
冬の日 湯気のこもった洗い場に
やわらかい夕日が差し込んで
お客さんの会話がくぐもって聞こえます
寒い日の入浴では
特に気をつけてほしいことがあります
手足が冷えていますから、湯船に入る前には入念に掛湯をし、お尻の前後をていねいに湯洗いし、胸にもお湯をかけて心臓をびっくりさせないようにしましょう
子供の頃 百まで数えて肩までつからされ 数の練習までさせられ
のぼせてフラフラになった記憶があります
湯あたりは夏より冬場に多くみられます
男性もたまにありますが一般に女性が多く、特に若い女性の長湯は気をつけねばなりません
気持ちが悪くなり 目の前が暗くなりそうになったら、急いで脱衣所にあがっていただき 横になり 胸や頭を冷やすと回復します
日本人は 一般に熱いお湯をを好みます。
夏の蒸し暑い時、汗を流すのにはシャワーより、
ちょっと熱めのお湯につっかたほうが さっぱりします
熱い風呂に入った時のさっぱり感の原因は
脳から出るβーエンドルフイン(脳内モルヒネ)の作用によると言われています
しかし高血圧の方や高齢の方は 注意しなければなりません
すべて半身浴 反復浴を繰り返す入浴方法がおすすめです
右半身 左半身ではありません
心臓から下 みぞおち あたりまでを入浴することです
半身浴を繰り返しながら 身体を分けて洗いますと 湯あたりしません
肩までは十を数えるほど入ります
入浴時間は20〜30分が適当です
お湯から上がったら 一杯のお水を飲みましょう
家庭風呂より断然快適な銭湯。ちょっと比べてみれば
まず広いこと 天井が高い
浴槽が浅いの深いのといくつもあり 水面を眺めることが出来る
プラスイオンとは 不快を感じる空気で、タバコの煙 大気の汚染 大量の砂埃
電子レンジや冷蔵庫から出る電磁波化学繊維などが
その発生源となっている
マイナスイオンは滝や噴水の近く 水が飛散するとき空中に発生する
銭湯の浴室内の空気中にたくさん漂うマイナスイオン。これが快適の素です
このマイナスイオンが 現代人のストレスで弱った心と身体を解きほぐす特効薬といえます
家庭の風呂でもマイナスイオンは発生しますが 室内が狭く水量も少ないため すぐ減少してしまうのです
一般に入浴によって最高血圧は低下しますが 銭湯の浴室の空気に触れると わずかにシャワーを浴びただけでも 血圧が低下することがわかりました
これはマイナスイオンに 副交感神経を優位にする働きがあるからです
マイナスイオンの満ちた浴室内ではリラックスし
快適さを感じる脳波であるアルファー波が大量に出ます
しかも興味深いのは より深く心の底からリラックスことです
(参考 山野井 昇 先生)