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あなたの背中
決して追い着けない背中を追い掛けていた……
走っても走っても距離は縮まらない
―――そして、その背中は……遠いところへ行ってしまうの
あの人がいなくなってから……繰り返し見る…悪夢
……昔からそうだった…
あの人が家に来た時から、ずっと背中ばかり追い掛けてきた…
「怜侍!!待って! 待ってってばっ!!」
そう呼べば、彼は困ったような笑顔を浮べて振り返ってくれた
「何だ、冥?」
決して優しくはないけど、冷たくもない声が好きだった
「歩くのが早いのよ…私の前を歩いて良いのは、お父様だけよ」
貴方に振り返ってほしいから、なんて言えない……可愛くない私
「分かった。お姫様の仰せのままに…」
溜息と一緒にもれる、呆れたような笑顔が見たくて困らせるような事ばかりしていたあの頃……
――あの頃は、振り返ってくれていたのに…
どんどん進んでしまう貴方に追い着く為に、アメリカまで行ったのに……
日本では埋められない年の差も…向こうに行けば埋められる
けれど―――あの人の背中は……突然、消えてしまった
突然の国際電話…
「……俺は、もう検事ではない」
その言葉は、同時にもたらされた父が逮捕されたというニュースよりショックで絶望的だった…
『成歩堂 龍一』
それが、全ての元凶―――
だから、私がソイツを倒して…彼を取り戻す
―――夢の中でさえ、振り返ってくれない背中…
こんな悪夢は……この手でお終いにするの
だから、貴方は振り返って……あの困った笑顔を見せて
END
アトガキの前にお詫び
申し訳ありません……。
書き途中のままのが…ずっとUPされてしまいました。
しかも、1行しか書かれていないものが……
見てしまった方、『何だコレ!?』と思ったに違いありません……申し訳ありませんでした。
で、
読物処では、初の小説になります!
暗闇では、ぼちぼち書いておりますが……表に出てくるのは、これが初めてですね。
しかも、とんだ体たらくで……3月に書き始め……
話自体は出来ていたのに、UPするまで時間が掛かりすぎました。
書き始めた時点では、まだ知りませんでしたが……
『逆転検事』なるものが、出るそうですね!!
いや〜、楽しみです。
冥ちゃんも出るといいなぁ
この2人が、大好きです!!
もう一つ、考えている話があるので……できたらUPしたいです……
読んで下さって、有難うございました。
遅筆ですが、のんびり付き合って頂けると幸いです。
2008.3.13

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