Uluru 物語 

(20)2008年10月31日 成田空港から出発

 

10月31日18時。成田空港国際線出発第二ターミナル内で家内・息子と一緒に食事を済ませカンタス航空のカウンターに行くと全員がそろっていた。さらに後発隊のS君も見送りに来ていた。実は先発隊は5人だがY君は先発隊よりもさらに2日出発を早めて既にケアンズに到着したので成田からは4人である。Y君は現地から気温やカンタスの夕食などをレポートしてくれたので大変参考になった。

 思いのほかチェックインにて手間どったが、粘ったおかげでケアンズでの乗り継ぎ時間に市内に出ることが可能になった。何せ早朝4:50着で12:50発の8時間待ちは長すぎる。

 

 手荷物検査ではちょっと面白いというかばかばかしいことがあった。残り4分の1くらいになった歯磨きチューブを持ち込もうとした時ストップがかかった。「こちらですね。容器の大きさが規定をオーバーしていますのでこのままでは持ち込めません。」「え!! でも歯磨きがないと困るなあ。中身はほとんど入っていないんだけど。」と粘ると、「では中の係員にお願いします。」と言って入れてくれた。


中に入るとやはり、容量が規定を超えているの一点張り。それでも粘ると「容器を加工しても良いですか?」と聞かれてチューブをハサミで横に切って、それを縮めてガムテープを貼って返してくれた。やっている本人もばかばかしいと思ってのことに違いないが、見ている方はあきれてしまった。

 こうしてほぼ定刻に飛行機は離陸した。ちなみに離陸の定義は「飛行機がタラップを離れる時」だそうだ。 


続く
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