシビション」モードですべての女性プロプレイヤーに勝利します。
男性プロプレイヤーに勝利(75): 「エキシビション」モードですべての男性プロプレイヤーに勝利します。
ランクマッチで初勝利(25): 「Xbox Live」のランクマッチで初勝利します。
ランクマッチを50回プレイする(100): 「Xbox Live」のランクマッチを50回プレイします。
ランクマッチで25勝(100): 「Xbox Live」のランクマッチで25勝します。
Overall(1000): 「キャリア」で600G、「エキシビション」で175G、「Xbox Live」で225G、と、まずまずバランスの取れたゲーマースコア構成になっています。「キャリア」は、とりあえずクリアすれば、最初の3つの250Gは確実に取れます。「ワールドランク1位」と「1000ポイントでキャリアを終了」は、2回目以降でないと難しいでしょう。「エキシビション」は、時間さえかければ、175Gは取れます。「Xbox Live」は、「ランクマッチで初勝利」はすぐに取れると思いますが、それ以外の2つは本作が気に入っていないと単に面倒な作業になるかもしれません。その場合、「ランクマッチで25勝」は、時間もかかりそうです。
GRAPHICS リアル系で実名のテニスゲームということで、試合会場や選手がどこまで現実に忠実に再現されているかが問題となりますが、その点では本作は少し微妙なところにあります。試合会場は、グランドスラムが4大大会の4会場8コート、マスターズが4会場7コート、メジャープロが3会場6コート、マイナープロが2会場4コート、プレイグランドが6会場11コート、となっています。このうち、グランドスラム、マスターズ、メジャープロ、マイナープロまでの13会場25コートが、実在する会場のようです。もちろん、テレビも含めて実際に見られるコートは限られているわけですが、つくりを見る限りは再現度は高いのではないかと思います。それに対して、選手の方はと言うと、本物そっくりというよりは、どことなくそれらしい雰囲気がある、といった表現が正しい程度の似方になっています。
特に残念なのが、唯一の日本人選手である杉山愛選手が似ていないということです。私も、日本人選手が1人しかいないこともあって、カスタムプレイヤーに日本人若手のホープである不田涼子選手を、2時間ほどかけて作ったのですが、似てもいなければ無邪気さも感じられない、というものになってしまいました。本作は、同じアジア人でも、東南アジア系の顔なら作れそうなのですが、東アジア系の顔、特に、若い日本人の顔を作るのは苦手としていそうです。日本製タイトルの「レッスルキングダム」でも、日本人レスラーを作るのに苦労させられましたが、よりパーツの自由度の高い本作でもそれが叶わないとなると、日本人の顔をユーザーにエディットで作成させるのは、作り手にとって難しいことなのかもしれません。とは言え、自らが作成したキャラクターに対する思い入れの問題もありますから、もうひと頑張りしてほしかったところです。
さて、キャラクターアニメーションですが、こちらはなかなかよくできています。走ったり打ったりする動作に関しては非の打ちどころがないと言っても過言ではないほどで、プロテニスプレイヤーとして不自然な動きが感じられないからです。テニスウェアがなびいたりする際の質感もナチュラルで、優れたものがあります。ただ、ゲーム後に、喜んだり悲しんだりするポーズは、現実感に乏しい感じはします。コートも、ハード、クレー、芝の違いがよく表現されています。芝だと、球を追いかけていった選手が転んだりするのですが、クレーだと、横にズーッとスライドするだけで転んだりすることもありません。しかも、選手が滑った跡がコートに残されるという懲りようです。もちろん、ボールの跳ね方もコートによって異なり、このあたりの再現度は高くなっています。欲を言えば、リプレイが見られれば、もっと良かったと思います。
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SOUND ドルビーデジタルです。テニスは、プレイ中は観客が歓声を上げてはいけないというスポーツなだけに、プレイ中の音と言えば、ラケットがボールを叩く乾いた音と、選手が上げる気合だけです。また、ゲームが終われば、観客の拍車や歓声を聞くこともできますし、一定規模以上のトーナメントでは、アナウンサーのアナウンスや審判や線審の判定の声も聞こえてきます。それでも、全般に静かなスポーツだけに、サウンドは地味なものになっています。できれば、選手が実名になっているのですから、選手の気合はサンプリングしてほしかったところです。メニュー画面の音楽は、少し聴くには心地良い軽快な音楽なのですが、これを何度も聞かされることを考えると、少し威勢が良すぎる感じはします。 7
CONTROL 本作の操作には、基本的なものから、高度な操作を要求されるもの、習得しなければ使うことができないものまで、複数の操作があります。総じて簡単な操作ではないため、慣れるためには、それなりの時間と努力が必要になります。
基本的な操作は、左スティックでプレイヤーを動かし、ボールに向かってラケットを振りかぶるテイクバックの動作に入ってから左スティックでショットの方向を決め、A、B、X、Yのいずれかのボタンを押すというもので、これさえできれば、それなりのプレイを行うことができます。
ベーシックショットは、A、B、X、Yの各ボタンを単独で押すものです。ロブを除いて、ボタンを押している時間が長ければ長いほど、威力の強いショットになります。
セーフショット(サーブ)(Aボタン): ボールにほとんどスピンをかけずに打つショットです。あまり角度は深くないものの、アウトになったり、ネットに引っかかったりすることがありません。
トップスピンショット(サーブ)(Bボタン): ボールの進行方向に順回転を与え、高くバウンドさせるショットです。攻撃用のショットして、最も使用頻度が高いものです。
スライスショット(サーブ)(Xボタン): ボールに逆回転を与えて、ボールを低くバウンドさせるショットです。防御用のショットとして有効です。
ロブ(Yボタン): 高く弧を描くショットで、ネット際の相手の後ろにボールを落としたい時や、体制を立て直す時間を稼ぎたい時に使います。
ボレーショットは、プレイヤーがネット際にいる時に、ベーシックショットが自動的に切り替わるものです。
サーブは、以下の方法で行います。Aボタンを押すとサーブ体制に入り、サーブメーターが表示されます。サーブメーターがなるべく高い位置に行くタイミングに合わせて、もう1度、Aボタンを押します。サーブ体勢に入ってから、左スティックでボールの方向を決めることができます。
リスクショットは、ベーシックショットに比べて威力があって効果的ですが、打つのが難しく、成功させるには完璧なタイミングが要求されます。リスクショットを打つ際には、サーブメーターに似たリスクショットメーターが表示され、タイミングを計る目安になります。リスクショットは、右トリガーを引いたまま、A、B、X、Yのいずれかのボタンを押すことで繰り出すことができます。リスクショットメーターが黄色の点滅のエリアの状態になるまでボタンを押してから離します。
パワーリスクショット(右トリガー+Aボタン): ボールにスピンがかかっていない強力なショットです。リスクサーブは、サービスエースも狙える必殺のサーブです。
クロスショット(右トリガー+Bボタン): サイドラインに向かってコートを対角線に飛ぶショットです。
ドロップショット(右トリガー+Xボタン): バックスピンのかかった緩やかな短いショットです。ネット際に落ちるため、相手が深い位置にいる時に有効です。アンダーサーブは、ネット際に落ちるアンダーハンドサーブです。
リスクロブ(右トリガー+Yボタン): ネット際にいる相手の裏をかく速いロブです。
アドバンストショットは、「キャリア」で特別なトレーニングを受けることで習得できるショットです。アドバンストショットは、全部で4種類あり、左トリガーを引いたまま、A、B、X、Yのいずれかのボタンを押すことで繰り出すことができます。アドバンストショットは、スピリットバーにスピリットが貯まっていない時には使うことができません。スピリットバーは、相手に対して自分が優勢な時や、観客が興奮するような華麗なショットを決めることで貯めることができます。
カウンターショット(左トリガー+Aボタン): 飛んでくるボールの威力を利用して相手に打ち返すフラットショットです。
パッシングショット(左トリガー+Bボタン): ネット際にいるプレイヤーの横を衝く、トップスピンのかかったショットです。
サイドスピン(左トリガー+Xボタン): ボールに鋭い回転をかけ、相手のタイミングを狂わせるショットです。
ダンプショット(左トリガー+Yボタン): 鋭い角度で落ち、相手を悔しがらせるドロップショットです。
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GAMEPLAY 2K SPORTSは、セガやマイクロソフトなどから積極的にスポーツゲームを買い取ることで、今やEA SPORTSと並ぶスポーツゲームの2大ブランドと称されるまでになっています。そして、EA SPORTSのスポーツゲーム市場における寡占を阻む旗手としての役割すら担っているわけです。「トップスピン」も、そんな2K SPORTSがマイクロソフトから買い取ったスポーツゲームですが、開発は前作に引き続きPAMが行っており、本作は「トップスピン」の正統進化バージョンとなっています。そんな本作では、さまざまな要素が前作よりもアップグレードしていますが、スポーツゲームの常として、より複雑化してしまったという一面があるのは拭いきれないところです。
本作では、「キャリア」がメインとなって、カスタマイズしたキャラクターを育成していくことでゲームが進んでいきます。最初にキャラクターをカスタマイズするわけですが、その幅が広がったにも関わらず、前述しているように、若い日本人プレイヤーを作るのは簡単ではありません。そのため、自分が作成したキャラクターに今ひとつ愛着を持てないというのが残念なところです。また、基本的な操作であるはずの「ボールに向かってラケットを振りかぶるテイクバックの動作に入ってから左スティックでショットの方向を決める」という操作のタイミング自体が難しく、これに慣れるまでに1シーズンや2シーズンを費やすのは珍しいことではありません。
しかも、コーチを雇うこと自体は無料ではあるものの、トレーニングは行うたびにトレーニング料を支払う必要があり、スポンサーから支給される一時金など、すぐに底をついてしまいます。そこで、トーナメントで得られる賞金が頼りになるわけですが、前述したように1シーズン目や2シーズン目はトーナメントで勝つことすらままならないため、賞金も獲得することができません。そうなると、トレーニングが受けられないばかりか、ランクが低いため出られるトーナメントも限られてくるため、何もやることがないスロットが頻発するという自体も往々にして起こってしまいます。ここはやはり、コーチは年俸制にして、トレーニングは無料という風にすれば良かったのではないかと思います。
また、トレーニングは、星を60個集めると受けられなくなってしまうのですが、この60個というのが、3シーズンもしないうちに貯まってしまいます。なぜなら、トレーニングに失敗しても、星が1個もらえるからです。ですから、もらえる星の数も制限をなくすべきでした。しかも、シルバーやゴールドの星を取ると、既存の星に上書きするようなシステムになっているらしく、既存の星が無効になってしまうようです。このあたりも、配慮が必要だったように思います。
スポンサーは、スポンサーごとに報奨の基準こそ異なるのですが、それほど違いが感じられず、1年ごとに別のスポンサーに乗り換えるための金づる的存在になってしまっている部分があります。せめて無条件でウエアや用具の提供があれば、そのスポンサーからスポンサードを受ける楽しみもあったのではないでしょうか。と、思っていたら、そのスポンサーのウエアや用具は、バッグの中に入っているそうです。メールの存在はなかなか楽しいものなのですが、こうしたことも知らせてくれれば良かったように思います。また、ライバルの存在は不要ではないでしょうか。ライバルは、ことあるごとに嫌がらせのメールを送ってくるのですが、ゲームをつまらないものにしているだけのような気がします。
本作の「キャリア」では、ランキングを上げるのが大きな目的のひとつになっており、ランキングシステム自体は実際のプロテニスに基づいているため、本作独自の理不尽なものではありません。ただ、プレイヤーのランキングが10位以内のシングルになっているにも関わらず、ランキングが150位前後の選手よりも総合的なアビリティが劣ることも珍しくはないというのは少し問題だと思います。これでは、せっかくの「シミュレーション」も活かすことができないからです。本作の「キャリア」は、中盤以降のスケジュールは、トーナメントに次ぐトーナメントになるため、すべてのトーナメントで試合を行っていては、時間もかかれば、飽きもします。それを救うのが「シミュレーション」というわけなのですが、それを有効に活用できないのは残念なところです。
と、ネガティブなことばかりを書き連ねてきましたが、本作がテニスゲームとして十分に合格点をあげられるだけのポテンシャルを持っているのは間違いのないところです。ただ、スポーツゲームの常として、より複雑化してしまっているのが残念なところだというわけです。しかも、他のスポーツゲームが何作も続けることで徐々に難しくなったり複雑になったりしていくのに対し、本作は2作目にしてそうなってしまったというのが問題視されるところなのです。もっとも、裏を返せば、やり込みがいのあるゲームだと言うこともできますし、オンライン対戦がある以上、練習に練習を重ねて世界のトップランカーをめざすという目標もできてきます。とは言え、レースゲームなどと違って、リアル系のテニスゲームが少なく選択肢が限られるという点を考えれば、もう少し間口が広くても良かったかなという気はします。
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LONGEVITY 本作のメインモードとなる「キャリア」は、5シーズンを戦うわけですが、3シーズン目あたりからは毎スロットのようにトーナメントに参加することができます。しかも、1トーナメントあたり、優勝するまでには最低でも3回戦う必要があります。そのため、トーナメントで優勝するためには、1時間以上かかることが珍しくはありません。それを短縮するための「シミュレーション」がもう少し使い出があれば良かったのですが、前述したように下位ランクの選手でもアビリティが高いため、あまり使うことができません。結局、ほとんどの試合をまともにプレイしなければならないわけで、3シーズン目以降は、1シーズンを終えるだけで相当の時間がかかります。「キャリア」を終えるまでに、少なくとも30時間ぐらいはかかるのではないかと思います。それ以外のモードもプレイすれば、より多くの時間をプレイすることになります。 8
OVERALL 本作が、テニスゲームとして十分に合格点をあげられるだけのポテンシャルを持っているのは間違いのないところです。しかし、ネガティブな要素も少なからずはらんでいるのも、また事実です。キャラクターをカスタマイズする際に、若い日本人プレイヤーを作りづらいこと。操作が全般に難しいこと。トレーニングは、トレーニング料が必要だったり、取れる星の数が限られていること。スポンサーやメール(ライバル)の存在に必要性を感じられないこと。下位ランクのプレイヤーのアビリティが高すぎること。これらの中には、やり込むことで解消できるものもありますし、オンライン対戦では実力差を見せつける要素になるものもあります。ですから、テニスが好きだとか、テニスゲームをやりたいという人なら、十分に楽しめるゲームであることは確かです。 7