色いろ話1  第一印象について

     

人の第一印象を感じるとき、色からうける印象は最も大きい!
着ている服の色が、0.6秒という速さで相手への第一印象を決めてしまうという説もあるのです。
確かに、 最初に人や物から受ける印象は、視覚からうけることが多いですよね。
ある説によれば五感の働きは、視覚が87%・聴覚が7%・触覚が3%・嗅覚が2%・味覚が1%と言われています。
これを考えるならば、やはり、第一印象をよくするために、服の色にも気をくばらなければ損というもの。
もし、悪い印象を与えてしまうと、よほど話す機会がない限り、その悪い印象を回復するには2年もかかると言われているのです。その後のコミュニケ−ションのフォローの大変さを考えれば、服の色に気をつけることは簡単にできることですよね。

また、人は話すことによってコミュニケーションをとる生き物ですので、それを加味したものに、メラビアンの法則というものがあります。それによると、人の第一印象は6秒〜30秒で決まってしまうと言われています。そしてその内訳は、
  ●見た目から受ける印象・・・55% (美人、不美人の判断ではなく雰囲気や風貌)
  ●声の調子や話し方・・・・・38% (明るいか暗いか、丁寧か下品か等)
  ●話の内容・・・・・・・・・ 7% (話の中身はたったの7%)
 その人が、素晴らしい人格者で知識人で慈悲あふれる優しい人だったとしても、人は最初、見た目と声、話し方で93%という大部分を判断してしまうのが現実。もし、悪い印象を与えてしまえば、その人がいくら中身の濃い良い話をしたとしても、聞く耳もたない状態になってしまうのです。このことを考えると、面接やお見合いといった場合は特に注意が必要なのがわかりますよね。次に会って、話を聞いてもらうチャンスを得るためには、服の色、スタイリング、挨拶の仕方など、いかに重要かがわかるというもの。
(第一印象を良くする簡単なマナーセミナーもやっていますので、興味のある方はお問いあわせください。)