タイトルの「少女セクト」。
ニュース等で使われている「セクト」と同義だが、
こちらの場合は、テロ組織など危険分子集団や主義集団そのものを扱って述べることが多く
この作品の学問的な「セクト」とは少々異なる。
一般的な意味としては「少女派」や「少女嗜好」というものでも構わないが、
本来的(この作品としても)にはセクト主義の意味が強い。
セクト主義とは、所謂セクショナリズムなのだが、イイ意味はなく、
日本語で言う「排他的」や「縄張り根性」などで表される。
この作品について、好意的な評価が多数だが、(かく言う私も、高評価している)
中でも男性が出てこない、と言う点で評価している人も多い。
余計なものを出さず、シンプルな構成にしたことが、この作品の良いところだが、これはかなり排他的である。
何しろ、人類の半分を無視して描いてあるのだから。
ただ、そこに拘ったからこそ、箱庭的ではあるが、リアリティーを感じさせてくれる、無理のない作品になったのだろう。
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