活動その12--- 2003.2.2 その5 (市場一里塚)


↑市場宿一里塚と稲荷神社・前を走るのは旧東海道


八丁畷へ向かう往路は、裏道ばかり通っていて旧東海道はあまり通っていなかったのだけれど、かえりはずっと旧東海道沿いに帰ってきました。と、そしたら一里塚を発見しました。そしてそこには稲荷社もありました。もう。いったいいくつあるんだよう。という感じでした。もうなんだか稲荷疲れしていたのですが、当然探偵開始。




↑額縁には「正一位稲荷」


↑双体道祖神


小さい社なんだけど、なんだか堂々と真っ直ぐ建っている印象を受けました。
境内には「双体道祖神」がありました。初めて見ました。これ。「稲荷をたずねて」-南田 義妙 著・文進堂発行-によると、「双体道祖神には、向き合った男女神が手を握り合っていたり、あるいは抱擁した姿の像が見られる。これらの像は一説に、弥生時代にあって、豊穣をもたらしてくれるという感染呪術として、田畠の畦で男女が婚(まぐわ)いをしてみせる風習が合ったふしが濃く、のちにこの風習を像につくり、部落や村の辻に祀ったことから起きてきた伝えられている」ということです。




なんだかロケーションがいいのか、さわやかな場所でした。非常に風通しの良い場所でした。木鼻は、本当に鼻のカタチに似ていますね。ここのは、像に近い感じの鼻になっています。本当にゾウのカタチをした木鼻もありますが。ここのは成長途中、という感じでしょうか。



↑ということです(手抜き?)


なんでしょうね、おそらく日本でいちばん人通りの多い幹線道路だったのかなあ、などという思いにふけりました。そして鶴見川橋を渡り、「寺尾稲荷道」のところまで戻っていきます。


その6へすすむ

活動12のメニューへ戻る

Topへもどる