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ウェーブレース ブルーストーム
| GENRE | アクション(レース) | |
| PUB./DEV. | 任天堂/任天堂 | |
| RELEASE DATE | 2001/9/14 | |
| OUTLINE | 「ウェーブレース64」は、NINTENDO64のローンチタイトルとして登場し、滑らかな水の表現とエキサイティングなウォーターレースで評判となりました。そんな「ウェーブレース」が、ゲームキューブでもローンチタイトルとして登場しました。ジェットスキーによるこのウォーターレースは、ハードの進化とともに水の質感などグラフィックも大幅に向上、新たにターボボタンも採用されています。 | |
| GAME MODE | チャンピオンシップ コンピューターが操作する7人のライバルとコースを3周して順位を争い、ポイントを稼ぐのが目的のモードです。難易度は4段階あり、最初は練習モードの「エキシビション」(1コース)しか選べません。「エキシビション」を完走すると「ノーマル」(5日間、全5コース)をプレイできます。「ノーマル」で総合ポイント3位以内に入ると、この難易度をクリアでき、「ハード」(全6日間、6コース)をプレイできます。「ハード」も同様にクリアすると、最難関の「エキスパート」(全7日間、7レース)をプレイできるようになります。難易度が上がると、ライバルの走行テクニックの上昇、同一コースの走行ルートの変更、コース上のブイの位置の変更と障害物の増加、波の巨大化、などが起こります。なお、各レースに設定された規定ポイントを獲得できないと、次のレースに進めずにゲームオーパーとなります。また、各難易度とも、最終日だけはコースが決められていますが、初日から最終日の前日までは好きなコースを選ぶことができるため、天候とそれによる波の高さに応じてコース順を練る戦略性も要求されます。キャラクターは8人いて、トップスピード、アクセラレーション、ハンドリング、スタント、パワーの値が異なります。各キャラクターにはカスタムセッティングを施すことができ、カラー(全4色)、アクセラレーション重視かトップスピード重視か、スリップ重視かグリップ重視か、の3点について変更することができます。 コースは、以下の各コースです。 ドルフィンパーク: 「チャンピオンシップ」では、「エキシビション」のみで楽しめるコースで、ジェットスキーと一緒になってイルカが泳いでいます。 エスニックラグーン: 東洋的な雰囲気が漂うコースで、左や右と漢字で書かれたルートブイが特徴となっています。岸には象がいて、その鳴き声も聞こえてきます。 サザンアイランド: NINTEDO64版にもあった南の島のコースです。引き潮があるためラップごとに水位が変わり、特に3周目はライン取りが難しくなります。 アスペンレイク: 山岳部にある湖で比較的波の少ないコースですが、天候によっては霧が発生して視界が悪くなります。 シティハーバー: 都会の港湾地区をモチーフにしたコースで、ナイトレースが行われます。船の積荷が落ちてくることがあり、注意が必要です。 クールオーシャン: 極地の氷河地帯をイメージしたコースで、氷の塊が浮いていたり、雪が降ってくることもあります。極地らしく、ペンギンたちもいます。 アクアメイズ: 北欧の水上都市をイメージしたコースで、ゴンドラが浮かぶ入り組んだタイトな水路を猛スピードで走り抜けます。 ストロングウォーターキープ: 未プレイですが、障害物もほとんどなく、簡単なコースだそうです。なお、コース名は、英語名です。 タイムアタック 「チャンピオンシップ」で到達した難易度とクリアしたコース(とそのコースの天候)を選択して、タイムアタックすることができます。ただし、ドルフィンパークは選べません。ゴーストをセーブすることができます。 スコアアタック 「チャンピオンシップ」で到達した難易度とクリアしたコース(とそのコースの天候)を選択して、スコアアタックすることができます。ただし、ドルフィンパークは選べません。チェックポイントを通過しながらコースを1周する間にさまざまなスタントを繰り出してポイントを重ねていきます。 対戦プレイ 「チャンピオンシップ」で到達した難易度とクリアしたコース(とそのコースの天候)を選択して、分割画面による最大4人までの「レース対戦」と「スコアアタック対戦」が行えます。 フリーラン 「チャンピオンシップ」で完走したコースを選択して、フリーランを行うことができます。 トレーニング ジェットスキーの基本的な操作方法の習得や、スタントの練習をすることができます。 オプション ゲームの各種設定を変更したり、レコードを閲覧したりできます。 |
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| GRAPHICS | 水の表現力というのは、そのハードのグラフィック性能を見る上で重要な要素のひとつです。そうした意味で本作は、ゲームキューブのローンチタイトルとして、そのグラフィック能力の高さを見せつけるに十分なものだと言えるでしょう。場所や天候によってさまざまな表情を見せる水面は美しいですし、そこをジェットスキーが切り裂いたり、あるいは波の高さに飲み込まれるさまは、水が水らしく見える実に自然な表現を実現させています。船や埠頭、建物などのグラフィックは、まずまずといったところでしょう。任天堂タイトルとしては珍しく、マクドナルドやドクターペッパーなどの企業看板が多数見られますが、作品の雰囲気を盛り上げるには好ましいものです。キャラクターやジェットスキーの動きは少し硬い感じがしますが、水辺の動物たちを探すのは楽しいことでしょう。クジラ、カジキマグロ、マス、ペンギン、象、ヒツジ、など50種類以上の動物たちが隠されているのですから。 | 8 |
| SOUND | ドルビーサラウンドです。それぞれのコースに合わせて違う雰囲気の曲が挿入されており、同じコースの中でも天候が変化すると音楽もそれに合わせて変わるようになっています。そのため、全部で100近い曲が入っているようです。効果音は少なめですが、前述したような象や鳥の鳴き声などを聞くことができます。実況は、プレイヤーの状況に応じたものがタイミング良く入れられます。すべて英語ですが、「1秒前に他のジェットスキーがいる」、「左後ろ1秒のところにいる」、「ラインどりが絶妙」、「ナイス」、「グッド」などといった実況が入るため、心地良くプレイできます。 | 7 |
| CONTROL | とっつきは良くありません。基本的な操作は、Aボタンでアクセル、BかYボタンでしゃがみ込み、ZかXボタンでターボ、コントロールスティックで前後の重心移動と(クイック)ターン、L・Rボタンで左右の重心移動、となります。これらの操作自体は複雑ではないのですが、水面にはさまざまな大きさ・方向の波がランダムに起き、他のジェットスキーもいるため、コース上のブイ(赤は右、黄は左)を通過する際のパターンが作れないのです。このパターンを作れないことを良しとする人もいるかもしれませんが、私にとってはストレスが溜まるだけのものでした。本作は純然たるレースゲームではなく、アクションゲームですから、致し方のないところではあるのでしょう。なお、スタントには、現実と同様の、ランディングスタント(走行中に行う)とジャンピングスタント(空中で行う)があります。これらはコマンド入力的なもので、特にジャンピングスタントはタイミングをつかむまでは難しいでしょう。 | 6 |
| GAMEPLAY | 本作は、レース中でも天候が変化し、雨が降ると水面の高さが変わります。コースによっては、波が高くなることでショートカットできるルートが現われることもあります。これは、新しいハードの力で水の変化を出したいという思いから生まれたようです。そのため、これが正解といった走行ラインやルートが必ずしも存在するわけではありません。ですから、前述しているようにレースゲームというよりは運まかせの部分もあるアクションゲームという要素が強くなっているわけです。ターボボタンの採用もその一環で、レースゲームにあってはならないギミックだと言えます。レースゲーム特有のストイックな部分を排除しているありたは、任天堂らしいゲームということもできるでしょうか。もっとも、それにしては、とっつきも悪く、難易度も高すぎるのですが・・・。 | 5 |
| LONGEVITY | ゲームのボリューム自体は、それほどあるわけではありません。しかし、メインとなる「チャンピオンシップ」の「ハード」以降の難易度が高く、「エキスパート」までクリアしようという気力が続けば、それなりの時間はプレイせざるを得ないでしょう。もっとも、ゲーム自体は単調で理不尽ですから、そこまで意地になってやり込もうというプレイヤーも少ないのではないかと思います。ましてや、このレビューは発売後約2年で書いていますが、その時点で既に980円で売られていることも珍しくはないタイトルです。980円で買った人ならなおさらのこと、面倒な思いをしてまでクリアしようとは考えないことでしょう。 | 7 |
| OVERALL | 本作は、あまり爽快感もなければ、レースゲームらしい理詰めの走行ラインやルートが必ずしも存在するわけでもありません。また、たいていの人が辟易する理不尽とも思える難易度の高さも存在します。「レースゲーム好きならお薦め」という意見を目にしますが、レースゲームにこだわりのある人なら980円でも手を出さない方が賢明でしょう。もっとも、コレクターズアイテムとしてそろえておくとか、パーティゲームとして置いておく、といった用途であれば悪くはない考えだと思います。 | 6 |
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