2年ぶりの再会・・


2000年9月16日(土)Edinburghからローカル列車(電車ではない。イギリスはほとんどヂィーゼル、)に乗りMusselburgh(マセバラ)へ。駅といっても、駅舎はなく、駅前は原っぱ。駅から15分ほど歩いてゴルフ場へ。18番ホールのを見下ろす位置にベンチがあり、腰をかけてPeterを待っていると顔見知りが続々と上がってくる。Stewart、Colin、John、Matt、などなど。言葉を交わすと、今日はクラブ競技で、グロスで6アンダーが出たそうな。プロ並みの腕だ。やがてPeterがバギーに乗ってやって来る。遠くから見ると芝刈りの車のように見える。手を振るとバギーから頭を振る。

クラブハウスに入り早速ギネスで乾杯。私の名前を覚えていてくれて声を掛けてくれる。これだからまた来たくなるわけだ。

Musselburgh Golf Club の1993年以来のお友達。


 Jacqulineの家に行き、そこでディナー。お土産に持っていった八つ橋を食べたらみんな妙な顔をしていたが、口に合わないようだ。せんべいは喜ばれた。息子の話になって、「3年前はそのイスに眠そうに座ってこんなに小さかったのに、メールで見た写真ではとても大きくなってびっくりした。」と言う.。

 17日(日)8時半ころ起床。Peterは4時までオリンピックを見ていたというが、私は長旅で疲れていたのでぐっすり寝かせてもらった。11時半ころ、Peterの兄、姉二人が訪ねてきて歓談。8人兄弟。お姐さんは、金さん銀さんに似ているような気がする。

後ろに飾ってあるのはかつてお土産に持っていった私の絵(油彩8号)



   バスでEdinburghへ。Old Cemeteryを訪ね、お墓参りをする。カルトン・ヒルへ登ってアーサーズ・シート(アーサー王の椅子)をスケッチ。 駅上のインフォメーション・センターの石碑の前でWilliamを待つ。 大きくなった。そしてたくましくなった。2年前は15,6の少年に見えたのに。175センチはありそうだ。当然私より大きい。2年の間に抜かされてしまった。年齢を聞くと17歳。17で10ヶ月の女の子がいるとは驚き。 「2年前にマセバラの駅で一緒にいた友達は元気か?」と聞くと、あれ以来会っていないと言う。以前に比べるとやんちゃさが消えて少しナーバスになったようだ。 「ビールでも?」と誘うと、ボクシングをやっているので酒は飲まない、タバコも吸わないと言う。2年の間に随分変わったものだ。 2年後の再会を約して分かれる。

Edinburgh市内 ケーナを手に Old Cemetery


UK2000シリーズ続く

 


トップ