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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー

GENRE アドベンチャー
PUB./DEV. ケムコ/NAI'A DIGITAL WORKS
RELEASE DATE 2001/12/7
OUTLINE 自宅にいながらにして、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の楽しさを擬似体験することができるテーマパーク・アドベンチャーゲームです。美しく再現されたパーク内を歩き回って、パーク内にいるキャラクターに出遭ったり、パーク内の主要アトラクションに参加したりすることができます。各アトラクションはミニゲーム形式になっており、実際のパークのアトラクションとは異なりますが、そのエッセンスを手軽に味わうことができます。
GAME MODE NEW GAME ゲームを最初から始めます。難易度(EASY、NORMAL、HARD)を決め、キャラクター(6人から1人)を選んで名前を付けたらゲーム開始です。難易度はアトラクション内のゲームの設定が少しずつ異なりますが、キャラクターは見た目以外に違いはありません。まず、パーク内の従業員から、パークマップをもらい、コントローラーのバイブレーションのON/OFFも決めます。本作では、スタンプカードを持って、それぞれのアトラクションなどに挑戦し、クリアするごとにスタンプを押してもらえます。ゲームの成績がいいと赤いスタンプ、成績が悪いと青いスタンプです。スタンプの種類による違いは、獲得できるポイントの大小だけのようです。また、スタンプカードには「U・N・I・V・E・R・S・A・L・S・T・U・D・I・O・S」の文字もあり、パーク内に落ちているこれらの文字を拾って16文字すべてをそろえることでスタンプがもらえます。このようにして、スタンプカードの枠8ヵ所すべてにスタンプを押してもらい、入口付近にあるアイテム交換所にスタンプカードを提出すればゲームクリアとなります。園内を歩いているパークのキャラクターに握手してもらったり、園内に落ちているゴミを拾ってゴミ箱に入れたりしてもポイントがもらえます。また、アトラクションは、挑戦するごとにポイントが入ります。アイテムには、以下のものがあり、帽子関連は、そのアトラクションに何度でも好きな時に入場することができます。「ワイルドハット」(2000pt、ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスト)、「消防士ヘルメット」(3500pt、バックドラフト)、「BTTF帽子」(2500pt、バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド)、「E.T.帽子」(1500pt、E.T.アドベンチャー)、「JAWS帽子」(2000pt、ジョーズ)、「JP帽子」(3000pt、ジュラシック・パーク・ザ・ライド)、「T-REXシューズ」(6000pt、通常ダッシュの1.5倍の速度で走れます)、「ホバーボート」(40000pt、通常ダッシュの2.0倍の速度で走れます)、「Eパス」(1000pt、1度だけ好きなアトラクションに入れます)。各アトラクションの内容は、以下のようになっています。
E.T.アドベンチャー: E.T.を乗せた自転車で、マザーシップのところまで走る斜め見下ろし型のレースゲームです。自動車、岩、木、沼などの障害物を避けながら制限時間内に到着しなければなりません。
ジョーズ: 船に乗って、襲ってくるジョーズを船上の樽やアイテムを投げて撃退します。アイテムは箱を床にぶつけて壊すと出現し、ダイナマイト、爆弾、空きビンの順に強力になります。船が破壊される前にジョーズに一定のダメージを与えたらOKです。
アニメ・セレブレーション: ユニバーサル・スタジオの映画に関する問題が出題されます。10問正解すればクリアとなり、3問間違えればゲームオーバーとなります。ほとんどの問題は、映画を見ていないと正解するのは困難ですが、繰り返して挑戦して問題の回答を覚えることで対処できます。また、クリアすると、15パズル(LEVEL 3×3、4×4、5×5)、マッチゲーム(神経衰弱)が楽しめます。
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ライド: クルマで逃走するビフを、デロリアンに乗って追跡します。夜の街、氷雪地帯、溶岩地帯と3ステージ続き、制限時間内にビフのクルマに体当たりして一定のダメージを与えればクリアとなります。
バックドラフト: 消防士となって火災が発生したビル内に入り、生存者15人の救出に当たります。ビル内には、消化器、ライフ(ハート)も置かれています。15人全員を救出できなくても、ゴールまでたどり着けばクリアになります。
ジュラシック・パーク・ザ・ライド: ジュラシック・パークに迷い込んだジープの後方にある武器の台座に陣取り、迫りくる恐竜たちを麻酔弾で倒して逃げ切ります。
ザ・ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスト: 西部のならず者のガンマンを相手に射撃の腕を競います。3人勝ち抜く必要があり、高ポイントの的を撃つことが重要になります。
ウォーターワールド: 「ウォーターワールド」のクライマックスシーンのデモンストレーションを5つの方向から見学できます。アトラクション5つをクリアするとパーク内が夜になって入場できなくなるため、早めに見学しておく必要があります。
CONTINUE 前回の続きからゲームを再開できます。本作ではいつでもセーブデータを作成できますが、複数のセーブデータは作れません。
ATTRACTION MODE 既にクリアしているアトラクションに限り、パーク内に入ることなくアトラクションだけを楽しめるモードです。「ザ・ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスト」、「ユニバーサル・スタジオ・クイズ」、「15パズル」、「マッチゲーム」は、2人対戦が行えます。
GRAPHICS ユニバーサル・スタジオ・ジャパンをほぼ忠実に再現しており、すっかりお馴染みとなったアトラクションやレストランなどを眺めながらパーク内を移動することができます。もっとも、ポリゴンではなくCGで描かれていて固定視点を採用しているため、アトラクションやレストランなどを違った角度から見てみるといったことはできません。アトラクションを4つクリアするまでは昼の景色となりますが、5つクリアしてからは夜の景色になります。パーク内は確かに美しいのですが、固定視点なら当然と言えるでしょう。パーク内には、パークのキャラクターや従業員、お客さんがいて思い思いに歩いていますが、お客さんがいずれも単独行動しているのは少し不自然な気がします。アトラクションは、斜め見下ろし視点あり、CGによる固定視点あり、ポリゴンあり、とさまざまです。パーク、アトラクションとも、ゲームキューブとしての水準レベルはクリアしているといったところでしょうか。 7
SOUND ステレオです。パーク内は、それらしい喧騒は感じられず少し静かな感じですが、各アトラクションではそれぞれのアトラクションのテーマソングが流れ、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンらしさを感じさせてくれます。アトラクションの効果音はそれなり、キャラクターボイスも少なめですが、ウッディー・ウッドペッカーだけはソコソコしゃべってくれます。 7
CONTROL パーク内ではCGによる固定視点を採用していることもあり、視点が切り替わった時の操作性が良くありません。コントロールスティックを前に倒している際に視点が切り替わると、キャラクターが元の視点に戻ろうとすることがあるからです。このことは、アトラクション内でも言えます。また、パーク内の繋がりが分かりづらく、行きたいアトラクションの方に簡単に行けないことが珍しくはありませんでした。せめて、矢印で行ける方向と行き先を示すべきだったでしょう。各アトラクションの操作方法は以下の通りです。
E.T.アドベンチャー: コントロールスティックの上下が自転車の移動、左がウィリー、ジャンプ時に左右で体勢の調整、Aボタンがアクセル、Bボタンがブレーキです。操作性は、まずまずです。
ジョーズ: コントロールスティックが甲板上の移動、Aボタンが船の上の物を取る・投げる、Bボタンがアイテムの使用、Aボタンの連打で船から落ちそうになった時の体勢維持です。操作性は、まずまずです。
アニメ・セレブレーション: コントロールスティックが答えの選択、Aボタンが答えの決定です。
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ライド: Aボタンがアクセル、Bボタンがブレーキ、L/Rトリガーがドリフト、Yボタンが視点切り替えです。操作性は、良好です。
バックドラフト: コントロールスティックが移動、十字ボタンが自分の位置の微調整、Aボタンが放水(コントロールスティックの同時操作で水の方向移動)、Rボタンが水圧調節、Bボタンが消化器、Xボタンがガードです。操作自体は少し慣れれば問題ないのですが、固定視点を採用したことによる視点切り替わり時の操作性は良くありません。
ジュラシック・パーク・ザ・ライド: コントロールスティックが照準、Aボタンがショット(押し続けるとビーム)、Yボタンがショットの連続、L/Rトリガーが画面指示時のホールドです。1度に8つまでロックオンできるのですが、操作性も良好で爽快感があります。
ザ・ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスト: コントロールスティックが照準、L/Rトリガーがショット、Aボタンがリロードです。リロードが面倒ですが、操作性は良好です。
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GAMEPLAY 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のパーク内とアトラクションを疑似体験できるゲーム。本作を一言で言うと、そういうゲームです。確かに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンをほぼ忠実に再現しており、すっかりお馴染みとなったアトラクションやレストランなどを眺めながらパーク内を移動することができますが、ポリゴンではなくCGで描かれていて固定視点を採用しているため、アトラクションやレストランなどを違った角度から見てみるといったことはできないのが残念なところです。ゲームキューブだったら、パーク内をそのままポリゴンで再現するのも不可能ではないと思えるだけに、ぜひこれに挑戦してほしかったものです。そうすれば、より一層臨場感が味わえたでしょうし、操作性のまずさといったものも存在しなかったことでしょう。各アトラクションはミニゲーム形式になっており、実際のパークのアトラクションとは異なりますが、そのエッセンスを手軽に味わうことができます。ただ、アトラクションによって、ボリュームや内容に差があり、ミニゲームという言葉がピッタリなアトラクションもあれば、独立させてステージ数を増やせば1本のゲームとして出せそうなものもあります。アトラクションによっては、もうちょっと練り込んでも良かったように思います。また、キャラクターがアニメチックな等身の子供になっているのは対象ユーザーを想定したり、CGを主としたグラフィックを意識したりしたものなのでしょうが、フルポリゴンを採用してキャラクターを追尾する3人称視点か1人称視点を随時切り替えられるようにすれば、より良いゲームになったことと思います。 7
LONGEVITY パーク内の移動は楽ではありませんし、「U・N・I・V・E・R・S・A・L・S・T・U・D・I・O・S」の文字探しもしっかりとやらないと意外とてこずるかもしれません。もっとも、各アトラクションはクリアするだけならそれほど難しくはないため、10数時間もあればクリアすることができるのではないでしょうか。ただ、すべてのアトラクションで赤いスタンプを押そうと考えたり、15パズルの絵柄をあれこれと楽しもうと思えば、それなりの時間を楽しむことができます。ちなみに、1番難しいのは「アニメ・セレブレーション」で、それなりに映画を見ている人でも簡単にはクリアできないことでしょう。 7
OVERALL 本作に出てくるアトラクションは、ほとんどの人が映画などを通じてなじみの深いものになっていることでしょう。また、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」自体も、日本でもトップクラスのテーマパークとなっており、その存在を知らない人はいないはずです。それだけに、自宅にいながらにして、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の楽しさを擬似体験することができる本作は、多くの人が違和感なく楽しめることと思います。傑作とは言えないものの、各アトラクションのミニゲームもそれなりに面白く、実売価格次第では買っても悪くはないタイトルです。 7

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