さて、キャブのOHです 負圧ピストンは、腐ったガソリンのタールで固着していました(^^;) ブレーキクリーナーで洗浄してから、CRC556を少々吹き付けてスムーズな動きを確保します ジェット類も全てクリーナーを通して洗浄します 内部を洗浄しましたが、未だスロットルバタフライは動く気配を見せません 仕方無いので、4連をバラして個々にリンケージを洗浄するつもりです |
内部の画像は撮る余裕が有りませんでした メインジェット&セカンダリジェットは、茶色いタール状の物がこびり付き、完全に穴が埋まっている状態でした ジェットニードルや外したジェットはキャブクリーナー液に浸けて清掃しましたが、全然綺麗に成りません これも掟破りの針金清掃で解決(←マネはしないで下さい) 各、エアーの通路はキャブクリーナー&ブレーキクリーナー&エアガンで取り敢えず開通させます(これでも一寸不安が...(^^;)) リンケージは、チョークプレートのネジを全て取り去り、繋いで有るプレートのネジを外す事に依り、各キャブがバラバラに成ります 1つのキャブでもスロットルバタフライが固着している状態なのだから、これが4つ並んでいれば、絶対に動かないと言う状態でした。 これも、キャブクリーナーをかけて少しずつ開く事に依り、リンケージ内の汚れを流しました 此処でまた、問題が... 前記の通りチョークを外しましたが、何と、ネジは再使用不可との事...更に、チョークのシャフト類も全部新品にしろ!とマニュアルに書いて有ります... パーツリストで金額を見ると...当時の価格で1万数千円... 「おいおい!俺は貧乏なんだぞ...」と言いつつ、再使用決定!(^^;) ネジ山の潰れたネジは、同寸のネジ(鉄のクロメートメッキ品)を、行きつけのネジ屋さんで貰います これを使い、組み付けた後、ネジが外れない様に反対に飛び出したネジをプライヤーで潰して抜け防止にしました (↑次回OH時には、再使用しないと言う前提の作業です) 後は、フロート内のフロートバルブが1つダメに成っていたので、注文して組み付けました 組み付け時に付いていた汚いネジは捨ててしまい、ネジ屋さんで貰ったSUS304のキャップボルト&ネジで組み付けました 画像中のキャブ上部に有るステーは、逆につけてしまった画像です。後で組み替えました |
前回、OHしたキャブがオーバーフローしたり、オーバーフローが止まったとしても、アイドル不調+アクセルを開いてもちゃんと吹け上がらないと云う症状が出ます... 今回取り付けたキャブと外したキャブです 赤いガス携行缶の横に有るのが外したキャブです エアダスター(エアガン)を回に工具屋さんへ行った時に2ガロンの携行缶を見て何ともアメリカンぽくて思わず買ってしまいました(^^) (今まで使っていたオイルの4リッター缶だと、結構給油しづらいんですよね) 今回取り付けたキャブは、T県のSさんに譲っていただきました(どうも有り難う御座いました) こちらもOHして、今回はプライマリー&セコンダリージェットは今度は新品に交換。セコンダリーは#80にしました これで、順調に吹け上がるように成りましたが、各スロージェットが合っていないようでアイドル時のバラツキが有ります スロットルバタフライのバランスは事前のOH時に取っておきました その後、マグネットで差し替え可能なスタビドライバを購入して勘で同調を取りました 完全では有りませんが、結構調子良く成りまして、普通に吹け上がる様に成りました(^^) エアクリーナーは前回、K&Nの物を清水の舞台からバンジー...のつもりで購入しました (定価の7.5掛けでしたので相当助かりました) |
さて、走行テストですが... 何と、クラッチのズルズルの件で良く解りませんでした... そして、本日、リアブレーキのOHと、クラッチ交換後のエンジンオイル注入で意気揚々と走り出しました...が!! 3500回転から上がダメなのです... その足でSMSさんへちょっと伺った処、またオーバーフローし出してしまいました(^^;) 此では仕方ないので、前回外したキャブを、戴いたキャブ2個と合わせて3個1にしてみました やはり、吹けない原因はエアカットバルブの亀裂でのエア漏れの様です(第3、第4がしっかりと切れていました) 今回は、フロートバルブの当たり面を更にコンパウンドで磨き倒して、使えそうなフロートバルブを見繕って組んでみました 明日は雨の様ですが、車検も近いので...また作業する予定です さて、今回は美ウマク行くのか...(←相当疑問ですが...) 取り敢えず、オーバーフローさえしなければ、ラインを通すつもりです |