tell a graphic lie
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(2001.12.16)-1
満身の恥、通身の汗。というような言葉をどこかで見かけたことがある。「通身」という言葉は辞書で調べたけれど、見つからないからおそらくぼくの記憶違いであると思う。しかし、そんなことは大した問題ではない。 (2001.12.1)の記述を見て、この言葉を思い出した。「何もない」ではなくて「満身の恥がある」のである。なにやら低音火傷でも起こしそうな冷たい後ろ向きの情熱を以ってこれ以外の記述のしようがないことを何十回か確認した記憶があるが、それ自体が恥の上塗りでしかない。
(2001.12.16)-2
ぼくの行くところ、すること凡てに恥があり、恥であり、それでも生きながらえるのは恥を恥とも思わぬ図太い無神経が根幹にあるからである。一晩眠って朝飯を食えば、今日もしなければならないことがある、などぼそぼそと言い、多少青い顔をしながらも厚かましく出かけ、厚かましく居続けるのである。 それも恥である。
(2001.12.16)-3
こんなことは書きたくないが、事実であり、もう変わらないものであるので、書く。恥の塔の一本に付けるプレートに置く言葉くらいにはなろう。
それでもぼくは君に好きと言った。
(2001.12.16)-4
あー、恥恥書くのも疲れた。とりあえず、御飯と味噌汁と鰤と大根の煮物が食いたい。酒は、ノマズ。
(2001.12.16)-5
いやー、こういう気分の時にはドクロをかくに限る。それにしても単色ってなんて楽なのかしら。
(2001.12.16)-6
「総身の汗」か?うーむ。これっぽいね。ああ、うん。また恥ずかしいね。ああ、うん、そうだね。
(2001.12.17)-1
indexをどくろにして一番気分が悪いのはかいたぼく自身だろう。ぼくはIEのほーむぺーじをindexに設定しているからブラウザを立ち上げるたびに、画面に真っ黒な窓が現れて、右側に不健康なドクロがふたつ口を開けているのである。 昨日かいた時点では結構まだやる気があって、もう一匹増やしたり、細かい点を修正したり、ノイズを入れてみたりしようかと目論んでいたのだけれど、やめー。とりあえずなんかもうちっと景気のいいものにしよう。いや、したがきの時点ではこんなに気分の悪いものになるとは思ってなかったのよん。 全部フォトショップのせい。勝手に作りやがるから。ということで、今からなんかかきます。
(2001.12.17)-2
あー、もう全くネタがないので、作りかけのをアップでもしてお茶を濁します。こんなの→。健康的でしょ。配色適当。青系統にする予定。イラストレーターのカラーピッカー慣れず。ムズイ。フォトショップのパレット持って来たい。変換ツールとかないんか。 あとは、アクセサリとフリルをつけてあげて。。。。頭にかけるやつ、、、なんつーの?インドっぽいやつ。あれとかいいねぇ。誰か作って。もうパスかくの嫌だ。つーか、メモリたんねぇし。192じゃ、たんねぇ!今512いくらだ?ボーナス出るし買うか。
(2001.12.17)-3
ときどきはふたつに割れて寂しいおもいをするといい。そのあとの挨拶はきっといいものになる。
(2001.12.18)-1
 冷たさが肩に沁みる正午の陽射しの白いことなど。
 公園の脇の南向きの土手に、ひとかたまりの背の高い草が周囲から少し浮くようにして生えていて、その葉、茎は乾ききっていたけれども尚青かった。その前を通りがかったぼくはそれを見とめてポケットから手を出して大股で歩み寄り、その草と正対した。 黙ってその青さと密生している様をひとしきり観察したあと、そのうちの左手と右手に最も近い一本をそれぞれ掴み、真中のあたりで折った。手を離すと不運な二本は内側に倒れこみ、しなと仲間達にもたれかかった。その様をぼくはまばたきをせずに見、口を歪めて小さく笑った。 そしてもう一度、今度は完全に千切ろうと両手を伸しかけた。
 後ろから「何してるの?」と問われ、手を下ろし「いや、別に」と応えた。それだけを言って、そのまま両手をポケットに突っ込み、振り返り、また歩き始めた。下り坂はしばらく真直ぐ伸び、アスファルトは白っぽく乾いていて、そこに薄い影がだらだらとのっているのが見通せた。茎を折った指には少しの湿り気と粘りが残った。 それをポケットの中で拭いながら、こめかみに力を入れて歩いた。無表情だったと思う。いや、というか、それしかもうできない。話すことなど何もない。ぱたぱたといやに軽くて乾いた足音を数えて歩いた。指の先には悔いが小さくこびり付いている気がした。冷たい指だと思えた。小鳥の翼を手折ることなどについても考えて。。。。
 真昼の冬だ。
(2001.12.18)-2
断裂。
(2001.12.19)-1
ちょっと見かけたので、久しぶりに性格診断をやってみる。確か2年ほど前に一度やっている。そのときと多少回答は変わったと思ったが、結果は同じであった。 自己認識と変わらないので、当たっているのだろう。→結果。 確か最も救いようのないものだったと思う。一度目は多少の動揺があり、否定したい気持ちがあったが、今はない。この結果や判定法に文句を言ってみても、なるようにしかならないのである。
(2001.12.19)-2
 今日は会社を休んで免許の更新に行ってきました。順調に行けば休む必要もなかったのですが、7時起きを頑張れる自信はなく、遅刻した場合おそらく1時間以上待たされるに違いない、と思い、また、いろいろと細かいことで足止めを食うに決まっていると思っていたので、 仕事も暇になったし、休みを取ることにしました。更新手続き自体は気持ち悪いほど普通に終わり、昼前には解放されてしまいました。ですんで、まぁ、お買い物。平日の渋谷はよろしうござんす。ぐりぐり歩き回って金使いまくりました。
 一番のいいのは、電動消しゴム。これだけ聞くと、お!とか思うかもしれませんけど、その実態は模型用のモーターの先に小さな消しゴムを取り付けて、単三一本で回転させるだけのものです。あれだ、鼻毛きりって知ってます?あれの先が消しゴムになってるだけ。 すけるとんぼでーで、中のちゃっちい構造がよくわかるのが笑えます。0.9k at HANDS. うわっ!今考えてみると高い!アホや。
 あとは電気スタンド(でいいんですかね間接照明ってやつです)くらいでしょうか。青ベースのストライプのやつで、んと、あ、あれだ、昨日だか一昨日だか作ったえと同じ感じのやつです。5k at United Arrows.こっちは妥当な値段か。店の人が箱詰め、袋詰めにやたらと苦労していた。申し訳ない。 ああ、そんでえですが、やってません。昨日は2か3時間がかりであれを書いてそれでおしまいでやんした。今日は早起きしたせいで激眠いアンドちょっと頭痛なんでこれ書いたらもう寝ます。ということであのまま廃棄の可能性が高いです。イラストレータの壁は厚い。頑張れたら頑張るけどね。
(2001.12.19)-3
身体が酒を飲んでから寝るもんだと思っているらしく、とても寝つきが悪い。寝不足。昨日は3,4時間くらいしか寝てない。ぐるぐると、眠れない、と思っている。
(2001.12.20)-1
さ、酒が飲みたい。世界には貧しさに屈することなく、歯を食いしばって今日一日を何とか越えようとする人々や、大きな矛盾を前にして、それでもそれをどうにかしようと懸命に働く人々や、十字架を背負わされた上、砂利道を裸足で歩かされるような生活を送っている人々が今現在いて、必死に生きていることは知っているけれど、ぼくは酒が飲みたいのである。 暖かい部屋で酔っ払って眠ってしまいたいのである。エールも送らない。金もあげない。話も聞かない。近寄らないで欲しい。憤りたいなら憤ればいい。ぼくなんかに構っている余裕があるなら、そうすればいい。有り金の何割かをあげよう。。。うふふ、知っているよ。そんなものはありはしないんだ。そんなに甘くはない。ぼくは酒が飲みたい。本物の声など。
(2001.12.20)-2
小さな額を買ってきてそこに収めてあげた。額をつけるのが相応しいと思えた。これでぜんぶなのだから。
(2001.12.20)-3
一番好きな人には言葉をひとつだけ。そのために万の文字を探して並べて組替えて切って貼って捨てて戻して。最後に全部要らないと気付く。言葉はひとつあれば足りる。真にすべきなのは隣にいることであり、その見返りとして欲しいのは隣にいてもらうことである。言葉はその始まりを告げるものだけがあればいい。
(2001.12.20)-4
ぼくのつぶやきはこの透明な空気の中では落ちることを知らず、あらゆるものを透過して直進し、君の鼓膜を震わせる。ん?空耳じゃないよ。それはぼくの声で、その中身はぼくの本心だよ。
(2001.12.20)-5
知ってた?雲の上って歩けるんだよ。でも、正しい心の無くした者は落ちるのさ。という話がありましたよね。なんつー話だったっけか。
(2001.12.20)-6
髭面が逃げおおせたことについてと、髭面があれをだましてやらせたていたことについてと、B52は悪魔の鳥であり、米国は報復の正当性の上限を既にオーバーしたことについて書こうかと思ったけれど、一言ずつで十分だなぁと思った。
(2001.12.21)-1
酒を飲むようになってから初めて、会合に出席して酒を飲まないということをする。死ぬほどつまらん。もう出ない。しかし、もっと酒が飲みたくなるかと思いきや、最初を我慢して上手に乗り遅れてしまえば、あとは冷めるばかりで。 ああ、でも一緒にいて楽しい人や楽な人とはやっぱり飲みたいなぁ。ニヤニヤしながらただ飲めるもんなぁ。酒飲みは酒飲みを嗅ぎ分けるのだ。いや、それでこないだも痛い目を見たのだった。うん、もう飲まないよ。飲みたいよ。
(2001.12.21)-2
アルゼンチンがデフォルトになりそうです。国として失敗するとああなる。ぼくのような失敗した人間は多くの成功している人間の集団の中にいるからこのようにのうのうと生きていられる。そういう幸せな環境に置かれたぼくは、ありがたく自身の後始末だけに専念させて頂く。 うまくゆけば多少ひかることもあるだろう。核廃棄物だってまだ力が残っていればひかるのである。ああ、ちょっとぶち上げすぎか。いやしかし、もうそのくらいしか残っていないのだ。
(2001.12.21)-3
ピエロは笑わない。笑わないから笑っている顔を描くのである。面白いことを知らないから、いろいろと芸を覚えて他人に見せ、試し、面白いことを知ろうとする。でも、それは方法として適切でないので、ずっとピエロは面白いとはなんなのかわからない。わからないからやっぱり毎日笑っている顔を描き続ける。 鏡の前で無表情の上に白と赤で単一の表情を描きこむ。そして一日を終え、それを落とすときの、そこにあるのは虚無であり、ピエロが得るのはそれである。
(2001.12.22)
なんだか最近ここの日付をよく間違えているようだ。履歴のほうへ移すときになってようやく気付く。今日明日明後日はちょっとここは手抜きします。ぼくはやっぱり勇気がなくてね。ここへはちょっと載せ難いんだよ。
(2001.12.23)-1
書けなーい。ここには何も書かないと思ったけれど、愚痴を書きたい。あー、書けない。
(2001.12.23)-2
規制はやはり厚く、3日がかりでも終わらぬものであるらしい。面倒だ。ああ面倒だ。副作用か、拒絶反応のようにやたらと眠くなる。ひとつ進めるための思考は全てかき混ぜられてうやむやになる。余計なことばかりに興味がゆく。ヒットチャートなどを無意味に調べる。受験勉強みたいである。よろしい。そうであればよい。しかし、いずれ進むのだ。だって、やめる気がこれっぽっちもない。
(2001.12.23)-3
例えば明日から学校へ行かなくていいのなら、もう暴れない。
(2001.12.23)-4
そんな感じ。意味わからんな。
(2001.12.23)-5
ちょっと乗ってきた。5000字あまりになる。数え数え書き進んでいる。そうでもしないと恥ずかしくて。
(2001.12.23)-6
あ、イテッ!いってぇ!いてえってばよ!イテテテテテテテテテテ。。。
(2001.12.24)-1
メリークリスマス。何やってんだ?俺は。
(2001.12.24)-2
9000。ここまで来たら誰かに読まさずにはおれまい。誰か読んでくれ。
(2001.12.24)-3
疲れた。
(2001.12.24)-4
7,8割方できたと思う。あとは一番面倒なチェックをして穴を潰していく作業と、ラストを書く作業が残っている。おそらく最終的には、12000字くらいになる。誰か読んでくれ。それなりに読めるはずだ。今までここで書いてきたものが読むに耐えるものであるならば。「初恋」という。
(2001.12.24)-5
とりあえず、書きあがる。既にくどいので、付け加えるのは止した。さて、どうしたもんか。
(2001.12.25)-1
一夜明けて、読み直す。さ、才能ねぇ。載せよう。「初恋」と言います。感想、批評、批判、お待ちしています。ほんと、何か、何かコメント付けてあげて。お願い。
(2001.12.25)-2
ポータブルMP3プレイヤーが素晴らしいスペックになってきているのを知る。なんだよ。もう18時間もつのかよ。はやいな。これはマジでヘッドホン一体型の購入を検討せねば(鼻息荒らし)。いや、でも、もう外で音楽聴かないんだよなぁ。部屋と会社で聴けばお腹一杯さぁ。うむむ。まぁ、いいや。ちょっと調べてみよう。
(2001.12.25)-3
なんだ。最新型だけじゃん。ヘッドフォン型はまだ一桁でした。しかし、そろそろチェックだな。これは。予想より一年くらい早いぞ。恐るべしIT革命。小型化と省電力の進歩はすさまじい。皆さんケツひっぱたかれているようですな。頑張れ松下。それより携帯新しくしろ。そろそろさすがにあいもでだろ。
(2001.12.25)-4
別に楽にはならなかったよ。ぼくはもっと何も考えないようになればいい。アルツハイマーにでもなればいいのに。あ!狂牛病か!いいねぇ。もっと、潜伏期間が短ければいいのにな。ちくしょう、せっかく3連休ぶっ潰したのにな。
(2001.12.25)-5
身体なんてなければいいのに。そして、渦を巻いて竜巻になる。一回光って散って、おしまい。
(2001.12.26)-1
あー、年賀状ね。もうこんな日になってしまったなぁ。いや、鉛筆はかいてあるから、あとは色付けするだけなんだけど、色付けの展望は全く無し。っていうか、indexを何とかまともなのにしようとか思ってたんだけどなぁ。やれやれ。ということで、手がきにしよう。もともとそんな枚数あるわけじゃないもんな。仕事が終わってしまったので、休みに入ってしまったことだし、明日からはがき買ってきてかこう。なんで、今年はシロクロ!よろしく。うまくいくかなぁ。実に不安だ。
(2001.12.26)-2
地面を這う重たい冷気の流れの上を軽やかに滑ってゆく。ぼくを追い越すとき、お先にと、手を挙げて挨拶してくれた。すぐに遠くなる。ぼくは小さくなってしまってから、笑って小さく頷いた。そして、ぼくはまだずっと歩いている。。。歩こうよ、ねぇ。。。。。歩こう。。。。。。。。
(2001.12.26)-3
ようやく電動消しゴムを使ってみる。もう一週間経ってるな。何してたんだっけ?まぁ、いいや。で、電動消しゴムなんですけど、これがひどい。詐欺だ。これで900yenはねぇだろう。使えなすぎる。あ、何?本気で使う気でいたのかって?あー、そうねー。ジョークよねーー。こんなの。。。。壁にぶつけていいですか?で、かくのも今日はだめだ。こんなの一番はじめにかくような日はもうだめな日。

(2001.12.26)-4
ねぇ、ねぇ、ねぇ。あのね。あのね。あのね。。。。うふふ。。。。。。。酒が飲みてぇ!
(2001.12.26)-5
あー、マジ飲みてぇ。乾杯してぇ。
(2001.12.27)-1
「人の目は前を見る為 日々生きる為ついているんだね」 from "Stay Gold"
(2001.12.27)-2
うーん、ベタですな。いただき。忘れた頃に今度は俺が言う。
(2001.12.27)-3
ちからが足りないので。そう、足りないので。ああ、でも、やっぱり楽になったみたいだよ。ばいばいばい。I'll never hope to kiss you. うむ、ベタですな。
(2001.12.27)-4
いつか、笑顔で会えるようになる。おぅ、それは実に当たり前のことなんだぜぇ。
(2001.12.27)-5
直接はとても言えないから、ここで。あなたの新しい生活がどうか無事に軌道に乗りますよう、いつまでも丁寧に生き続けることができますよう、お祈りしています。ほんとですよ。
(2001.12.27)-6
A4が小さくなってきた。次はなんだ?B4か。そんなコピー用紙って売ってるか?
(2001.12.28)-1
 ぼくはときどき答えを無くす。屈んで自転車に鍵を挿してから、身体を起こすと月が豚のように白く太っていた。陽は既に仕事を終えにかかっており、薄い雲の群れのエッジをくすんだ橙に汚している。浮かぶこともできずに地面にへばりついているあらゆるものは、力なげに灰色の顔をしている。皆、襟を立てて、お互いを見交わすことなく無言で固まっている。その間をすり抜けて流れる重たい空気は熱に飢えていて、ぬらぬらと身体中をくまなく撫でて、わずかなぼくの温度を貪る。手袋をはめてタバコを咥え、ぎこちなくライターを使った。小さな煙は、何も無いおかげで透明な空に散る。灰もまた、散り散りにアスファルトの中に舞って落ちゆく。道路はパリパリに乾いて、ひび割れた傷口を晒したまま横たわっている。脇の植え込みからは不規則に芽が吹いて、黄緑の若葉を護る事もせずに宙に浮かせている。
 人々は皆、なぜか笑っていた。みんなぼくの知らない人だ。すれ違いながら、そのために護っているものと、それが護っているものについて考えた。彼らの持っている当たり前の幸せというやつのために払っている犠牲について考えた。その向こうに多くの人々の影が見える気がした。テーブルにはシチュー、ちゃぶ台には風鍋が湯気を立てている。それも見えるような気がした。そこには常に笑顔がある。伸びて繋がる絆がある。「ご覧のように、通りは幸せで満たされています。」誰か、そうぼくにきちんと言ってくれ。ぼくの温度は洩れて奪われていく。冷たい左手でそれを覆った。マフラーは役に立たない。そういえばぼくは答えを捜していたのだった。
 23歳になった。もう時間が無い。
(2001.12.28)-2
ちょっと気が早いですが、index2002年版です。って、別にわかんないですけど。更に、別に進歩してるようなものでもないんですけど。
(2001.12.28)-3
もうネタ尽きてますね。なんだ、これっぽっちか。さすがペラペラ人生だけのことはある。ってな。あとはこれだけをいろいろと組替えて何とかしていくわけだ。さて、行けるかな?ぼくは行けるかな?ほんと、もうあまり時間もないよ。ぼひぼひタバコ吸ってる場合じゃないのかもよ。
(2001.12.28)-4
一月。
 21世紀ってやつは別に甘くも辛くもなくやってきた。そうだ、まだぼくは学生だった。ちょっとオーバーに言えば、真剣に時間の無駄使いをしていた。3日くらいを一単位にしてその中で2回寝るというようなひどい生活をしていた。いや、忙しくてそういうことをしていたんじゃなくて、2日分を一度に寝ていたのさ。その始めにはこんなことを書いていた。

 新世紀だとは言ってみても、ぼくらは前世紀のぼくらの、そのままで。その始まりをチョピっと祝ってお休みをしてから、ぼくらはまたそれぞれに、ぼくはやっぱりぼくだから、と言って同じように歩き始める。目指すものへの距離はそのままなのだから。それを目指すこのこころが変わるわけでもないのだから。

 ぼくはまだ学生だった。最高の贅沢とは時間の浪費に他ならないと思わないかい。
(2001.12.28)-5
二月。
 卒論を書き始める。真面目に仕事をしてみる。それは予行練習のようなつもりだった。そして、実際そうだった。枚数だけ多くて大した中身がないものができ上がった。恥ずかしいものだ。それを終えたら不安にかられ始めた。
(2001.12.28)-6
三月。
 オニツカチヒロの不安とぼくの不安とアルコールがグチャグチャに混じって、何か力のようなものが出てくる。最初はただ驚いた。意味がわからず、怖かった。しばらくしてあれはそのようなものではなかったのだろうか、と考えるようになった。
 そして引っ越す。一人暮らしでいろいろと試してみる。それはそれなりに面白かった。
(2001.12.28)-7
四月。
 執行猶予終わり。刑は執行された。ぼくは放り出されて、週に5日、1日あたり7時間半も働かねばならなくなった。
 あの子がいた。
(2001.12.28)-8
五月。
 何もない。続いていく日々が気に入らなかった。
(2001.12.28)-9
六月。
 死に損なう。目が覚めなければ良かったのに、と思った。75度を呷ったのである。
(2001.12.28)-10
七月。
 何もなし。会社で遊んでいた。
(2001.12.28)-11
八月。
 初めて海外へ行く。別になんにもない。虹を見て、ティーカップを買って帰ってきた。ああ、そういえば、それからそこで、ぼくは飛びたいのだと知った。
 ティーカップが安かった理由を最近ようやく知った。カップの底の模様の位置が、カップの中心とずれている。できそこない。そう、あれはぼくのカップだよ。
 またネットを始める。
(2001.12.28)-12
九月。
 あれが起きる。大げさに言ってしまおう。ぼくはそれによって覚醒した。それに伴い、従来のここの形式の容量が不満になる。
(2001.12.28)-13
十月。
 不遜なお願いをしてここの形式の使用権を手に入れる。書くことにおける言葉の使用の規制を撤廃する。思うままに書くことにする。ここはとてもよい。本当によい。
(2001.12.28)-14
十一月。
 ふられる。詳しくは「初恋」参照。
(2001.12.28)-15
十二月。
 酒を止める。少し荒れているか。いや、それまでが救われていただけだ。止まっている。23になる。
(2001.12.28)-16
誕生日。めでたい。。。。そうだな、ぼくは本当におめでたい男だ。
(2001.12.29)-1
手順を踏む必要があるのだから、単純にその手順を細かく取り決めればよい。
(2001.12.29)-2
年賀状を書く。疲れた。やれやれ。フルシャーペンで御座る。っていうか、年賀状っていい紙使ってんな。適度な厚さだし。すげーかきやすい。さすが一枚50円。300枚で、500円くらいの紙とはわけが違う。いい紙欲しいなぁ。くしゃくしゃしても惜しくないくらいの値段でさ。
(2001.12.29)-3
eをまじめにリストにしました。過去のindexも追加。んと、色つけなくていいのなら、あと、いくつか載せてもいいようなものがあるけど、まぁ、いいか、そんなことは。アイデアが使い古しなものなのはご勘弁を。
(2001.12.29)-4
明日実家帰ります。よって、今日が年内最後の更新となります。4ヶ月ちょっとですが、見てくれている方、あらためて感謝。最近特にひどいのにねぇ。ほんと感謝。そして何よりも、ここをくれたh2oさん(さん付けはどうなんでしたっけ?)有り難う。ぼくはおかげで始めることができた。感謝してもしきれない。
(2001.12.29)-5
この小さな花に名前をあげましょう。だって、ここはこのテントウムシさんの立派なおうちなのですから。毎日お日さまの光を受けて、育っているのですから。私が見ています。ですから、私が名前をあげましょう。他の誰よりも私が一番相応しい名前を付けてあげることができる。2つの花と3つの蕾。乾いてひび割れた地面にひとつ咲いている、細い茎の、黄ばんだ葉の、この花に私は名前をあげましょう。そう、誰かが言った。命は平等だと。私はそれを体現するわ。一番良い名前をあげる。私の一番素晴らしい心とありったけの知恵を使って見つけてあげるわ。そう、誰かが、高慢でヒステリックな顔をして言っていた。命は平等だと。私には名前があるわ。だから、私はあなたに名前を。私の全てを使って名前を。例え、明日枯れるとしても。明日誰かに踏みにじられるとしても。明日私がどうかしてしまって、あなたを手折るとしても。あなたに名前をあげる。
(2001.12.29)-6
よし、次はこの話を書こう。実家でうじうじ考えてこよう。さて、うまく行くかな。


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