慶應義塾体育会山岳部のウェブサイトへようこそ。
1915年の発足以来、我が部は日本の登山の歴史とともに歩んできました。過去には海外遠征を行ったりと、先駆者的な輝かしい業績を残していますが、現在では、スポーツとしてのクライミングの最先端は一般の学生にはなかなか手の届かない世界になってしまいました。今、山岳部は古き良き伝統をポリシーとして尊重しつつも、過去にとらわれず学生のライフスタイルに合ったクラブ活動を目指しています。
山岳部のフィールドは一般的な山歩きから、フリークライミング、沢登り、雪山縦走、山スキーなど多岐にわたります。これまでの蓄積ゆえにコーチ、装備、部室、トレーニング施設が充実しており、すみやかに実力アップがはかれる事が我が部大きなメリットの一つではありますが、それ以上に部員一人一人の自主性が重んじられる部活であるとこが大きな特徴です。
登山において、困難を克服しより高みを目指す事は大切な一つの要素ではありますが、山岳部では、その基礎となる部分、安全を自分で確保し、自分なりの考えを実行する素養をつけることを重視しているからです。
学業や就職活動はもちろん部活動より優先されますし、アルバイトして活動費を稼いでいる部員も多くいます。また、活動のすべてが義務ではなく、例えば夏山縦走を主にやる、フリークライミングだけをやるなどといったことも可能です。
昨年は、沢登りや雪山も行きましたが、参加を強制するものではなく、行きたい人が企画し、仲間を募って山に行くというスタイルです。ただ、山に行くことは危険が伴いますので、その計画の立て方や山での行動の反省等は、OBであるコーチを含めて議論しています。
自然を相手にするスポーツである以上、ある種のリスクや泥臭さはつきものですが、そんな活動を通して、芯の通った、自分なりのライフスタイルを持った人間を育てられる部を目標にマイペースでやっています。
2005/1/18 主務 小川