| JIM'S ATTIC | 360 TOPICS | 360 REVIEW | XBOX REVIEW | 360 REGION | XBOX REGION | OVERSEAS |
| VIDEO GAME | GAME CUBE | ATTIC | HORSE RACING | MOTOR SPORT | LINK | OTHERS |
トライアングル・アゲイン
| GENRE | 2Dアドベンチャー | |
| PUB./DEV. | キキ/キキ | |
| RELEASE DATE | 2002/6/27 | |
| OUTLINE | アニメ絵の2Dアドベンチャーゲームです。ストーリーの進行途中で時折現れる選択肢を選ぶことでお話が分岐していくという、昔からあるオーソドックスなタイプになります。物語の主人公となるのは、平凡な生活を送る16歳の高校生・蓼科灯(あかり)です。彼女は、音楽業界から突如失踪してしまった天才作曲家・蓼科光一の娘なのですが、友人の参加するオーディション会場で類稀なる音楽的才能を見出され、歌手としてデビューすることになります。本作は、灯が歌手としてデビューするまでを追った第1章と第2章で構成され、第3章以降は「トライアングル・アゲイン2」でのお楽しみとなります。なお、本作の制作には、「やるドラ」シリーズのスタッフが当たっているほか、ガイナックス、スタジオジブリ、博報堂、オリコンといった有名どころも関わっています。 | |
| GAME MODE | New Game 新しくゲームを始めることができます。本作は、灯が歌手としてデビューするまでを追った第1章の「想い弾ける時」と第2章の「異世界に舞い降りた少女」で構成されています。New
Gameで始めた場合にはクリアデータが引き継がれないため、セカンドプレイ以降には注意が必要です。 Load セーブデータの続きからプレイすることができます。本作では、最大10個までセーブデータを作成することができます。セーブデータを利用して、物語をオリジナルアニメのような感覚で自動再生することもできます。1度見たシーンは、Xボタンで早送りすることもできます。エンディングは全部で9種類あるため、すべてのエンディングを見るのに重宝することでしょう。 Replay シナリオクリアしたデータを使ってリプレイを鑑賞することができます。 |
|
| GRAPHICS | 3D表現では他機種を圧倒するXboxですが、2D表現も負けてはいません。キャラクターデザインも個人的には好みの絵柄ですし、アイキャッチやメニュー画面もゲームの雰囲気を壊さないものになっています。ただ、「やるドラ」シリーズのスタッフがXboxで作ったにしては、アニメーションが少ないように思います。挿入歌に容量を取られてしまって、アニメーションまで回らなかったのでしょうか。 | 7 |
| SOUND | ドルビーサラウンドです。"ミュージックアドベンチャー"と銘打っていることからも分かるように、音楽には力を入れています。挿入歌が6曲もあるばかりでなく、バイオリンの比較的長めの演奏やピアノの演奏など、プレイ中は頻繁に音楽が流れているといった状態です。しかも、そのいずれもが完成度が高く、聴いていて心地良くなってくるのです。実際、「カラオケCD」が同梱されているほどの力の入れようですし、音楽好きの知人がバイオリン演奏のシーンを聴いて「ゲームのCDがあれば買いたい」というほど洗練されています。"ミュージックアドベンチャー"の看板に偽りなしです。 | 9 |
| CONTROL | 昔ながらのコマンド選択式の2Dアドベンチャーということで、操作性に問題はありません。すべての選択肢はじっくりと考えてから選ぶことができるため、慌てて選びたくもない選択肢を選んでしまうといった過ちを犯すこともありません。 | 8 |
| GAMEPLAY | そもそも「やるドラ」自体が昔ながらのコマンド選択式の2Dアドベンチャーにあえて「やるドラ」という名前を付けただけのことで、やっていることは2Dのアドベンチャーそのものでした。それをヒットさせたソニーのマーケティング戦略には敬服しますが、「スキャンダル」あたりになってくるとユーザーもそれに気づいて大ヒットにはつながりませんでした。「やるドラ」では、分岐とエンディングを多数用意することで物語を縦に広げるよりも横に広げて、その分岐とエンディングをすべて見つけることを最大の楽しみとしていました。しかしながら、本作では、物語をいたずらに横に広げることはせず、縦に広がりを持たせています。それ自体は大いに評価できることなのですが、物語が大して長くもない第1章と第2章だけで終わってしまう点には不満を感じざるを得ません。なにしろ、物語がいよいよ盛り上がろうとしたところにスタッフロールが現れるのですから。本作1本に、物語すべてを収めることはできなかったのでしょうか。 | 7 |
| LONGEVITY | エンディングまでのプレイ時間は、1時間ちょっとあれば十分です。エンディングが9通りあるものの、それまでの過程に大きな違いはないため、すべてのエンディングを見ようという興味が持続するかどうかは疑問です。ここでは「5」にしておきますが、人によっては「3」でも十分なのではないかと思います。 | 5 |
| OVERALL | Xboxにも、この手のタイトルが必要なのは間違いのないところです。物語の展開が唐突すぎたり、セリフがくさかったりするところはありますが、最初は楽しんでプレイできるのではないかと思います。ただ、ストーリーがあまりにも短く、第1章と第2章が入っているとは言え「2」への予告編的な趣さえ感じられます。それだけに、6800円という価格で買うのは、ちょっとつらいのではないかと思います。高くても2800円といったところでしょうか。"ミュージックアドベンチャー"だけに音楽は洗練されており、音楽好きには薦められますし、2Dアドベンチャー好き、女性ユーザーも、楽しめるのではないかと思います。 | 6 |
Copyright (C) 2003 JIM KANOH All Rights Reserved.