Uluru 物語 

(23)2008年11月3日 カカドゥ⇒キャサリン


 給油を終えて8時半にカカドゥからキャサリンに向け出発。

昨日はワラビーとカンガルーの轢死体が計5匹だったが、なぜか今日は生ている動物に遭遇することの方が多かった。9時10分ころ1号車の前をワラビーが横切り、次はロバが道路横で我々の車を見て逃げて行った。  滝を見に行く途中、私が運転していた時にワラビーが右側に見えたので減速したら、ためらいながら横切って行った。時速80キロだったので余裕でやり過ごすことが出来た。

滝が流れ込む小さな小さな湖でPさんとT君が水着に着替え、気持ち良さそうに泳いでいた。

今日の行程は350キロと少なかったので1時に宿に着いた。今日は目にした信号は・・・と思い出してみるとキャサリン市内の1つだけだった。

 近くのファースト・フードで昼食後、3時半に全員1号車に乗り1台でKatherine Gorge(峡谷)に出発。1号車の総走行距離が一番多いのは、こうして燃費節約のため6人で出かける時は1台で走ることが多いためだ。

4時半から船に乗り込み、途中岩で川がさえぎられている所を少し歩き、結局片道3隻の船を乗り継いでクルージングを楽しみ、最後はディナーの用意された4隻目の船で川面に停泊して夕食&もちろんワインとビールで至福のひと時を過ごし、他の客との交流も楽しんだ。

ワーキンイグホリデイの25才のイギリス人、アボリジニ系の船長、などなど。とりわけ印象的だったのは、最初ははてっきり日本人だと思っていたベトナム人の若い女性。

ちょうど我々が学生時代に起こっていたベトナム戦争の戦火を逃れてオーストラリアに渡った難民の2世であろうということになった。

続く
目次 トップ