JIMMIE RODGERS' Songs

曲名 録音日 コメント
Blue Yodel 1927.11.30 2回目のセッションの内の1曲。"T For Texas"として知られるブルー・ヨーデル・シリーズの最初の曲。爆発的にヒットしたことにより、後に"Blue Yodel #1"と改名した。副題が曲名として使用されることも多い。
In The Jailhouse Now 1928.2.15 浅草の中古屋で見つけたウェブ・ピアスのLPの中に入っていたこの曲のために、ロジャースにのめり込んでしまった。
ロジャースは"#2"という曲もある。
Blue Yodel #2 1928.2.15 (My Lovin' Gal, Lucille)有名な"Birmingham Jail"の一節をそのまま取り込んでいるのがおもしろい趣向である。
Everybody Doed It In Hawaii 1929.8.8 スティール・ギターの他にウクレレをフィーチァしたハワイアン調の曲。"Train Whisyle.."、"Tuck Away.."など、この数日の録音にウクレレを使用している。
H.スノーにはボーカル入りとインストの録音がある。
Home Call 1929.8.12 スティール・ギターのテイクと唯一ミュージカル・ソウを使用したテイク(LPに収録されている)がある。ロバート対中盤でもミュージカル・ソウを使用している。
The Singing Breakman 1929.11(推定) 映像でのみ収録(Yazoo-512:"Times Ain't Like They Used To Be")されている曲。他には"Waiting For A Train""Daddy And Home""T For Texas"
Hobo Bill's Last Ride 1929.11.13
Blue Yodel #11 1929.11.27 Blue Yodel #7(Anniversary Blue Yodel)と#8の間が録音日。最初は#8というタイトルであったが、後に#11に変更された。
Pistol Packin' Papa 1930.7.1 アル・デクスターを有名にしたヒット曲"Pistol Packin Mama"とは別の曲。
Blue Yodel #8 1930.7.11 "Mule Skinner Blues"として有名な曲で、多くの歌手に歌われている。ビル・モンローがこの曲でオープリィにデビューしたことにより、ブルーグラス系のアーティストにも歌われている。また"New Mule Skinner Blues"は歌詞が全く異なっている。
When The Cactus Is In Blloom 1931.6.13 有名なクリフ・カーライルがスティール・ギターを弾いている。クリフも初期はロジャース風の歌い方である。
来日したローリィ・ルイスがこの曲を歌い出したときには非常にうれしかった。ビデオ"Live In Austin"でも最初の曲として収録されている。
Mississippi Delta Blues 1933.5.24 最後のセッション4曲の中の曲。"Mississippi River Blues"という似たタイトルもあるが、歌詞は全く異なっている。

その他

映像 短編映画(?)(Yazoo-512:"Times Ain't Like They Used To Be")。最初の"Waiting For A Train"では汽笛が鳴り終わるのを真剣に待っている表情がおもしろい。他に"Daddy And Home"、"T For Texas"の計3曲。ベア・ファミリーの全集にサウンド・トラックとして収録されている。
多重録音 1955年の2回のセッションとして、"Jimmie Rodgers & The Raibow Ranch Boys"として、8曲録音されている。H.スノーのバンド名だが、C・アトキンスなどがジミーのオリジナル録音にオーバーダビングしている。オリジナルのクレイトン・マックミッチェンとは別に、スティールとフィドルが入って、非常に明るい感じになっている。