萱でつくった蛇は、店や家の中に入って、商売繁盛や家内安全をもたらしてくれるそうです。
さて、ここで本日図書館で借りた「横浜の伝説と口碑-神奈川区・鶴見区・保土ヶ谷区-」の出番です。
「練り廻る茅の大蛇」というところに、載っています。
「生麦の字源に祀られる神明宮は、この部落の氏神であるが、祭は六月六日に行われる。この日になると茅を以て長さ五六丈もある大蛇を作り、それを神前に供えてから宮の周囲を三度めぐり、次に青年や子供らが大勢これに取り縋って町内を練りめぐるのであった。毎戸の門と云う門を一軒残らず訪れて、昔はもし悪病に悩む者でもあれば、いきなり土足のままで躍り込み、座敷から台所まで隅なく大蛇を差し向けるのであった。これはその疫病神を、おどして追い払うためというのである。然しこのごろは座敷へは上がり込まなくなった。この土地はこの行事あるを以て、昔から悪病などは決して流行ったり、はびこったりすることがなかったという話で、まことに横浜三奇祭のひとつとすべき者であろうと思う。」
と書かれています。鶴見で見ることができるケーブルテレビ、「YOUテレビ」でいつかこの祭りを取り上げていて、僕は見ていたのだけれど、思い切り土足で玄関から入り、茅でつくった大きな蛇(10mくらいあるかも)の長さがあるだけ家の中に入っていたと思う。
家だけじゃなくてパチンコ屋とか、本屋とか。獅子舞みたいなものなのかな。上記の記述では「神明宮」となっている。神明宮、というのは「原町」の方ではないか。原町の神明宮は、この活動の最後に訪れています。
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