ここから第2シーズンです!
「未知からの誘惑」を"第2話"としてしまったため、
第27話からスタートになってますが、気にしないでください・爆。
それでは エンゲージ!
データ「そばにいさせてくれて ありがとう」
ラチェリス系オデット9号星で 新種の疫病が流行ってて ワクチン開発のため
細菌サンプルを科学基地まで 運ぶ事になったエンプラ。
データが 不規則なエネルギーの乱れをセンサーに捕らえたが
その直後 なーんとディアナが妊娠してしまう!そして あっというまに出産。
その出産に立ち会ったデータが ディアナにかけたことばがこの台詞。
サンプルのユニットに ウィルスがなぜか増殖するという 深刻な問題が発生。
ディアナの子供 イアンは 自分の存在が増殖にかかわっていることを知り
自ら艦をでてゆく・・・
データの発したこの台詞
「いさせてくれて」という表現に 感動したんだよねー。
今、立会い出産ってあるじゃない?
そのとき、立ち会った男の人は確かに感動はするんだろうけど
「いさせてくれて」って表現できる人が どのくらいいるんだろうなー
なんて 考えてしまったの。
データは ご存知の通り アンドロイドだから いつでも冷静沈着。
その彼が感動するほど 命の誕生はすばらしい瞬間なんだね きっと。
だからデータは それをそのまま言葉にしたんじゃないかな?
この話 DRポラスキーが初登場だよね?
ポラスキーは最初 データをただの機械としてしか見ていなくって
あまり良く思ってない・・・ってかんじが出てるんだけど
そこが第2シーズンの おもしろいとこのひとつだと思うんだよね。
これから段々 心が打ち溶け合ってゆく
過程を楽しめるんだから・・・。
第28話 闇の住人
ポラスキー 「勤務記録によれば あなたは生きている。
事実は認めなくちゃね。」
航海図の作成のため 無人探査機しか送られたことのない宙域に行ったエンプラ。
そこでいろいろアブナイ目にあわされたあげく ナギラムという
顔だけ星人(ぷっ。くすくす)に 会う事に・・・。
ワケのわからない闇を調査するエンプラ。
データの操作ミスではないか と疑うポラスキーだけど
データは命のない機械ではないことを 認めなくては と思っているようで・・・。
この台詞を聞いて
『科学の発展において大切なのは わからない と認めることです。』
と言っていたデータは ニンマリ・・・。
認めたくない事実から 目をそむけているのは簡単かもしれない。
でもそうしていれば いつかは自分にしっぺ返しがくるって
実はみんな ちゃんとわかってるんだよね・・・。
ピカードって「認めたくない事実」をスンナリ見つめる目を
持っている人物なんじゃないかなあ・・・?
だからこそ 艦長として人に尊敬されるんだよね・・・。
生きていれば誰だって 認めたくないことや
自分のキャパを超えた現実にブチ当たるのは当然。
それをちゃんと見つめて 受け止める力を身につけないと いけないんだよね。
とっても難しいけど 成長させて生きていくのなら
そんな努力なんて あたりまえなのかな・・・がんばろーって 思ったよ。
第29話 ホログラムデッキの反逆者
モリアティ「妙だな・・・喜んでもらえて よかったと思っている。」
エンプラはUSS-ヴィクトリー号とのランデブーのため 停泊中。
ホロデッキで データとジョーディ扮するホームズとワトソンの世界に
ポラスキーも参加することになった・・・。
なんと ホロデッキ中の人物 モリアティ教授が
コンピュータにアクセスできるよーになってしまったとか・・・。
データを負かすほどのプログラム・・・という設定にしたために
意識を獲得しつつあるモリアティが ポラスキーに紅茶とお菓子をごちそうして
「おいしい」と言われ 上記のセリフを言ったの。
意識がある ということは 気持ちが芽生える ってことに繋がってくるよね。
このモリアティ教授 考え様によっては「自分をもっと高めたい」と願う
人間の本質そのものを表しているキャラクターなんじゃないかな?
向学心にあふれる 魅力のあるキャラだよね。
私にも モリアティのような向学心が どこかにあるんだろーか・・・
なんて反省してみたりして。
好奇心と向学心 これがあれば ヒトとして成長できる可能性があるじゃない?
「これって基本だよ」って教えられたような そんな気がしたよ。
ピカードは この意識あるホログラムを生かしつづけるために
プログラムの存続を決めたんだけど
それを聞いたモリアティ 紳士らしく 洒落たひとことをキメて消えるんだ〜!!
いつか ホロデッキの外で会える日がきたとしても
その時はおばあちゃんになっている・・・と言うポラスキーに対して・・・
「それでも、お菓子を ごちそうしますよ。」
オコーナ「・・・タイミングはサイアク。
少しもロマンティックな気分には なれないだろう。でも、
君がヤツを愛してるのは知ってる。」
故障した貨物輸送船のパイロット、オコーナを2隻の船が追ってくる。
デビン(ヤナーという女の子の父親)は娘を妊娠させられた、といい、
キシェール(ベンザンという男の子の父親)は宝石を盗まれたのだという。
ところが、ヤナーのお腹の子はベンザンの子だったし
宝石は、そのベンザンが持っていたことがわかり
ヤナーとベンザンの仲を、オコーナが取り持つことになる。
ヤナーは意地になって「結婚はしない」と言い出し、怒ってしまう。
そこでオコーナは、上記の台詞で説得するんだけど・・・。
女の子ってゆうのは、なんだかんだ言っても
ロマンティックな気分になるのが大好きなんだと、私は思うのよ。
男の子は、どーしたら好きな女の子を、そうしてあげられるのか、
一度くらいは考えた事、あるんじゃないかなあ・・・。
つーか、結局のところ、相手を思う気持ちひとつってトコかなあ・・・。
なんじゃないかなあ。恋愛のみでなく、友達や家族に対しても、同じこと。
オコーナはヤナーの背中を押してあげただけなのかもね。
誰かに背中を押されなくても、素直な気持ちと
相手を思いやる気持ちを、持っていたいものだなあ、と思ったよ。
ピカード 「罰してもいいが、できれば正してやりたい。」
サイバネティックスの権威、グレーブス教授は
自分の死の直前をデーターと過し、息を引き取った。
そのあとデータの様子が、なんかヘン・・・と、わかりやすすぎ〜〜〜!
・・・え〜・・・データの様子がおかしいと、
ジョーディ、ディアナ、ピカードは、データをチェックする。
ピカードに対して、失礼このうえない発言を繰り返すデータに
ピカードが言った台詞が、上記のもの。
逆らうものや、おかしいと思う者を罰してしまうのは簡単だけど
それよりも正してやりたいと思うなんて、さすがピカさんだ♪
いけないことをした=罰してしかるべき、ではないのかな、
難しい問題だとは、思うけど。
日常的にも、小さなことで、いくらでもあることかもしれないけど
「できるなら正す」方向に持ってゆく難しさ・・・
解決はしないとしても、時と場合に応じて考えてゆくしかないんだね・・・。
第32話 無言の調停者
リバ 「言葉の意味を心から心へと伝えたい。
それが・・・理想。」
ソレリス5号星の内戦終結のための調停者である、
リバを送っていくエンプラ。
リバはディアナがお気に入り♪
ディナーに誘い、なんとか2人きりで会話しようと試みる。
リバは、通訳なしでは「言葉」を話せないけど
言葉の、その奥にある「意味」を、心から心へ伝えるのが理想だと
身振り手振りでディアナに語った・・・そのときの台詞が上記のもの。
人間関係には言葉によるコミュニケーションが多く使われるけど
「前向きに検討します」 とか
「機会があれば ご一緒に」 などという遠まわしに断るための
決り文句、ってのも、確かにあるんだよね、やだねーーーーー。
「ことば」は「言の葉」。ただのカタチなんだと思うのよ。
大切なのは、その奥にある「意味」。リバの言うとおりね。
個人的には、まわりくどい言い方は好きじゃないし
「あなたに自分で理解してほしくて
あえて○○と言ったんだ」的な物の言い方する輩は嫌いだよ。
言葉の使い方、言い方ひとつで とらえ方も変わるから
おや?と思ったときにはちょっと立ち止まって
奥に隠れた意味を探す努力を怠らないようにしたいです・・・。
ポラスキー「我々は人類の進化をコントロールしようとした結果 有害な種族を作ったのです。」
ドクター・ポラスキーの真価が問われるエピソード。え?TOSの焼き直し?
いやいや それは置いといて・・・と。
DNA操作で 完璧な精神と肉体を持つ子供を作った ダーウィン研究所のメンバーたち・・・。
でも その子供達は 免疫反応がちょっと違う形であらわれてしまうようだ・・・。
テルジア風邪に感染すると 人は急激に老化してしまうんだけど
ポラスキーも案の定 感染する。
発病以前のDNAを転送機に組み込んで 彼女や研究所のメンバーを救ったエンプラの面々。
この転送の成功で ポラスキーとエンプラ・クルーの心がしっかり結びつくことになったのかな
・・・なんて思ったよ。
DNAの研究・・・人類の進化・・・それはとても すばらしいことだとは思うんだけど
やっぱり未来においても ムチャなことはムチャなこと。
現在も クローン牛だとか いろいろあるみたいだけど 私はニュースを見ると胸が痛む。
クローン牛や羊・・・彼らには感情がないと 人間は断言できるの?
それとも 人間の研究で作った命は その価値が低いとでも・・・?
発展のためには犠牲がつきもの それはわかっているけど さ・・・。
それとも私だけが 甘いのかな?どうなのかな?
私の中で 答は でない・・・。
ポラスキー 「彼らも思想は暴力的だけど
基本的には私達がイヤなことは、彼らもイヤなの。」
将校の交換派遣で、クリンゴン艦パーグ号に行く事になったライカー。
クリンゴンの食事になれるための努力をしてるところに
ポラスキーが来て、ライカーに上記の台詞を言った・・・。
文化の違い、思想の違いはあっても、根本的なことは同じ。
自分がされたらイヤなことは、相手にもしない、、、。
こんな単純なことを、つい忘れがちになる私達。
このお話では将校の交換派遣だけど、実際にもこうゆうことは、ある。
普通のヒトづきあいの中で、古い友人、新しい友・・・
たくさん話をして、相手の思想(考え方)や背景を知って
信頼しあうことの難しさを学んで、初めてお互いの絆が深まる・・・。
ところで、私はベンザイト人が好き(^^_)ルン♪
モードックそっくりのメンドン少尉がエンプラに来てさ・・・。
「ベンザイト人の規則に従って行動するメンドンと
エンプラ・クルー間の とまどい」 と
「パーグ号でのライカーの気持ちと行動」 との対比がスッゴクおもしろい。
クリンゴンのことを知って、ウォーフイとの絆も深まるんだから
TNGの話の持っていき方って うまいよねぇ〜(^o^)
ピカード「人間だけが自由を享受し続け 他者の自由を剥奪していいのか?」
きたぜ きたぜ きたぜ〜〜〜!!マドックス中佐!
データを分解したくて 審問会が開かれる アレですよ アレ。
上記の台詞は 審問会での ピカードのもの。
このお話の中では データ=アンドロイド(マシーン)であるか否か が問題だったけど
これって 人間の身勝手さを良く表している台詞だよね。
昔 活躍した「オリバー君」というチンパンジーを覚えてる?
私も少し前に テレビで見て始めて知ったことだけど・・・。
オリバー君は 「人間か サルか?」って言われてチヤホヤされて
(サルだよ!見ればわかるだろーに。)
人々に飽きられたら なんと 実験用の動物として売られてしまったんだって!
7年間 檻に入れられたままだったせいで 今でも立つことができないんだよ。
今は静かな場所で スタッフに手厚い看護を受けて余生を送ってるんだって。
オリバー君の例に限らず 他の動物を 傷つけたり捨てたりする人間の話を聞くたび
私は人間に生まれたことを悲しく思う。
ガイナンは 「どんな時代にも 犠牲になるものは作られるのよ。」と言った。
それならば 犠牲の上に成り立つものは一体なに?
犠牲が必要であったとしても
人間だけが身勝手を許されている存在というワケではないんじゃないかな?
データの人間性を決定付ける 有名な話ではあるけれど それと同時に
人間の身勝手さを問う 大切なお話であることも
アタマにおいて見るべきワン・エピソード・・・だよね・・・。
ウォーフ「見かけに惑わされるべきではありません。
肉体は、ただの器です。」
ダレド4号星の、次期指導者となるサリアを迎えに来たエンプラ。
サリアのような か細い少女に内戦の調停役ができるのかと
疑問を持つピカードやライカーに対して、ウォーフが言った台詞。
本当に、ウォーフの言うとおり、ただの器である肉体に、こだわる私達。
五体満足、不満足にかかわらず、見かけに惑わされる自分を思うと
情けなくなるくらい。
そんなことは関係ない、大切なのは中身なんだと知ってるくせにヘンですね。
ウェスがサリアに話し掛けたくて、エンプラの面々にいろいろ聞いて回るじゃない?
各種族の誘い方のレクチャーが、すごくおもしろいよねー。
ライカーとガイナンのやりとりなんて、くぅぅ〜ってなるよ。
「言葉は、ただのノックだもの。」とかさ。
ライカーは、自分の台詞は陳腐だったかも・・・と言ったけど
本当の事は、陳腐な台詞で語られるとき、真実味を増すものさ!
ウォーフの言ったことは、サリアたちの種族が、本当はいろいろな姿に
自分を変えられる生き物であったことへの伏線だったのかな。
ピカード「生き物というのは 人間の心にある 思いがけない隙間を
埋めてくれるわけだな。」
ホロデッキで 乗馬を楽しむ準備をするピカードが
一緒にいたディアナに対して言った台詞。
惑星の地殻変動が起きているので その地質調査をするグループのリーダーを
ウェスリーが任されることになって・・・とまどう表情が イイかんじ♪
データのサージェンカとの出会いと別れ・・・が有名なエピソードだね。
データ・ファンにはおなじみ 胸の奥が ぎゅう〜っと痛くなる せつない話・・・。
いま 「アニマルセラピー」なんて言葉もあるくらい
動物はヒトの心を癒すということが わかってきたらしいね。
すごーく疲れているとき 小さい動物(一般的には犬や猫)をなでたら ホッとしたとか
なぜか優しい気持ちになったとか そーゆう経験 ないですか?
特に動物好きじゃないヒトでも やっぱり心が落ち着いたり
生活にハリが出たりするんだそーですヨ・・・。
とてもいいセラピーだよね?
もっともっと こーゆう方法が 広く定着するといいな・・・といつも思うんだ・・・。
逆に ムカツクから多くを語りたくないんだけど
動物を虐待してもいいと思ってるような人間は クズだね。
・・・おおっと〜! 過激な発言は控えるようにしてる私なのに・・・言っちゃった♪ちゃんちゃん。