2002年9月15日
会場:新宿コマ劇場
芸能生活30周年 吉幾三 特別公演
今年2回目のコンサートである。「おかあさんといっしょ」に「吉幾三」か。ふっ。人生のたそがれを感じるぜ。
相田みつを美術館を後にして、お次ははとバスなんだが、ちょいと時間が空いているので、タイミングよく始まったマリオンのからくり時計を見る。たってそんなもん数分で終わってしまうのである。はとバスの出発地は東京駅丸の内側。であればもう行くところは決まる。前の週にオープンした丸ビルである。タクって真正面につけてもらうと既に大混雑。中に入ればなんとかなんだろと一歩足を踏み入れるとそこはもう阿鼻叫喚の巷、いたるところ人である。あそこの人込はなんなんだ、ここにできている列はなんなんだ、十重二十重に折り重なる人の列。吹き抜け2階テラス部分にぎっしり人。エスカレータも積載ぎりぎりに人。はずれで始まるアカペラの歌。誰じゃいなと背伸びしてみればたちまち係員に「通路では立ち止まらないで下さい」。そのまま反対側に出ました。親とはぐれなくてよかったー。放送してもらうとこだったよ。しかしもうなんというか、東京の人って田舎者だよなー。ホント好きだよね、こういうの。外に出たら東京駅を目指すしかなかったのだが、丁度駅側を見下ろすかたちで4階だか5階にあたるテラス、そこにも鈴なりの人。東京駅しか見えへんやろーと思うんだがね。やれやれ、ほんとに平和な国だこと。
じゃあ結構こないだ地下が改装されていいお店がいっぱい入った大丸まで、と思ったのだが、東京駅というのがショートカットのない駅なもんで親の足腰等考えて断念。入場券買って中央口を突っ切るという手はあるがそれも阿呆臭い。なんか優しくない駅なんだよなあ。だもんで北通路途中の喫茶店で時間を潰す。すぐ横にライフスペースの高橋なんちゃらみたいな風貌のおっさんにアリガタイオハナシを聞いている母親と気の弱そうな男子大学生と終わっちゃってる女子高校生がいて、なんかもう困ったもんだよなあと思う。とはいえ垣間聞こえてくるおっさんの話はいたって一般論だったのでまあそれはそれでいいかとも思う。結局どうでもいいのだけれどもね。
そろそろ時間か、というのではとバスの切符を買いに行く。東京駅、ものものしくSPが群れていたが誰だったんだろう。拉致家族だったのかも。さて、はとバスセンター、これから乗り込もうとする「新宿コマ劇場歌謡ショーとホテルニューオータニ中華バイキング」には「満席」の表示。やっぱさすが演歌だよなあ、と思う(前振り)。
時間がきてバスに乗り込む。ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないが、はとバスのバスはでかい。流石に2階建てではなかったが、観光バスだからいわゆる路線バスよりも全然でかいバスである。そこに真っ先に搭乗した私達。その後、鹿児島からの老夫婦が乗ってき、姉妹なのか千葉の女性二人連れが乗ってきて、ガイドさんは運転手と外で話している。「こないだなんか3、4人だったそうですよ」とか「ガイドも中に入ってていいんですけど、吉幾三じゃぁねー」(いずれも大意)などと、バスに乗った段階でもう期待にはちきれんばかりになっている老夫婦連を尻目に何を言うとんのじゃ、と思う。みんな笑ってたけど。
さて、出発! っておいおい、7人かい! 満席ちゃうんか。ってちょっと考えればすぐわかる話ですが、こんなコースの切符、当日では受け付けられないもんなあ。満席って表示にせざるをえないんだよね。ふむ。しかし7人か。このでげーバスに。そしてバスはガイド嬢の軽やかな名所解説とともに一路、新宿へ。
到着前に不測の新宿歩行者天国に遭遇し、慌ててルート変更などというイベントを交えて現地到着。バスは歌舞伎町に入れないので近場に停めて歩いていく。おかげで去年焼けたビルも見られた(俺もとんと歌舞伎町なんて行ってないからなー)。さあ、いよいよ新宿コマ劇場に潜入!
実は私、ここ2回目である。初めて来たのは今を去ること25年前、中学校の修学旅行のコースの一環としてここまで水前寺清子ショーを見に来たのである。今にして思えばどうゆう業者との癒着か、と憤りもするが、その当時は「やったーチータだ、チータだ」と雀躍り、、、するわけないやん。ほんとにもう、どういう中学校だったんだろうね。で、25年経った今も印象は全く変わっていない。この猥雑さ。
客層がすげーっす、やっぱ。トイレ行ったんだけどさ。うん、客。わー、こういう人がいっぱい集まってんなー、って。
席ですが、左右で見ると中央に近いんだが、すげー後ろです。コマの席って前から順にいろは...わかよ、続いてABC...LMN、ってきて最後にイロハニホヘトとなってんだけど、この「ロ」です。前から31列目。後段列と名付けられております。ちなみに総座席数は2,321席とのことですが、ほぼ埋まってましたね。流石だよなあ。ところで見たのは歌謡ショーのみです。歌謡ショーの前には劇があるんだけどそっちは(幸い)コースに入ってませんでした。
えーっと、内容ですか? まあうちの親は喜んでいたから(鹿児島の老夫婦も)いいんじゃないですか。俺の感想は吉幾三ってヒット曲少ないんだなー、ってものでしたが。
そういえば「新日本ハウス」のCMソングも歌ったんですけど、聞くとこれうちの親も鹿児島の人も見たことなくて、関東ローカル(あるいは東日本)らしいのね(サイトにはオンエア地域への言及なし。でも楽譜まで載ってたりしてすげーサービス)。だったら一言言ってよねとも思った。お客さんは全国から集まってきてくれてるんだからさ。
さて、はとバスツアーはその後も続き、ツアーの後半、ホテルニューオータニ17階の廻る中華バイキングBlue Skyに参りました。バイキングで時間が1時間ちょっとというのはきついねー。時間と胃の容量の制約で全種類はとても食べられませんでした。料理の感想は「ふつー」。目玉を食べ損ねている可能性はあるんだけどね。
しかしコンサート評ではないのか、ここは、って感じですな。