2002年6月17日 第14,17,20話 加筆
2002年8月14日 第21話,24話 加筆
ビアタ 「意志をもった男って 本当に素敵だわ。」
ライカー 「女が 教えなくてすむからか?」
遭難した貨物輸送船オーディンの生存者が 惑星エンジェルワンに たどり着いたと見られるので
救出に行った エンプラ御一行。
この星は 女性が全ての権利を持っていて 男性は 選挙権も発言権もなく
尊敬もされず 与えられた人生を ただ生きるだけなんだって・・・。
ふ〜ん・・・・・・。
この星の議長である ビアタと 夜の友好関係まで持とうとする ライカー。
そんなこと誰も命令してない!・・・っちゅ〜時に 交わされた会話がコレ。
この話 もしも男性社会を皮肉ったものだとしたら スゴクおもしろい。
ハッキリとした意志を持ち それを表に出せる女を恐がる
自信のない男たちへの 警告?
ホントはもぅ 性別による 能力の区別や差別は まちがいなんだって
ほとんどのオトコは 気付いてるんじゃない?
ただ 既成概念を覆すのは 都合が悪いとか
いろいろあるんじゃないか ってのは わかるけどさ。
男とか女とかは 関係なく ヒトとして
強い者は強く 弱い者は弱く 自分にあった方法でいきてゆければ
それでいい と私は思っている。
自分のやり方を しっかり持っていれば
差別や区別の概念は 違ってくるものなんじゃないのかな?
第14話 「盗まれたエンタープライズ」
データ 「私の責任だろうか?」
ジョーディ「責任だ?そう自分を責めるなよ。」
データ 「私の持ち場はブリッジだ。」
ジョーディ「たまには休むコトだって必要だ。」
データ 「そんな事はない。 私には気晴らしや休息は必要ないんだ
それを絵なんか描いて・・・職務怠慢だ。」
コンピュータのシステムアップのために
エンプラを訪れたバイナー星人は
自分達の星を救うため エンプラを盗んじゃった。
悪気はなかった彼らを助けてやろうと がんばるピカードとライカー。
基地にいるデータは 艦が盗まれたりしたのは
自分の怠慢だと 上記の会話を ジョーディと交わすの。
本当に気晴らしや休息がいらない と言うのなら
「責任を感じる」かなあ・・・?
それともデータは 主人(この場合は上司・ピカード)の
艦を盗まれたことによって 主人を傷つけたとか そーゆー・・・
アシモフのロボット3原則だとかに従った発言なワケ〜??
私はこの会話の中から データは自然に人間性を身につけるように
最初からプログラミングされていたんじゃないかと・・・。
それと「絵を見たことない者がアンドロイドに教えてる」ってのは
ライカー あんた あんまりじゃないのっ!!(怒)
字幕版では もっとひどい言葉になっているみたいだったけど・・・。
ああ ライカーのトロンボーンも コレがお初ね。
たしかに ディキシーランドジャズはダンスには向かないわね。
ライカーは忘れられない女性 ミニュエットと出会い
そして別れなければならない というちょっと刹那いところも あったけどね。
第15話 「大いなる償い」
アン 「2人で年老いてゆく日々を 夢見ていたわ。 悠々自適の日を。」
惑星モーダンで起きた テロによる人質事件解決のため
艦隊から特命を受けた ジェイムソン提督と その妻アンを
モーダンへ 送ってゆくエンプラ。
実は提督は とてもリスクの高い 若返りの秘薬を 大量に摂取していた。
なぜ そんなことを?
妻のアンには わけがわからず ビバリーとディアナに向って 上記の台詞を言ったの。
これって テーマは不老不死?・・・だよね?やっぱり・・・。
ピカードは
「若さへの渇望は虚しい。 歳を重ねて 魅力が増すものだ。」
と言ったけれど 提督には 若い身体がなければ 実行できない
ある 償い をしなければならない 理由があったのよね。
だから一概に 提督を責めることは できないんだよ〜。
この提督夫人のアン すばらしい女性!
夫婦という形で生活する者として こーゆうコト言える
おばあちゃんに なれたらいいな〜 と思ったよ。
年老いてゆく事は 淋しいとかツライとか どうしてもマイナスイメージで
捕らえられがちだけど 心から愛する人と そぅなってゆくのは
決して 淋しいものではないんだよね。
それは今の私にも よーやくわかるように なってきたけど
まだ「夢見ている」までは 達してないよ。
今後の人生の 課題だな 私には・・・。
そして 提督が息を引き取る時の アンとの会話は 泣ける!!ハッキリ言って!
ジェイムソン 「アン・・・ 金髪の 美しいアン・・・」
アン 「もう 違うわ。 白髪の おばあちゃんよ・・・」
ジェイムソン 「私には・・・いつも金髪だ・・・」
第16話 「死に急ぐ惑星アルデア」
ピカード 「伝説は消えるが 人は生き続ける。」
伝説の理想の惑星 アルデアが エンプラの前に出現して こともあろうに
『子供を譲ってほしい』・・・と・・・とんでもないことを言う人たちだ。
アルデアの人達は もう子供を持てないから 技術力と引き換えに
子供を下さい・・・って・・・アンタ・・・。
オゾン層が破壊された 21世紀の地球と同じような状態で
放射線に さらされ続けた結果だと いうんだけど
それに気付かなかったのは 今の自分達の 科学力を過信してたから・・・
・・・ってのが まるで 現在の私たちに そのまんま向けられた
警告みたいで 恐ろしいね。
結局 エンプラの手伝いで 不妊症は治療され
大気も安定しつつあるけれど それを完全にするために
惑星を遮蔽しておくことは できなくなって
『伝説は消える』ことになったんだけど・・・。
現在の地球も これほど環境破壊が問題になってるのに
ひとりひとりが真剣に 改善に向けて 努力するわけではない
という 情けな〜い現実があるよね。
たしかに 先に進む事は大切だし 必要なことでしょう。
現状(それが よくないと わかっていても)を壊せない ということもあるでしょう。
だけど それよりも 守る事の大切さに 早く気付かないと
取り返しのつかない未来が 私達を待ち受けるのではないかなー・・・。
『崩壊に 歯止めをかけるのだ。 手伝おう!』
と言ってくれる ピカードは 現われないんだから・・・。
第17話 「神に似た人々」
生命体 「水がほとんどの醜い袋。
我々は呼びかけ 話そうとしたのに
君たちは聞こうとしなかった。」
ベラーズ3号星にいる惑星開拓班の
進行状況を調べに来たエンプラ。
訪問してすぐに事故がおきて 水力エンジニアは死亡。
これは殺人事件? ということで調査開始!!
徐々にいろいろ わかってくるんだけど・・・
惑星開拓には その星には生命体が存在しないことが前提なのに・・・。
そして見つかった とても美しい光の形をした生命体が
人間を指して言ったのが 上記の台詞。
惑星開拓班も 本当は気付いていながら
確認をとれないまま 開拓を進めてしまった。
最後には反省と後悔をするけれど 犠牲者を出してしまったのだから
ここはやはり「後悔 先に立たず」ということなんだろうね。
私たち 人間の良くないところに つい自分達は絶対的存在であると
思ってしまう部分ってあると思うんだけど
その実 人間の姿形なんて「水がほとんどの袋」なんだよね。
このエピで描かれているのって
いくら良いと信じていても
他者にとっては迷惑なだけ って時もあるから
話し合って歩み寄る気持ちが必要だってことかな。
そして慢る気持ちを持ってはいけない ってこともね。
どちらもとっても大切で必要なことなのに
つい忘れそうになった時には 自分は「水がほとんどの袋」なんだと
自分を戒められる人で いられるといいなあ。
第18話 「宇宙戦士への道」
ピカード 「成功や失敗は 自分自身で決めるものだ。
他人が どう思おうと それは関係ないんだ。」
アカデミーの入学試験に失敗して 落ち込むウェスリー。
みんなの期待を裏切ってしまった自分に ピカードは失望したのでは?
と 心配している。
そこでピカードが ウェスにかけた言葉がコレ。 ピカード!やはり さすがだ!
この話には いいシーンが てんこもりで ああん 迷っちゃうよ〜ん!!
ホロデッキでウェスの相談にのるウォーフの
初めてみせる 心の弱さ。
入学試験に失敗し シャトルを盗んで逃げた ジェイク・ガーランドに対して
ピカードが とった行動と その教え。
逃げても何にもならないこと。 最後まで がんばること。
ウェスの受けた サイコテストは スターゲイザーでピカードがとった行動によって
ウェスの父親が死んだ一件と 完全にリンクしているし・・・。
結局 どの事件も 最初に書いたピカードの台詞に 集約されてるんだよね。
自分の人生の中で うまくいったり いかなかったり・・・
・・・を繰り返して生きている私達。
大きな成功&失敗 小さな成功&失敗・・・いろいろだけど それはやはり
他者の目を意識しての ソレである事が多いのは 否めない事実。
でも その考えそのものが ある意味 間違ってるってこともあって 難しいね。
自分自身をシッカリ持っていれば 人の目より大切なものに気付く事が出来る。
そーゆうコトなんだね?
余談・・・「スタートレック ヴォイジャー」のトム・パリスも
ピカードの台詞と まったく同じ事に はるか銀河の向こうで 気付くんだよ!
・・・おおっ マジでロマン感じちゃう!スタトレ万歳!なんてね。
第19話 「さまよえるクリンゴン戦士」
ウォーフ 「戦士の真価が問われるのは 戦場においてではない。
心の中だ。ここだ!(自分の胸をたたきながら)この中で 挑戦を受けるんだ!」
中立地帯へ向ったエンプラ。
漂流していた貨物船から クリンゴン人を救出したんだけど
こいつは実は 反逆者で ウォーフを たきつけて
エンプラを奪おうと 話を持ちかけてくるから ややこしくなるんだ!
1度は拘留されたクリンゴン人 コリスは エンプラ内を逃げ回り
ついに 反物質反応炉の側で ウォーフとタイマン勝負になる。
その時 説得しようと試みる ウォーフの台詞がコレ。
ご存知の通り ウォーフは地球人に育てられた 艦隊初のクリンゴン人。
心の中では クリンゴン人の自分と 地球人の それとが いつも葛藤している
なかなか難しいキャラだよね。
戦士としての 誇りを大切にしながら 艦隊への 忠誠心も 人一倍強いよね。
ウォーフって 強さも弱さも きちんと受け止めることの出来る人。
そして傷つくこと 耐えることを 知っている。
こーゆうのを『イイ男』って ゆうんだよ。
TNGになってから クリンゴンのコトって 随分多く語られるように なるけど
コレはその プロローグ といった とこでしゅか・・・。
外見も バシバシ変わるしね(笑)。
このウォーフの台詞は なにも戦士に限ったことではなく
私達にも 当てはまるよぉ。
自分の生きていく上で 本当に 戦わなくちゃならないのって
自分自身の 心の弱さだって 私も そぉ思うもん。
誰もがきっと 気付いていながら 気付かないフリを してしまうコト。
それを きちんと受け止める 強さを持つ努力をしなくては。
ウォーフの台詞に 教えられましたね。
ターシャ 「戦争が起ころうと 天才や疫病が猛威を奮おうと
生存者は必ずいるものです。」
消息不明のドレイズ号を探しに 惑星ミノスへ来たエンプラ。
武器商人の星として栄えたミノスは なぜ滅びたのだろうと
話し合うブリッジクルーの面々。
一体 ミノスに何があったのか それぞれの考えを口に出していると
ターシャが突然 この台詞を言ったんだよね。
ターシャの生まれ育った星の悲惨さは 周知の事実なんだけど
そんな中でも人々は生き抜いてきた・・・。
そーゆう背景を背負っている彼女の台詞は 説得力があった。
いま現在だって、世界のあちこちで起こっている戦争 災害 不治の病・・・
それでも人間は 絶滅することなく 何とか生きている。
これってスゴイことだよねー。
現在が悪い状態でも きっと未来は良くなる・・・
・・・という 希望だとか 夢を 持たせてくれる。
その夢を 夢のままで終らせないように
世界が本当に良い方向へ向かえるように
生きている私達が 努力しなきゃいけないんだろうな。と思う。
それからジョーディがね
ブリッジをまかされるシーンも いいんだよねーーー!!
部下への信頼を示す事が 彼らの勇気を引き出す事になる・・・
そーゆう体験を ジョーディはするんだけど
それはまさに ピカードが部下に対して行なっていることなんだよね。
ああ・・・いいわあ・・・こーゆうのって。
ピカード!やっぱりピカードは艦長になるべくしてなった人物なんだわ!
と 確信しちゃったもんねーーー。
第21話 「禁断の秘薬」
ターシャ 「ドラッグは気持ちがハイになるわ。 自分が全てを
手に入れたような 気持ちになってしまうのよ。」
ウェスリー 「そんなの 見せかけだ。」
フレア活動を観測中のエンプラ御一行。
遭難信号を受信したので 救助したオルナラ人とブレッカ人は
コンテナの中身の薬を取り合って 言い合いばかり。
この薬が疫病を抑えるとか言ってるけど
実はコレが麻薬だったから さあ大変。
麻薬について話し合ってる データ ウェスリー &ターシャ。
その際の会話がコレなんだけど このウェスリーの台詞ほど
素直で正直な感想って他にないよね。
「そんなの みせかけ」なのよね!どきっとした!
ドラッグ問題は いまや日本でも実際に起きているけど
その道の専門家だとかが出てきて その危険性を説く!!
みたいなことを いくらやっても 既に手を出してる人の
耳には届かないと思うよ・・・。まして心までは尚の事。
ターシャは 貧しさから心が荒んで 麻薬中毒になっていった人を見て
育ったからこそ 「みせかけ」だということにも気付かないまま
ドラッグを繰り返す人の気持ちが わかるのかなあ。
ウェスリーには「わからないままでいい」んだって
優しく微笑んでみせることができるのは その証拠だよなあ。
なんか ここんおこ ターシャの「いままで」を
振り返らせるよーな台詞が多くない?
・・・って感じるんだけど これって・・・
やっぱ 22話への・・・伏線???
第22話 「悲しみの星に消えたターシャ」
ターシャ 「あなたは 探検家と詩人の心を併せ持った人です。」
これはもう 言わずと知れた感があるけど 最初に見たときはビビったよ〜。
まさか メインキャラとして活躍中の人が 死ぬなんてさー。
ピカード艦長を表す台詞として これは良い!
『探検家と詩人の心を 併せ持った人』・・・まさに そのとお〜〜〜〜〜りじゃん!!
個人的にはピカードって 人間的に尊敬できる人だ って思うんだけど
なんか他に良い表現方法は ないもんかねぇ・・・って考えてたら
ターシャが言ってくれた・・・ってカンジ。
どんな問題にも 逃げずに立ち向かってゆく 勇気 好奇心 冒険心・・・
その全てを 持ってる人・・・。
こんな素晴らしい人でも 今後まだまだ成長していくんだから
ヒトって 奥の深い生き物だ。
私達の間でも 「そこにいるのが あたりまえ」の人が 突然いなくなるのって
あることだと思うから ターシャ亡き後の クルーの行動は 見習いたいものがある。
悲しむより先に 解決すべき問題を 片付ける 心の強さ・・・。
涙より刹那いけど ここで ふんばって がんばるのも勇気だよね。
そして いよいよ 美しいラストのシーン。
ホロデッキでターシャの追悼式を終えて ピカードの立ち去った後・・・。
ターシャのホログラムのあった丘に 立ちすくむデータの姿・・・。
本当に 美しいシーンに 胸を しめつけられるよ・・・。
ピカード 「君を見れば 決心がにぶる。パリに留まり 自分を見失い・・・
選んだ道が 正しかったのかと迷う事が 私には・・・恐かった。」
SFでは お馴染みであろう「時のひずみ」現象が 全艦で起ったエンプラ。
時間の研究をしている ポール・マンハイム博士が 実験中に起きた事故だと言うが
ピカードの様子が なんかヘン。
エンプラに 乗艦してきた マンハイム博士と その妻ジャニース。
このジャニースは ピカードがパリで付き合ってた恋人で
艦隊士官として生きるか パリに留まって生きるか・・・
・・・を 悩ませた女性だったの。 スッゴク好きだったのね・・・。
22年前の パリで待ち合わせたカフェを ホロデッキで再現して
あの日の想いに 決着をつけるピカード。
「男とは いくじのない 生き物だな。」・・・ってゆうシーンも好きだけど
その後 作戦室で交わされる オトナの会話に 私は・・・うるうる・・・。
上記の台詞は そのオトナの会話の 最後の台詞。
んもぅ 全会話 書き出したい!!・・・ってほど イイ!!
自分が選ぶ道が 正しいかどうかなんて 誰も確信がもてるわけじゃないよね。
だからこそ 不安にもなるし 逆に 希望も持てるってもんだよね?
私 そんなに若くはないけど 年寄りというほどでもない 年齢になって
それからTNGと 知り合えたことに 感謝してるの。
だって この台詞のもつ 刹那さを どうにか かもしれないけど 理解できるもん。
迷う事が恐くて 会えなかった人 できなかった事を 持っている・・・
・・・ってゆう「過去」を 経験してきた せつなさを・・・。
ピカード「互いを信用しあえなくなったら それは友情ではない」
休暇のため パシフィカへ向うエンプラ。
そこへ ピカードの親友である ウォーカー・キールが艦長をしている
ホレイシオ号から艦隊非常通信が入る。
ダイタリスクBという不毛の星に呼び出されたピカードは
艦隊上層部の 陰謀説を聞くことになる。
ウォーカーに騙されているのでは?
・・・というトロイの疑問に対して ピカードが言った台詞が上記のもの。
信用できる友達ができない悩みって
今の世の中に蔓延している問題点だよねー。
幸い 私には友達がいてくれるから その本当の淋しさは理解できないけど
「もし あの時 彼女が あるいは彼がいなかったら
今の自分は いないかもしれない」
と思える出来事が 過去にいくつもあったことを考えると
友達=財産なんだと 実感しますね。
だから これが全くないとすると ヒトとしてマトモに
歩いていけなくなる ってゆう危険性は理解できるよ・・・。
自分の大切な友人と いつまでも良い関係でいるために
ちゃんとした自分でいたい と思う私なのだった・・・。
今回 クイン提督&レミック少佐 再び!!
レミックさんは ちょっと可哀想だったかもねー
これでピカードのもとで 働く夢は叶わなくなっちゃったし。
お話的には いかにものエイリアン話だと感じるし
レミックの腕をかけのぼるエイリアンの映像は なんかショボくて
トホホなんだけど エンプラが地球にむかうシーンは すっごくきれい。
24世紀になっても この映像のように
地球が青いままだといいね!!
第25話 「突然の訪問者」
サニー・クレモンス 「死んでから400年経ったって 曲が変わっただけで
ダンスのしかたは かわんねえよ。」
「今となっては 宇宙のゴミ」状態の 古〜い宇宙船の中から
3人の人間が コールドスリープ状態で 発見された。
中立地帯へ向うエンプラは ロミュランと 戦争か和平か・・・という緊張した状態・・・。
20世紀からのお客様は 主婦のクレア 金融業のオッフェンハウス
そして ミュージシャンのサニー・クレモンス の3人。
このサニーさん 一番 野蛮に見えて 実は 一番 順応力があったのよね。
彼は データを えらく気に入って 「一緒にパ〜ッと騒ごうぜ!」って誘う。
その時の台詞。
ロミュランの設定が 明らかにされる このエピソード。
最後まで 武力に訴えない方法を 通そうとふんばるピカード。さすがだ!
「人類は進歩した。」 と言うにふさわしい人物だっ(はあと)! で ハッとしたの。
サニーさんって・・・
「物的欲望は 既になく 自分を豊かにすることで
人生を楽しむ 24世紀の生きかた」
・・・を すんなり受け止める 器を持った人なんだって・・・。
今 こうしてる間にも 時間は流れてるわけで 現在は どんどん過去になってゆく。
その中で 変わりゆくもの 変わらないものを 見つめるチカラをつけて
慈しんだり 育んだりしながら 自分を高める・・・。
そーゆう自分になれるように 努力する・・・。
キレイキレイな言い方かもしれないけど きっとそれが
私にとっての 「進歩」 なんだと思う。
サニーさんの この台詞 さらっとしてけど すごく奥が深〜いよね・・・。
そして 第1シーズンの締めくくりの台詞が
「先は まだまだ長いぞ」
だって!! う・う・う・うまいっ!!