Hawaii

2001年12月4日(火)〜8日(土)

マウイ島2 島内めぐり

さとうきび列車


 平地に戻って昼食場所は日本企業の経営するゴルフ場のレストランで昨晩に続きバイキング。

 昨晩は宿泊しているホテルの近くの別のホテルのプールサイド。「音楽を聞きながらシーフードを食べたい。」と言ってフロントで教えてもらったのがここ。まずカクテルとビールをオーダーしてから食を漁りに行く。狂牛病騒ぎ以来ほとんど牛肉は食べていないので牛肉禁断症状を癒すべく、ロースとビーフを切ってもらう。多い。大きい。フルーツもふんだんに取って席に戻る。乾杯。

 昨晩は食べ過ぎたので胃が重く、今回はフルーツを重点的に食べた。フルーツだろうが何だろうが食べ過ぎれば胃にとってみれば同じこと。
これ以来大食いの習慣がなかなか抜けない。
 このゴルフ場は確か経営破綻した会社の経営と思っていたが、ガイドさんの話ではオーナーを探しているという。

 この後観光ポイントや産後の加工工場兼みやげ物屋などを回ったが、ありきたりのパターンでどうと言うことはなかった。
良かったのはさとうきび列車。片道30分程の行程だが車両もトロリーのようにオープンでのんびりして良い。列車のガイドは吉幾三に似たおっさん。ガイドというよりディヅクジョッキーという感じ。日本語の歌も何曲か披露。
途中左は海岸。右はさとうきび畑、時々左右にゴルフ場。虹が出てきて実に爽快。




 再びバスに乗りショッピングセンター兼みやげ物屋へ。屋外で子供たちのフラダンスショーをやっていたが、踊りよりも音楽に興味があったこともありずっと見ていた。

今日最後のポイントであるショッピングセンターへ。どこもそうだが観光客が減って店じまいするところが出ている。ガイドさんが「閉店セールをやっているところがあり、品物も豊富で安い。どうせ買うならここがお勧め。というお店を紹介してくれた。閉店を余儀なくされるのは気の毒だが、せめて資金の足しになればという気持ちから財布が緩んでアロハシャツとムームーを4着買った。5人家族で1枚少ないが。
私が日本から持っていったアロハシャツは25年前、すなわち新婚旅行の時にオワフ島で買った物(青)。アロハにも流行があるらしい。
お土産も買ったので気分はさらにゆったり。集合場所の大きな木の下で二人で写真を取ったり、木にぶら下がったり。
それにしても不思議な木で、枝が伸びて隣の木にまるで手をつないだように繋がっている。一体どっちの枝なのか。枝が伸びてそこから根が下りたのか。
 

アハイナセンターのフラダンスショー 不思議な木


 さて空港へ戻り搭乗手続き。相変わらず厳しいチェック。チェックに時間がかかるようになったため島内観光もゆっくり回ることができなくなったという。ここにもテロの影響が。もっともテロ以来客が減ったため航空運賃や宿泊費などが値下がりし、我々が簡単に来られるようになった訳だが、テロのおかげなどとは言えない。テロにもかかわらず必死になってハワイ州知事が小泉首相以下陳情して回る姿が頭の中に映像として残っていた。このまま皆が怖がって自粛してしまったらハワイは寂れてしまう。人間の起したことは必ず終わりが有る。終わった時にハワイの観光産業が壊滅してしまったらどうするのか。人が行かない時に行く。人が行かないところに行く。人がやったことがないことをやる。
ちなみに我が家では私たちが帰国した翌週の火曜日、すなわち3日後に長女が友達とパリに出かけた。
 
 ホノルル空港に着くとさらに警戒は厳重である。ここまで厳重だと、ちょっと奇異な?マークが心の中に芽生えてくる。何故だろう?
それは翌日理解できた。

 さて夕食はおいしい牛をたっぷり食べよう、ということになった。もともと今回の旅行のコンセプト(オーバーだが)のひとつが「たっぷり牛を食べよう。」であった。大きなロブスターの看板が見えたので何となく誘われた。しかもステーキセットもあり、それに大きなロブスターが着いている。
と言うわけでそこに入ったのはいいがとても待たされた。まあ急ぐわけでもないし、ホテルはすぐ近く出し、じっくり待った。
二人でカクテルを頼む。日本人の女性店員がオーダー後一度戻ってきて「お嬢さんはおいくつですか?」と聞く。質問の意図を考えながら、「20歳」と答える。『さすが、1歳ごまかしたな。』と変な関心をしていると、「そうですか。ハワイでは法律で21歳以上でないとアルコールは出せないのですよ。」「えっ?」
「お嬢さんはお強いほうですか?まあ。お父さんと一緒でしたら21歳ということにして。」「ええ。アルコールが強そうでしたら私が全部飲みますから。」ということで決着。
さすがにカクテルは出てくるまで時間はかからなかったが、その後が。
ウェイターが申し訳なさそうにいろいろ気を遣ってくれる。「キッチンがとても込んでいて。」韓国系のとても気のやさしそうな男性。最後に大ロブスターの絵がかかれたエプロンが気に入ったので持って帰って良いか聞いたら、ウェイターが二人出てきて新しいのを4枚くれた。
日増しに大食いになる。
 昨日に続いてABCで翌朝の食料を調達。

 続く


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