2005年11月26日〜27日まで上越・北陸に行って来ました。良くある関西系旅行会社の廉価ツアーなので、ホテルや食事はショボいし、バスで移動だらけでしたが、なかなか楽しめました。前回の大阪USJ編を案内してくれたタビーver2.1が大怪我を負ってしまったので、落下に強い体に肉体改造した、タビーver4.0→がとんでもなくブサイクだったので、急遽←タビー即席版(ver3.1)が今回の旅を案内してくれます。2005/11/24発生。
〔2005/11/26 AM6:52〕東京駅から新幹線で出発。
団体旅行は極力安価にするせいか、早朝6:52発の新幹線だったので、4:30起きじゃった。しかも朝メシ抜きだから駅で購入しようと思ったのに店開いてねーし…。写真はホームで急遽買ったサンドイッチ。
そしてバス移動が多いので、トイレが近いわしは、コーヒー断ち開始。
8:34着。長野県の上田駅で観光バスに乗り換え、3時間位かけて岐阜県飛騨高山へ。飛騨高山って何があるの?と思っていたら高山陣屋とかいう古い町並みらしい。土曜日だったので結構人手があったし、集合時間までに昼食も採らないといけないので、パタパタ見回ったが、みたらし団子(70円)や飛騨牛の牛トロにぎり(500円)もしっかり食べた。牛トロは超美味!だったので、味をしめてランチは飛騨牛ラーメン(1500円)とやらを食べた。イキナリがっついてしまったので写真を撮るのを忘れたが、麺は細めでアッサリ系でそこに飛騨牛スライスがののんと乗ってた。スープに沈むのでちょっと火が入りすぎて固めだったが中々じゃった。
バスに戻りしなに変わったお菓子を発見。一見キューブ状の卵焼きで、おばさんがその場で焼いていた。1個100円ってコトだったので、味見に買ったら激ウマ!卵白を泡立てたメレンゲに寒天・蜜などを入れてムースみたくしたものに黄身でコーティングして焼き目をつけたおわら玉天という和菓子だった。喜んで購入したが、実は富山銘菓だった。まいっか。
昼過ぎには再びバスに乗り、2時間位かけて今度は白川郷の合掌造りの集落へ。集落を歩いていたら用水路にニジマスが居た。普通は鯉とかなのに。鯉も居たけど、ニジマスは各家で飼ってて食べるんだろうなぁ。スゲイ。
ほんで重要文化財の和田家(300円)に入ってみた。中2階のある3階建てで2階の屋根がこんなカンジ。広い。
日暮れ前に出発し、やはり2時間位かけて石川県の粟津温泉へ。ホテルは並。竹レベル。18時頃着いたのだが、イキナリ温泉へ。脱衣所には人が結構居て、2箇所のお風呂に入れるが小さいほうに入ってみたら人が居なくて貸切状態。ラッキーしかし、顔を洗う頃には独りっきりになり、ちょっと怖かった。
部屋に戻ると食事が既にセッティングされてた。安ツアーなのでこんなモンです。料理は味が濃くてイマイチ。デザートもなかったし。普通フルーツとか付くんじゃないかなぁ。ホテルは売店が小さくて飲み物なんかは自動販売機しかなくて(割高だし)センベエ布団で体が痛かった。暖房も弱なのに暑くて、疲れてるのにあんまり寝れなかった。
まぁバスで移動中は必ず寝てたし、いつも寝付き悪いのよね。
〔2005/11/26 AM5:30〕朝からカミナリと雨
寝たり起きたりで、結局カミナリの音で起こされ、お風呂に入りに行った。脱衣所に2人居たが、昨夜入ってない大きいお風呂の方に行ったら又も誰も居なかった。悠々ゆったり入れたがやっぱ洗顔中が怖いんだよなぁ。
部屋に戻ってちょっと仮眠した後、朝食へ。朝食は本物の温泉卵や湯豆腐、何故かイカ刺しがあったが、まぁまぁだった。
ホテルを出発すると九谷焼きの店に寄ってから、福井県東尋坊へ。カミナリは少なくなったが、雨は振ったり止んだり。東尋坊に着く頃には又雨が降り始めた。
雨であまり堪能できなかった東尋坊を後にし、再び石川県に戻った。
ひがし茶屋街とやらの古い町並みの一角に連れてこられたが、コースの一部とは云え、もうどうしたら良いか分からず、適当に店に入って何も買わず早々にバス付近に戻った。ツアーって時間ないから難しいよなー。
兼六園の近くでオプションのランチ(1100円)。味噌汁には子持ちの甘エビがたくさん入ってて、これは結構美味かった。食事の後、土産を購入したら割引券をもらえたので、マロンのソフトクリームを食べた。雨の11月下旬だっつーのに。マロンってのは案外なかったんじゃないかなぁ?知らんだけかな。ゴマとかラズベリーとかは良くあるけど。
腹も膨れたトコロで兼六園へ。紅葉がところどころにあって良かったが、年配の方々が大勢居た。途中スコールのように雨が降ったりしたし、広くて迷路みたいだし、旅行も終盤でヘロヘロで優雅には楽しめなかった。実際、出口が七つもあるらしく、入ったトコロを間違えて慌てふためいてしまった。集合時間に遅れると非難ごうごうだからねー。
あとは金箔工芸館に寄ったりして金箔を肌に摩り込んでみたりしてから、上田駅までひたすらバス移動。途中何回かインターで止まって4時間弱かかったか。
長野県上田駅発の新幹線まで1時間ちょっと時間があったので、その間晩御飯を食べる事に。入ったのは駅出てすぐ横の武士(もののふ)ラーメン。男性客が多いカンジだったが、面白そうなので入ってみた。
頼んだのはアッサリ系の白醤油ラーメン幸村ラーメンとおススメという武士ギョーザ、謙信チャーハン。いづれも600円位で安価。チャーハンなんかはスープの他に漬物、サラダもついててナイス。ラーメンは魚系の出汁で、ギョーザは何か覚えのある味のものが入ってたが思い出せず、チャーハンはダークな色合いの割りに濃すぎず、いづれもソコソコ美味かった。
――― 上越・北陸の旅。総評 ―――
値段はもちょっと張っても良いホテルでバス移動の少ないツアーがよろしいな。
早朝6時台発、深夜22時着もキツイっす。