活動その5 -----2002.12.21 駒岡稲荷社(神奈川県横浜市鶴見区駒岡1丁目)

何かに突き動かされるように歩く、歩く、たばこを吸う、歩く。道を間違え、白い息を吐き出す機関車ターカシは歩く。(トーマスのつもり)
私はいったいに何のため、こんな寒い日に歩いているんだろうか。あ、サザンカが満開だ。いい匂いだなあ。などとひとり、寄り道をしながら、あるく。

そしてついに辿り着いた、駒岡稲荷社。写真に見える小さく白い玉は、雨です。どうやらカメラのフラッシュに光っているようです。稲荷社、といっても地図上では社のマークひとつで存在が確認できるだけなので、どのくらいの規模か全く想像できなくて、行ってみるまでわからない。ここはどうやら「社」としては割合にしっかりと祀られているようです。




鳥居の先にある石段を登ると、軒下にあるひとつの光。それだけが境内に灯っていました。なんだかとてもあたたかい光に感じました。そして石段を登りつめた先に、お稲荷さんのお出迎え。下の写 真は僕の息が写ったもの。



右側。奉納の「奉」と彫られた石の上に、左手を上げ、口を閉じた狐。
子供は左手の下に。これは今日見てきたどの狐とも違う。子供に手を触れていない。強いて言うならしっぽが触れている程度。子供は落ち着いた雰囲気にも感じられる。



左側の狐様。鞠を右手で押さえている。こころなしか表情が右側の母親?よりも険しい。というか眉がつり上がっている。



社の軒下。電灯が点けられた梁には唐草模様が。この社は朱色ではないけれど、活動その1の神社と同じく、唐草模様が施されている。妙に暖かみを感じました。格子の中は真っ暗で、写 真を撮るのは無礼な気もしたけれど、撮ってしまいました。でもなんだかボケていたので、掲載は差し控えます。狐もいないようでした。中には。社に背を向けたとたん、なんだか畏れ多い気持ちになり、恐い気分が。。その気分に押し出されるように、石段を下り、帰りはバスで帰りました。手はかじかみ、バスに乗ろうとしたら一万円札しかなくて、運転手さんは150円で乗せてくれました。臨港バスに感謝。
帰り際に気がついたけど、なんだか調べることしか考えていなかったせいか、天井からぶら下がっている縄を一度も揺すぶることもなく、賽銭も入れず、お祈りさえも一度もしていないことに気づく。今度からは心に余裕を持って、巡ろう、と思いました。

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