プルルル・・・プルルル・・・

ガチャ

「もしもし、俺様・・・」

「・・・電源が入っていないか、電波の届かない・・・」

ブチ

「何やってんだ、あいつは・・・!!」












携帯











今日は、久しぶりにテニス部が休みだから

と言ってとデートの約束をしたのは良いんだが・・・

あいつが来ねぇ!!

待ち合わせ時間は9時。

今の時間は9時30分。

流石の俺様も心配になって

あいつの携帯に電話をしたが

電源が入っていないか電波が届かないというわけだ。


















「やばいぃっ!寝坊したっ!!

景吾怒ってるだろうなぁ・・・。

は、早く準備しなくちゃ!!!」

私、

氷帝学園中等部三年。

今日は彼氏の跡部景吾とデートの約束をしたんだけど

寝坊してしまい・・・。

こんなに良い天気で

お日様の光が入ってきてるのに

起きなかった私って・・・!?!?

「あ!!早くしなくちゃ!!」





















「遅い・・・。」

アイツはどんなに遅くても20分以内に来ていたから

今日もそうだろうと思っていたけれど・・・。

もう40分近く経っている。

事故にでもあったんだろうか。

・・・・・・あいつが事故に会うわけがねぇ。

もう一度かけてみるか。


プルルル・・・プルルル・・・・

ガチャ

「もしもし、。俺・・・」

「・・・電源が入っていないか、電波が届かない・・・・」

「っち。」

俺らしくねぇ。

何でアイツのことでこんなに心配しなくちゃいけね〜んだよ・・・。

さっさと来いよ、





















「あ〜!!こういうときに限って電車が来ないぃっ!!!!!」

何で!?神様っ!!

私、何か悪いことしましたか!?

えぇ、そりゃもう沢山してますけど!

景吾との約束20分くらい遅れて行ったとかありますけど!!

今日くらいは見逃してよぅぅぅ!!

「2番線に特急・・・」

「っしゃっ!!特急だぁっ!」

特急だったらすぐに着いちゃうもんね!!














もうそろそろ10時か・・・。

あいつから電話がかかってこないとなると、

やべ〜のかな。

一回の家に行ってみるか。。。

















「着いた!!今の時間は・・・」

10時。

「や、やば。景吾きっと怒ってる・・・」
















!!」


「・・・景吾??」


「お前、そこ動くなよ!?良いかっ!?動くなよっ!?!?」


そう言って、景吾はダッシュでこっちまで来た。

「け、景・・・」

「良かった・・・。」

「え??」

と言ったと同時に私は息が上がっている景吾に

抱きしめられた。

「お前、事故とかに会ったわけじゃね〜んだよな?」

「う・・・うん。。。」

「そっか。なら良いんだ。」

いっつも俺様な態度をとる奴が

私のことをこうも大事にしてくれているんだと思ったら

嬉しくなった。

「ごめんなさい。」

素直に謝れた。

「・・・ったく本当だっ!!

携帯くらい持ってろ、この馬鹿!!!」

「な、な!!」

心配してくれていたのに

いきなり馬鹿ってっ!?

と思って、景吾の顔を見た。

「俺様の寿命が縮まっただろう!?」

「だって、携帯重いんだもん!!」

「はぁっ!?お前、携帯って意味知ってんのかっ!?」

「知ってるよ!!」

「んだったら、身に付けておけ!!不携帯になってるじゃね〜か!!」

「だって〜!!!!」

「ったく、今日ので分かっただろう!?」

確かに。

景吾は私を心配してくれた・・・。

「・・・うん。」

「俺様に心配なんかかけさせやがって・・・。」

「ごめんなさい。」

あんまり私が素直に謝ったから

景吾が吃驚した顔で私を見ていたけど、

今日の景吾の慌てぶりを見たら

携帯持ち歩かなくちゃな、って思った。

「本当、ごめんなさい・・・。」

景吾が私のこと心配してくれて

凄い嬉しかったの。

だから、貴方をもう心配させたくない。

「ったく・・・。予定狂ったけど、

出かけるだろう?さっさと行くぞ。」

そう言って私に差し出された手は

暖かくて、泣きそうになってしまった。






それから、私は携帯を持ち歩くようになった。

景吾とお揃いの携帯を。




=後書き=

李黎:四日目も無事完了〜♪

景吾:俺様をコケにしやがって・・・。

李黎:してない、してない。
こんな跡部様がいるんだろうなぁって思って書いたのさ。

景吾:、こんなのを読んでくれてありがとな。
また来てくれよ。

李黎:景ちゃんの言うとおりです。
もっと精進しますので、見捨てないでくださいませ・・・。

景吾:景ちゃん言うなっ!
ってかお前、本当に精進する気あるのか?

李黎:あるよっ!!

景吾:だったら毎回同じような文書くなよ。

李黎:何をぉっ!?!?景ちゃんのくせに!!

景吾:だから景ちゃん言うなっ!!