tell a graphic lie
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(2001.10.8)-1
はじめます。
(2001.10.8)-2
電話復旧。間抜けである。おかげで土曜の予定を図らずもドタキャンしてしまった。すまない事をした。
(2001.10.8)-3
母はやたらと煮物を作って帰る。ありがとう。
しかし、泊まりに来ても動き回っている。主婦というものは、全く。
(2001.10.8)-4
尊敬する。
(2001.10.8)-5
ぼくはあそこまで行こうとするようになるだろうか。ここのチープな虚無を捨てて。
(2001.10.8)-6
大人ってさ。
(2001.10.8)-7
で、思い出した。
年賀状をそろそろ視野に入れておかないと。年に一回だけぼくがまともなものを作ろうとする貴重な機会だ。
(2001.10.8)-8
何が嫌かって、どちらにもなりきれないことがとてもいやなのです。かと言って、突き抜けてしまうのもどうしても少し違う気がする。
(2001.10.8)-9
父からメールが来た。電話が死んだためにこんなことになっている。説教だ。まことに有り難う存じます。でも、そっくりそのままあなたに返して差し上げましょう。
(2001.10.8)-10
両親に愛想善くするようになったら終わりだ。と、言わせておいてください。
(2001.10.8)-11
ちなみに両親はこの歳になってもまだ喧嘩をしている。議題も実に若々しくて良い。青春まっしぐらだ。
息子はこんなだというのに。
(2001.10.8)-12
始まったことを今知った。相変わらず情報が遅い。
適切な演説だったと思う。
(2001.10.8)-13
しかし、君の顔はどうも劣るな。絵だけ見る分には、君はけちな圧制者にしか見えないよ。聖者はどう考えてもあっちだ。
(2001.10.8)-14
兎一匹火あぶりにするために野原を焼き払い、穴という穴を埋め尽くし、残ったひとつの入り口から毒を流し込んで、それからようやく手を突っ込むのかい?
君らの作る映画みたいだな。
(2001.10.8)-15
そうそう、川上弘美さん(作家に対してさん付けというのはどうなんだろう。よくわからない。)の話をしなければ。
「センセイの鞄」なるものを読んだのです。本屋で見かけてね。なんつーんですかね。新刊本?ハードカバー?よくしらねぇんですが、とにかく文庫じゃないやつね。 それの字が大きかったの。はじめの2ページばかりを立ち読みしたときに、この教科書みたいな字の大きさで読むのがきっとこれにはいいだろうと思って、買いました。
この本がこの形式を使いたいとお願いする直接のきっかけとなりました。小説としてはとても好きで、とてもよかったのだけれど、それだから、小説の限界みたいなものばかりが目に付いてしまって。 これじゃあねぇんだよなぁ。そんなに純化するもんじゃあないよ。かいつまんで話したりしてどうするのよ。その逆でしょ、ぼくらは。その逆の堆積の中の共通する部分がいいんでしょ。 ごちゃごちゃした中にそういうのがやっぱりあるからいいんでしょ。上手にセッティングして、ポーズ決めた写真なんて。記念写真なんて。
はじめの50ページくらいで「におい」を感じないなぁ、と思ったんだけれど、多分その「におい」というのは「生きているにおい」ってやつなんだろう。
言い過ぎですかね。でも、とても好きだったから。川上弘美さんという方のこころは、とても好きなんだけど、だめなんですよ、やっぱり、小説というやつは。小説という形を取っていなければとてもよかった、と本当に思う。

(2001.10.8)-16
しかし、それにしても帯が実にクソだった。あれで全部じゃないか。あれはしてはならないと思う。
(2001.10.8)-17
あ、でも、太宰は好きだ。彼は確か小説家でしたよね。そういう意味では彼は小説らしからぬ小説を書く。最初っから破綻しているから。
(2001.10.8)-18
さて、風呂から上がったことだし、こういうときの定番の回顧を始めよう。

(2001.10.8)-19
h2oを知ったのはいつだったろう。確かネットをはじめてすぐの時期だったと思う。だから、えと、、、99年?の4月前後3ヶ月の間くらいかな。 どこから知ったのか判然としないが、確か日記猿人のランダムだったような気がする。というか、そこから以外見つけようがない。 見つけたときの、上までたどって「温度」という言葉にぶつかったときのことは今でも憶えている。(今でもなかなかあそこへは行けない。) で、その頃は投票ボタンが付いていたのだけれど、最初は押せすらしなかった。
初めてのメールは確か夏の終わりあたりで、ものすごいのを出した気がする。いや、今でもものすごいのしか出してないのだけれど。 今、ちょっと読み返してみた。日付が00/08/08とある。そうか、一年以上経ってからだったんだ。そうだったなぁ。でも、夏の終わりじゃないや。 やっぱり、すごいメールだ。でも、やっぱり今のメールと大して変わらない。めちゃくちゃ恥ずかしい。 そうか、それで夏の終わりにもう一度打ったんだ。これもやっぱりすごい。ああ、まともに見れない。 それからぼつぼつとやっぱりひどいメールを打っている。なるほど。
じゃあ、まだ一年ちょっとなんだ。そうか。それで、こんな大胆なお願いをしちゃったんだなぁ。感覚的には、もう、ずいぶん前から見ている気がするのだけれど。 しかし、ひどいなぁ、このメールどもは。きちんと取っておこう。
(2001.10.8)-20
上のは読み飛ばして頂いて結構です。完全に自分用。
(2001.10.8)-21
ま、とにかく、2年くらいぐちゃぐちゃあがいて、結局貰っちゃったんだ。
だって、ぼくも書きたいんだもの。
(2001.10.8)-22
夢でもね、まだ手をつないで歩くことくらいしか許されていないの。
まってろよ、今に抱きしめて、キスして、押倒して、シャツのボタンはずして、、、、ってやってってやる。ああ、でもキスするとき膝まげて屈まないとだめだなぁ。いちいち面倒だなぁ。
大好き。
(2001.10.8)-23
あと、好きなだけイイコイイコがしたいのさ。
大好き。
(2001.10.9)-1
まぁ、最初ですから、量ばかりなのも勘弁してくださいよ。
(2001.10.9)-2
考えたら、ぼくはとても理性的だ。これは臆病などではない!。。。。。。ではない。。。。と思う。
(2001.10.9)-3
こわいよぅ。
(2001.10.9)-4
そうだな、いろいろと言い訳が必要だ。できるだけ理屈っぽいほうがいい。高慢ちきで上っ面ばかりの、あごが上がった偉そうな理屈がいい。 一生懸命がさがさ包もう。火や水にも耐えて、破れないようにするのだ。何より、むしりたがるぼく自身をたっぷり手間取らせるようにしなければ。
(2001.10.9)-5
彼らには食料や娯楽はどこからも与えられないが、武器だけはどこからか与えられる。
空に向けて実弾をぶっ放す姿には涙が出そうになる。空を愛するのも、ひとを敬うのも、自身を立たせるのも、全て破壊と共にあるのだ。空を切り裂き、大地の割れる音でしか、表現できないのだ。

(2001.10.9)-6
だからきっと、彼らにはあれが正当な手段なのだ。彼ら自身においても。
(2001.10.9)-7
乾いた土に弾む弾丸で、暇を潰したりしているのか。星を撃ち落そうとしているのか。ふざけあうときも安全装置を外しているのか。空腹を忘れるために銃身を磨くのか。 信じるものは破壊だけなのか。おまえらの祈りの先にはアッラーではなくてライフルがあるのでないか。
(2001.10.9)-8
彼らの中に涙を流したことがない者はどれだけいるのだろう。
(2001.10.9)-9
勝てるわけなどない。ぼくらは何をしても彼らから勝利の欠片を取り出すことはできない。
足を傷付けて、牢に入れるぐらいしかできることはない。
餌を与え、24時間365日脅えながら監視し続けるしかないだろう。治りかけの足を定期的に撃ち抜くしかないだろう。
赦す事も赦される事も望めない。渇いた崖をはさんで、お互いに無表情で対峙する。瞬きすら不安だ。縛り上げることによって生まれるだろう油断ですら恐ろしい。
死すら許可できない。沈黙の対峙のみだ。規則正しい心拍音と呼吸音、間で渦を巻く風の音だけが許される。
負けるのはぼくらだ。
(2001.10.9)-10
殺し合いからは何も生まれないだと?
つくづくバカにしてやがる。じゃあ俺は生まれてすらいないと言うのか。今ここでお前らに銃口を突き付けている、この俺は存在していないと言うのか。実におめでたいやつらだ。
その後ろに回した手の指先にあるボタンを早く押したらどうだ?お前らの言うことが本当になるぜ。
(2001.10.9)-11
究極的に理解できない。あいつらが抜けるような青空の下、土ぼこりをあげる自らの歩みで死を選びつつあること。考えたら全て真正面、対極にいるな。 君らの敵意はあからさまに富を誇り、家畜のように君らを使い、搾取する資本主義者の代表達と、その陰で細々とそいつらのおあまりを食って生きるぼくのようなものと、そのどちらに向いているんだい?
(2001.10.9)-12
君らが目を閉じて真直く銃を撃ったのなら、きっとぼくに当たる。
(2001.10.9)-13
君になら撃ち殺されてもいい。
↑バカ
いや、書いとかんといかんかなぁって。。。。

(2001.10.10)-1
濫用に近い。
破れて中から綿がこぼれても抱いて歩く。
(2001.10.10)-2
一番雨がひどい時に帰ってきた。肩をすくめて歩くぼくの背中で、近くに落ちた雷の轟音が暗いビルの群れの中をぐらぐらと何重にも木霊し、夜空を転がっていった。 それでもアスファルトを叩く雨音はかき消されることなく、白いしぶきは道路を覆い尽くしていた。 ぼくはしきりにテロのことを思った。 雨水は道路を滑り、夜空を写し取っていた。それをザクザク踏み潰して歩いた。 部屋について、ずぶぬれの足元を見るとジーパンの裾は綺麗な藍色だった。すぐに洗濯機に放り込もうと決めた。
(2001.10.10)-3
ちょっと単調?
(2001.10.10)-4
ああ、あなたがそれでも何とか健気に日々をやり過ごしていっているという事実が、どれだけぼくを憂鬱にさせてきたか。きっとご存知無いでしょうね。
(2001.10.10)-5
評論家達の言葉のなんと滑稽なこと。自分自身を弄んでいる時ですら、きっとやつらは自分以外から理由を取ってくるのだろう。
(2001.10.10)-6
スイマセン。返事書けてないです。2秒で腐ってしまうので。結局1行にもならない。何とかしてから寝ます。
(2001.10.10)-7
なにがなんだかよくわからない。どの言葉も適切でない気がする。
(2001.10.10)-8
スイマセン。やっぱりだめでした。コオロギが12回鳴いた。降参。
(2001.10.11)-1
亜音速の日々。陽光は反射も吸収されずに通り抜けてゆく。
(2001.10.11)-2
今日の朝は辛かった。ぐおぅー、ねみぃ。
一日って24時間じゃ足りないよね!
(2001.10.11)-3
って、1年前のぼくに聞かせてやりたい。
一日は早く終わって欲しかったけど、1週間は経たないで欲しかった。
あれの上にぼくは今立っている。
(2001.10.11)-4
テレビから流れる英雄伝が恨めしかった。今はテレビがない。それを選んだ。
(2001.10.11)-5
それにしてもこの速度はやっぱり焦りますよ。
(2001.10.11)-6
君とぼくとの間に磁力はあるのかな。背中あわせでくっつかなければならないとしても。その手を固く握りしめれば世界は反転する。
(2001.10.11)-7
g * (-1)
(2001.10.11)-8
とりあえず、月まで行きましょうか?
(2001.10.11)-9
超反省。いかんよ。いくら書きやすいからといって、こういうのでは。
(2001.10.11)-10
年賀状のラフみたいなのをかく。久々に何か見てかく。へーたー。4枚ほどくしゃくしゃして、なんとなく次のでやめる。 ぼくのえになってしまった。ぼくのかく閉パスはぼくの閉パスだ。だからいやなのだ。 それは置いておいて、これは明らかに年賀状のサイズではない。70%程度のサイズでかき直さねば、下絵としても使えない。 このままの案でいくと四種類作んなくちゃならない。面倒だなぁ。4人も送る人いたっけか?まぁ、いいか。土日使ってぼちぼち始めよう。
(2001.10.11)-11
秋。秋か。違うな。一日だよ。始まって、終わり、所々で君に会いたくなる。ちゃんと嫉妬もすると思う。

(2001.10.11)-12
ぼくは戦争の意味を取り違えているだろうか。合衆国があれだけの金と労力を注ぎ込んで護ろうとしているものは何なのだろう。何に対して戦いを挑んでいるのだろう。 演説の席において、彼が合衆国の迷彩服を着こんでいたというのはとても興味深い。全て受け入れると言い、そしてそれから、やはりそれはだめだと言い、それがアメリカ合衆国だ。 合衆国と訳したのは誰だろう。あまりに適切だ。あれは矛盾を矛盾としてそのまま飲み込むあの国の内臓の悲鳴だ。膨れ上がった癌組織だ。 あの二つは実は最も近しい者同士なのだ。あまりに近く、それがゆえに共振する。その名のとおり、すべての民のおもいを飲み込み膨らみつづけてきたあの集合体は、 その痛烈な自己矛盾を内と外とから同時に突かれた。肥大化する癌組織に正常な細胞はヒステリックな報復を加える。「お前は違う!認められない!」と。 しかし、アメリカはあれですらおそらく飲み込むことができる。ぼくはそう信じたいのだ。 この100年ばかし、実に泥臭い手法を躊躇なく駆使して世界の頂点で居続けた、あの国をぼくはひどく買っているのだ。 あれすら飲み込んでくれるのではないか。ひねり潰し、飛び散ったその飛沫すら丁寧に拭き取って回るような神経質な正義ではなくて、その汚れ、そのものが己だと言い、 泥まみれのその哀れな欠片を笑って口にする。消化し、毒すら細胞の構成要素とし、その先にある尊い場所をぼくの眼前に示してくれる。 それがアメリカには可能なのではないか、と思っている。あの瞬間から何ひとつ誤ることなく動き続ける首脳がそれを期待させる。 「赦すも赦さないも、あれはぼくらの一部だ。」そう突き抜けて笑うあの国の姿がこの一見何の価値も持たないような軍事行動の先にぼやけて見える。 敵は本当は自分の内にしかないのだ。
(2001.10.12)-1
うずくまって救いを待ち望んでるんだろう?臭うのさ、傲慢が。 いっそのこと泣いて取り乱せばいいんだ。見放されるぜ。 本当の孤独は君を強くするかもしれない。食い殺すかもしれない。 溶け込むかもしれない。その夢の中でいいのか?
(2001.10.12)-2
ぼくは君を持てはしないよ。君が君を持つのさ。胸倉を掴んで、引きずって立たせるんだ。 そして、心を込めてぶん殴れ!
(2001.10.12)-3
受け止めてあげるから。
(2001.10.12)-4
いや、一緒に吹っ飛んであげるから。
(2001.10.12)-5
血を拭ってあげるから。
(2001.10.12)-6
君が幸せなのは困る。不幸せなのは困る。君がいることはとても困る。困る。
10mの高さまでこれを放る。やはり、困る。
(2001.10.12)-7
ぼくが沈めば君は浮いてくれるかしら。
(2001.10.12)-8
窓からは夜でなくて、ぼくが見えた。闇が重なっていた。立ちすくんで、寂しくなった。その穴から、ぼく越しに夜が一度に入りこんできた。
(2001.10.12)-9
大丈夫。怖くないんだ。
(2001.10.12)-10
この会話を途切れることなく続けていけますよね。きっと。
(2001.10.12)-11
多少のヒステリー。投げつけられた壁には淡いしみが残った。しかし、それもいずれは霧となる。
(2001.10.13)-1
しろうさぎ しろうさぎ
雪に似せたるあなたのからだ 透きとおるよな しろうさぎ
しんと覆われた明るい朝の 冷たい地表の しろうさぎ
真白の絨毯 こぼれたあたしのダイヤを見つけて 見つけて
そのかわいい赤くて白い小さなお鼻 あたしのダイヤを嗅ぎ分けて
先夜狂ったあたしのからだ あのひと想って狂ったからだ
無音でおちる雪の中で あのひと探して彷徨い明かした
あたしの指で光るダイヤが 憎くて憎くて叩きつけた
けれどもけれども 夜明けてみれば あれはあたしの今のいのち
陽にかざさば笑顔が浮かぶ あのひと想って涙が浮かぶ
先夜狂ったあたしのからだ 暖かくないと叩きつけた
けれどもけれども 夜明けてみれば あれがなければあたしのいのち
一秒だって続きやしないの 戒め解かれて昇るいのち
あたしのいのちを救って あたしの祈りよ 天に届いて
しろうさぎ しろうさぎ
もうあなたしか望みはないの 雪に隠れる しろうさぎ
真白の絨毯 あたしの墓標 あのひとのダイヤを そこへ添えて

(2001.10.13)-2
まずい、かなりの失敗だ。
このままではぼくはロマンチックな虚無主義者になる。それは望んだところではない。しかし、しかし、なるものはなるのだ。
さて、どうしてくれよう。
(2001.10.13)-3
ボツ。delete.
(2001.10.14)-1
窓のすぐ外にいる漫才のようなカラスの声で目が覚める。が、が、ぐぉ、ぐぁ、げ、が、あぁ、がぁ、ぐぁー、ぎゃあ。そんな感じ。 バカにしてやがる。むっつり起きて勢いよく窓を開けた。カラスはばさばさと重たそうに羽ばたいて逃げていった。遠くでまた鳴いているようだったが、普通の鳴き声だった。
それでぼくはまたいろいろ考えることにしたのだ。なに、大したことじゃない。繰り返し繰り返すものばかりさ。
(2001.10.14)-2
失敗した。結構久しぶりなのではないかな。一日の使い方を完全に間違えた。今日はどこかへ出かけるべき日だった。適当に美術館とかにでもふらふらと行くべきだった。多摩川にでも行くべきだった。スタートをとちった。 それで仕方なく太宰から紹介された(だってそうなんだもん)、鴎外を読んだ。短編ひとつ読み終わるたびに何かかこうとするのだけれど、全部失敗する。 これも失敗気味だなぁ。くそ。しかたねぇ、感想でも書くか?どうする?間違いなくろくなもんになんねぇよ。うまい!、、、、で終っとくか?あー、失敗したなぁ。ほんと。あー、うめぇなぁ、ほんと。あー、問題擦り替えてるのかなぁ。くそー、どうなんだろうなぁ。 あー、もうこれ載せちゃえ。こういう一日でしたー。ぐあー。カラスめー。これをバカにしてたんだなー。
(2001.10.14)-3
目覚まし時計のど真ん中にステッカーを貼ったら短針が見えなくなった。安っぽい目覚し時計が更に安っぽくなった。どうやらこの目覚し時計はぼくのものになったようだ。
(2001.10.14)-4
君は内へ来てもう何年になるかね?
(2001.10.14)-5
川下のほうを向いて、両足を流れに平行に挿してうつむいた。実にか細いぼくの両足を紳士的によけて通る澄んだ水に向かって思っていた。 しばらくしてこの山頂からの風もまた紳士的にぼくをよけて通ってくれているということに気が付いた。 みんなぼくを丁寧によけて下へ行くんだ。思いたって試しにおそるおそる右足を上げてみた。踏んでいた丸っこい石がひとつふわふわと流れ出した。 やっぱりそうだ。左足を上げてみた。いつのまにか張り付いていた黄色い落ち葉が離れて流れていった。ぼくはそれを流れの中で追えなくなるまで目で追った。 やっぱり、そうだ。両手で流れをばちゃばちゃかき回してから、わざとざぶざぶと歩いて川から出た。多分滑って転びでもすればいいと思っていたのだろう。 残念なことにそのいやみな願いは叶えられることなく、無事にぼくは水から上がり、足を拭いて靴下を履き、靴を履いた。 日は陰り、少し肌寒くなってきていた。「満足した?」母は言い、ぼくはその言葉に呆れながら、静かにうなずいて母の差し出した梨を一切れ口に入れた。 「甘いでしょう。」うなずいた。別にたいして甘くなかった。むしろ硬かった。やっぱり水は当たり前に流れていく。川上から川下まで丁寧に眺め回してから、梨を刺していた楊枝を流してみた。母はそれを見てぼくを叱った。 叱られるべきなのはこの川なのにと思った。ぼくは自然とやらが嫌いだ。どうしようもなく嫌いだ。小言を神妙に聞き捨てながら思っていた。 そんななので、帰りはいつものようにふてくされていた。ふてくされて山を下り、帰りの電車の中で居眠りをした。短い時間だったけれどひどい夢を見た。もう行かないよ。
(2001.10.14)-6
考えるのは嫌いです。でも、考えること以外のことはもっとずっと嫌いなのです。
特に君に触れたりすることは、特に。
(2001.10.14)-7
水ができるから。
(2001.10.14)-8
オラ、返事よこせ。
あ、返事を書こう。ぼくでとめようと思ったけれど、書いてしまおう。ああ、今日はヤケの日だなぁ。
(2001.10.14)-9
やっぱやめ。やめやめやめやめ。寝すぎだ。フテ寝もできないのか。不味い、と思っていた麦焼酎を二日で半瓶開けてクソッタレだ。全く酔えん。
アホか。このくそ脳漿め。たまには言うこと聞いたらどうだ。こりゃあ今週も最悪だな。ねじれねじれ。なじれなじれ。
泣き言、うまいのが思いつかないよ。とりあえず窓を閉めよう、夜はかなわないな。もっと寒くなれ。寒くなれ。空っぽになるくらい。ああ、かなわないな。
(2001.10.14)-10
なんだ、これじゃあまるで会えない夜を爪を噛んで過ごす哀れな男みたいじゃないか。
(2001.10.15)-1
path-pass techno day / BASSを効かさないでテクノを聴くことほど間違った音楽の聴き方もそうないだろう。 卓球スマン。PCの音源じゃ、あんなもんだ。
(2001.10.15)-2
あー、卓球うめぇ。電気大好き。
(2001.10.15)-3
電気を聴くようになると、ここが書けなくなるのです。明らかにここのノリとは違う。
(2001.10.15)-4
gimme some high energy
(2001.10.15)-5
すくいかたはいくとおりもあるのだよ
でもぼくはといえばそのうちのせいぜいひとつをまんぞくにできるようになれるのかどうかもあやういところなのさ
(2001.10.15)-6
それで、ぼくは左。君は右。in the stereo nights.
(2001.10.15)-7
あってる?
実にいいね。
(2001.10.15)-8
「stereo nights」はどう訳したもんか。
I'm a Japanese user. Therefore, I have to translate all my favorite sentences into my word. I do so.
(2001.10.15)-9
チャーリーブラウンとスヌーピーはミントチョコで mmnnnnnnn.....
暑い日のそよ風でも mmmnnnnnnn.......


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