旅日記   

  ジャマイカ

渡航歴 3回

1)行ったきっかけ

新婚旅行です。約11年前当時カリブ海は未だツアーがほとんどなくて日本人が少なく、海がきれいなリゾート」とホモの友達に相談して推薦してくれたのがジャマイカでした。その頃トム・クルーズ主演映画のカクテルを見てたしイメージもあったので半信半疑だったけど結婚式で疲れてたし、じゃーまーいーか?って感じで行きました。本当に日本人はほとんどいなくて海は綺麗。ホテルはオールインクルーシブ(ホテル内の食事、飲み物、アクティビティがタダのシステム)で最高だった!

あまりにも気に入ってしまって、その後3回も行ってしまった。また来年も行くんだ。

私が最初にカリブ海なんてどう?って言ったら「なんじゃそれ?」とかって言ってたクセに今では彼ははまりまくってます。

当時はツアーがなかったので、スゴーイ不安だらけ。ジャマイカンエアラインはチケットには席の番号があるのに実際乗ったら自由で、ビックリ。またモンテゴベイの空港でホテルの送迎バスを待ってる間に、私は「チャイニーズドール!ビューティフル!」とか言われてるのに彼は「ジャパニーズソングプリーズ!」とかって歌を歌わされたりしてました。

 

2)ジャマイカン

まず明るい人と暗い怖い人が半々くらい。明るい人はヘラヘラ笑ってヤーマン(こんにちわ)ノ−プロブレム(問題ないよ)って近付いてきては握手求め、「日本語教えて」とか「お友達!!」などと話かけます。1回行くと必ずお友達が一人は出来ます。あぶない人は麻薬をやってラム酒のんでラリっているかのように、昼となく夜となく一日中道端に直立不動でじっと一点をみつめ立ったままです。怖いのでそういう人には近寄りません。外見は目が細くて鋭いく、やせた人が多い。デブは少ない。ボブマーリーみたいなレゲエヘアーもいればスキンヘッドもいる。それから夜ホテルの中は照明が暗いので真っ黒の彼らは、表情がよくわからなくなります。目だけが白くて目が飛んでるようでビックリしたこともあります。

性格はのんびりしていて飽きやすい。ガソリン代が上がった時もストライキしてはみたものの「飽きた」と途中でやめちゃいます。昨年も「今ちょうどフェスティバルやってるから是非見てね。」ってマイアミ空港のジャマイカンエアラインのカウンターや、ジャマイカ日本大使館で言われ、楽しみにしてたのにジャマイカに着いたら何もやってない。「おかしいな?」って現地のツアコンに通訳して聞いてもらったら「飽きたから止めた」だって!

そんななにがあってもノープロブレムな国なのです。ちなみに私達は雨が降って部屋洪水、電気つかないエアコンうるさい、音楽うるさい、ドライアー動かない、電話かからない、プレゼントくれない、両替してくれない、モンテゴベイ国際空港のコンピュータ壊れた、行き先案内表示板が昨日のまま、搭乗口変更を知らせてくれない・などのノープロブレムといわれた事件がありました。

こんなにトラブルが多くても、「次は何をやってくれるのかな?」と逆に期待してしまう私達ってヘン?

3)食べ物

アキーという木の実と魚が腐ったようなものをあえた生臭いものと、水で煮たり焼いたりしたバナナと名前は知らないけど葉っぱを煮た甘い感じのもの(これはケッコウいけてた!!)とピリカラ蒸し焼きのジャークチキンとジャークポークが有名。ジャークチキンとジャークポークはタラポンソース(青唐辛子をつぶした液体ソース)を付けて食べると最高に美味しかった。でもあとはあんまりおいしくなかった。ホテルは食べ放題だけどあんまり味は期待しないほうがいいかも。

4)飲み物

国産ビールはレッドストライプが有名。あのトム・クルーズも飲んでました。水がおいしいからビールもおいしいよ。天然水の鉱泉があって昔、カリブ海を荒らしていた海賊が水を補給していたらしい。それから何と言ってもラム酒が有名でマイヤーズラムが最高。ラム酒飲んでボブマーリーのレゲエを口ずさむと私もほんまジャマイカン!マーイーカ?てか?

5)ブルーマウンテンコーヒー

世界で一番美味しいコーヒーです。キングストンの上あたりの小さな山。そこに世界一のアラビカ産のブルーマウンテンという山があってそこにいろんなコーヒー農園があってあのUCCのコーヒー農園もあります。ミックジャガーと競売で勝ったそうです。そこの農園ツアーがあるそうなので今度行きます。リポート要ご期待。試飲させてくれるし、UCCでお土産に買うと8オンスで$15くらいで買えます。豆のままか挽いたやつ。UCCが一番安い。宿泊ホテルでも買えます。ツアコンの人に聞いてください。なんたって100%ピュアのブルマンだぜ。最高!コーヒー通にはたまりません。

6)ハミングバード

ジャマイカの国鳥で3cm位しかない、尻尾の長い鳥。ハミングバードを見るには、モンテゴ・ベイから車で約1時間。ちょっと怖いダウンタウンを抜けて、まるでジャングルのような山の中にあるロックサンクチュアリってとこへ行きます。そのお屋敷には昔イギリス人が住んでいて、そこの主人が当時いろんな種類のフィンチつまりハチドリやハミングバードを庭の自然の中で砂糖水を与えながら飼いならしていたのだそうです。今ではその方はいなくて記念館になっています。一人$15位で入れます。

そこへ行くと、庭にポツンと椅子がおいてあって鳥かごなど無いどこにいるの?ってキョロキョロしてたら管理人のジャマイカンがヤーマンって登場。そして「この砂糖水のビンを持ってここに座れ」って言うんで言われたとおりにじっと静かにすわること数秒。突然フルフルフルって風の音がして小さな鳥がすごい勢いでどこからともなくやってきた。目の前の空中でピタッと静止。そしてボクの指にとまり砂糖水をちいさなストローのような細長いくちばしで飲み始めました。外観は背中と羽が抹茶色、おなかが白で顔が赤。くちばしと20cm位の尾が黒でした。超かわいい鳥でまるでピーターパンに出てくる妖精のようでした。これは感動ものです。来年また行ってやっと買ったデジカメでばっちり撮ってきます。

これは本当に感動ものでした。サンクチュアリに着くまではちょっと怖かったけど。でもあのハミングバードを見たら吹っ飛びます。野生の鳥なのに指にとまって砂糖水を飲むなんて・・・・。超カワイイ。外観も南国の鳥らしくとってもキレイですよ。

7)言葉

英語だけどなまりがあってよくわからない。ラム酒はワンって言わないと通じない。水はワラー。キューバリブレもクーバリブレて言わないとわかってくれない。カクテルのオーダーの時一番困ります。まあヤーマンとノープロブレムさえ最低言えれば何とかなります。

 

★今回はここまでよっ・・・またアップします!

 

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