3月9日
 TVで『文部科学省のプロジェクトチームが東京湾北部地震が発生した場合、従来の想定を上回る震度7になると公式に
発表した』とのニュースを流していました。 頭の隅では以前から承知していたことですが、家具の固定など今まで以上の
対策が必要です。

  そのような街に住み、毎日勤めに出る意味を考えるとき、ふと、頭に浮かんだのが谷 中安規(たになかやすのり)の版画
戦時中を生き抜き、1946年に栄養失調で亡くなっています。
 蓄音機の横で歌う人物を描いた「風船画伯」という版画があります。また、「蝶を吐く人」という幻想的な図柄には、単なる素朴
画という以上の力を感じます。

 世界で一番(地盤の)危うい都市に住みつつ、しっかりと日々を過ごしている我々のエネルギー(自然に出てくるもの)は
蝶を吐く人と同じかも知れません。
  
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