玄鉄氏の過去の作品だが、上の画像のペンネームは前のもの。 現在は玄鉄絢に統一されている。 「玄鉄ワールド」としては、「少女セクト」よりこちらのほうが広く、深く描かれている。 玄鉄氏の趣味の広さが伺えるが、少々万人向けとは言いがたく、「サイバーパンク、ＳＦ、近未来」 と言ったキーワードに反応するタイプの人が値段以上に楽しめる内容となっているように思える。 「サイバーパンク」という言葉が好きor理解している方なら、読んでもらって失敗はないが、 現代的に言うと、士郎正宗氏の「攻殻機動隊」シリーズが好きな方、 「エヴァンゲリオン」の近未来的要素に魅かれた方、 エースコンバットの「３」が好きな方に特にお勧めできると思う。 百合要素も多く、「少女セクト」への系譜とも言うべき部分も多少あるが、 「少女セクトが楽しかったから読んでみたい」という気持ちだと、難解な表現に戸惑う可能性は否めない。 しかし、絵は「少女セクトシリーズ」と変わらず綺麗なもので、セクトの菖蒲、紅緒も登場しているので、 「玄鉄ワールド」の絵や雰囲気を楽しむと言う意味では手に入れる価値はあるだろう。 因みに性描写は適度にあるが、メインという扱いではなく、 どちらかと言えば「少女セクト」のほうが淫靡な台詞が多い。 ！WARNING！ このＨＰの「　DANDY:LION　紹介ページ」で公開している画像は、「玄鉄絢」氏が著作権を保有しています。 また、上記の画像は氏のご好意の下、許可を得て公開しています。 よって、無断使用は如何なる理由においても禁止します 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ↓玄鉄氏のＨＰです↓