出発準備

というわけで、まずは行くまでの流れをお話ししたいと思います。


  • やっぱ韓国でしょ〜
  • 持ち物のこと
  • 旅行代金のこと
  • 「なんか全然、準備できてない。」

  • やっぱ韓国でしょ〜

     今回の韓国は去年の夏に続いて2度目。大学で朝鮮語(韓国語)を勉強してることもあるけど、1度行ってみて、雰囲気とかいいな〜と思ったのが、今回の旅につながってるんでしょう。距離的にも近いし、物価とか色々な面で安心して行ける国でした。

     前回の韓国旅行は、去年(99年)9月。成田から飛行機でソウルの金浦空港まで行って、韓国の友人の家にお邪魔しました。
     そこで、美味しい料理を食べさせてもらい、泊めてもらってしまいました。本当は、最初の2泊分はホテルを予約してたんだけど、ホテルに電話して、変更してもらって...と至れり尽くせり。本当に親切。
     そして、車で市内のあちこちを案内してもらい、一緒に焼肉食べたり、漢江(ハンガン)沿いで夕涼みしたり。普通のツアーじゃなかなか体験できないような所にも結構行けたような気が...。
     それと、友人の「韓国に来たら慶州(キョンジュ)にいかなきゃ」とのアドバイスで、ソウル〜慶州(キョンジュ)日帰り高速バスの旅を強行しました。片道4時間以上かかるから往復だけでも大変。朝早く起きて、バスで出発。ホテルに帰ったのは夜中の12時過ぎ。
     でも、この旅はとても印象的でした。ずっと友人と一緒に行動していたのが、首都から一人離れ、現地の人ばかりのバスに乗り、慶州に着くやすぐに流暢に日本語をはなす怪しいおじさんに話しかけられ、観光バスの案内所に駆け込み...。
     ここで、初めて現地の人との会話が必要になりました。韓国語では相手の言うことが理解できないし、日本語が通じないし、結局英語になる。「英語は苦手なんだよね〜。」ところが意外と通じる。実際に相手の目の前にいれば、表情とか身振りで通じるもんだ。数字なんて筆談すればいいんだし。

     こんな楽しい旅行をしてしまったら、「また行きたい」って思うのは当然ですな。「一人でもどうにかなるぞ!」と意気込み、ワクワクを抑え、「油断は禁物」と自分に言い聞かせながら今回の旅行となったわけです。

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    持ち物のこと

     で、旅行に行くとなると、あれこれと持ち物を考える。これが楽しいんだけど。
     前回の飛行機旅行もよかったけど、せっかく船で入国できる隣国なんだし、どうせ行くなら一度は船で..と考えてフッと気付く。「となると、釜山(プサン)からソウルまでの間を荷物を抱えて移動するわけだ。そんじゃあ、海外=スーツケースというわけにはいかないじゃん。あんなのガラガラ引きずって電車乗ったりバス乗ったりしたくないや」
     ここはひとつ、背中に荷物を全部背負って、旅行者ムードを高めよう。これなら機能的だし、見た目も変じゃない。こんなカッコは学生のうちしかできないかもしれないし。
     さぁ、アレ買おう。で、アレはなんて言うんだろ。未だに正式な名前が分からない。アレを背負って旅行してる人をバックパッカーって言うぐらいだから「バックパック」かな。まぁ、いいや。とにかく大きなリュックみたいなやつ。
     いろんなところで見比べました。店員さんにカタログとかも見せてもらって。でも買おうと決心するような良いのがなく、結局、旅行の前々日まで買わずにいて、間に合わないことに気付いてあわてて東急ハンズで買ったのだ。
     バックを買ったら、やっと旅行らしくなってきて、中身も色々詰めてみた。驚いたことに意外と入らないの。前回の旅行では、出発の時にはスーツケース半分しか荷物無かったのに。(帰りには空いてた半分はキムチで埋まったけど。)入れたい荷物を入れたらもう、満杯。
     このカバンじゃ旅行に行けないんじゃないかと真面目に考えた。

     それと問題は、いつものディバックをもっていけないこと。
     オイラの外出には、いつでもお決まりの赤のディバック。これがないと、ホテルに荷物を置いて、町を散策って時に困る。まさか、ずっとデカいの背負っているわけにはいかないぞい。これは、最後まで解決できずに、今後と課題となりました。
     いつも、ディバック背負ってるからアレがないとなんか落ち着かないの。(笑)

     続いての問題はカメラ。
     デジカメがほしかった。でも、旅行に金がかかるのにそんなの買えない。普通のカメラもないから、インスタントカメラでどうにかしました。これが、あとから考えるとよかったのかもしれない。
     このことについては、のちほど。

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    旅行代金のこと

     肝心なのが、「お金」。
     しかぁ〜し、今回の旅行には、強力な味方が!!某大会の福引で当たった「旅行券5万円分」。すばらしい。
     ありがたや。旅行券5万円分ということは、旅行に行くオイラにとっては現金5万円と同じこと。おぉぉ。ということで、使わせていただきました。関係者のみなさん、感謝。
     この旅行券は、「○○○○ツーリスト」のものなので、探しましたよ、支店を。いつもは別の「○○○○公社」を使ったり、「○.○.○」を使ってるけど、航空券とか乗船券をとるならどこでも同じ。本当に助かりました。
     事前に予約した東京〜福岡の航空券、福岡〜釜山の乗船券(学割)、釜山〜下関の乗船券(学割)、それに、海外旅行傷害保険までもこの旅行券で買うことができました。4万円分使っちゃった。
     あとは、宿泊費と韓国国内の交通費、それに色々な経費と下関から先の交通費だけで済むわけ。韓国国内の交通費はスゴクスゴク安い。宿泊については、韓国観光公社の低料金宿泊予約センターとかっていうサービスを利用させてもらって、予約しました。正直言って、このサービスに載ってるののなかには決して安いとは思えないところも。でも、予約しないで行くのは結構不安だし、自分で予約するのは言葉とか難しいし...ってわけで仕方ない。あ、でも安くてスゴーク良いところもありましたよ。これはラッキーだった。

     さてさて、お金の話し。旅行直前忙しくて、予算の計算とかできず、よくわからないまま出発してしまった。そんなわけで最後のほうは、足りなくなっちゃった。

     不思議だったのは、東京〜福岡のスカイマークの航空券。買ったときは15500円だった。ところが船のチケットを受けとりに旅行会社に行ったら「飛行機の料金の改定で15000円になったので、搭乗当日にカウンターで500円返金します」 だって。こんなの初めて。

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    なんか全然準備できてない。

     タイトルの通りです。旅行に行くときは、準備するのも楽しみの一つなの!!なのに、忙しくって、あんまり準備できなかった。
     荷物をまとめたのは前日の夜10時過ぎだし、ガイドブックは去年買ったのでどうにかしたし。韓国に着いてから何をするのかもハッキリ決めてなかった。こんな旅も良いけど、やっぱりもうちょっと準備しておけばよかったと思うことが何度かあった。服もなぜか入れ忘れ、ちょっと厚めのがおおくて、Tシャツを殆ど入れなかった。これは、かなり大変だった。(今考えると、どっかで買えばいいことなんだけど。)


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