「ハリー、聞いて。僕達・・・今日でもう、お別れなんだ。」
「え・・?どうして・・?僕、そんなの絶対に嫌だよ!」
「しかたないんだ・・・だから最後に・・ハリー」
「トムぅ・・・」
トムは、僕の体をギュっと抱きしめてから
僕をソファーに、座らせた。
「ねぇハリー、ハリーのココ、かわいいね」
そう言いながら、トムは「ボク」を触った。
「だめだよ、トム!」
「言う事、きいて、ハリー、お願いだよ・・」
僕はトムの、やわらかくウェーブした髪の毛に
指を絡ませながら、トムの言うままに、ズボンも下着も、全部、脱いだ。
「トム、そんなの・・・だめだよ。」
「ハリー・・・」
「汚いよ、そんなとこ・・・」
「ううん。汚くなんか、ないよ。
だって、ハリーの、なんだから。」
「ボク」は、どうやら僕の命令を聞く事よりも、
親友に命令されるのが好きみたいだ。
「ハリー、すごいね、おっきくなるね」
「はずかしいよ、トム・・・」
でも、恥かしいけど気持ちよかったから
トムがしてくれるままに僕は、ぼんやりしていた。
ずっと、ずっと、こうしていたかったけど
それに、トムにも同じ事、してあげたかったけど、お別れの時間が来てしまった。
「ごめんね、ハリー・・・またいつか、会えたらそのときは・・・」
「うん・・・そのときは、またトムと・・・今日みたいなこと・・・」
おわりまで、言えなかった。恥かしくて、言えなかった。
トムと僕は、最後の最後に、ぎゅうっと強く抱きしめあった。
翌日、トムはお父さんに連れられて、こことは別の
宇宙基地へと引っ越していった。
でも、ふたりはきっと、いつかまた会える・・・
だから、僕は泣かないんだ・・・トム・・・。
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大丈夫・・・ふたりはまた、必ず会えるの。
ヴォイジャーってゆう大きな艦に乗って
遠い遠い宇宙を旅することになるのよ。
でもそれは、
今から10年以上、先のお話・・・。
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それからゆっくり
続きをやったら、、、いいんじゃないの?
(おしまい)