鶴見安養寺
横浜市鶴見区岸谷1-22-12

ご案内

安養寺の由緒・沿革

本堂□宗  旨 浄土宗

□宗  祖 法然上人(源空)

□経  典 無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経

□本  山 総本山 知恩院 大本山 増上寺ほか六大本山

□本末関係 神奈川 慶運寺末

□山  号 一到山

□院  号 弥陀院

□寺  号 安養寺

□境内諸堂 本堂・本館・山門・辨財天堂・六地蔵堂・蔵・永代祠堂『月影』・檀信徒会館

□開  山 淨蓮社慶譽清岳在道上人

□開  基 未詳

□開  創 明應(1492年~)の頃

□住  職 第44世 古屋道正


 室町時代中期の明応(1492~)の頃、浄蓮社慶誉清岳上人(明応9年7月7日寂)の開創と伝えられ、当初は子安町字風早のあたりに在ったらしく字名「安養寺畑」はその遺称です。もとは一草庵にすぎませんでしたが増上寺の嘆誉上人がとりたてて一寺とし、在道上人を住持として居らしめたと言われています。風早から現在地に移された年代は不明です。延宝4(1676)年に第19世嚴譽宗圓上人が中興し、第27世廓譽伝也上人代の享保9(1724)年に殿堂の再建が成り、江戸末期には六間四方の本堂と左側に三間に二間の東向きの辨財天社と山王祠を建立しました。その後、大正12(1923)年の関東大震災により本堂が大破し、第40世悦譽良善代の昭和2(1927)年に現在の本堂(七間四方)が再建されました。

 第39世猛譽良侃代の大正3(1914)年に建てた庫裡も風雪に勝てず、第42世安譽良純代の昭和44(1969)年に現存の庫裡客殿が新築されました。51(1976)年には瓦葺だった屋根を銅板に葺き替えし、57(1982)年には山門を完成、翌58(1983)年には老朽化していた辨財天堂を修繕しました。

 当代第44世進譽道正代では、平成15年(2003)から庫裡客殿、本堂屋根、仏具荘厳具の修繕を進め、平成21年(2009)に永代祠堂『月影』の建立、同年より平成27(2015)年まで境内囲い塀の再構築、平成29年(2017)に檀信徒会館の落慶、平成31年(2019)に門前整備工事(辨財天堂移設、参道の造設等)を行い現在に至っています。