小さい社なんだけど、なんだか堂々と真っ直ぐ建っている印象を受けました。
境内には「双体道祖神」がありました。初めて見ました。これ。「稲荷をたずねて」-南田
義妙 著・文進堂発行-によると、「双体道祖神には、向き合った男女神が手を握り合っていたり、あるいは抱擁した姿の像が見られる。これらの像は一説に、弥生時代にあって、豊穣をもたらしてくれるという感染呪術として、田畠の畦で男女が婚(まぐわ)いをしてみせる風習が合ったふしが濃く、のちにこの風習を像につくり、部落や村の辻に祀ったことから起きてきた伝えられている」ということです。
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