アイルランド編

2001年1月4日〜13日までアイルランドに行って来ました。
当初、アイルランドは真冬なので行き倒れてしまうであろうと予想してましたが、実際のところは日本より暖かかった…。
〔2001/01/04〕ダブリンに着いたよ。
Saddlers Inn Photo by Ei KLMで成田から30分遅れで出発。でもシベリア付近の向かい風が弱い為、定刻通り到着。映画は「パーフェクトストーム」と「コヨーテアグリー」どっちもなんだかなーって感じ。 特に「コヨーテアグリー」はパイパー・ペラーボのアイドル映画でえっ。
オランダで乗り換え(アイルランド航空は空港の端から端まで歩くので乗り継ぎ時間は殆ど無い。)ダブリン着。1番乗り場のバスでヒューストン駅へ。(IR£3.5)渋滞してて40分位で到着。予約してあった「Saddlers Inn」を探すが見つからず、通りすがりのにーちゃんに聞くと親切に教えてくれた。先に去った後も戻ってきて「あっちの方だー」と合図してくれた。なんてイイヤツだ。ありがとう気のイイにーちゃん。ホテルは湯船がついててキレイでかわいく、天窓もついてた。 事件1 事件2

〔2001/01/05〕ダブリンからキラーニーへ。
Murphys Photo by EiRoss Castleいきなりの 事件3発生後、8:30発のキラーニー行きの電車に。(往復IR£34)アイルランド初のアイリッシュブレックファストは時間がない為、断念。ううっ 電車の中はキレイでテーブルなんかあっちゃったりして快適。あちこちから携帯の着信音が鳴り響く。車内で禁止してないようだ。
St.Mary Cathedral12:15キラーニー着。やたら若いあんちゃんがレセプションにいた写真右のB&Bに決める。やっぱりキレイでかわいく、ドライヤーも付いてた。(一泊一人IR£25)
町は雰囲気が良く、立ち寄った町の中では一番良い!お昼はギネスビールとアイリッシュシチューを頼んだが、アイリッシュシチューはあんまり美味しくなかった。(IR£7.4)
St.Mary教会を見物した後、キラーニー国立公園へ。公園はやたらと広く、犬が綱なしでうじゃうじゃ散歩していた。馬車があるので、道は馬糞だらけ。1時間以上かかってようやくロス城にたどり着いたが、冬季の為閉鎖されていた。ので外観の写真をどうぞ。→
夜は雰囲気の良さそうなPUBに入ったりした。店は軒並み5時くらいから閉まり始め、6時にはPUBとレストランとコンビニしか空いてない状態に。
〔2001/01/06〕日帰りディングル半島。
Dingle Peninsulaこの旅始まって初のアイリッシュブレックファストを堪能し、キラーニー駅の裏手にあるバスステーションから、10:00発〜10:35着トラーリー11:10発〜12:25着ディングルとバスを乗り継いで到着。(往復IR£10.5)
町はやっつけの観光地だったがオフシーズンのせいか閑静な港町って感じ。ガララス礼拝堂に行く為、Rent A Bike(IR£5)でチャリを借りて快調に出発。だが、行けども行けども田舎道…。しかも坂。標識もなく、引き返し違う道を行ったが、結局たどり着けず。車で行くトコなのね…。
へとへとになったので、町をぶらつき、クレープ食べてバスでキラーニーに戻る。夕食はキラーニーのレストランで適当に頼んだら、鍋いっぱいのムール貝。ホントに鍋に入って出てきやがった。味はまぁまぁ。(IR£19)
〔2001/01/07〕キラーニーからゴルウェイへ。
Galwayまたも朝飯抜きで、9:00発〜11:10着リムリック11:35発〜13:35着ゴルウェイとバスを乗り継いで到着。駅から遠距離にしかB&Bが無く、駅から近いホテルだと高いので、ユースホステルに宿を決める。4人部屋で、2段ベットが2つあってバストイレ付。(一人一泊IR£12)
BARで遅い昼食。白身魚のフライ(これはどこにでも必ずあったなー)を食べた。アイリッシュコーヒーも飲んだ。ウィスキーが効いてたが美味。ベイリーズコーヒーってのもあって、こっちのが飲みやすかった。(IR£8.1)繁華街をぶらついて、面白そうなBARでカフェラテを飲んだ。駅近くの繁華街の中にユースがあったのだが、町は真夜中までうるさかった。新宿みたいな感じ。だからB&Bは駅から遠距離にあったのね。 事件4


〔2001/01/08〕日帰りイニシュモア島。
朝食は共同キッチンでトーストとジュースとインスタントコーヒーなどを勝手に食えっていうやつで、質素に朝食終了。バス乗り場を探して右往左往しつつ、チケットを急いで購入し、バスフェリーを乗り継ぎ、イニシュモア島へ。(バス・フェリー往復IR20)片道2時間位。
Inishmore Island バスツアーが満席で後便は20分ほど待つってことで、凝りもせずRent A Bike(IR£5)でチャリを借り、ドンエンガスを目指し出発。しかしまたも坂。行けども行けども石垣…。ツアーバスや車が追い越し、通り過ぎ、道はあっていると確信するも、たどり着かず。途中廃墟が高台にあり、高い所に行けば行く手を確認できるかと立ち寄ったが、その坂も物凄く急でしかも結構遠かった。結局なんも確認できず。
ヘロヘロになりながらドンエンガスの案内所に到着。(入場料IR£1)チャリは禁止なので歩いて入るが、崖まではまたメチャ遠い!ヘバった体にはしんどすぎる。Du'n Aonghasa崖はちょうど誰も居なくて貸切状態だった。存分に恐怖感を味わって、チャリで港まで戻る。下り坂が多かったので行きの半分の時間で到着。「フィッシャーマン」とかいうシーフードレストランでパン付のアサリと鮭入りスープを食べる。味は普通。アイリッシュコーヒーも飲んだが微妙に味が違って良かった。(IR£8)
アランセーターも土産物として売ってたがやたら高かったので購入せず。(日本円で1万円越す)バス・フェリーを乗り継ぎ、ゴルウェイに戻り、PUBでギネスビール飲んで、ファミレスのようなシーフードレストランで夕食をとり(IR£7.5)、ユースに帰る。


〔2001/01/10〕近郊観光(ギネスビール工場、トリニティカレッジ)。
Dublinフルアイリッシュブレックファスト(味はイマイチ)を食べて、123番バスでギネスのビール工場へ。バスは次の停車地とかの案内が全くないので、どこで降りるか分からず、早めに降りてしまった。途中に面白いお肉屋さんがあった。←写真
ギネスビール工場は近代的で多目的スペースなんかもあった。(入場料IR£9)入場料は高いが、ギネスビール一杯と、昔のギネスビールが入った変な文鎮?みたいなもんが付いていた。その近辺に骨董品屋が多くある通りがあるので、そこへ向かう。通りは閑散として寂れた感じで、でも高級そうな家具や美術品を取り扱ってる店ばかりで、雨も降ってきたし一周して立ち去った。
雨にあられも混じってきて、クライストチャーチに逃げ込む。(見学料IR£2)日本語のパンフレットもあり、怪しげな(実際は怪しくない)地下室があったり、猫と鼠のミイラがあったり、なかなか楽しめた。クリスマスの飾りつけもキリスト生誕の場面の動く人形があったりして。
Trinity LibraryTrinity Libraryダブリン城に行くがツアーまで時間があったので断念。PUBでパンとスープ(量的にも味的にもこれが無難)の昼食をとり(IR£4)トリニティカレッジのオールドライブリーへ。(入場料IR£4.5)ここも日本語のパンフがあった。ビデオとカメラ禁止だったので(いーじゃんビデオくらい)写真はパンフと絵葉書から。最初にケルトの書の展示場があって、書の再現ビデオなんか思わず見入ってしまった。図書館は古ソーな本がどーっとあって、細長い。これで両サイドも奥行きが深かったら夢にみそうな感じ。2階へは繊細な螺旋階段で登るようになってたが勿論進入禁止。お土産も充実してたし、大学に入れたりするので、ここはオススメ。
お茶をして、(ケーキは美味しい甘い物はハズレがない。)(IR£3.6)アイリッシュドレスデンをお土産に購入し、コンビニで夜食を買ってB&Bの部屋で食べた。 事件5


〔2001/01/11〕近郊観光(キルメイナム刑務所)。
Dublin 78Aのバスでキルメイナム刑務所へ。やっぱり降りる場所が分からず、通り過ぎたようでバスで引き返す。(3日間バス乗り放題のランブラーチケットを購入てたのでIR£6.5)キルメイナム刑務所の横に謎の建物→があった。刑務所内はツアーで見学するので(見学料IR£3.5)待つ間ミュージアムを見学。
ツアーは学生か研究員みたいなにーちゃんが早口の英語で説明してたが、まったくわけがわかりません!刑務所内は味があり、映画なんかもあった。石造りのせいかひたすら寒く、厳しい獄中生活が多少なりとも実感できた。政治犯が多かったので、なんかやるせなかった。
バスでテンプルバー周辺に行き、アイルランド料理に飽きが来てたので「WAGAMAMA」というヌードルバーで昼食(IR£8.88)店内は社員食堂みたいで混んでた。チャーハンを食べたが、どんぶりに入ってて具もヘンだった。味は普通。デパートのフードコートでクレープ食べたり、ショッピングモールなどへ。
日本の麹町にあるアイルランド政府観光局でキュートでキッチュなアイルランドのお城のポスターを見かけて、絶対買って帰る。と思ってたのに、全く見つからず、ようやくとある本屋で見つけたものの、柱に貼り付けた見本のみで売り切れており、それでもいいからくれと交渉したが断られ、明日早朝に帰路につくのであきらめた。意気消沈してテンプルバー付近でPUBを見繕っている時、小さな土産物屋を覗くとポスターらしきものがあったので、連れを残して中に入ると、あったー!アーリーアイルランドのポスター!店のおばちゃんも「ラブリーポスター」と言ってた。ホントにラブリー生演奏をやってるその名も「テンプルバー」でキルケニーを飲んで、ワッフルをお持ち帰りし、ウキウキしながら最終日は終了。
〔2001/01/12〜13〕ダブリンから成田へ。
3日間バス乗り放題のランブラーチケットで空港まで25分。空港のレストランで止めのアイリッシュブレックファストを食べて、免税店でIR£を極力遣い切るため、ペンダントを購入。店のねーちゃんもラブリーと言ってた。
KLMでの席は扉の前で快適だったが、皆がたむろしてうるさかった。隙間風も入るし。映画は「リプレイスメンツ」と「ナッティプロフェッサー2」両方とも並だった。

――― アイルランドの旅。総評 ―――  合言葉はラブリー

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