諏訪部　麒麟 ｽﾜﾍﾞ 　　ｷﾘﾝ 高校２年生 T　167cｍ W　？ B？　W？　H？ 名前の由来 麒麟→鳥でも犬でもないキメラ的存在
褐色の肌にビンディをつけてはいるが、国籍は日本。 あまり表には出さないが、非嫡出子（婚外子）であるため、 家庭環境に恵まれているとは言いがたく、高校で奨学金を得て寮生活をしている。 奨学金を貰うだけあって、成績は常に上位５位以内と頭脳明晰。、 幼いころの境遇から自立心が強く、他人に対する態度も大人びている。 思信のことを第一に考えている。
		単行本「少女セクト」では思信の忠実な僕 として召使の如く振舞っているが、 実は頭の回転がよく、人心把握も優れている。 このシリーズの中では、 最も有能な人物と言えそうだ。 思信とは公私の区別無く絡んでいるが、 勉強に関してはきちんとこなしている らしく、奨学金を受け取っている。 しかし、自身も認めるナルシストなので、 思信に対する恋愛感情とは別に、 自身を律する為、彼女を主人に仕立て 上げようとする、したたかな面も持っている。
少女セクトシリーズ全体を通して見ると、 一歩引いた視点で物事を見ているキャラクターである事が判る。 そもそも、思信が桃子の事を好きと知って付き合っていたため、 いつしか思信との別れがくる事は予見していたと考えるのが妥当。 自我が強いため、真弥のように３人屋根の下という生活は 麒麟が望んでいた未来像とは違ったのではと推測できる。 もちろん思信の事は好きで、出来たらずっと添い遂げていたいと思っていたのだろうが、 実際のところ、相手に傅くという恋愛の入りからして特殊なものなので、 麒麟にとっては少女時代の「恋遊び」のようなものだったのかも知れない。 しっかり者なので、思信が寮を出た時点を引き際と見極て距離を置き始めたと思われる。 なお、髪を切った事と思信との因果関係ははっきりしないが、 この事が遠まわしに麒麟と思信の関係を物語っているの可能性もある。 今は柴と幸せな生活をしている事であろう。
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